2016/08/20 - 2016/08/28
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mbiraさん
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もう何年前になるのかも覚えていないが、図書館で「地球の歩き方」を眺めていたことがあった。そのときは次の旅行先を探す為に何も考えずに眺めていただけかもしれない。アフリカや中東、南米など特に行先など決めずに眺めていた。そんな中、手に取ったガイドブックは『中央アジア』。”タジキスタン”のページの後ろのほう、ごくごく小さく扱っていた項目が【パミール高原】。写真が掲載されていて”世界の屋根”のネーミングに心躍った。雇われの身のサラリーマンにはパミールの地は、果てしなく遠く、それこそ退職をした後、長い時間をかけていく場所だと思っていた。
2016年6月、1通のメールが届いた。それは候補地の1つだったトルクメニスタンの現地旅行代理店からだった。トルクメニスタンの査証取得は難しかった。いや、言い直そう。<安く取得するのは>難しかった。自由に旅行ができ、かつ安く取得できるのはトランジットビザ。トルクメニスタン入国前の国の査証と、出国先の査証を用意して海外のトルクメニスタン領事館にて取得するのだが、日本の領事館ではトランジットビザの発給は行っておらず、かといってサラリーマンの身である以上、在外領事館で1週間以上もかけてトランジットビザを取得するなんてことはできない。おのずと観光ビザの取得にならざるをえない。現地トルクメニスタンからのメールには見積額が記載されていた。見て回る箇所にもよるが1800-2200ドルくらい。航空券代にプラスそれだから、貧乏旅行者にはキツい。そこでもう1つの候補地を調べてみる。査証は渋谷にある大使館で個人申請が可能。航空券はTK(トルコ航空)のイスタンブール経由、CZ(中国南方航空)のウルムチ経由DYU(ドゥシャンベ=タジキスタンの首都)などがあったが、予算の関係でCX(キャセイパシフィック航空)の香港経由のDXB(ドバイ)、DXB-DYU間はSomon Airというタジキスタンの航空会社で行くというフライトが安かった。かくして航空券と査証を手にしたおっさんは、またも小学4年生の子供を連れて、一路タジキスタンへと旅立ったのであった。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 2.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- JTB
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金曜日の深夜に羽田空港に向かう。羽田から香港までは香港ドラゴン航空(KA)だ。ドラゴン航空には座席にスクリーンがなく、そのかわりに各自のモバイルで映画や音楽などのキャセイご自慢の機内エンターテイメント「Studio」を楽しむことができる。これはA320型に導入されているシステムで、専用アプリをダウンロードして機内wi-fiを利用して個人の端末で楽しむもの。しかしながら深夜発で早朝着のフライトなので正直眠いので利用はしなかった。なお、機内食ではHaagen-Dazsのアイスクリームが出てきたので甘いもの好きのおっさんはゴキゲンなわけ。
香港入国は長い長い列ができていた。やっとのこと入国審査を終え、さて次のフライトまでに9時間もあるべぇなと思い、とりあえず空港内のインフォメーションへ。【香港の漁村・大澳】の文字。ん!?これだ!!空港のあるランタオ島にあるじゃあないか。さっそくバスを乗り継いで大澳に行くことに。1時間ほどで着いた大澳は、朝ということもあり、しーずかな町。観光客もこの時間はおらず、ここが香港!?と思うほど。 -
大澳はピンクイルカで有名。しかし、ケチってボートツアーには参加せず。え?子連れだろって?いいのいいの。
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空いている食堂に入って腹ごしらえ。
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路地裏は味が出ていていいですね。しかし、本当に静か。
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なんかのポスター。
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なんか共同の洗い場みたいでした。
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近くに犬がいたので、息子は犬の写真ばかり撮っていました。
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少し観光客が集まってきました。でもおっさんはもう戻る時間です。
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帰りはロープウェイです。昂坪と東涌とを結んでいる観光用のロープウェイを利用して、空港までショートカット!タジキスタンの旅行記らしからぬ展開!大丈夫か?
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すれ違うロープウェイを見ると外国の方も多い。
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有名な重慶マンションに行ってきました。「ここかぁ」と感無量なおっさん。当然、息子はなんのこっちゃです。
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ランチはマカオ料理に決まりっ!
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近隣で働いているサラリーマンやOLがめっちゃいました。
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オコゲが美味しいっ…と思ったら、焦げすぎてました。しょんぼり。
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8時間30分もかけ、やっとドバイ到着。「僕だけがいない街」見ました。原作のほうが面白いなぁ、などと思いつつ、さてドバイのターミナル2ってどうやって行くんだっけ?ドバイの空港には「Can I help you?」の青いシャツを着たスタッフがめっちゃいるので、その人たちにまずは聞く。するとトランジットカウンターに行けと。カウンターの人曰く、次のDXB-DYUの搭乗券を発行するから、ターミナル移動用のバンに乗って移動してくださいとのことでした。何を言っているかなんのこっちゃですよね。
ドバイは3つターミナルがあります。1つ目はエミレーツ航空専用ターミナルの【ターミナル3】、もう1つは【ターミナル1】で、これはエミレーツ以外の主要な航空会社用のターミナル。そして滑走路を挟んで、このターミナル3と1の向いにあるのが【ターミナル2】でFLY DUBAIや今回のSomon AirなどのLCCが利用するターミナルってわけ。
搭乗口には【SZ106】Dushanbeの文字が!やっとタジキスタン旅行記っぽくなってきた!ktkr! -
Somon Airには機内食もついていた。うまいっ!なお、乗客はほとんどおらず、こんな少ない乗客で利益でるのかな、と思うほど。
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早朝にDushambeに到着をして、予定ではパミールの中心の町khorogホーローグまで飛行機で行くつもりだった。このフライト、17人乗りの小型機で、天候が良いときにしか飛ばず、かつ予約の仕方も不明と、なんだかよくわからないものだった。
事前にTajik Airにメールで問い合わせても返事がこず、実際に現地で当日のフライトを予約しちゃおうという寸法だった。結果からいうとNoだった。
オフィスに出向いて得られた回答はこうだ。まず予約は次の日以降のフライトを受け付けるということ。オフィスで宿泊先のホテルの電話番号などを伝える。フライト前日の午後2時ころに次の日のフライトが飛ぶようなら連絡がくる、というものだった。
仕方がないので飛行機での移動はあきらめ、空港そばのホーローグ行きのランクル乗り場に向かうことにした。するとおびただしい数のランクル、ランクル…。選び放題である。大人250ソモニ、こども200ソモニで交渉成立となった。
2~3時間してごはん休憩。うまいっ!後にも先にもこの食堂よりおいしい食堂はなかった。もっといっぱい注文しとけばよかった。 -
しばらくこんな風景がつづきます。
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対岸はアフガニスタン。他の旅行記を見ても同じ感想を書いていますね。それ以外、コメントしようないもの…。
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ホーローグ南廻りルート。対岸にはアフガニスタンの家屋が見えます。
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途中で顔を洗ったりしました。
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まだまだかかります。なんていったって13~16時間です、ドゥシャンベ→ホーローグ間は。
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舗装道路ももうすぐ終わり。
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峠を下りたり、登ったり。
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今回選んだランクルは早い早い!噂では16時間かかるって聞いたいたけど、この分だともっと早くホーローグ到着しそうです。
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チャイハネ
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注文を待っています。さて、何が出てくるやら。
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グシャ…。ベチョ…。おいしく…ないのです。トゥットゥルー、おっさんでぇす。
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13時間とちょっとでつきました。ホーローグです。
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