世界遺産「明治日本の産業革命遺産　製鉄・製鋼、造船、石炭産業」(官営八幡製鐵所、遠賀川水源地ポンプ室）

2016/07/08 - 2016/07/08

福岡県北部にある産業遺産です。
官営八幡製鉄所関連の遺産になります。
北九州市の官営八幡製鐵所旧本事務所、修繕工場、旧鍛冶工場が世界遺産の構成資産になっています。
そして中間市の遠賀川水源地ポンプ室も構成資産になっています。
しかし現在も稼働中の施設なので非公開で、一部の施設が遠くから見ることができるだけです。

エリア 戸畑・八幡・黒崎(福岡)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.0

• 交通手段: レンタカー

北九州市に官営八幡製鐵所があります。
1901年2月に第一高炉に火入れが行われました。
旧本事務所、修繕工場、旧鍛冶工場が世界遺産の構成資産になっています。
全て非公開施設ですが旧本事務所だけは遠くから眺めることができます。

官営八幡製鐵所が操業する2年前に竣工した初代本事務所です。
立派な赤煉瓦の建造物です。
左右対称の建物のようですが正面から見ることができないのが残念です。
ボランティアガイドの方が丁寧にガイドをしてくれます。

近くには世界遺産ではありませんが東田第一高炉があります。

1901年に火入れが行われ1972年に火が落とされました。

パネル展示もあるので高炉のことがよく理解することができます。

中間市に遠賀川水源地ポンプ室があります。

八幡から11.4ｋｍ離れた遠賀川沿いに設置された取水・送水施設で1910年に創業を開始しました。
この建物も煉瓦建造物です。
現在も稼働している施設ですので、ここも非公開施設です。
遠くから眺めるしかありません。

稼働中の施設なので非公開であるのは仕方ないと思いますが、見学できる方法はないものなのかなあと感じました。
世界に誇ることができる遺産なんですけどね。