2015/09/21 - 2015/09/21
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jilllucaさん
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仔パンダ公開の園を回るシルバーウィークの旅。
3日目の訪問園は仔パンダからは少し離れ高知県立のいち動物公園です。
実は、こののいち動物公園は僕の心の中の動物園ランキングで、いろいろな意味で別格の南紀白浜アドベンチャーワールドを除くと、1位にランクインされている大好きな動物園なのです。
所在地が所在地なので残念ながら年に1度くらいしか訪問できませんが、来る度にとても気持ちがすっきりするとても素敵な動物園なのです。
例年はゴールデンウィークを訪問に充てていたのですが、今年はカナダ&チリ遠征をしてしまったために行けず、このシルバーウィークでは何としても訪問したいと思っていたのです。
今回ももちろん期待を裏切らない素晴らしいのいち動物公園でした。
これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280
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今日は、高知駅10時19分発の土佐くろしお鉄道直通の「しんたろう2号」で出発です。
「しんたろう」は海側がベランダと言うかテラスになっている面白い車両で、御免駅から先の土佐くろしお鉄道線内ではテラスに出て潮風に直接当たることができます。
「しんたろう2号」は10時49分にのいち駅に到着、コインロッカーに荷物を預け、徒歩で高知県立のいち動物公園へ向かいます。 -
のいち駅から動物公園までは徒歩で25分から30分程度でしょうか、徒歩の場合は最後に強烈な階段があるので注意が必要です。
なお、のいち駅近くにはタクシー会社もありますし、のいち駅の売店が観光協会になっており電動アシスト自転車を借りることもできます。
高知県立のいち動物公園の入園料は大人460円です。 -
入園後は何をさておきレッサーパンダ舎へ。
暑さの為か屋外放飼場にレッサーの姿は見えませんでした。 -
レッサーパンダのお食事タイムは土日祝の11時50分から、この時間に合わせて来たので今日はいつもより遅めの訪園となったのです。
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アライパンダ科(笑)
昨日のとべ動物園の旅行記でも少し触れましたが、日動水協はレッサーパンダの科目は早急にレッサーパンダ科に訂正すべきだと思います。
まあ、どんな科に属するかの論争もレッサーパンダの魅力の内なんですけどね。 -
こちらが屋内展示室です。
今日はどちらが出ているのかな?と覗きに行くと・・・、 -
なんとカイ君とカイちゃんが同居中でした!!
この後のお食事タイムのガイドでお聞きしたのですが、カイ君とカイちゃんはとても相性が良く週に何度かは同居させているそうです。 -
改めてご紹介させて頂きますね。
カイ君は2008年6月16日市川市動植物園生まれ、
カイちゃんは2005年7月1日のいち動物公園生まれ、
の2匹です。
もちろん偶然ですが、現在、国内唯一の同名ペアです。
カイ君がのいちに来た際に改名も考えたそうですが、すでにファンなどに馴染んだ名前でしたのでそのままになった経緯があります。 -
こちら女の子のカイちゃんです。
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お目目ぱっちりで人間の目から見るととっても可愛い女の子なのですが・・・午後に行われた国際レッサーパンダデー特別キーパーズトークでのお話では「レッサーパンダにはもてない娘」とのことでした。
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こちらは男の子のカイ君です。
なかなかワイルドの風体ですがとても優しい男の子、のいち動物園の売店ではカイちゃんだけではなくカイ君の缶バッチも売られており愛される存在です。 -
もうすぐお食事タイムです。
カイ君(上)もカイちゃん(下)もバックヤードが気になります。 -
11時50分、お食事タイムスタートです。
リンゴをもらってご満悦のカイ君。 -
カイ君、カイちゃん仲良くリンゴを楽しみます。
