2015/04/16 - 2015/04/16
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名古屋のmisakoさん
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12年に1度の別伝三尺坊大権現御開帳が4/11から始まった可睡斎に出かけてきました。昭和12年に建築された当時から水洗式トイレ、日本一大きな烏蒭沙摩明王(健康を守るトイレの仏様)が大東司(とうすはトイレのことです)にお祀りされています。御利益にあやかりたく参拝しました。
可睡斎の由来:曹洞宗萬松山可睡斎は、600年前(応永8年)如仲天?泙禅師(じょちゅうてんぎんぜんし)によって開創された曹洞宗屈指の名刹です。十一代住職仙麟等膳(せんんりんとうぜん)大和尚は、幼い徳川家康を戦乱から救ったことがあり、後に家康が、浜松城主となった折、報恩のために城に招かれた、その席でこっくりコックリ居眠りを始めました。その姿を見た家康は、和尚の安らかな親愛の心を悟り、和尚に「睡(ねむ)る可(べ)し」(御前にて睡っても無礼ではないとの意)と言い「可睡和尚」と愛称せられ、寺号も東洋軒から可睡斎と改め、後に拾万石の待遇と徳川幕府最初の僧録司(そうろくす)という職を与えられました。
火防守護の総本山:秋葉総本殿可睡斎にお祀りしてあります秋葉三尺坊大権現様は、今から千三百年の昔、越後蔵王権現堂の十二坊の一つである三尺坊という僧坊で厳しい修行を重ね、秘密奥義を極めて神通力を得、観世音菩薩三十三化身の一つであります迦楼樓羅身を現じられました。かくして、秋葉三尺坊様は、衆生済度のため、失火延焼の難を逃すことを第一に、三大誓願をおこし火防の霊場を開かれました。秋葉三尺坊大権現様の御真躰は、明治6年に秋葉山秋葉寺より遷座奉安され、以来秋葉三尺坊大権現鎮座火防霊場として、全国より信仰を集める祈祷の道場として、日々火防と人々の幸福を祈願しています。(パンフレットより)
小國神社は遠江國一宮。静岡県の西部、遠州地方の森町一宮、奥宮でもある本宮山の山麓より湧きいずる宮川のほとりに鎮座しています。御祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、神話「因幡の白兎」のうさぎを助けられた心のやさしい大国様をお祀りしている神社です。1400年余の歴史を有し徳川家康をはじめ、多くの武将から信仰を賜り、遠江國一宮として皆様から崇敬され親しまれています。
創祀は神代、人皇第二十九代欽明天皇の御代十六年(555)2月18日に本宮峯(本宮山)に御神霊が出現し鎮斎せれた。後、山麓約6キロメートルの現在地に都より勅使が差遣せられ、社殿を造営し、正一位の神階を授けられた(社記)(パンフレットより)
シャクナゲやシャガがたくさん咲き、花の神社としても知られており、小國神社の境内を流れる宮川の清流のほとり癒しの森の中にある宮川桟敷(火曜日定休)では桟敷料理(2,000円予約不要数量限定)を4月下旬から12月初旬にいただけるそうなので、一度お出かけしてみたいですね。
初夏には花菖蒲が咲くそうです。
遠州森町は遠州三十三観音があり、ききょうの香勝寺、あじさいの極楽寺、はぎの蓮華寺など花の寺があるそうです、清水の次郎長の子分森の石松の墓も小國神社近くの大洞院にあるそうです。私は名古屋からなので、こちらはなかなか出向きませんので機会があったら皆さまお出かけください。
可睡斎 P無料 拝観500円 別伝三尺坊大権現御開帳4/11〜6/30
季節限定の特別精進膳(お花の季節に合わせて)予約不要、すべて1500円(諸堂拝観含む)数量限定
ぼたん膳(4月中旬から5月初旬2015.4/11〜5/6)特製ぼたん餅付
ゆり善(6月上旬から7月上旬)百合根天ぷら等
もみじ膳(11月中旬から12月上旬)栗ごはん等
吉兆膳(1月1日から1月中旬)おかゆ膳も有り
ぼたん苑 入園料500円 4月中旬から5月初旬
6600?の広大な敷地にに60種、2,000株のぼたんが咲き誇る、販売有
古美術・古民芸の骨董市5/1〜5/6
遠州三山お茶まつり5/4〜5/5
徳川家康公没後400年顕彰記念法要5/16土5/17日
百合見頃(ゆりの園)5月下旬から7月上旬
小國神社 P無料
4/18、19御例祭、神幸祭、十二段舞楽奉奏
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
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可睡斎の駐車場はどこかな・・こちらは有料駐車場100円、一般無料駐車場はご祈祷駐車場からさらに奥へ行くと稲荷社前にあります
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総門前のお土産店
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東洋軒観音堂
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可睡斎の元の寺の由来ですね
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秋葉三尺坊大権現の御開帳の旗、12年に一度の御開帳
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総門
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十二支の方位盤でしょうか
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境内は広いですね
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豆腐あいすくりんは後でご賞味いたします
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酒塚観音 4/29酒塚観音大祭
