2016/12/01 - 2016/12/01
31位(同エリア258件中)
かっちんさん
大田の町工場は、京浜工業地帯の工場に機械部品を供給してきました。
「オオタノカケラ」は、町工場の現場から提供してもらった職人の道具をモチーフとして、美術作家の酒百宏一(さかお こういち)氏と参加者が協働してフロッタージュを制作することにより、モノづくりの魅力を発見し、新たな交流や賑わいを生み出していく活動です。
道具を色鉛筆で紙に写しとるフロッタージュのワークショップは、今までに10回以上開催され、そのとき制作したアート作品を集めて今回の展覧会になりました。
今日は東急多摩川駅から多摩川線に乗って蒲田へ行き、徒歩で大田区西糀谷のオオタノカケラ展覧会へ向かいます。
乗り合わせた電車は復刻塗装色の車体で、昭和30年代の子供の頃に見た懐かしい思い出が蘇ってきます。
帰りに「火の見庵」という地元の職人さんたちが通う「きたなシュラン」のお蕎麦屋さんに入ります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
珍しい塗装色の電車
東急多摩川線で、車体が復刻塗装色の懐かしい電車に乗り合わせました。
昭和30年代に池上線で見た覚えのある濃紺と黄色のツートンカラーです。 -
車内は木目調の化粧板
池上線・目蒲線を走っていたデハ3450形電車の車内をイメージしているようです。 -
1000系の型番
1000系の1217号機は、1991年に東急車輛で製造され、2016年(今春)東急テクノシステムで復刻塗装色に改造されました。
当初、東京メトロ日比谷線乗り入れ用として1988年に導入した車両です。
その後、2013年3月15日に東横線が副都心線と繋がったため東横線・日比谷線から退き、現在は池上線と東急多摩川線を走っています。 -
こだわりの車内
木でつくられた吊革です。 -
イチオシ
町工場がある大田区(車内ポスター)
東急多摩川線沿線には素晴らしい技術をもった職人たちの町工場があります。 -
下町ボブスレー(車内ポスター)
「下町ボブスレー」プロジェクトや、ドラマ化された小説の舞台となり、注目度がアップしています。
毎年11/末には、「おおたオープンファクトリー」を開催し、町工場の見学や体験ができます。 -
いい店は職人さんが知っている!(車内ポスター)
町工場の職人さんたちがよく行くお店やおすすめの料理などの紹介です。 -
終点の東急蒲田駅
電車はここで折り返して多摩川行きになります。 -
東急蒲田駅
この駅は多摩川線と池上線が発着します。
都内ではJR駅と接続する私鉄始発駅でよく見かける駅構内で、「頭端式(とうたんしき)ホーム」と呼ばれています。 -
晩秋の蒲田周辺
東急蒲田駅から京急蒲田駅を通り、西糀谷(にしこうじや)まで歩いて行きます。 -
京急蒲田駅に到着
朝から降っていた雨が上がり、爽やかな青空が見えています。 -
羽田空港行き電車
京急空港線は以前、第一京浜国道をまたぐ踏切があったのですが、今は高架になっています。 -
駅前は「京浜蒲田駅前通り」
京急・・・・・の間違いかと思いましたが、もともと京急の駅は「京浜蒲田駅」、昭和62年(1987)に「京急蒲田駅」に改称したのです。
なるほど。 -
人形焼きの「明平製菓」
昭和37年に創業し、平成元年に南蒲田にやってきました。
毎朝午前3時半から数千個を焼き上げて有名お菓子専門店にも卸しています。 -
人形焼き
材料は小麦粉と砂糖、玉子、蜂蜜に、北海道産の小豆を使った餡。
お土産に買いました。
10個入り250円です。 -
街路灯
飾りは何を意味しているのかな。 -
らんちゅうの高橋養殖園
昭和3年に先々代が本郷根津より「らんちゅう」飼育に良いミジンコ・赤虫の採れる蒲田村に越してきたのが始まりとのこと。 -
元気に泳ぐ「らんちゅう」
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昭和を思い浮かべる「渡商店」
住宅街を歩いていて突然現れる酒屋さんです。
店内でお酒をのむことができます。 -
その近くには古めかしい住居
暖簾に生蕎麦と表示、表に営業中の看板。 -
ザルにはそば皿のスダレ