この2匹の馴れ初めは14時からの特別キーパーズトークでお聞きしたいと思います。 -
14時までは他の子たちに会いに行く時間に充てましょう。
こののいち動物公園、実は僕の心の中の動物園ランキングでは別格のアドベンを除いては堂々の1位の園なのです。
全くもって素晴らしい園だと思います。
レッサーパンダ舎から入園ゲート側に少し戻りカリフォルニアアシカのプールです。
みんな可愛らしくお昼寝中・・・手前の水中で堂々の寝姿は長老のタイスケ君です。 -
レッサー舎を通り越した先がのいち動物園の肝と言ってもいいかもしれませんね、カワウソ舎です。
カワウソ舎には3つの屋外放飼場があり、3種類のカワウソを見比べることができます。
ニホンカワウソが最後に目撃された県にふさわしい素晴らしい施設です。 -
向かって右側の放飼場はユーラシアカワウソです。
残念ながらアクアマリン福島からやって来たユーラシア娘は姿が見えずでした。
どこかの陰に身を潜めていたのかもしれませんね。
また、時間を作って会いに来ることにしましょう。 -
真ん中の放飼場はコツメカワウソです。
今日の担当はハル君とメメちゃんのペア。
もう1組のペアのメナム君&メコンちゃんとの見分けは、
ざっくり言って・・・、
泳ぐペア・・・ハル君&メメちゃん
泳がず、お客さんの顔を見るとピアピアと餌を要求するペア・・・メナム君&メコンちゃん
です。
メナムちゃんとメコン君は生後数か月の時に密輸されたところを保護されてのいち動物園にやってきた個体だそうです。 -
左の放飼場はツメナシカワウソ・・・この時間は3歳のソラ君の担当でした。
ツメナシさんの担当シフトは、
9時30分〜11時30分 クラ父さん
11時30分〜14時30分 ソラ君
14時30分〜16時15分 ララお母さん
です。
それにしても毎度の話ですが、コッツーを見た後のツメナシさんの大きさのインパクトは物凄いものがありますね、コッツーが大人で5kgくらい、ツメナシさんは20kg近くまで行きますので・・・、近くで子供がツメナシさんを見て「アシカがいるー」って叫んでいましたが分らないでもないです。 -
カワウソ舎の隣には7月20日に完成したニホンカワウソのモニュメントがありました。
考えさせられる銘文です。 -
お猿さんはあまり得意ではないぼくですが、オランとシロテは結構好きです。
ニコちゃん、大きくなったね!!
もうすぐ2歳のニコちゃんはやんちゃ盛りで、とんでもない運動能力で放飼場を飛び回っていました。 -
ブチハイエナ家族ものいち動物園の見所のひとつですね。
識別はできませんが、行動を見る限りは手前がエナちゃん、後ろがブッチー君の様に思います。
ブチハイエナは女帝家族なので、一番虐げられているのが旦那さんのブッチー君だと判断しました。 -
娘のダイズちゃんとアズキちゃんは大分に移動。
あちらでの公開も始まったそうです。 -
緑溢れるアフリカのサバンナゾーンも素晴らしいです。
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アミメキリンのジャネットちゃん、素敵なポーズでお水を飲みます。
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昨年12月24日生まれのイブキ君とジャネットママ。
ちなみにイブキ君は先日「モー」と鳴いてネット上を賑わしたあの仔ですよ→http://www.noichizoo.or.jp/b2/20150828kirin.htm -
ハシビロコウのささ君がお客さんにすごい近いところで営業活動していました・・・ほとんど動かなかったけど・・・。
このあと放飼場中央まで飛んだ姿は勇ましくてすごかったです。 -
屋内展示室には3月30日にタンザニアからやって来たはるるちゃんがいました。
まだ2歳の若い小柄な女の子です。 -
ジャングルミュージアムも面白い施設です。
ミナミコアリクイのナミお母さん。 -
フタユビナマケモノ。
右がキュウちゃん、左がアミーゴ君だと思います。 -
人気急上昇のビントさん、
上がケチャップちゃんで下がソルト君・・・それにしてもケチャップちゃんはどんなバランスで木につら下がっているんだろう・・・返す返すも不思議な動物です。 -
のいち動物園はマレーグマの種別調整園でしたよね、確か。
今日はワンピイ君だけが放飼場に出ていました。 -
タオチイちゃんはお休み中・・・どうしたんだろう?
