エクシブ浜名湖（2016年早春）

2016/03/05 - 2016/03/06

昨年10月に孫（男児）が生まれ、その生後5ヶ月になる赤ちゃん・若夫婦を連れてエクシブ浜名湖に行ってきた。エクシブライフをはじめた10数年前には想像もしなかった「孫連れエクシブ滞在」となる。日頃、仕事や育児に忙しい若夫婦は大喜びで豪華ホテルを楽しみ、我々爺・婆はベビーシッターとして貢献する。かくして、エクシブの世代交代はスムーズになされていく。
写真：エクシブ浜名湖のガーデンプール

◎私のホームページに旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
（新刊『夢の豪華客船クルーズの旅
ー大衆レジャーとなった世界の船旅ー』案内あり）

エリア 浜名湖(静岡)

新東名高速道路の「豊田東ー浜松いなさ」が開通したので名古屋から浜名湖までのアクセスが非常にスムーズ（渋滞解消）になった。午後２時前にはエクシブ浜名湖（写真）に到着する。周囲は何もなく実に殺風景な雰囲気。リゾートの盛り上がりに欠ける。

しかし「グランド・エクシブ・ゴルフ＆スパ・リゾート」（写真）の入口表示を左に見て車を進めると…、ガラリと雰囲気が変わる。

緩やかに右にカーブした車道は少し上りになっており、いかにも高級リゾートへのアプローチを演出している。なかなか良い！

橋の手前にある大きな建物は単なる飾り門で警備員が常駐している訳ではない。誰でも自由に内部に入ってトイレを借りてもいい。ラウンジでコーヒー１杯でも飲めば立派なお客さんだ。ここが治安が悪い途上国のリゾートとの大きな違いである。

そしてエクシブ浜名湖・正面玄関（写真）に到着。エントランスの車寄せ（写真）に車を停車し、荷物を下ろす。孫連れ２家族の荷物は多いが、若いスタッフがカートに乗せてすばやく運ぶ。

エクシブ浜名湖の館内は白で統一（写真）されており、まぶしいほど明るい。おまけにスタッフの服装も白。

さっそく「オーナーズ・レセプション」（写真）に入る。ここで妻や若夫婦そして何も分からない孫に待っていてもらう。ウェルカム・ドリンクを飲みながら…。

私はドリンクを飲みながら座ってチェックイン（写真）をする。何とも優雅な雰囲気が漂う。オーナーの自尊心をくすぐるエクシブの仕掛けである。ただし、込み合う前にチェックインしないと大変なことになる。優雅さがあだとなり大渋滞に突入する。

混雑時は一般のレセプション（写真）の方が早いかもしれない。人間は差別されると悔しくなり上に行こうとする。オーナーズ・レセプションに憧れてエクシブの軍門に下ったオーナーは多いのでは？

エレベーターホール（写真）も白、どこを見ても真っ白でピカピカである。いつも激安旅行を探して旅している若夫婦にとってはエクシブは別天地であろう。

私は子育てが終了してからエクシブオーナーになったので、子供達はまだあまりエクシブを体験していない。彼らはもっぱら「安さ追求」である。それでいいと思う。自分の稼ぎの範囲内で目いっぱい遊べばいい。

しかし、たまにはエクシブのような高級ホテル宿泊もいい。若夫婦にとって「しっかり稼いで将来は私達もオーナーになって…」というモチベーションが上がるかもしれない。
写真：客室への廊下

本日のお部屋（写真）は、事前にリクエストしていた「ゴルフ場に面した上層階（7階）」の部屋だった。スタンダード客室の和・洋室で広さは44.5?ある。
注：最上階は8階

