横浜水道みちはどこまで続いている？

2014/04/13 - 2014/04/13

津久井湖の水を横浜市内に運ぶ大水道の上は、相模原・大和市では水道みちとして緑道になっている。毎年、春には桜でいっぱいになり、我々を楽しませてくれる。
家の近くの南町田鶴間公園から、上流方向に水道みちをたどると、相模原公園を経て海老名のあたりまで行けることは知っている。じゃあ下流は？鶴間公園より横浜側って、すぐに緑道がしぼんじゃうんだよね。そんななんで下流には行ったことがない。

今日はそっちを極めてみるか！

エリア 港北・長津田・青葉(神奈川)

• 旅行の満足度: 3.0

今日も愛車（って言っても自転車ね）で出かける。
まずは東急つきみ野駅付近から水道みちへ。

ここは「さくらの散歩道」と呼ばれている。その名の通り桜がいっぱい。

緑道にはいろいろな種類の桜が植わっていて、長い期間、桜が楽しめる。

緑道には桜以外にも四季の花が楽しめる。

スズランとか、

水道みちはその名の通り、緑道の下には太い水道管が走っている。

南町田駅の近くで水道みちは境川を渡る。
水道管はこんな感じで境川を渡る。

この辺では境川に下りられる。
かつてはドブ川のようだった境川も、今は魚が泳ぎカワセミやサギが遊ぶきれいな川になった。子ども達の格好の遊び場だ。

境川を渡れば、そこが鶴間公園。

鶴間公園も町田の桜の名所。でももうほとんど散っていて、今は野のハナニラやら、

水仙やら

ムスカリーやら。

鶴間公園の広場には大勢のピクニック客。
もう花見じゃないよね。

鶴間公園の並びにあるグランベリーモール。

イベント広場ではデュオがさわやか〜に演奏中。

グランベリーを過ぎると、歩道は246号をまたがねばならない。246にかかる歩道には織姫と牽牛。その周りには星座のモチーフ。じゃあ246は天の川かい？　ちょっと無理が･･･

今日の天の川は空いてます。

246を過ぎると水道みちはいきなり控えめになる。車道の脇に申し訳程度の遊歩道が。

それもしばらく行くととうとう遊歩道もなくなって、原っぱだけになっちゃう。

あ〜あ、とうとう道もなくなって原っぱだけになっちゃった。これ、通っていいのかな？

原っぱは東名の下をくぐる。
これ、ほんとに水道みちなのかな？

東名をくぐったところで、ついに道はなくなり原っぱだけ。
これ、通っていいのかな？
行っちゃえ行っちゃえ。

原っぱを行きると横浜卸売センターの入り口だったが、実は塀に囲まれて簡単には道に出られなかった。やっぱ、通っちゃあダメだったのね。

一応、水道みちっぽい緑道が続いていた。
ここでいいんだ！

で、道を登り切ったところは川井浄水場だった。
やっぱ正解じゃん！

浄水場は通り抜けられないので、ぐるっと反対側に回り込み、さらに水道みちを探す。

と、さっきの原っぱの続きのような原っぱを発見。
だんだんワイルドな感じになってきた。まあ行ってみよう。

道の脇には何年放置されているのか、廃屋が。
この道でいいのかな？

で、保土ヶ谷バイパスが見えたと思ったら、バイパスへは崖になってて降りられない。くそっ、後戻りだ。

遠回りして保土ヶ谷バイパスに出たところは、フェラーリの代理店。
お越しの節はお隣の廃屋もご見学を。こっちの方が見応えがあるよ。

保土ヶ谷バイパスを渡って進むが、水道みちを見失う。
これかな？

三ツ境手前の原分というバス停あたりで完全に見失った。
まあ、もう少し行ってみよう。

と、ありましたよ、遊歩道。
これでいいのか？

これでいいのだ！
ちゃんと案内板もあるのだ。

ここらは水道みちあらため、トロッコ道というそうな。

その証拠にトロッコ線路が残されている。

このトロッコ線路を最後に、ついに遊歩道は消滅する。
中原海道のあたりでＵターン。

帰り道はどうしようかな？
考えていたら、「帷子川プロムナード」のサインが。
よし、帷子川を遡って行くか。

帷子川はみなとみらいで海に注ぐ川で、ハゼが良く釣れる川だ。
そっか、この辺を流れているんだ。

我が家の脇の境川と違って、結構ワイルドにくねった川だ。

いい感じでくねっている。

身代わり不動のあたりで１６号とお別れ。

１６号渋滞の時の逃げ道に使う、横浜若葉台方面への道をたどる。

と、頭上高くになにやら異様な物体が現れる。
その高さは５０ｍくらい、長さは３００ｍはあるね。

知っている人は知っているのだが（あたりまえか）、大貫谷戸水路橋という水道用の橋。そう、水道みちはこっちに続いていたのだ。

さて肝心の帷子川はどこかな、と探していると、いきなり細くなって現れた。

ちゃんと帷子川源流地として、遊歩道になっている。

小さいながらも整備された歩道をたどっていくと、

いやいや、そんなにはっきりとした源流地なんてないでしょ。
目を転じると、ほ〜ら小川は続いている。

この辺がほんとの源流地？

まだまだたどるぞ。

これまた進入禁止っぽいところを強行新入すると、なんか怪しげな地下水路が。
方向からすれば、さっきの小川に続いているよな。

カバーの奥には地中から浸み出す水が。
ほ〜ら、本当の源流地なんて、こんなもんだよ。

真源流地発見！

若葉台は俺にとってはおなじみのところなので、もう迷うことはない。横浜ＩＣを経由してホテル街を抜ければ我が家だ。
で、横浜ＩＣ上の畑の脇を走っていると、なんとサルが！

え〜〜〜っってよく見たら、
なんだよ茶色い爺さんじゃん。

またも新発見。
ホテル街の前、ＩＣの上に東名を渡る歩道橋が。

この歩道橋が意味もなく太くてりっぱなの。なんで？
橋の上から東名を望む。

ＩＣの上から町田市街地を望む。
町田って田舎？都会？
どう感じるかであなた自身が田舎者か都会人か分かっちゃうよ。

途中でスリフトモールというフリーマッケットみたいな店を冷かして帰宅。結構おもしろいんだ、この店。

水道みち＆帷子川を極める旅、終了！