台北からシャルルドゴールまで、BR87便Cクラス利用です

成田からの乗り継ぎで、定刻10分前にあわただしく搭乗。Cクラスに日本人は私たち夫婦と若い女性二人組のみで、欧米人もわずかでしたが、Cクラスはほぼ満席でした。パリ便はKittyフライトで、機材もKittyのHand in Hand塗装、至るところにkittyのイラストが入り、トイレットペーパーまでKittyのプリント入りです。定刻にドアクローズ、CDGまでの往路は風向によって南回りと北回りがあり、この日は福岡沖まで北上し、北回りで13時間30分のロングフライトです。ウエルカムドリンクのお通しは、なんとミックスおかきで、Fクラスのように陶器の器に入れ、温めて出されます。ウエルカムドリンクを出しながら、食事や最初の飲み物のリクエストをとっていきます。私達はネットで予約していたメニューの確認と、もちろん「クリュッグ」をオーダー。BRは7月からニューヨーク、ヒューストン、パリ便のみシャンパーニュをドンペリニヨンからクリュッグへ変更。Fクラスでもクリュッグを提供しているのはANAとシンガポール航空、あとは中東系くらいかな。大量生産のドンペリニヨンと違い、仕入れ値は非常に高いそうで、クリュッグを出すCクラスなんて聞いたことありません！その後、スリーピングウエアと、アメニティセットが配られます。アメニティセットのケースは、ルフトハンザのFクラスで使用しているRIMOWAのポーチに、タイの自然派化粧品メーカーHARNNのスキンクリームとリップクリーム。クリームは試供品サイズではなく、市販サイズの分量でびっくり！BRの長距離便ではスリーピングウエアのサービスがあるのを知っていたので、いつもなら機内に持ち込むスウェットパンツを持参しなくてよく、助かりました。離陸後20分程過ぎ、ベルトサインが消えたところで今日2度目の機内での夕食がスタート。配膳はワゴンを使用せず、トレイで一人一人にサーヴするスタイルです。前菜は、フォアグラのテリーヌですが、何とKittyちゃんの型押し！濃厚さを抑えた美味しいフォアグラをクリュッグで楽しむなんて、Cと思えない贅沢さです。メインは、深夜ということもあり肉を避け、シーフードの白ワインソテーを事前予約、上品なイタリアンで白身魚やエビも大変美味でした。サプライズは、バターがフランス最高級品の「エシレ」。バター大好きの妻は、バターにパンをつけて？食べていました。食後のデザートは、フルーツに続き台北の有名ケーキ店のオリジナルケーキですが、生クリームがカチカチに凍ったような食感で？？、後は味も食材も、サービスも最高でした。食事が終わったら、熟睡モードに突入。深夜にスナックサービスもあり、インスタントラーメンの香りもしていましたが、ひたすら寝ていました。逆ヘリンボーンシートは、足元が狭くなっているのが欠点なくらいで、横幅も十分広く、寝心地も良好でした。元祖ヘリンボーン、スタッガードタイプのシートも経験していますが、現時点ではこのシートが最良と感じました。ただ、他の機種のシートでも経験していますが、エアバッグ内蔵のシートベルト、あの重さはどうにかならないんでしょうかね。朝食もボリュームがあり、しっかり食べてこれから始まるアルザス観光に備えました。CDGには20分程度早着。CDGではCクラス以上はプライオリティレーン（Acces No1）を利用できますが、バーコードセンサーにかざすチケットは、L1ドアを出たところで現地係員が配付しています。プライオリティレーンが無かった頃は、入国審査に長時間並ぶことがありましたが、今回はとてもスムーズに入国審査を完了しました。
CDG便は深夜フライトで時間ロスも時差ぼけもなく、サービスは最高。BR利用でのヨーロッパ入り、非常に気に入りました。次回の欧州旅行でも利用を考えています。