私はスタンダード客室を2部屋予約した。プライバシー重視のため若夫婦と我々夫婦とは別部屋である。幸い7階の隣通しの部屋になっていた。

我が家の王子様（写真）を椅子に座らせて写真撮影の開始！エクシブ滞在のため、ママもパパも孫もドレスアップしてきている。

赤ちゃん連れにとっては和室（写真）はとてもいい。ここに寝転がせておけば安心だ。ママとの添い寝もOK。

バスルーム（写真）も真っ白。ゴルフ場から明るい光が差し込んでまぶしい。こんなに素敵なバスルームであるが、トイレ以外は使わない。お風呂に入りたければ露天風呂付き大浴場に直行だ。

気になる宿泊代金であるが、ルームチャージだけで泊まると１泊１室11829円（税込）。定員5名であるが夫婦2人で泊まると1人あたり6000円相当になる。これに夕食・朝食・アルコール代を加えると結構な金額になる。

土曜日宿泊であるがお安い宿泊プラン「冬ぬくもりプラン（楽）」（1泊2食1人11000円：税・サ込）があったので、これで1部屋2名で申し込んだ。夕食はビュッフェである。
写真：客室からの眺め

部屋でくつろぐ間もなくラウンジ・ドルチェ（写真）に急ぐ。ここは「白亜のコロニアル様式」らしくローマの宮殿にいるような雰囲気が味わえる。

天井が高く大きな広がりを持ったラウンジであるが、席数は多くはない。最大でテーブルは54席、カウンターは8席である。カウンター席は夜はバーカウンターになる。

窓に近いソファーとテーブル席に家族5名で陣取る。オーナーカード２枚で無料のドリンク、若夫婦のために紅茶・カフェラテ（単価600円程度）を注文する。

王子様（写真）を抱っこした妻は満面の笑顔である。娘夫婦・孫連れでエクシブに泊まる。これが彼女の一番の楽しみで、私との夫婦2人旅行は魅力が薄れてきたようだ。

スタッフが美味しそうなケーキを持って席までやってきた。「お茶にケーキはいかがですか？」と。

気持ちが盛り上がっている私は一瞬ひるんだが、財布の硬い妻はあっさり「No thank you」と答えた。「今夜のビュッフェで好きなだけケーキを食べればタダよ…」と。彼女はいつも正しい。
写真：ラウンジ前のテラスからの眺め

最近つくづく思う。「男は夢を追いかけ、しばしば間違える。女は現実を生き、間違えることが少ない」。男はギャンブルに走り、投資に失敗する。別荘を買って後悔するのも男に多い。
写真：ガーデンプール

高額なリゾート会員権もその１つかもしれない。しかし、奥様方をエクシブに招待すると例外なく喜んで頂ける。
写真：ガーデンプール

日頃、格安ホテルに甘んじている若夫婦（写真）も大変喜んでくれる。妻は言う「次はどこのエクシブに行く？」かくして、エクシブ購入については家庭内で不和の原因にならない。仮に経済合理性がなくても。
写真：チャペルにて

ホテル前には運河のような水路（写真）があり浜名湖に続いている。この水路にかかる橋を渡る。

橋の先には広いゴルフ場（写真）が広がる。

ゴルフ場の手前に綺麗な建物（写真）がある。これはクラブハウスではなく中国料理レストラン「翠陽」（写真）である。

「翠陽」の営業時間は：
昼食 中国料理ランチ 11:00〜14:00（L.O.13:30）
ゴルフランチ 11:00〜14:30（L.O.14:00）
夕食 17:00〜22:00（L.O.21:00）

白で統一された店内（写真）は非常に明るく上品である。午前中にコースをまわり、ひと風呂浴びてここで「ゴルフランチ」を頂けば最高であろう。

ゴルファーのためにエクシブ浜名湖のスパ（大浴場）は6:00〜24:00まで休みなしでオープンしている。深夜0時を過ぎてから清掃に入るという。ご苦労様。
写真：レストランの前にある花壇

