日本の航空会社のサービスはやはりいいですよ（機内サービスという意味ではありません。トラブル対応。）

　２０１３年1月にフランクフルトから羽田の帰りに利用しました。と、いうかスターアライアンスのポイントをためているのでＡＮＡはしょっちゅう乗っています。（今回は無料航空券でいったため価格は燃油代の見込みみの価格となっています。）
　機内サービスはもちろんいいです。飲み物も充実しているし、映画などのエンターテイメントなども充実しています。日本人としては安心できるでしょう。
　1月にフランクフルトから乗った機体はうわさのボーイング787でした。私が搭乗した時は機体の故障が発覚する直前だったので、何の不安もなく、とても快適でした。座席をリクライニングしても背もたれが後ろにいくのではなく、座席のほうが前に移動するので後ろの方にも迷惑をかけることはありません。ウィンドーもボタンで暗くなったり、明るくなったり、その時はボーイング７８７の存在すら知らなかったのでとても驚きました。早く原因を解消し再度運行することを願っています。

　余談ですが．．．サービスについて私が一番感動したのは機内のサービスではなく、トラブル対応です。何年か前ですがスペインマドリッドからロンドンヒースローに乗り継ぎ成田までＡＮＡを利用したのですが、スペインの空港でストが発生し、そのため飛行機の発着が遅れてしまいました。乗り継ぎのヒースローで再度ＡＮＡのチェックインが必要だったのですが、空港に到着した時は乗り継ぎ時間ぎりぎり。しかもＡＮＡは別のターミナルだったので、広いヒースロー空港を猛ダッシュしてなんとか目的のターミナルに到着しましたが、既に国際線チェックイン時間の30分をきってしまいました。搭乗は半分あきらめていたのですが、ターミナルの入り口でＡＮＡの現地係員が私を待っていてくれて、その係員が私を確認すると、私を導きながら（走りながら）無線電話でチェックインをし、なんとかＡＮＡの機体に乗り込むことができました。荷物だけは間に合いませんでしたが、これも日本到着後滞りなく手続きをしてくれて、ＡＮＡの責任ではないのですが、無料で翌日か翌々日には札幌の自宅まで届けてくれました。こういったサービスは海外ではあまりないですよね。すごく感動しました。これはＡＮＡに限ったことではありませんでした。この時マドリッドからロンドンまではイベリア航空をＡＮＡを通して予約していたのですが、マドリッドの空港のストでチェックインカウンターがめちゃめちゃ並んでいた時に、現地のＪＡＬの係員が並んでいる私を見つけて「日本人の方ですよね？このまま並んでいてはチェックインに遅れるのでこちらにどうぞ。」と言って、代わりにチェックインしてくれました。ＪＡＬは全く関係なかったのですが、感動しました。こういった場合、海外の航空会社ではあまり面倒をみてくれないですよね。この時の件でＡＮＡ，ＪＡＬ両航空会社のサービスには感動しました。それに比べてイベリア航空では．．．乗り込んだ時に乗務員にヒースローで乗り継ぎをしなければならないが時間がぎりぎりだ、という話をすると「運が良ければ間に合うが、運が悪ければ間に合わない。」と言われただけでした。私はせめてＡＮＡのチェックインカウンターに連絡してくれないかなぁ～と淡い期待を抱いていたのですが、やはりそんな事を期待した自分がアホでした。
　ということで特に国際線で、海外の航空会社と日本の航空会社の選択肢がある場合、仮に日本の航空会社が２万+αくらい高くても、地方に住んでいる者としては日本の航空会社のほうが便利なことも多いですし、何かあった時の対応がだんぜん親切ですので、こちらを利用することが多いです。