西オーストラリア・長距離ドライブの旅【２】～ピンクの湖、シェルビーチ、モンキーマイアへ

2014/11/27 - 2014/11/30

旅の２日目。パースから北に４２０ｋｍ離れた町、ジェラルトンに１泊し、さらに約５３０ｋｍ北上して世界遺産のシャーク湾を目指します。途中、ピンクの湖やシェルビーチ、水族館に立ち寄り。

夕方、シャーク湾・モンキーマイアに到着。ビーチでは野生のイルカがお出迎え。

エリア モンキーマイア(オーストラリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

６時半起床。７時からホテルで朝食を取り、ジェラルトンを出発。

昨年パースに訪れたときから集めている西オーストラリア州の記念コイン。州内の観光スポットにコインの自販機が置いてあります。１枚２ドル。今年も空いたスペースを埋めようと張り切ってコインケースを持って来ました。ケースはおみやげ店などで売っています。

今回の旅で初のGETとなるはずのジェラルトンビジターセンターのコイン。しかし、ここのセンターの営業時間が９時ー１５時で、昨日も間に合わず、今朝もオープンからちょっと早めに着いてしまいました。

でも入口から中を覗くとすでに電気はついており、ドアのすぐそばにコインマシーンが見えます。オープン前ですが、コインだけGET出来ないかと思い、ノックをしてみました。

するとスタッフの女性が気付いて鍵を開けてくれたので、早速理由を説明して交渉。しかし、９時にならないとダメの一点張り・・・。目の前のマシンに２ドル入れたらGET出来るのに〜｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡　まあね、例えば目の前の棚のカンガルーのぬいぐるみを買いたいと言ってもダメだったことでしょう。時間外に販売出来ないという決まりなのだろうから仕方がないですね・・・。しくしく。

あと１５分足らずでオープンでしたが、わずかな時間のロスも後のスケージュルに影響が出てしまうので、泣く泣く諦めることに。明後日の復路も１５時には間に合いそうもないです。という訳で、きっとずっとこの先も空いたままのジェラルトンのスペース(T_T)

CoinのWEB SITE→http://www.auscoinswest.com.au/

本日のルート。寄り道する分、どうしても距離が増えてしまいます。カルバリー国立公園にも立ち寄りたかったのですが、日が暮れる前にモンキーマイアに到着したい為、今回は見送り。次の機会に。

本日の第一目的地は、昔から一度見てみたいとずっと思っていたピンクレイク（Hutt Lagoon）。ピンクレイクで一番有名なのは、パースの南東に７６０km離れた島にあるヒリアー湖ですが、西オーストラリアの北部、しかも離島ではなく大陸上でも見れると知って、ぜひ行ってみたい！とこの旅の計画を立てたようなものです。念願が叶ってとても嬉しい。

西オーストラリア州のピンクレイクについて→http://www.australia.com/jp/explore/states/wa/pink-lake.aspx

ジェラルトンから１時間ほどでピンクレイクに到着。ピンクに見えない日もある、ピンクに見えたらラッキーだという情報を見かけたので、数日前からInstagramの#Pinklakeのタグをチェックしていました。リアルタイムに訪れた人が写真をUPしてくれるので、確実な情報でした。そして、ここ数日はずっとピンク！この日も予想と期待通りにピンクでした。

湖は思っていた以上に大きく、どのポイントから見ればきれいに見えるか、行った人達の写真を参考にGoogle Mapで調べておきました。

ポートグレゴリーという町のはずれにあります。湖の横には駐車スペースがあり、車を停めて、徒歩で茂みの中を２メートルくらい下ると湖畔に出られます。

濃度の高い塩湖なので、塩の結晶が岩や石に付着しています。一見、雪のようにも見えて不思議な光景。

湖の真ん中にも塩。

駐車場から３分くらい車を走らせると、両サイドに湖が見えるポイントに出ます。先ほどの場所よりもさらに濃いピンク。とても静かで、車もほとんど通らず、人もいません。空が映り込むとより神秘的でした。

ピンクの湖を満喫して、再び車を走らせます。カルバリー国立公園が近付くと、川が現れました。今度は澄んだグリーンのきれいな川です。ちょっと１号線から逸れて、川のそばまで降りてみることに。