今日はまだ3月上旬ではあるが暖かい。ゴルフ場から我々の客室のあるホテルが見える。

散歩を終えて部屋（写真）に帰ってくる。ここからが私の出番である。スポーツ好きの若夫婦はジョギングに出かけ、妻はひと足先に大浴場に行く。

私は可愛い孫（写真）と畳に寝転がってお遊びする。ほっぺをつついたり、寝返りの練習をさせたり、抱っこしたり…。

5ヶ月になる孫は最近よく笑うようになってきた。「孫の笑いは天使の笑顔」である。無心になって孫と遊んでいると本当に癒される〜。
写真：部屋から眺めた夕暮れの風景

エクシブ浜名湖のレストランは中国料理以外にイタリア料理レストラン「ルッチコーレ」（写真）もある。ガーデンプールに面したテーブル席（写真）で朝の光を浴びながら朝食をとるのもいい。
朝食メニュー：コンチネンタル（1,080円）アメリカンブレックファスト（2,160円）（税込・サ別）

ルッチコーレには重厚な雰囲気のする「メイン・ダイニング」（写真）もある。夕食にメイン席を利用する場合は「単価8,000円以上のコースから、ドレスコードはスマートカジュアル」という制限がある。

もう一つのレストランが日本料理「海幸」（写真）である。
参考までに、営業時間は
朝食 7:30〜10:00（L.O.9:30）
昼食 予約制
夕食 17:00〜22:00（L.O.21:00）
鉄板焼きコーナー 夕食 17:00〜22:00（L.O.21:00）
※（L.O.）はラストオーダー

さて、我々は赤ちゃん連れなので、賑やかなビュッフェの夕食がいい。午後6時、大宴会場「クリスタルレイク」に行く。先ずは少量多品種を心がけ、オードブル盛り合わせ（写真）を作る。婿さんと妻はお酒のフリードリンク（単価1000円）を注文、4人で乾杯！

時間はたっぷりあるので急ぐ必要はない。しかし飢えているのでつい急いで食べてしまう。オードブルのお次はカニ（写真）の食べ放題。これに手こずる。次に「子持ち甘エビ、鯛・ハマチの刺身」と続く。どれもうまい！

メイン料理に牛ステーキ（写真）を2皿くらい、日頃食べない「ふぐの唐揚げ」を味わう。両方ともGood。ここらまでくるとお腹は満たされ皆さん余裕が出てくる。そしてお喋りに花が咲く。

孫がぐずりだしてくると、妻の出番（写真）だ。彼女は抱っこ紐をつけてレストランから出て館内を散歩する。そのうち孫はネンネする。経験者だけあって妻は実にうまい。ベビーシッター合格！

ビュッフェカウンターには和風・洋風・中華風と様々な料理が並んでいるので、可能な限り挑戦してみる。

そして、最後はデザート盛り合わせとコーヒー（写真）。久しぶりにお腹いっぱい食べた。若夫婦と楽しくお喋りし終わったのが午後9時、何と3時間も夕食をとっていたことになる。

夕食後、ライトアップされたガーデンプール（写真）の周囲を家族で散歩する。今日は風がなく、それ程寒くはない。

無風のためプールの水面が鏡のように滑らかで、ライトアップが水辺に映る。実に綺麗でリゾートムード満点である。

もう少し暖かかったらプールサイドの長椅子に寝転がるのであるが…。そして、夜空の星を眺めながら妻とお喋りしたり、一人で思索にふける。アジアンリゾートでの私の楽しみ方である。

若夫婦は赤ちゃんを連れて部屋へ、妻と私は夜のラウンジドルチェへ行く。そして、ピアノと歌のライブ演奏を楽しむ。さらに、その後、一人で大浴場に行き、ゆっくり露天風呂に入る。（お休みなさい）

目覚めの朝、天気が回復し青空が広がってきている。7階の客室のバルコニーからの眺め（写真）はなかなか良い。

朝早くからゴルファー達（写真）が練習に余念がない。私は若い時、登山、スキー、テニスに夢中になり、ゴルフとは縁がなかった。よって、今でもゴルフ場を見ても血が騒がない。

