サパの棚田で癒されて

2017/07/28 - 2017/08/01

女性限定ひとり参加旅に参加し，いよいよ目を奪われた棚田の風景に会いに行きます。
サパは，標高1560ｍほどの高原にあり，仏国が開発をした高原リゾートでもあるそうです。気持ちいいでしょうね。

エリア サパ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

ラオカイから，山道を90分バスで移動します。

途中民家があり，農作物の収穫を手伝う子どもを見かけます。
トウモロコシをもいで干しているところ。
向こうに見える大人は，赤い頭巾をかぶっています。
帽子の色で，白モン族，赤モン族，黒モン族を識別するのだそうです，なので，赤モン族のみなさんですね。

学校のようです。

棚田の風景になってきました。

サパの街に入ったようです。

陽ざしが強いので，傘をさしている人が多い。
建物はヨーロッパ風の雰囲気も確かにある。

昨晩降った雨のせいで，道路が川のようになって雨水が流れています。
まず，少数民族のカットカット村への散策に向かいます。
ここから、ガイドのクォンさんのお話は、ガイドレシーバーで聞きながら歩きます。

農作業に強い味方の水牛。よく働く大事な家畜だそうです。
気温が下がると，ひざが折れ動けなくなるんですって。そうなると，使いものにはならないんだそう。

英語を話す現地人は，ガイドを上手にこなす。

モン族の衣装の民芸やさん。
京都や浅草のレンタル着物のように，レンタル衣装屋さん。ここで着替えて，カットカット村を散策できるそうです。時間は関係ないみたい，着てから返却まで，1回6万ドンだったかな？300円くらいかな。

細い路地のなかにも土産物屋さんが沢山あります。

布の刺繍を施したバッグや帽子，ストールなど。

子どもが遊んでいる軒先，なんか懐かしい風景。

あの高台は展望台。

織りの敷物の布製品。刺繍が綺麗です。

ししおどしが働いている。

伝統的で，裕福なほうの民家だそうで，民芸店でもありました。

また別の民家。ここも割と裕福なほうの民家。染物をやっている工房のようでした。

２Fへ上がる梯子段。

綺麗な渓谷に出てきました。

水遊びをする人もいました。

水量が豊富です。

カットカット村の劇場。

黒モン族の寸劇が始まりましたが，残念ながら集合の時刻です。

綺麗な渓谷に降りてきたら，帰りはまた登らなければなりません。結構，きついです。

下の方に村が見えます。

あと少し登ってタクシーの乗り場へ行きます。バスの待つ村の入り口の駐車場へは，タクシーを使って帰ります。
この坂道は結構急なので、心臓破りの坂です。バイクタクシーが、行ったり来たり、タクシー乗り場へ往復して稼いでいます。
坂の道がきつくて，バイクタクシーに乗せてもらいたいものだ，と同行の皆さん口にしていました。

タクシーを待つ間，薬草を扱う土産物屋の椅子で休ませてもらう。
ここまでの散策は，高原というよりもベトナムの気候の散策です。
もう，すっごい蒸し暑い！

タクシーを使ってバスの待っている駐車場へ行き，バスでサパの中心街に戻りました。
ベトナムに教会もたくさんあるけど、仏教を信仰する人が多い、でも無宗教の人も多いのだとクォンさんが言っていました。ここサパ教会も、信仰のためもあるけれど、寺子屋的な役割を担っていたのだとか。
さて、これからお昼ご飯です。

サパの郷土料理ですが，ベトナム料理ですね。
鶏肉，豚肉，牛肉が出ましたが，どれもこれも歯ごたえのある肉です。硬い！
味はおいしい。普通に炒め物料理。

あの土鍋にはたくさん長粒米が入っています。
スープをかけて食べたらとても美味しかった。

デザートは，ランブータン。

食後の運動。
ハムロンの丘へのハイキングです。
寺院の参道のような土産物屋の通りの階段を昇り，入場門をくぐるとまたこの階段。
すでに，食後のまったり感は微塵もなく，食べ過ぎたお腹が邪魔で歩きにくい。
ツアーの皆様方からクォンさんに「どこまで行くのか」とやや厳しい口調の問いかけが出始めた。

植物園のそばの展望台。
だけれど，目的地はここではなく，まだまだずーっと先の山の上。
リタイヤ希望の人が数名，ここで待っているという。

途中，干支のオブジェを見ながらだらだら坂を昇ってくると，ちょっとした公園。
でも，まだまだ目的地は先です。
いよいよ，ハムロンの丘の展望台へ行く人は，私を含め3人だけそしてガイドのクォンさん。
30分くらいで登れるというので，行ってみます。

あの山の頂上の屋根がちょこっと見えるところまで，頑張りましょう。
因みに，この日のベトナムの最高気温が40℃を超えているのだとか。
当然，高原リゾートも日中の気温は36℃くらいだったそうです。

