98. 年末武漢&張家界 ANAビジネスクラスx2 と 中国国鉄寝台列車x2 Part 1。天門洞チラ見。

2016/12/26 - 2016/12/30

手当が出るので毎年年末年始は殆ど出勤している。
今年もそうするつもりだったが、予想外の連休を頂いてしまった。
帰省するのは年始にまわして、年末は折角なのでどこかにいきたい。
でも時期的に激混み。。。

結局、最近ANAが就航した武漢が空いていたので、
武漢と付近の張家界（電車で10時間）に行ってみることにした。

★2016/12/26 NH937 NRT-WUH
★2016/12/27 K967次 武昌-張家界、天門洞観光
☆2016/12/28 武源陵観光、K968次 武昌-張家界
☆2016/12/29 武漢観光
☆2016/12/30 NH954 WUH-NRT

エリア 張家界(中国)

仕事を早めに切り上げて夕方の成田空港へ。
NH937便はB767で運航。
古いタイプのビジネスクラス。

乗客は自分を含めて3名。
すくなっ！

夕食。

短距離なのでワンプレート。

WUH到着は2225で地下鉄もバスも終わっている時間。
仕方なしにタクシーに乗車。

もう少し遅くまで動てくれてるか、
早く到着してくれればありがたいんだけど・・・。

WUHから武昌駅まで、タクシーで50分ちょっと。

Ctripで予約した切符を引き換えて、待合室で待つ。
0122発の電車に間に合うか少し心配だったが、
道が空いていたのもあり余裕だった。

K967次 張家界行快速列車の1等寝台（軟臥）。
武昌を0122に出発し、1116に張家界に到着する。
約10時間の列車の旅。

すでに先客がいたが、この列車なんと前日の午前9時ごろに北京を出発してここまで来ている。
全部乗り通すと26時間半。
中国は広い！

車内は日本の感覚からは清潔と言い辛いが、
海外平均から見ると良い線いってるレベル。

個人的には快適だった。

翌朝、
車掌たちのサボり部屋と化している食堂車に単身乗り込み朝食を摂る。
（自分以外に食べている乗客はおらず、みな職員だった）

メニューもなく、
口頭で説明されても全く分からないので、
最終的に厨房に入って食材を指定。

できたのは写真の良く分からない麺。
悪くない。

現役の食堂車の厨房に入るのは割と貴重な体験な気がする笑

掛かっているコートは全部職員のもの。
完全アウェー。

食事後は寝台に横になってぐうたら。
昼前に終点の張家界に到着。

出口では張家界を象徴する景色がお出迎え。

駅前から少し歩き、天門洞へ行くロープウェーに乗車する。
乗車時間30分程度の世界一長いロープウェーである。

チケット購入の時、
今日は天気が悪いから天門洞は見えないかもしれないと言われたが、
折角ここまで来たのでトライ。

ひたすら田舎の上空を飛んでいく。

山間。

結構な高さを結構な角度で登っていく。
晴れていたら怖いだろうけど、
視界がほとんどないのであまり怖くない！

山頂駅に到着。

途中とはうってかわって青空が出迎えてくれた。
これは期待できる！！

結構風が強いので、樹氷がこんなことになっている。

晴れているので徐々に溶け出し、
雨のように降り注いでくる。

陽は照っているが傘必須。

最初はこのあたりだけ視界が悪かったからあまり気づかなかったが、

地震大国日本国民の基準から見れば、
かなり心許ない基礎の上に道が通されている。

床も凍っているし、
自分のせいで落ちるか、技術のせいで落ちるか、
スリル満点。

割と本気で死人が出ているんじゃないかと思う程
ツルツルで心許ない道をずんずん進んでゆく。

その先にある景色は命を懸ける（笑）価値のあるものと言っても良い！！

手すりにしがみついて暫く見惚れる。

来た道を振り返る。

床は氷でツルツル。
右に落ちると数百メートル真っ逆さま。

もうしばらく進むと天門洞が見える。

下調べ不足だったのだが、
冬季はこれ以上近づけないらしい。
多分もっとツルツルで本当に死人がでるのだろう。
（夏季はあの穴の中を通れる）

下界が少しずつ見えてきた。

雲が消え、
違う風景になってきた。

同じ道を返る。

こんな構造で数百キロ～数千キロを支えられる気がしない。
怖し。

こんなところ飛んできたのか。

ロープウェー復路。

ものすごい構造の上り坂が見える。

ロープウェーから一瞬天門洞。

市内に戻って夕食。

市内にあるショッピングセンターの床に貼ってあった広告が結構面白かった。

「Let it 購」。
読みは「レット イット ゴウ」。
「購」の意味は想像できる通り。
良いセンスしてる！！