小さな橋がかかっています。

黒鳥や魚が見えました。

舗装されているのでどんな車でも安全な道です。駐車スペースもあり、釣りをしている人も遠くに見えました。

川を後にして、本日１回めの給油。湖を出発してからここまで、なかなかガソリンスタンドが出て来なくて、とても焦りました…。早め早めの給油が大事ですね。

こちらのスタンドで本日のランチ。サンドイッチやバターチキンカレーなどを買って、車の中で食べました。単なるスタンドの軽食と期待していなかったけど、ちゃんと美味しい。カレーも色々な種類があったり、スタンドごとに工夫されているようでした。（今回の旅のランチはほぼガソリンスタンドのショップで調達。途中にいくつか街がありますが、なかなか目ぼしいレストランがなかったです）

ジュース数本に水は2リットルの大ボトルと、万が一に備えて水分は多めに確保。（ガス欠や車のトラブルで荒野に数時間取り残されるケースを予測して）アイスクリームは日本のように棒付きの美味しいのがたくさん売っていました。運転中、リフレッシュするのに最適なおやつでした。

さてお腹もいっぱいになり、どんどん先を急ぎます。北上するごとに日差しもさらに強くなり、気持ちのいい青空！

やっと世界遺産・シャーク湾の入口に到着！

野生のエミューを発見！

本日の第２目的地、シャーク湾内のシェルビーチへ。真っ白の部分が全部貝殻！遠浅のビーチで、ずいぶん先まで歩いている人も。

貝殻の白と海の青のコントラストがとってもきれい。

すくってもすくっても貝。ただし、持ち出し禁止の看板がありました。

シェルビーチからさらに先へ。左手に水族館の看板が見えてきます。左折して、Ocean Park Aquariumに立ち寄ります。

小さな水族館です。入口にて。

駐車場からは海が一望。

館内はレストランとおみやげショップ、屋根付きの屋外に水槽がいくつか。シャーク湾に生息する魚、怪我をして保護しているウミガメ、鯛、イカ、カサゴ、ストーンフィッシュ、ウミヘビ、クマノミなどが展示されています。

小さな水族館なので、１５分もあれば見終わってしまう規模ですが、こちらの水族館ではスタッフのお兄さんがお客さんに説明やクイズを出しながら付いて回ってくれます。しかし、けっこう話が長いので、思ったより滞在時間が長くなります(^_^;)　時間がない場合はちゃんと伝えた方がいいです。でもとても興味深い話を色々聞けて面白かった。

屋外には大きなプールが。海水をそのまま引いている自然な状態で、サメなどの大きめの魚が飼育されています。

クーラーボックスの中から鯛のような魚の目の部分にロープに通して、スタッフのお兄さんがサメに餌付けします。お客さんは見るだけです。

サメの性質や１日に食べる量などを説明しながら餌付けを見せてくれます。この日はもう閉館時間（１６時）ぎりぎりだったので、サメ達はもうお腹いっぱいのようで、あまり食べていませんでした。

上からの至近距離で見るサメはなかなかの迫力。大小数種類のサメがいました。

最後にスタッフのお兄さんと。

水族館のレストランはとても眺望がよさ気でした。

水族館を後にして、３０分ほどで最終目的地のモンキーマイアに到着。ホテルに入る前に、ゲートで用紙に人数や滞在日数を記入をして入場料を支払います。クレジットカードナンバーを記載してもOK。

宿泊はMonkey Mia Dolphin Resort。ビーチにすぐ出られるスーペリアビーチビュールームを予約していました。リゾート内にはおみやげショップやポスト、ガソリンもあります。室内の冷蔵庫には冷えた飲み物も。

RAC Monkey Mia Dolphin Resort ホテル

部屋からの景色。海がきれいー。

あ！イルカ！！

ここはビーチに野生のイルカが遊びに来ることで有名です。みなさんこれを目的に世界各地から訪れます。午前中に餌付け体験が出来ますが、夕方も手の届きそうな位置まで遊びに来ていました。（触れるのは禁止です）

ペリカンも。

イルカとお散歩。

桟橋が工事中で、大きなクレーンがどーんと鎮座。景観がちょっと残念でした。でもイルカ達は慣れているのか、桟橋の下をスイスイ泳いでいました。

だいぶ日も傾いてきました。ホテルのレストランで夕食。空と海のグラデーションが美しいです。

生牡蠣やグリルしたアスパラガス、ローストパンプキンスープなど。ワインはもちろんオーストラリア産♪　キッズメニューもありました。

食後は真っ暗なビーチを星を見ながらお散歩。昼間は隠れていた蟹も姿を見せてくれました。

夜は寒くも暑くもなく、快適にぐっすり。遠浅なので波の音はほぼしませんでした。風が強いのでヤシの木が揺れる音だけ。明日の朝早くのイルカの餌付け体験に備えて早めに就寝。