2017/06/04 - 2017/06/04
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oneonekukikoさん
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マンゴーを求めて台湾へ
そう、昨年6月下旬マンゴーと阿里山の朝焼けを求めて計画した台湾行でしたが、夫の手術でキャンセルとなり、リベンジの旅となった今回の台湾旅行です。
フライトはマイレージから。
5/31 成田発11:15 桃園着14:05
台南:シャングリラファーイースタンプラザ台南泊
6/1 嘉儀へ移動
嘉儀:チアイーメゾンデシンホテル泊
6/2 阿里山へ移動
阿里山周辺:アリシャンティーホームステイ泊
6/3 台北へ移動
台北:シティスィーツ台北ナンシー3泊
6/6 松山発14:20 羽田着18:30
天気予報はほぼ連日雨
台北での3日間が始まります。
今日も雨模様です。
夫の台北での目的は前回も行った十分での点燈あげです。
雨の中の点燈は厳しいので明日に決定。
さてどうしますか?
大きな誤算でした。
昨年は下旬の訪台の予定でしたが、同時期に台湾を訪れた友人(実は台北で合流予定でした)から暑くて暑くて・・・。との報告を受け今回は早めの6月上旬に決めたのでした。しかし、この時期台湾は「梅雨」のシーズン真っ盛りと知ったのは台湾に足を踏み入れた後でした・・・。
雨に泣くことになるのか、大いなる賭けです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
6/4
大雨に見舞われて、ようようたどり着いた台北での初日の朝です。
楽しみにしていた台南では、マンゴー狩りに行けなかったoneonekukik。
何としても、市場に行ってマンゴーにお目にかからなくては1日が始まりません。
かねてより、チェックしていた「双連市場」へ向かいます。
日曜日もオープンしていることは、確認済みです。
ホテルからは15分程度で到着予定です。
多くの人に助けられながら、たどり着きました。
地元の人で、活気溢れる市場です。 -
食料品のほか、衣類、日用品なんでも揃います。
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見つけました。
マンゴーの籠盛り。
まだ、最盛期には早いようで、あまり見かけませんでしたが、3個100台湾ドルのマンゴーと季節の1房150台湾ドルのランプータンを購入。
ホテルに戻って、冷やしておきますね雙連朝市 市場
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かねてより、台湾を訪れる度に、行ってみたいと思い続けていた「北埔(ベイプ)」を訪れる機会をやっと得ました。
「北埔(ベイプ」は客家の街として近年注目されています。
客家出身の大切な親しい友人がいつも話してくれること。
”「客家」は勤勉で質素。私は客家であることを誇りに思う。”
「北埔」に行って何かが変わる訳ではないけれど、彼女のルーツの一端に触れることができたら嬉しい。
今回、調べていたら、「新竹」駅から台湾好行が運行している「獅子山線」に乗車すると1時間ほどで北埔(ベイプ)老街に行けることを見つけました。
これなら、半日あれば行けそうです。
まずは、新幹線で「高鉄新竹」駅まで。
台湾新幹線のタイムテーブルはこちらから
http://www.thsrc.com.tw/index_jp.html?force=1
慣れてきたので、自動販売機で、チケットを手に入れました。近いので、自由席です。
獅山線のタイムテーブルはhttp://www.gobus.com.tw/2014/old/liongo.html
どこも、新幹線の駅はモダンな造りです。
6番線から、土、日曜日は30分ごとに発車します。高鉄新竹駅 駅
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高鐵新竹駅発11:08ー北埔老街着12:02のバスで向かいます。
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悠遊カードで乗車です。
悠遊カードは便利で割引があるのだけれど、その場で引き落とされるので、料金が分かりにくいのが難点です。
乗客は、私たちだけです。 -
着きました。
帰りに間違えないように、バス停を画像に残しておきました。
よくみないと、バス停なのかわかりません。
「老街は、100メートルくらい戻ってね」とドライバーさんが丁寧に教えてくれました。 -
言われた通りに進むと老街に着きました。
バスは、私たち2人だけだったのに、お祭りでもあるかのように、露店がたくさん出て、大勢のの人で賑わってます。 -
まずは、左回りに老街を回ることにしました。
由緒正しき家屋が現れました。
金広福会館です。
個人宅のようで、公開はされてませんので、庭越しに拝見しました。
お家の方が出入りしています。
大変ですね。
観光客に見張られているようで。
と思うのは、庶民のoneonekukikoだからでしょうか?
