米海兵隊岩国航空基地★日米親善フレンドシップデー2015★

2015/05/03 - 2015/05/03

例年５月５日に開催されている米軍岩国基地のフレンドシップデーが、今年は５月３日に日本の海上自衛隊との共催で開催されることとなりました。
海兵隊・自衛隊の基地公開と航空機の展示とデモ・フライトなどが行われる一大イベントです。
各地の自衛隊基地で自衛隊機を中心とした航空ショーは行われていますが、米軍機の航空ショーは日本では岩国だけらしいです。
ご存知航空自衛隊のブルーインパルスのほか、米軍の近接航空支援・空中給油機・Ｆ−１６のデモフライト、そして日本では初フライトとなるブライトリング・ウィングウォーカーズなど盛りだくさんのプログラムが用意されています。

前日ダメもとで電話した岩国市内のホテルで空き部屋があり、２日の午後車で岩国に向かいました。
例年このイベントは岩国市内が大渋滞になるため、当初は当日の始発電車で行く予定でしたので、本当にラッキーでした！

エリア 岩国(山口)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0

お世話になったホテル『アルファーワン岩国』のお部屋で。

ここは最上階に大浴場もあり寛げるホテルでした。

ホテルアルファーワン岩国 宿・ホテル

ホテルで聞いたところ、会場までのシャトルバスは６時４０分からとのことでしたので、６時２０分にホテルを出て岩国駅前の臨時バス停に向かいました。
始発の電車到着が６時５０分頃なので、この時間ならと考えていましたが既に長蛇の列が！
ただ５００ｍには満たない長さでしたので、レッズ戦のシャトルバスを考えれば３０分程度かと思っていましたが・・・甘かった！

フレンドシップデー名物の"死の行軍"のスタートです！

約１時間半後、８時頃にようやく列の先頭が見えてきました。
バス会社さんは４０台のバスを出動させていたようですが、基地内に入るセキュリティ・チェックに時間がかかっているため思うように運行が出来ないとの事です。

この頃、天気予報通り雨がパラパラと・・・

岩国駅 駅

各バスとも座席分しか乗せていません。ゆっくり座って行けて良かったのですが、その分待ち時間は余計にかかっていました。

岩国基地まで歩いて約４キロ５０分ですので、電車到着組の方々は早々に行列をあきらめ、徒歩で向かわれる方も多数いました。
この後、広大な基地内を歩き回ることを考え、我々はバスを選択しました。

基地のゲートにはバスで１５分ほどで到着、この時すでに８時１９分。

市内は車両制限をかけているためバス路は渋滞無しでした。

ゲートをくぐっていよいよ基地の中へ！

米軍さんの住宅ゾーン。

米軍岩国基地は毎年数百億円の思いやり予算がつぎ込まれ、巨大なベース＆タウンが建設されています。
人口約5,000人の町を作ってます。（小中高の学校、図書館、体育館などなど・・・）

フランクな海兵隊員さんが手を振って出迎えてくれます。

ここは海上自衛隊エリア

バス・ストップにようやく到着。
開場は7時ですので、徹夜組・徒歩組の方々が大勢入場されています。

ここからセキュリティ・チャックまで３０分、入場できたのは９時過ぎです。

海兵隊の主力機Ｆ−１５

Ｆ／Ａ−１８スパーホーネット

自衛隊第81航空隊のEP-3 電子戦データ収集機

普天間、嘉手納から岩国に配備されたＫＣ−１３０輸送機・空中給油機スーパーハーキュリーズ

スーパーハーキュリーズ

若手の海兵隊員さんたちは来場者サービスに駆り出されていました。

一番人気はこの子、記念撮影を求める方の顔に迷彩ペイントをぬってました。

本物です

ＫＣ−１３５空中給油・輸送機ストラトタンカー

基地グルメも、ホットドッグやターキーレッグやピッザ

会場案内、右下がゲート側で海兵隊と自衛隊機の展示を右上は海上自衛隊ゾーン、左上は海兵隊ゾーン

管制塔

自衛隊ゾーン格納庫の特殊消防自動車

広〜い格納庫、雨宿り場として重宝しました。

海難救助訓練

海上自衛隊のオープニング・セレモニー飛行が始まりました。

いよいよ航空ショーのスタートです。

離着陸の瞬間は迫力あります！

ＯＰ-３Ｃ 画像データ収集機

自衛隊機が次から次へとデモ・フライト！

ＭＣＨ-１０１ 回転翼機

ＥＡ−１８電子戦機グラウラー

ＥＡ−６プラウラー

特徴的な角から通信・電子妨害用電波を発信するそうです。

戦闘捜索救難ヘリコプターＨＨ−６０Ｇ

背後に見えるのは江田島・呉方面、言わずと知れた海上自衛隊の一大拠点。

ＥＰ−３Ｃ　電子戦データ収集機

パイロットが手を振ってます

岩国基地は、米軍と自衛隊の他にも、民間機空港としては岩国錦帯橋空港の名称も合わせ持っています。

ＡＮＡ機到着。

水飛沫を派手にあげ着陸、なかなかの迫力！

日米の国旗が地上から舞い降りてきました

本日の目玉の一つ、米空軍のＦ−１６のデモ・フライト開始です。

滑走路をゆっくりと移動

いっきに離陸！

あっと言う間に彼方に消えた・・・と思ったら

いきなり背面！！！

急上昇

背面降下

ド迫力！!!でした

続いて、曲技飛行チーム 「ウィスキー・パパ」 パイロットの内海昌浩のデモ・フライト！

そして本邦初公開「ブライトリング・ウィングウォーカーズ」のデモ・フライト！

２基の飛行機の機上に金髪のお姉ちゃんが乗っかってます。

雨で心配されましたが、見事な曲技を繰り返していました。

オネエチャン達も頑張っていましたが、２機の見事なシンクロには驚きでした！

続いてＦ−１５

海兵隊機３機プラウラーとスパーホーネット(２機）の近接航空支援デモ

タッチ＆ゴー・・・

プラウラーも観衆の前で

円形の弾幕を！

ド迫力の近接支援デモを終え帰還したプラウラー

とスーパーホーネット

そしていよいよ本日の大取を務めるブルーの登場！

素晴らしいアクロバット＆編隊飛行を披露してくれました！

ブルーインパルスのデモも終え帰途へ着きます。

雨の中生憎の天気でしたが、海兵隊＆自衛隊の皆さんのお陰で貴重な体験ができました！

帰りも雨中の『死の行軍』が待っています。
この後、雨の中を１時間半並びシャトルバスで岩国駅へ、さすがに４キロ歩く気力・体力はありません。

若手海兵隊の面々、お疲れ様です！

戦闘機と水玉傘の女の子・・・
平和な日本だからこその光景ですね。

この平和がいつまでも続きますことをお祈りいたします。