少し心配です。 -
昨年はゴールデンウィークに訪問したのですが、その直後に亡くなられたんですね・・・デリカドさん、綺麗なオセロットさんでした。
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14時、動物科学館での国際レッサーパンダデー特別キーパーズトークに参加させて頂きました。
国際レッサーパンダデーは9月の第2土曜日で2日前ですから、今日にこの企画があったのはとってもラッキーでした。 -
まずは国際レッサーパンダデーの意義などから始まり、今日のメインの議題に入っていきます。
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メインの議題は「カイちゃんとカイ君がいる理由」です。
絶滅危惧種であるレッサーパンダに国内の各園が協力して繁殖できるペアリングを探っていること、その結果、のいち動物園には同名のパンダのペアが誕生したことなど。 -
カイちゃんのかつての旦那さん達、レン君(現、甲府市遊亀公園附属動物園)と
リク(陸)君(現、池田動物園)です。
先ほども書きましたが、カイちゃんは人間の目から見るととてもキュートな女の子なのですが、レン君&リク君とは相性が良くなく、カイちゃんが発情してもレン君、リク君共に全く相手にしなかったそうです。 -
そして、カイ君来園。
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カイ君とカイちゃんはとても相性が良くここ2年シーズンは連続で交尾も確認。
交尾後はカイちゃんの体重が増えたり、竹の枝を産箱に詰めたりと言った行動が見られ妊娠、出産が期待されましたが、残念ながら偽妊娠だったそうです。
カイちゃんの10歳と言う年齢は初産するにしては随分遅い年齢ですので、キーパーさんとしては新しい個体を導入も視野に入れて繁殖を目指したいとの事でした。
でも、出来ればカイちゃんに初めて現れた相性のいい旦那さんですので、このままこのペアは繁殖度外視で続けていって欲しいとファンとしては祈ってしまうのです。 -
もし、生まれた場合・・・。
こちらは太陽君(現、群馬サファリパーク)が生まれた時の写真、太陽君は双子で生まれたそうです。 -
あまりの可愛らしさに日齢覚えるの忘れてしまいました(苦笑)
太陽君、40日齢くらい? -
太陽君、63日齢、初めての体重測定。
太陽君には群馬で何度か会っていますので、小さい頃の写真が見れてなんだかとても嬉しくなりました。 -
実はあまり情報が入らなかったこともあり、カイ君とカイちゃんがこんなに相性がいいペアだってことを今日まで知りませんでした。
それを知れただけでも今日のキーパーズトークを拝聴して本当によかったと思います。
貴重なお話をお聞かせ頂き誠にありがとうございました。
無理する必要はありませんが、繁殖、期待しております。 -
キーパーズトークが終わり園内をもう1周してみることにしました。
カワウソ舎ではユーラシア娘が1匹出ていました・・・アザミちゃんかアカネちゃんかは分らず。 -
そして、ツメナシさんはララお母さんに交代していました。
ツメナシさんを飼育している園は日本には少ないですよね?僕が知ってるのはここのいちと二見シーパラくらい。
二見シーパラでは今年2匹の子どもが誕生しましたので、いずれ、ここのソラ君とペアリングが行われるかもしれませんね。 -
オランウータン舎の裏の通路を何気なく覗いてみると・・・2013年7月14日生まれのミルキーちゃんがキーパーさんと脚立でリハビリを兼ねたトレーニングを行っていました。
ミルキーちゃんは心肺停止状態で生まれましたが懸命な蘇生措置で一命をとりとめました、しかし、脳性麻痺の障害が残ってしまいました
現在は13時から14時がミルキーちゃんの公開の時間となっていますが、時間外にこの様にトレーニングを実施しているそうです。 -
「よくがんばったね」と足をマッサージしてあげるキーパーさん・・・胸が熱くなりました。
ミルキーちゃんにとってはキーパーさんがお母さん、お父さんなのです。 -
レッサー舎ではカイ君がご飯中、カイちゃんはお昼寝中でした。
これからも仲良く暮らしてね。
また、会いに来るね!! -
動物園から徒歩でのいち駅に戻り、のいち駅からは事前予約制で500円の乗合タクシー(→http://www.kochiap.co.jp/wp-content/themes/kochiap/img/common/noriai2014_1.pdf )で高知空港に向かいました。
高知空港からは全日空568便で羽田空港に向かいます。
ANA0568 高知→羽田 989PP
(2015年トータル 84786PP 内 ANA 40526PP)
今年はダイヤモンドステータスに到達できるかな?
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