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洗心閣はお土産、お札、お守りの販売所
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山門
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お清めの輪300円をかけてお参りくださいとあったのでかけてみましたが、途中で紛失しました・・・・
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おさすり大黒天
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輪蔵、経文が入った蔵を回すと一切経を読んだと同じ御利益がいただけるといわれています
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萬松閣入口、可睡斎の館内総受付
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楽器に使われるそうなので良い音がします、かんかん石
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烏天狗は秋葉三尺坊大権現様を守護する天狗様、愛宕山、鞍馬山、秋葉山など全国各地に分布しています(境内案内図より)
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秋葉山は東京秋葉原にも祀られ、秋葉原の語源となったそうです、江戸時代にはお伊勢参りより人気のあった秋葉山参りだそうです
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秋葉山にもとはあった秋葉三尺坊大権現さまですが、400年前に浜松市(旧春野町)秋葉寺と修験二諦坊の間に秋葉寺帰属を巡る争いが生じた。そこで秋葉寺別当職であった盧月源秀(ろげつげんしゅう)は、以前から交流のあった可睡斎に救済を願い出た。この結果、可睡斎と二諦坊の争いとなり、可睡斎住職道仲雲達和尚は奉行所宛に書状を出した。江戸寺社奉行は徳川家康公からの判物を可睡斎側が持っていたことから可睡斎の勝訴と判断した。この結果を受け秋葉寺は曹洞宗寺院となり、可睡斎の本末関係を結ぶようになった。この時にお礼として秋葉寺からおくられたのが別伝三尺坊様である。
秋葉三尺坊大権現様の御真躰は60年に1度の御開帳とされています。三尺坊様の護真躰は一生に一度見る事が出来るかできないかの、文字通りの「秘仏」です。しかし、文献を調べますと、江戸時代には頻繁に御開帳や出開帳というように、三尺坊様の御姿をお参りする機会があったと伝わっています。・・・中略・・・・この現代に、観音様の御化身である秋葉三尺坊大権現様へ、一心をもって手を合わせる機会を作ることこそ肝要であると決するに至り、可睡斎御真殿に鎮座する三尺坊様御真躰のお傍に祀られていた「霊験あらたかな別伝秋葉三尺坊大権現様の御開帳法要」を12年毎に厳修する運びとなりました。(御開帳のお知らせより) -
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加藤清正公の祠、縁あって御寄進された祠だそうです
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勝軍地蔵
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掛川藩主二代の墓、藩主井伊直好は父直勝が寛文2年城中で病死すると父の葬地を可睡斎と定め、寛文12年死去した直好の墓もあります
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活人剣、日清戦争の折、清国媾和全権大使李鴻章伯の傷痍を施治回復せしめし佐藤軍医総監の顕彰碑
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出世六の字穴、戦国時代武田信玄に追われた家康がこの穴に隠れ難を逃れたと伝えられています
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本堂:本尊は聖観世音
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魚籃観音、魚類供養を願って、五十三世夬人が昭和60年4月建立
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ぼたん苑
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サトザクラが満開
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平和観音
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ぼたんは咲き始めて間もないです、20日ごろに満開のぼたんが咲きそろいそうです
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シャクナゲも咲いています
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放生池のこいのぼりまつりでは500匹のこいのぼりが泳ぎます
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護国塔、明治44年に建立され、当時としては珍しいインド・ガンダーラ式建築、発願者は当山四十八世日置黙仙禅師、設計は帝国大学工学教授、山門と同じ伊東忠太博士、県指定文化財。
日露戦争の戦没者を慰霊するため建てられた。 -
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楓の花?
