2014/06/21 - 2014/06/21
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昆虫博士さん
北欧系移民のお祭り スカンジナビア夏至祭(Scandinavian Midsummer Festival)に行ってきました。
夏至祭は北欧の季節の祭りと聖ヨハネの祝祭が混じりあったお祭りで、北欧とその周辺で夏至(6月22日)〜聖ヨハネの日(6月24日)前後に行われます。北欧から遠く離れたバンクーバーでも移民によって、行われています。
会場には、北欧5カ国(デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン)のテントとバイキング村が並び、コンサート会場やビアガーデンもあります。各国のテントで特産品・民芸品や観光案内などがあり、見て回るだけでも楽しめます。また、“バイキング村” では、バイキングが活躍していた千年以上前の雰囲気を味わえました。
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総集編: バンクーバーの祭り (フェスティバル, イベント) 一覧
http://4travel.jp/travelogue/10824875
- 旅行の満足度
- 4.0
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バンクーバーの隣り バーナビー市のスカンジナビア公民館(Scandinavian Community Centre)が会場です。
北欧5カ国(デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン)からの移民の公民館です。
このとき初めて知りましたが、北欧5カ国の国旗はそっくりですね。
スカンジナビア十字(Scandinavian Cross, Nordic Cross)と言って、デンマークの国旗が元になっています。
※ この旅行記の北欧文化やバイキングについては、Wikipediaを参考にしました。 -
入場料は大人10ドルです。
夏至祭(Midsummer Day)は、北欧の季節の祭りと聖ヨハネの祝祭が混じりあったお祭りです。
北欧とその周辺で、夏至(6月22日)〜聖ヨハネの日(St. John's Day, 6月24日)ころに行われます。
聖ヨハネはイエス・キリストの半年前に生まれたとされ、クリスマスの半年前である6月24日が聖ヨハネの日(St. John's Day)に設定されています。
聖ヨハネの日は BC州では祝日ではありませんが、ケベック州では祝日です。 -
会場は公民館の広いグランドで、両側に各国のテントが並んでいます。
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そして、グランドの真ん中にはメイポール(Maypole)が立てられています。
メイポールは、他のヨーロッパではその名の通り五月祭で立てられますが、北欧では夏至祭で立てられます。 -
フィールド・ホッケーの仮設ミニコートもあり、自由に遊べます。
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中央のテントでは、コンサートもしています。
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各国のテントを順に回ります。
各国とも特産品・民芸品や観光案内などの展示・販売をしています。
まずは、デンマークのテントをのぞいてみます。 -
レゴ(LEGO)はデンマークの会社でしたね。
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アイスランドのテント。
北欧5カ国のなかで一番こじんまりしていました。 -
素朴な木製おもちゃが展示・販売されています。
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フィンランドのテント。
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ムーミンは、フィンランド生まれでしたね。
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フィンランドの横のテントでは、音楽の生演奏に合わせて、伝統的なダンスをしています。
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ノルウェーのテント。
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伝統的な衣装などが展示されていました。
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ノルウェーはファッションで有名なのでしょうか。
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スウェーデンのテント。
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ここでは、花冠の作り方を教えてもらい、自分の花冠を作れます。
まず細い枝でベースを作り、それに花などを巻いていきます。
糸やテープで固定して完成です。 -
スウェーデンでは、この花の冠を夏至祭のときに女性が頭にかぶります。
花冠をかぶると1年間健康でいられるという言い伝えがあります。 -
ボルボ(Volvo)のクラシックカーが展示されています。
なぜこの祭りの会場にクラシックカーが展示されているのかと思ったら、ボルボはスウェーデンの自動車会社でした。 -
グランドの片隅にはサウナがあります。
サウナはフィンランド発祥です。 -
フィンランドでは一家に1つサウナがあり、文化になっているようです。
