南の島の、楽しくオシャレな旅人宿

宮古空港から車で15分。美しいコーラルブルーの海の上を真っ直ぐに抜ける来間大橋を渡った先の小さな島、来間島。

島の集落に入り、真っ直ぐ進むとすぐ右手に見える小さな【HOTEL HIBISCUS】の看板が目印。古民家を使用したホステル(日本だとゲストハウスと呼ばれる)スタイルのお宿です。

(※ちなみに駐車場はお宿を過ぎて一つ目の角を左折し、その先の一つ目の道の左角にある空き地になります。車で初めて行かれると駐車場の場所がわかりづらいと思いますので、参考までに。徒歩数十秒の所ですよ！)

古民家の外見とは裏腹に、中はオーナーこだわりの南国＆ワールドカラーに溢れる、細部までオシャレで楽しい作り。掃除も行き届いており清潔感も文句無し！ただしお風呂はシャワーのみ。沖縄の民家では(世界のホステルでも)よく見られるスタイルですね。

ドミと個室の両方があり、カップルさんやゆっくり過ごされたい方には個室を、旅先での出逢いと触れ合いを楽しみたい方にはドミをオススメします。

ホステルとしての性質上、そして明るいオーナーさんの性格上（笑）、ゲスト同士の交流をとても大切にされており、色々な方との触れ合いを求めるには絶好のお宿！オーナーさんこだわりの夕食(要予約)でゲスト同士テーブルを囲み乾杯すれば昨日まで知らなかった誰かが、自分の人生に大きく関わる貴重な出逢いとなるかも。こういうお宿の醍醐味ですね！

一方で一人で静かにゆっくり過ごししたい方やお子様連れの場合、周りのペースに合わせられず、『騒がしい』と感じたりするかもです。そもそも他人と生活スペースを共有するホステルに、ホテルのような環境を求めるのは違うと思いますし、建物も古民家を使用しているので部屋の外の声も多少は聞こえますしね。

ちなみに私がお邪魔した時には夕食後の飲みでも周囲の迷惑にならない時間で切り上げるようにしておられ、他の方のご意見にあるようなご近所からの苦情等もありませんでしたので、タイミングもあったのだろうと思います。それでも集落にありますので、騒ぎ過ぎには要注意。（笑）

いずれにしても昼は静かな島風に吹かれてハンモックでうたた寝をしたり、島を知り尽くしたオーナーさんのガイドで秘密のシュノーケリングスポットを案内してもらって圧倒的なリーフと海ガメとの出逢いに感動し、美味しいお店を紹介してもらってランチを食べ、夜は宿の仲間達と歌って飲んで、町の沖縄民謡酒場で踊って飲んで…

妻と一緒に三度目の沖縄・宮古島を楽しみ尽くさせて頂きました。

最後に、私自身も国内外の色んな宿をあちこち巡ってきましたが、ホステルとしての質、オーナーさんの暖かく明るい人間性共に最高に近いお宿だと思います。

普通のホテルでは味わえない人との触れ合いを求めて、あるいは友人・恋人同士の絆を深める場所として、ここは素晴らしい経験に溢れる場所だと思います。オススメ！

クチコミ投稿日：2014/10/13