スダレを乾かしているので、やってそうです。
帰りに寄ってみることにします。 -
大森町水族館
金魚やらんちゅう、熱帯魚などを販売しています。
目的地はもうすぐです。 -
オオタノカケラ展覧会
「カケラでつなぐ大田のタカラ、浮かびあがる町工場の記憶」展覧会に到着。
2016年11月26日(土)~12月4日(日)まで開催しています。
詳細はこちら
https://www.facebook.com/events/1649506655362133/ -
ここはギャラリー「南製作所」
機械部品を製作していた工場跡をギャラリーとして活用しています。
大田区西糀谷2-22-2にある南製作所は、京急蒲田駅から少し迷って歩いて30分のところです。
西糀谷駅からはもっと近いです。 -
大きな扉のギャラリー入口
-
イチオシ
道具のアート作品が並びます
町工場の職人の道具を色鉛筆で紙に写しとる「フロッタージュ」のアート作品が展示されています。 -
オオタノカケラ(ポスター)
美術作家の酒百宏一(さかお こういち)氏と参加者が協働して「フロッタージュ」を制作し、町工場の記憶を残す活動です。
「まち歩き+町工場見学+道具の写しとり」をセットにしたワークショップを定期的に開催しています。
毎回ワークショップのコースが違うので、かっちん夫婦は3回参加しました。 -
2013年からワークショップを開催
2016年6月までに10回以上開催され、ワークショップで作られたアート作品を集め、今回の展覧会となりました。 -
職人が使っていた道具
アート作品は、この道具に紙を載せて色鉛筆で写しとります。
何に使われていたのかわからない道具が多いです。 -
職人が使っていた道具
こちらは何となく使い方がわかります。 -
いろいろな道具を写しとった作品
-
イチオシ
アートな作品
複数の道具を組合せながら写しとると、アートな世界が広がります。
正面のライオンの顔(みたい)のアートは、かっちんの作品です。 -
アートな作品
2016年6月にNHKBSプレミアム番組「TOKYOディープ」でも、オオタノカケラが紹介されました。
その時に出演された「篠崎ともえ」さんの作品は、上段左から2番目の作品です。
丸い道具同士を曲線でつなげています。 -
ドラム缶に巻き付けた作品
額を使わず、ドラム缶が町工場らしさを表現しています。 -
広い工場内部
コンクリート床は100平米超あります。
かつて多くの工作機械が所狭しと並んでいたのです。
では、展覧会を切り上げ、来るときに見つけた例のお蕎麦屋さんへ向かいます。 -
いよいよ、怪しげな蕎麦屋さん
暖簾が破れていて不安いっぱいなお店。
でも、職人らしき人が中にスタスタ入ったので、付いていきます。 -
壁に貼られたメニュー
中に入るとご主人の「いらっしゃい」の掛け声。ちょっと安心します。
すでに地元の職人らしき4人が座っています。
壁に「ご注文は直接調理場にお申し付け下さい・・・」
ご主人が一人で切り盛りしています。 -
イチオシ
やや傾いているカウンター
かっちん夫婦は、相席ができるテーブルに座ります。 -
店の名前は「火の見庵」
-
厨房
まわりは古ぼけていますが、厨房は清潔です。 -
「汚いけど美味しいお店」認定証
凄い認定証を見つけました。
とんねるずが訪問し、ミシュランガイドと同様に3つの星で評価しています。
「きたなシュラン」と呼ばれている光栄なお店に来ていることがわかりました! -
メニュー
そばとうどんのメニューから、天ざる(900円)+大盛り(100円)を注文。 -
天ざるの大盛
出来立ての天ぷらに、更科そば、かつお節風味の甘めのつゆを美味しくいただきました。
ちょうど昼時だったので、近くの出前や昼休み時間の少ない常連の職人さんが優先され、1時間ほど待たされました。
常連さんは「かき玉そばに餅2個を入れて」というようなすぐに出来るそばの注文でした。 -
蒲田名物「元祖羽根付き餃子」
夕食のおかずに「ニーハオ」の羽根付き餃子をお土産に買いました。 -
イチオシ
帰りの電車も復刻塗装色電車
多摩川線は5.6km7駅を往復しているので、この電車に出会う確率が高いです。
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