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このサウナの前には、この歴史的な建物への寄付を求める素朴な人形が立っていました。
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北欧5カ国のテントに加え、バイキング村(Viking Village)があります。
バイキングは、800年〜1050年頃にスカンジナビア半島に住んでいた人たちです。
昔は海賊のことを指しましたが、現在 バイキングは略奪民族ではなく交易民族とされ、その頃のスカンジナビア半島の住民自体を指す言葉になっています。 -
この石碑には、ルーン文字とバイキングが乗っていた船 “ロングシップ (Longship)” が刻まれています。
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バイキングはアイスランド、グリーンランドを通って、北米大陸に初めて到着した白人です。
バイキングは1492年にコロンブスがアメリカを“発見”するよりも500年も早くアメリカ大陸に到達していました。
バイキングの入植地、カナダのニューファンドランド島にある “ランス・オ・メドー (L'Anse aux Meadows)” は、1978年に世界遺産に指定されています。 -
バイキング村の中には、当時の衣装を来た人たちがたくさんいます。
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この女性は編み物もしくは裁縫をしています。
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当時のテントもたくさん立てられています。
テントの前には槍と盾が置いてあります。
この盾は木製で、とても重かったです。 -
テントの中には、なめした毛皮のベッドなどが置かれています。
実際に、当時の衣装を着たまま 寝ている人がいました。 -
バイキングの斧と兜もあります。
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バイキングの交易品でしょうか。
バイキングは海賊ではなく、交易民族でした。 -
バイキングが少女に刀を見せています。
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バイキング村の中央では料理をしています。
この人が料理人で、煮物のいい匂いが漂っていました。 -
こんな材料を使っています。
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ビアガーデンがあり、食事もできます。
ちょうどIkuko という日系人(日本人?)のジャズシンガーが心地よいジャズを歌っていました。 -
サーモンを網で焼いています。
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サーモンの網焼き、サラダ、パンで13.5ドルです。
サーモンの焼き加減もよく、サラダも美味しかったです。
北欧は寒くて物価が高いというイメージが強く、今まで行ったことがなかったのですが、ぜひ行ってみたくなりました。
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この旅行記へのコメント (4)
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- ElliEさん 2014/07/11 09:38:05
- 夏本番でイベントの季節ですね
- 昆虫博士さん、こんにちは。
このイベント、毎年気になっているんですが、週末は色々忙しくてなかなか行かれません。
森の番人さんも行かれたんですね〜。
来年こそ?!
ストロベリーピックも楽しいですよね。
そろそろ終わりかな〜。
私はいつもラドナーに行くんですが、みんなそれぞれお気に入りのファームがありますよね。
フォートラングレーとの組み合わせは良かったですね。
一日たっぷり遊べたことでしょう。
- 昆虫博士さん からの返信 2014/07/12 05:33:06
- RE: 夏本番でイベントの季節ですね
- ElliEさん、こんにちは。
バンクーバーにも ついに夏がきましたね。連日快晴で気持ち良いです。夏に入ると、バンクーバーは毎週末どこかでフェスティバルがありますね。
スカンジナビア夏至祭、思っていた以上に楽しめました。夏至祭は 北欧では大きなお祭りのようです。来年はぜひ。
U-Pick は、今回が初めてでした。本当は駄目ですが、疲れたらつまみ食いしながら、苺摘みを楽しみました。そろそろブルーベリーの時期ですね。
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- 森の番人さん 2014/06/29 13:54:09
- こんにちは〜
- 昆虫博士さんも、スカンジナビアン・ミッドサマーフェスティバルに行かれたんですね〜
私は日曜日に行ってきました。
土曜日に行っていたら、会場でお会いしていたかもしれませんね。
子ども達が小さい頃から、なんとなく行くのが恒例になってしまっていますが、とってものどかなお祭りですよね。
- 昆虫博士さん からの返信 2014/06/30 03:23:53
- RE: こんにちは〜
- 森の番人さん、こんにちは。
毎年行かれているのですね。
そういえば、以前 このフェスティバルについての森の番人さんの旅行記を読んだ気がします!
私は今回が初めてでしたが、いろんな催しがあり 予想以上に楽しかったです。
10ドルの入場料も損した気にはならなかったです。
今まで北欧とは縁が全くなかったのですが、いちど旅行したくなりました。
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