帰国して調べたら、1835年に福建省と広東省が合資した拓懇組織の事務所として創建され、福建系住民(ミンナン人)と広東系住民(客家人)の合作の象徴とされた建物だそうです。
ミンナン人
初めて知りました。金広福公館 建造物
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お隣は、天水堂と呼ばれている、姜氏旧宅です。
こちらも個人宅なので、公開されていません。
姜氏は北埔へ開拓に入った一族で、街道沿いに並ぶ多くの家屋が姜氏とかかわりを持つそうです。
ここは今も姜氏の子孫が住んでます。
バロック式の洋館の「姜阿新宅」は修復中で覆いがかけられていたので画像なしです。当主の姜阿新氏は日本統治時代、紅茶の輸出を手がけた富商で1949年の完成だそうです。姜氏旧宅天水堂 建造物
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路地を進むと小さく「水井茶堂」と案内板を見つけました。
4トラで見つけて興味を持ったお茶屋さんです。
まず、位置を確認してさらに散策を続けます。
誘われて路地を進んでいきます。
うろうろしていたら、「ここから先はダメよ」
私有地に迷い込んだようです。
ごめんなさい -
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煉瓦の塀沿いにあてもなく散策が続きます。
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大きなお寺が見えてきました。
北埔慈天宮です。
1846年の創建で、日本統治時代は学校として使用されたことがあるといいます。
現在は、道教の廟として、北埔住民の信仰の拠り所となっています。北埔慈天宮 城・宮殿
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北埔慈天宮 城・宮殿
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慈天宮にお参りします。
台湾のお寺は、どこも参拝者が途切れることがありません。北埔慈天宮 城・宮殿
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北埔(ベイプ)の名物、干し柿です。
お買い上げ。
表通りは、露店を覗く人、食堂でくつろぐ人。
路上ではおじいさんたちが集まって、将棋のようなゲームに夢中です。外野から声が飛び交います。岡目八目。 -
一歩踏み入れると、生活を感じさせる路地が続きます。
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赤レンガの住宅が建ちならぶ北埔の路地です。
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街をぐるりと回ったら、小腹がすいてきました。
最初ににチェックしていた「水井茶堂」に再び向かいます。水井茶堂 地元の料理
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赤煉瓦の塀沿いに進むと、入り口に誘われます。
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お茶が整然とならべられています。
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風情のある建物に、魅せられてウロウロ歩きまわる、落ち着きのない客です。
水井茶堂 地元の料理
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テーブル席が4席の小さな空間です。
みなさん、ゆったりと食事を楽しんでます。 -
ちょうどお客さんが引けました。
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まず、温かいお茶が出てきました。
「行けたらいいな」と思いながら、北埔に行くのはなかなか大変そうで多聞無理だろうと、きちんと検索せずに出かけたのでただただ歩き回っただけでした。
帰国後に調べたらどうもこれは「熱水井茶」のようです。
東方美人茶なのでしょうか?
