春のレッサーパンダ紀行【６】 天王寺動物園　と、言うかホッキョクグマ紀行！？ 移動が気になるバフィンさん＆モモちゃん母娘に会いに＆もちろん、シュウナちゃん＆メル君にも会いましたよ！！

2016/04/09 - 2016/04/09

最近お疲れ気味を自覚していたので、今週こそは土日の２日間を自宅で過ごそうと計画していたのですが・・・。

不意に飛び込んで来た、浜松市動物園のホッキョクグマのキロル君の釧路市動物園への移動のニュースを聞き、どうしても天王寺動物園に行きたくなりました。

キロル君の釧路移動と天王寺動物園に何に関係があるのか？？
それは本文でご確認くださいね。

天王寺でのバフィンさんとモモちゃんをしっかりと目に焼き付けなくてはね・・・。


これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280

エリア ミナミ（難波・天王寺）(大阪)

なんだかお疲れ気味なので今週末は自宅で過ごそうと考えていたのですが、浜松市動物園のホッキョクグマのキロル君の釧路市動物園への婿入りのニュースを知り、無性に天王寺動物園を訪問したくなりました。

キロル君の移動と天王寺動物園に何の関係があるのかって？
動物園ファンの方なら既にご存知の事情は後ほどご説明させて頂きます。

天王寺動物園の入園料は大人５００円、大阪Ｐｉｔａｐａ提示で４５０円になります。

まずはレッサーパンダ舎へ。

今日は結構暑い日だったので２匹とも涼しい室内にいると予想していたのですが。シュウナちゃんはお外にいました。

春の若草をはみはみのシュウナちゃん。

レッサーはほぼ草食の雑食なので放飼場の下草を結構食べたりします。

メル君は屋内でのんびり。

子供時代に兄弟達に遊びで耳を齧られドラちゃんのような風貌で可愛らしいメル君ですが、

今までタイチ君（現、長野市茶臼山動物園）、テンテン君（すでにお星様）と同世代の旦那さん２匹が上手く取り入ることが出来なかったシュウナちゃんの懐に７歳年下ながらするりと入り込んだなかなか良く出来た男の子です。

以前は子供がよく入り込んでいた柵の中には、進入防止のためかレッサーの絵が描かれた板が取り付けられていました。

そしてホッキョクグマ舎へ。

午前中はバフィンさんと百々ちゃんが展示の担当、１３時３０分から１４時を目安にイッちゃんと交代します。

一昨年、２２歳の高齢で百々ちゃんを出産し、ここまで見事に育て上げたバフィンさん。

昨夏、今春と体調を崩す場面も見受けら少々心配ではあります。

百々ちゃんもそろそろ１歳半になりますがまだまだ授乳が続きます。

遊ぶの大好き百々ちゃん。

パッと見ではお母さんと区別がつかないお客さんもいるくらい大きく成長してくれました。

そんな大人気のバフィンさん＆百々ちゃん母娘ですが、そろそろ移動の時期が近づいているのかもしれないのです。

と言うのも・・・、
先ほども書きました通り、浜松市動物園のキロル君の釧路市動物園への移動が決まり、これで浜松市動物園には飼育するホッキョクグマがいなくなります。
釧路ではミルクちゃんがキロル君の奥さんになる予定ですが、彼女はまだ３歳で性成熟にはあと３年ほどの月日かかります、そうなると、キロル君をこんなにも早く釧路に移動させる理由が浜松市動物園にはあると言うことになります・・・、

実はバフィンさんは浜松市動物園の所属で、天王寺にはブリーディングローンで来ているのです、

そして、天王寺動物園で生まれた百々ちゃんも契約で浜松市動物園の所属なのです。

つまり、キロル君が釧路に移動した後には、バフィンさんと百々ちゃん、あるいは、どちらかだけが浜松に戻る公算が大きいのです、しかも、キロル君のこの不可解な移動の時期を考えると、この天王寺から浜松のホッキョクグマの移動はそんなに遠い将来の話ではないと思われるのです。
そして、おそらくは天王寺には現在、アドベンに貸し出しているゴーゴ君が戻り、将来、イッちゃんとペアを組むことになると思われます。

＜４月２２日追記＞
本日、天王寺動物園からバフィンさんと百々ちゃんの６月中の浜松への移動が発表されました。
バフィンさんと百々ちゃん一緒の移動に少し安心しました。
天王寺のアイドルの移動だけに少し寂しいですが、故郷、浜松できっとこの母娘は今以上に愛されることと思います。
浜松ＺＯＯの皆さん、将来、なんとかモモちゃんにお婿さんを・・・お願いしますね。

