2014/05/10 - 2014/05/10
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kyosakuさん
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以前、ネットで「名創優品 MINISO(メイソウ)」という中国の雑貨屋が話題になっているのを目にしました。
「ユニクロ」の様なロゴに、店のつくりは「無印良品」、そして売っている商品は「百円均一ショップ」に似ており、「日本発のブランド」であることをアピールし、中国で店舗を急拡大中なのだそうです。
しかし、そのセールスポイントである、「日本ブランド」も、怪しいところ、ツッコミどころがいっぱいで、日本人はおろか中国人からも指摘されてしまい、公式ホームページ(www.miniso.jp)が閉鎖されてしまう有様。
たまたま出かけた香港旅行。これはネタとして行って見なければなるまい、ということで、深センまで足を運んでみました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- ピーチ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
香港から、東鉄線の電車にのり、中国本土との境界を目指します。
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電車の車内は次第に香港の住民が下車していき、大きな荷物を持った、「いかにも大陸から来ました」という乗客が増えていきます。
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電車に40分ほど乗って、香港側の境界駅、羅湖に着きます。
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休日なので、境界越えは時間がかかるのかと思っていましたが、朝早めだったためか、あっという間に越境。
イミグレーションの建物のロビーでは、香港で買い込んできたと思われる、粉ミルクを並べて売る人たちが。
中国製粉ミルクへの不信感は、まだまだ根強いのでしょうか。 -
イミグレーション「羅湖口岸」の建物。
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そして巨大な深セン駅。
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深セン地下鉄に乗って移動。
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二駅隣の「老街」駅で下車します。「老害」じゃないよ。
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地下鉄の駅から地上に出ると、まあなんて大都会。
方向感覚を失います。
繁華街である「東門歩行街」を目指します。 -
突然現れた不気味なマネキン。
ギョッとするね。 -
どうやらここが東門歩行街の模様。
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メイソウのお店はホームページが閉鎖されてしまったので、どこにあるかはわかりません。
けど、深セン一番の繁華街だし、きっと見つかるでしょう。 -
お!さっそく見つかった!ちょっと小さなお店だな。
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確かにユニクロと似たようなロゴですね。
入口では若い店員が呼び込みをしています。
男性一人で入るのは勇気が要りますが、ここで引き下がるわけにはいかない。 -
さすがに店内の様子を、カメラでパシャパシャ取るのは気が引けます。
こっそりスマートフォンを構えて、撮った写真はこの一枚のみ。
商品構成は日本の百均と似ていますが、何でも1点10元(=170円)なので、ちょっと高めに感じられます。
ましてや中国の人にとっては、なおさら高く感じられるでしょう。
「日本ブランド」という点で、財布の紐を緩めさせようとしているのでしょうか。
女性客ばかりで賑わっていました。 -
職場へのお土産を兼ねて、20点ばかり購入。
もらった連中はきっと嫌がるだろうなぁ。
レジで店員にいろいろ言われましたが、中国語を解せない私がきょとんとしていると、「仕方ないなぁ」と諦めた様子。
袋は0.5元です。 -
さて、これで深センに用はなくなったので、再び越境して、香港のホテルに戻ります。
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ホテルに戻って、さっそく買った品物をチェック。
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まずは店のパンフレットからチェック!
左下の「すべての人は一生であるプレ」ってどういう意味?
From Japan To The Worldとは勇ましい。 -
「生活のあなたはすべて八種類」と、意味不明な日本語コピーがデカデカと。
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創始者の略歴。三宅順也さんが広告デザインしたそうです。
それっぽいですが、下に並んでいる顔写真には、「高橋拓也」や「川崎良子」はともかく、「吉田中一」や「松本岡健」といった、それはどうだい?という名前も。 -
「午後の日光で、ソファーに座って、子供たちと雑談するか、或いは全家族と一緒に、最も普通なことをやりたいね、平凡な生活の中に、それこそ最もあたたかい瞬間です。」
はいはい、好きにして下さい。 -
「ブランドのッシュ」によると、全世界に3,000店があり、毎年1億人以上が来店するそうです。
ブランドは日本から誕生したそうですが、嘘つくなよ。 -
それでは商品チェック。
「無○良品」っぽいノート。
ハングル文字が踊り、Made in KOREA -
裏返すと、「東京都目黒区原町」とあります。
たしかに原町はあるな。昔近所に住んでいたし…。 -
左は「消しゴムペン」とありますが、裏面には「伸び縮み可能なボールペン」と書かれています。
おいおい、どっちなんだよ?しかも、絶対に伸び縮みしないだろ!
右はシャープペンシルですが、日本語では「多機能の活動鉛筆」と言うそうです。初めて知った。
「2本入り」と書いてますが、どう見ても1本しかありません。というか、日本語だけど中国人にもわかるだろ。 -
これは鼻の毛穴の油を取るシート。
2行になった商品名を改行する位置を工夫すれば、らしいかも。 -
使用方法はだいぶ頑張った日本語。意味は通じます。
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洗剤系や化粧品にも面白いものがあったのですが、液体は持って帰れないので買いませんでした。
そのかわり、衣類も若干購入。 -
「手触りが柔らかくてすべすべしている」男性用トランクス。
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女性用の「健康で快適なのパンツ」
そう「なの」?
買うの恥ずかしかったよ。 -
「DIY多機能高質な圧縮マスク」
40「錠」入り?
顔パックの数え方は、小学校で習わなかったな。 -
日本語のパッケージに、中国語のシールを貼って、「日本から輸入しました」という雰囲気は出ています。
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なかなか楽しめました。
買った品々は、日本に持って帰って、家族や職場の同僚に配りましたが、「ウケる〜!」とは言ってくれましたが、誰も使ってくれなさそう。
パンフレットによると、この深センだけで、9店舗、広州には16店舗もあるそうです。香港には出来ないだろうな。
いずれにせよ、2年前は反日デモの嵐だった街で、「日本」を売りにした店が流行るとは、くすぐったいような、不思議な気持ちです。中国は奥が深い。
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