さらに、後で知りました。
客家名物の擂茶(レイチャ)の存在を。
シナモンのすりこぎを使って、かぼちゃの種、ピーナッツ、ゴマ、茶葉をすりつぶし、熱湯を注いでいただくそうです。
しっかり調べてから行くべきでした。
なかなかいけないところにようやく行けたのに。
気持ちだけではだめですね。 -
夫は汁なし麺「麻油麺線」のセット。
スープがついてます。 -
私は、客家名物の米粉の汁そば「蹄花條」セット
稲庭うどんのようなつるつるした触感です。
スープもあっさりtとしておいしくて、残さずいただきました。
米粉から作っている麺で「板(米に反)條」
帰りにバス停の前のお店で、やっぱり買っていこうと聞いてみたら、老街入口のスーパーにあるといわれたけど、バスが来そうなのであきらめました。
こんなものですね。
商店街を歩いているときは、いっぱい目にしたのに買う気にならなくて・・・。 -
コーヒー、紅茶、梅ジュースの中から梅ジュースを選択しました。
暖かいのは夫、冷たいのはoneonekukikoです。
お腹の強さが象徴されます。
アルコールにはメッポウ強いんですけど・・・
そしてデザートのお餅。
しかし、梅ジュース。
渋みと香料が強くて、たくさんは飲めませんでした。
ゆっくり飲むといいのかもしれませんね。 -
お腹も膨れたので、もう一回りします。
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振出しに戻ってまた一回り。
「姜阿旧宅」前から雨に濡れた石畳。
この先にある「姜阿新宅」は改装中で覆いがかぶされていました。 -
-
新竹駅から新幹線で台北へ戻ります。
切符の買い方もすっかり慣れました。
近いので、自由席で十分です。 -
ホテルへの帰り道、やっとマンゴーかき氷に出会えました。
しかし、それはガイドブックにあるような専門店ではなく、フードコートにあるかき氷です。
ふわふわでおいしかったけど・・・。
求めていたものではナイ! -
そして夕食は飲茶の「鼎泰豊 (南西店)」に行きます。
の予定が、着いたら「1時間待つそうだ」とあっさり却下されました。
行列の嫌いな夫のいつものパターンです。
さて、どうしたものか。
そうだ、近くに「天厨菜館」があったはず。
前回行き損ねた「欣葉」も同じ三越だし。
「天厨菜館」は開店前、「欣葉」は気取りすぎているとやはり却下され、ふと通りを見ると「客家グルメ」の文字が躍っています。
ここに決まり! -
店に入ると、どうもファミレスのように名前を告げるようです。
うろうろしていたら「日本人?」と聞かれ「Japanese」と書き込まれ、すぐに呼ばれました。
間口は小さかったけど、中は広いお店で、レジ前のおばさんがてきぱきとお客をさばいていました。
家族連れでにぎわうファミレス感覚のお店のようです。 -
何だかわからないけど、「これは頼まなくては」と思わせます。
お魚のたくさん入った、酸味の鍋でしょう。
そういえば、暑い時期なのに、鍋をオーダーする人が多かった気がします。 -
「口水鶏」言ってみれば「バンバンジー」 123台湾ドル
ちょっとピリ辛でビールに合います。
でも、名前だけでは想像がつきません。
料理名と価格があるのは、レシートをカメラに収めてみたからです。 -
「客家乾拌細麺」88台湾ドル
-
「客家米苔目」 98台湾ドル
麺がつるつるしていて好みの味です。
客家料理は味が濃いとありましたが、スープに関しては、だしはしっかりしているけど、薄味だと感じました。 -
「客家酸酸魚」 218台湾ドル
レシートに15分と書いてありました。
出来上がるまで15分かかるよ。と推察しました。
「ちょっと多かったね」と言いながら、酸味があるので平らげました。
ビールを頼んでしめて668台湾元
どれもおいしくいただきました。
客家料理ぜひお試しください。
台北に住む30%が客家出身と聞きます。
今回は、行き当たりばったりの食事が多く、チャレンジばかりの夕食となりましたが、ガイドブック片手にに店を探すストレスを考えると、こんなお店の決め方も楽しかったかな? -
客家尽くしの1日が終わりました。
「六堆伙房」
客家料理堪能しました。
明日は、十分で点燈あげを楽しみます。
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