ママ大好き！！

こんな光景を天王寺で見れるのもあと少しの時間かもしれません。

大阪でホッキョクグマの子熊に会える日常・・・本当に素晴らしい出来事だったんだと改めて思います。

百々ちゃんダイブっ！！

バフィンさん、本当に百々ちゃんを育ててくれてありがとうございました。

天王寺ホッキョクグマ家系図がありました。

メガネグマ　ダイスケ君。

３月２２日によこはま動物園ズーラシアからプッペさんが移動してきているはずですが、展示はまだのようでした。

マレーグマのマーズ君とマーサちゃん。

キーパーさんが通り掛かり、期待の目を向けるマーサちゃん。

このペアにもそろそろ子宝が欲しいところですね。

ラニー博子さん。

昨年の春子さんの映画以来、天王寺ではゾウとキーパーさんを一緒に撮ることが増えたような気がします。

アシカのチョコちゃんが予備プールにいました。

１月２３日にみさき公園から来園した１歳の女の子です。

ジャガーの葉月ココちゃんはお昼寝中。

ココちゃんはわんぱーくこうちアニマルランドに移動することが決まり、４月１４日にお別れ会が開催されます。

レッサー舎に戻るとシュウナちゃんは引き続きお外を散策中。

勝手なイメージではありますが、大阪暮らしの長いシュウナちゃんは比較的暑さに強いようなイメージを持っています。

メル君も外に出て来ていました。

天王寺のレッサー舎は全面ガラス（アクリルかも？）張りなので写真のモヤッと感はいかんともしがたいですね。

放飼場からせり出したアスレチックは以前からありましたかね？

ちょっと柵とアスレチックの高さが近いような気もしますが、面白い試みですね。

大きな木のある埼玉県こども動物自然公園で生まれ育ったメル君は木登りが大好き。

ある程度の高さまで木を登ってくれるとガラス越しではなく撮影できます。

耳の部分がぺちゃんこなのも含めてとてもキュートなメル君・・・ドラちゃんみたいで可愛いです。

お顔立ちもなかなかイケメンですね。

ホッキョクグマ舎では、バフィンさん＆モモちゃん母娘が収容され、次に出て来るイッちゃんのためにおもちゃの交換とおやつ（お肉や野菜、果物）を隠す作業が始まっていました。

準備が完了してイッちゃん登場です。

ロシアのノヴォシビルスク動物園で生まれて大阪にやってきたイッちゃん。

ノヴォシビルスクにいた当時の名前はシルカちゃんでしたが、今でもノヴォシビルスクでの人気が非常に高い女の子です。

シルカちゃん（イッちゃん）が日本に来て以降、ロシアのホッキョクグマファンの方が日本の動物園のＨＰやファンの方のサイトを見る機会が増えたそうです。

そして、日本独自の進化を見せる動物園の飼育方法や、日本独特のファン心理などに一種の好奇心も含めて注目をしているそうです。

特に動物が亡くなった時に献花台が設置され、多くのファンが別れを惜しむ光景はロシアのファンの方の心の琴線に触れているそうです。

近い将来、ゴーゴ君と共に天王寺動物園のエース的存在になるイッちゃん、そして、バフィンさんの高齢での出産、子育てをサポートした天王寺動物園のスタッフの皆さん・・・この２者が今後どのような素晴らしいシーンを紡いでくれるのか、楽しみでなりません。

この旅行記へのコメント （2）

• かわいい妹☆2年ぐらいずっとログインできなくてやっと復活さん 2016/05/29 20:29:34

  こんな活発的に動くホッキョクグマ初めて見ました。

  jilllucaさん
  
  こんばんは。
  ホッキョククマってこんなに動くんですか？
  実はホッキョクグマ好きなんですが、寝てるかﾀﾞﾗﾀﾞﾗしてる姿しか見たことがありません。
  まさかのダイブ！ビックリしました（笑
  
  楽しく拝見させていただきました。
  
  
  
  

  jilllucaさん からの返信 2016/05/30 21:19:19

  RE: こんな活発的に動くホッキョクグマ初めて見ました。

  かわいい妹さん
  
  こんばんは。
  
  > ホッキョククマってこんなに動くんですか？
  > 実はホッキョクグマ好きなんですが、寝てるかﾀﾞﾗﾀﾞﾗしてる姿しか見たことがありません。
  
  タイミングにもよるのかもしれませんが、ホッキョクグマはどちらか言うとよく動く動物だと思いますよ〜。
  まあ、寝てるときもだらだらしている時も可愛いですけどね！！
  
  > まさかのダイブ！ビックリしました（笑
  > 楽しく拝見させていただきました。
  
  ダイブ豪快ですよね！！
  もしよろしかったらこの旅行記ご覧になってください
  →http://4travel.jp/travelogue/11041789
  
  なんで北極圏に暮らす陸上最強の彼らがこんなにユーモラスなのか・・・
  ほんと動物って素敵です。
  
  jillluca