朝7時、朝食ビュッフェ開始と同時に会場「クリスタルレイク」（写真）に入る。まずは5名がゆったり座れる円卓を確保する。

私の洋食メニュー（写真）。写真撮影のためであるが、綺麗にセットするのに時間がかかり、そのうち料理が冷めてくる。意外だったのはオムレツや卵焼きを作ってくれるシェフが一人もいないことである。

エクシブの朝食ビュッフェたるものシェフが卵料理をオーダーメイドで作ってくれるのは当たり前と思っていた。また、和食の焼魚（3種類）が大皿にごちゃごちゃに入っていて興冷めだった。改善の余地有り！
写真：和食メニュー（妻に手伝ってもらって食べた）

それでも午前7時から2時間くらいかけてゆっくり朝食を楽しんだ。昨夜の夕食3時間と合わせると何と5時間の食事タイムである。朝食後一人でラウンジ（写真）に行く。

ここでカプチィーノ（写真）を飲みながら新聞を読む。私一人の幸せタイムである。

この後、若夫婦の部屋に行き孫の相手をする。そして飽きてきたら本日の最後の癒やし空間「スパ・大浴場」に行く。午前11時頃になると誰もおらず露天風呂を貸切状態で使う。
写真：オーナーズ・レセプション前の廊下

お昼の12時、やっとチェックアウトする。孫の笑顔（写真）は家族の宝物である。

この旅行記へのコメント （4）

• つきにこさん 2016/03/20 19:50:21

  子守

  funasanさん
  
  こんばんは！
  娘さんご夫婦と一緒の旅楽しそうでしたね。
  交代で子守をするのもまたよしですよね。
  
  我が家も孫ができて数回エクシブへ行きましたが
  今２歳を過ぎて・・手に負えないやんちゃ盛り。
  イヤイヤ期に入ったので
  今はとても連れて行けそうにありません。
  自分の子育ては女の子ばかりだったので、
  手に負えないくらい困ったことがなかったのですが
  男の子は違いますねー。
  
  もっとしっかりとしつけないとと思っているところです。
  
  これからは一人ではなく
  御家族との旅行が増えそうですね＾＾
  
  つきにこ

  funasanさん からの返信 2016/03/21 06:50:12

  RE: 子守

  つきにこさん、コメントありがとうございます。
  
  私は（妻と違って）あまり孫に興味なかったのですが、
  生まれてみると意外と可愛いいのに驚いています。
  今では「おじいちゃん」まるだし？の雰囲気です。
  
  「坊っちゃまとデート　たらそカフェ」見ました。
  愛知県にも素晴らしいカフェがあるのですね。一度行ってみたいです。
  また、２才頃になるとパパ・ママ抜きで孫遊びできるのですね。
  妻が喜びそうです。
  
  私の旅好きは衰えません。来週、プーケットに行ってきます。
  
  では、また。

• dolceさん 2016/03/13 02:23:48

  可愛い紳士

  funasan様初めまして。
  
  いつも旅行記楽しく拝見させていただいております。
  
  お孫さま可愛いですね。
  癒されます。
  
  親子三世代でエクシブを楽しまれて素敵なご家族です。
  
  もう少ししたらプールデビューも喜んでくれるのではないでしょうか。
  
  これからもお孫さまの登場楽しみにしております。

  funasanさん からの返信 2016/03/13 07:18:06

  RE: 可愛い紳士

  dolceさん、コメントありがとうございます。
  
  娘夫婦が私の家の近くに住んでいますので、
  頻繁に孫に会いに行きます。
  
  私は（以前）あまり孫には興味なかったのですが、
  毎日接しているうちに可愛さ（愛情）が増えてきました。
  不思議なものですね。
  
  これから孫連れエクシブが増えそうです。
  私のページに気楽にご訪問下さい。