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西来意(せいらいい)(五輪塔)初代掛川藩主の顕彰碑
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仏師高村晴雲の一大傑作、烏蒭沙摩明王、日本一の大東司(だいとうす)、昭和12年完成当時から水洗式トイレでした
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ぼたん膳1,500円
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斎堂(食堂)、こちらのお部屋でお庭を眺めながらぼたん膳をいただきます
精進料理は禅宗から生まれた料理で、基本が確立されたのは、鎌倉時代のこと。大本山永平寺をお開きになられた道元禅師様が南宋で修業をした折、中国天童寺の食事法を日本に持ち込まれたのが始まりとされています。味噌や醤油、酢での味付けや、炒めたり揚げたりという中国の調理法に、日本風のアレンジを加えたものが今日の精進料理の基になっています。
道元禅師様の典座教訓には、料理を作る側の心がまえが示されています。「食事を作るには、必ず仏道を求めるその心を働かせて、季節に従い、春夏秋冬の折々の材料を用い、食事に変化を加え、多くの皆さんが気持ちよく食べられ、身も心も安楽になるように心がける」−この教訓にのっとり、可睡斎では心と身体にやさしく、誰もが気楽に味わえる精進料理をおすすめしています。
素材本来の味を大事にするのが精進料理
精進料理は肉や魚は一切使わず、旬の野菜・野菜・果物・山菜・海草・大豆加工品などで作る料理です。料理の基本となる五味(苦・酸・甘・辛・塩辛い)・五色(白・黒・青・黄・赤)・五法(生・煮物・焼き物・蒸し物・揚物)にのっとり、素材の持ち味を生かして調理しています。また、近年いわれる「地産地消」「食育」を800年余り前から実践し、修行僧の心身の鍛錬には欠かせなかったのが精進料理です。今日まで連綿と受けつげられる料理の真髄は、現代社会にこそ必要な教訓を含んでいます。(精進料理可睡斎ちらし広告より) -
達磨大師の掛軸があります、禅の祖ですね、しかし、達磨大師は、毒殺されて亡くなったそうで、庶民には人気があったそうですが、貴族や富裕層や僧には敵も多かったということです、150歳位でなくなるまで、中国各地を周り、少林寺拳法の少林寺にも9年ほど滞在したとかですね・・インドの第三王子だったそうですが謎の多い人物ですね
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永平寺開山道元禅師様の御霊骨を奉安する高祖廟
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秋葉総本殿三尺坊様御真殿に通じるエスカレーター、木造建築の寺の中にこのような近代的なエスカレーターがあるところは初めてかも・・・
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この中で別伝秋葉三尺坊大権現様とご対面、口には紙をくわえて息がかからないように1人ずつの御対面、割りに小ぶりな別伝三尺坊大権現様でした
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韋駄天の壁画
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瑞龍閣の襖絵も美しいです
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火防総本山だけあってポンプ車がありました、名古屋市中区の鈴木鶴吉商店昭和14年4月新調です
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豆腐あいすくりん豆乳350円
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豆腐あいすくりんごま350円
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遠州一宮小國神社は可睡斎から車で30分ほどのところです
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シャガが群生しています
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シャクナゲも満開です
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御神木
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家康公立ち上がり石、人生の再起をかけてこの石に腰かけて帰るものも多いとか、私も腰かけてきました。
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本殿
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ひょうの木(縁結びの木)
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第二東名遠州森町から帰りはとおり、浜松浜北PA
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風力発電機の羽がたくさん見えます、風が強いところですね
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小國神社交通安全守り500円、別伝秋葉三尺坊大権現様のお札500円、烏蒭沙摩明王のお札500円、貧乏封じ守り600円
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この旅行記へのコメント (2)
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- 飛行船さん 2015/04/20 10:58:46
- 圓行坊
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うちの ご先祖さんが 山伏だったらしく 大権現の
文字が飛び込み 早速 九州からおじゃました。
- 名古屋のmisakoさん からの返信 2015/04/26 09:04:55
- RE: 圓行坊
- >山伏修行は全国いろいろありますが、どちらの山伏だったでしょうね、奈良、出羽三山などありますが九州ですと、秋葉山は江戸時代の人気スポット、現在も人気あります、名古屋にも熱田神宮隣に秋葉山円通寺があります
・
> うちの ご先祖さんが 山伏だったらしく 大権現の
>
> 文字が飛び込み 早速 九州からおじゃました。
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