クォンさんが，歩きやすいルートを選んで行きますよ，ということですが，岩に挟まれた細い道を，身を細くして通って行きます。

途中かわいい猫が。岩合光昭さんの気持ち。辛さも吹き飛ぶ可愛らしい表情をしてくれる。

馬もいる。動物でつらさが和みます。

腰をかがめて，岩のトンネルをくぐり抜けます。

まだ岩の道を通って。
写真を撮っていたら，少し遅れ気味。

そろそろ最後の坂道かな？

見えた！
急な石段。

サパの街並みが見下ろせます。
まるでスイスの景色ではないか？（スイス行ったことないけれど）

こっちはクロアチアだ（クロアチアも行ったことないですよ）！
ヨーロッパのような赤い屋根の景色がきれい。
はしゃぎながら写真を撮ったりして絶景を堪能した後，みなさんの待つところまで戻りましょう。
来た道を戻り，植物園で合流してバスへ帰ってきた。
さあ，やっと今度は棚田ビューポイントへ行きますよ。
棚田へ行くまでに、ずいぶん勿体をつけられました。

バスで，棚田展望台の入り口へやってきました。
ここで通行税のようなものを払うのだそうです。

来ました～！
うわー！収まり切れない。
残念ながら，わたしのカメラでは，この曲線の美しさを伝えきれません。

山の斜面が，ほとんど棚田。

平地も，区画整理がされていないので曲線が美しい田んぼなんです。
その続きが斜面の棚田になって。こんなにして農業をする，勤勉なんだなと感心！
この棚田の風景を見るのが，私の中では大きな目的だったので，こうして眺められて感動です。

よく歩いてお腹がすきました。
ホテル　アメイジングサパへチェックインし，本日のお楽しみはフットマッサージ。
ホテル周辺は繁華街なので，徒歩数分のマッサージ屋さんへ行き，フットマッサージをみんな並んで受けました。
痛い気持ちいいマッサージを受け，足も軽くなった感じ。
ホテルへ戻って，食事です。
マス鍋。これもさっぱりして美味しい鍋料理でした。でも，暑いですよ。

フルーツは，グレープフルーツとりんごとスイカ。

この後は，中心部で行われている，モン族のナイトマーケット見学。
サパのシンボル，サパ教会もライトアップされています。

カットカット村で見たような民芸品をずらっと，道路に並べて売っています。

このモン族は，子どもたちが頑張って売り子をしているんですよね。

教会前の広場で民族衣装の子どもが踊っています。
遠くからとるのは良いのですが，近くで撮ったらチップをあげた方がいいとクォンさんに教わりました。
それで，2ドルで，一緒に写真を撮りました。が，小さいほうの子どもがちっともじっとしてくれなくて，お母さんが嗜めても全くじっとしていなかった。
後ろ姿ばっかり。

さて，今日はよく歩きました。
シャワーしかないので，シャワーを浴びて休みます。

スリッパの代わりに，ビーチサンダルが置いてありました。

朝のアメイジングサパホテルです。
棚田を見渡せる高台の斜面にあります。
ロビーから，レストランのテラスからの眺めがいいです。
私の部屋は，町側の見晴らしでした。
今日も暑いお天気になりそうです。

この旅行記へのコメント （2）

• fuzzさん 2017/09/01 20:04:42

  棚田、きれい♪

  ミチサンさん、こんばんは。
  
  ベトナムにも棚田ってあるんですね。
  私はインドネシアで棚田を見てきたことがあります。
  
  モン族のレンタルドレス、着ましたか？
  私なら着て写真を撮りまくりたいです(笑)
  
  ただ、民族衣装はその場のノリで購入すると
  帰国後「なんでこれを買ったんだろう？」と後悔しますね。
  
  猫、馬、水牛と動物をカメラで追いかけるのも楽しいですね。
  クロアチアの様な街並み。言われて見ると本当にそうですね。
  
  「来ました〜」の写真、緑色に青々と茂ってきれい♪
  私だったら、これを表紙にします(*^-^*)
  
  fuzz

  ミチサンさん からの返信 2017/09/11 17:46:12

  RE: 棚田、きれい♪

  fuzzさま コメントありがとうございました。
  
  棚田といえば、姨捨山か、そうインドネシアはバリ島のライステラスから眺める棚田しか、思いもよりませんでした。ひと目パンフレットを見て心を奪われてしまいました。いったいどんな棚田なの？
  しかし、姥捨山とは規模が違いました。
  本当に美しい棚田の風景でした。
  まあ、何しに行くんだ？棚田なんて日本で見りゃいいじゃないの、ベトナムの山奥まで何を好き好んで、、うんぬん、、ご意見も多々ありましたが、いい旅でした。
  でも、夏のベトナム、半端ない暑さですね！
  
  唯一まともに収めることができた写真を、お褒めいただきうれしいです。
  だからこそ、表紙にするべきでしたね。
  
  あの後、家族で鴨川方面に海水浴へ行くとき、棚田らしき田んぼを見かけました。
  あっ！棚田だ〜なんて喜んでいたら、結構有名な棚田だった様です。が、サパには及びません。
  
  モン族の衣装可愛かったですよ、着る勇気はありません。
  虫に刺されるのも警戒してしまいましたが、そもそもとても恥ずかしい！無理。
  
  ベトナム、何かと面白いところだなと思って、また行きたいです。
  
  ということで、1月ベトナム縦断のツアー計画中です。
  ワンコにはまた、ショートステイしてもらわなければならないので心苦しいのですが…。
  
  秋の気配が、旅へ誘いますね。
  お返事遅れてしまいました、ゴメンナサイ。
  ミチサンより