コンセプトが素晴らしい

ここに泊まりたいために、北海道旅行を決めた位、期待大の旅館でした。まず、驚いたのがエントランス、ここ入り口？って感じ、どう見ても駐車場にしか見えないところに、エントランスがあり、車を降りたら、すぐ案内の方が現れました。そこからが、驚きの連続、エントランスを入っていくと、そこは異空間！まず美しいオブジェが目に飛び込んできて、少し歩くと、スタイリッシュなフロント、丁寧な案内があり、いよいよお部屋へ。大型ホテルを改装して、ワンフロアに４部屋のみ、すべて角部屋でスイートルームのみ、だけあって、広く、快適な空間が広がっています。アニメティもいちいちコンセプトが感じられ、コーヒーは、手引きのミルまで完備で、優雅なお茶も楽しめます。角部屋なので角には、半露店風の大きなお風呂、源泉かけ流しのミルク色の濁り湯、もったいない位の湯量で終日入れます。大浴場も半地下で素晴らしいのですが、お部屋のお風呂の快適さは、特筆もの。つかず離れずの接客も見事で、ﾁｪｯｸｲﾝからﾁｪｯｸｱｳﾄまで、非日常を楽しめます。残念なのが、お食事、あまりに拘りすぎて、素材の味を感じられないものが多く、少し引きました。食事がネックで次回はないなって感じです。（おおいしくないわけじゃないんです。このお食事が目当ての方もいるかも知れません。私たちには合わなかったのかもしれません。）

クチコミ投稿日：2014/02/09