2012/07/23 - 2012/08/01
29位(同エリア125件中)
ホイさん
4年前の2008年に初めて行ったウィーンのホイリゲ。
再び訪れたいと熱望していた私と、プラハのある会社を訪問したい・北欧へ行ってみたいという相方の希望をかなえる旅。
名所旧跡や観光名所にはあまり興味のない二人旅。
全て自分で手配して行った旅なのでとても満足できた。
2012/7/23 成田 ~ ヘルシンキ ~ ウィーン (フィンランド航空)
バーデン・バイ・ウィーン 3泊
2012/7/26 バーデン・バイ・ウィーン ~ プラハ (オーストリア国鉄)
プラハ 3泊
2012/7/29 プラハ ~ ヘルシンキ (フィンランド航空)
ヘルシンキ 2泊
2012/7/31 ヘルシンキ ~ 成田 (フィンランド航空)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
7月に行こうと決めて準備を始めたのが1月。まずは航空会社を決めないとね。
2月頃には各社春からの料金を出し始めるので毎日のようにPCの前で情報収集。
3都市をどのように回るか検討し、結局日本欧州間の飛行時間が短く料金も安いフィンランド航空のオープン・ジョーとストップ・オーバーの組合せで発券。
成田~ヘルシンキ~ウィーン、プラハ~ヘルシンキ、ヘルシンキ~成田のエコノミーを一人総額163,990円でフィンエアのHPから購入した。
ウィーンからプラハへは列車で移動することにした。
オーストリア国鉄のサイトから英語を選択してウィーン・プラハ間のチケットを予約。限定列車の割引チケットで39ユーロ。正規料金は66.2ユーロだからかなりお得だけど、列車の変更ができないので要注意。キャンセルはできるはず。
移動手段が決まれば次はホテル。あちこちのホテル予約サイトで調べるのだが、これが時間がかかる。しかしこれも楽しい作業だ。
後から気がついたのだが、日程がロンドンオリンピックとかぶっていた。ホテルのテレビで観戦できるか?
旅の計画をたて情報収集することが何より好きだ。予約が完了してしまえば旅の半分は終わったようなものである。
何でもすぐに調べられて予約・決済までできてしまう今の時代を享受している。 -
2012/7/23 1日目① 成田~ウィーン
午前9時頃成田空港に着く。Webチェックインをしていたので手続きは簡単に終わり、出国審査は待ち時間ゼロ。無料のネットカフェでのんびり待つ。
11:00発AY0074便に搭乗。フィンランド航空の評判はイマイチだったが、食事もまあまあ美味しく実際には想像したほど悪くなかった。肘掛が45度くらいまでしか上がらなかったのが一番気に入らなかった点。CAのサービスは期待していなかったので可。
今回一番心配したのが乗継。ヘルシンキのヴァンター国際空港は行ったことないし、入国に時間がかかったらどうしようとか、荷物がウィーンまで届かなかったらどうしようとか…
エコノミー客としては1番最初に降りて急ぎ足でイミグレへ行ったがどこもスカスカ。ほっとしたが乗継便のゲートまでずいぶん歩かされた。それでも待ち時間たっぷり。日本人ぽい人が多いけれどやっぱり北欧ぽい人が多いので空港内の雰囲気がちょっと違う気がした。アラブ系や中国人の姿がほとんど見られなかったからか。
イイ感じのイスに座ってネットに接続して時間をつぶす。ペットボトルは300円くらい、サンドウィッチが600円くらい。1ユーロ100円くらいの時期だったのにこの値段。やっぱり北欧? -
2012/7/23 1日目② バーデン・バイ・ウィーン
2時間弱の乗継時間を空港をブラブラしたりしてのんびり過ごし、ウィーン行きの便に乗った。
到着したシュベヒャート空港は以前と変わっていたのでとまどった。ここからウィーンの南26Kmにあるバーデン・バイ・ウィーンまで国鉄で移動。自動券売機で買うつもりだったが、途中に国鉄のカウンターがあったのでそこで買うことにした。むむむ、券売機で買うより高くつき失敗。着いたばかりなので日本の感覚が抜けていない。
乗り継ぎも問題なく、順調にバーデンのホテルに着いた。夜の8時近くだというのにまだ明るい。しかし日本時間では夜中の3時頃。ちょっと強行スケジュールだったなーとまたまた反省。
期待して選んだホテル「G○ Hotel S○」は雰囲気はいいがかなりガッカリなところもあり、レビュー評価7という数字はやはり正しかったと思った。ここに3泊かぁ。(ツイン朝食付き3泊で341ユーロ)
<画像はバーデン南部のぶどう畑>
バーデン南部にあるソース村のホイリゲへ行くことが今回の旅の目的の一つだった。グーグルであちこち見ていた時にバーデンからソースまで歩いていけることに気がついた。(画像の真ん中を南北に走る道)
この道を歩いてみたい!
ホテルからのルートを拡大地図でコピーし準備を整えた。 -
2012/7/24 2日目① バーデン・バイ・ウィーン ~ ソース
ヨーロッパに着いて2、3日は時差ぼけで早朝に目が覚める。今回も同じで朝食までの時間が長い~。
やっと食事の時間となり、1番のりで食堂へ。よさげな場所のテーブルにつくとキッチンのおばちゃんがやって来てドイツ語でまくしたてる。どうやら予約席だと言ってるみたいなのだ。でもそんなプレートはどこにもない。別の席に追い立てられかなり気分を害したが、料理はまあまあ美味しかったのでおなかいっぱい食べて許してあげる気になった。
午前中はバーデンの街中をブラブラ。小さい町なのですぐに様子がつかめた。日本の100円ショップみたいなユーロショップがあったのでビックリ!中に入ってみるとものすごく雑然と商品が置かれている。並べてあるのではなく置かれている。見る楽しみというものがないね。その後スーパーマーケット(BILLA大好き!)を発見し営業時間をチェック。部屋の冷蔵庫に入れておく飲み物などを購入してホテルに戻った。
お昼頃ソースに向けて出発。カラッとしているけどかなり気温が高い。
バーデンの住宅街を抜け、農道に入る。やがて道の両脇にぶどう畑が広がり、ああ!あの道を歩いているんだな、と感慨に浸るのであった。
ゆっくり1時間くらい歩いてソース村に着いた。プリントしてきた地図を頼りにホイリゲを探す。「G○○○-S○○○」の入口の上に杉玉と電球を見つけ(営業中のしるし)中に入って行った。 -
2012/7/24 2日目② ソース
広い庭にテーブルが並び、平日の真昼間からたくさんの人で賑わっていた。屋内にもテーブルはあるけれどこんなにお天気がいいのだからやっぱり外!
この家で作っているワインを飲ませてくれる。ワインを移動させていないし何より新鮮なのでとっても美味しい。歩いて来たから余計に美味しい!色々な種類のワインを試す。ワインは席で注文するが、食べ物は奥の建物の中で買うようになっている。料理のカウンターには結構な人が並んでいて、冷たいものだけでなく大きなショーケースの中の暖かい料理も注文できる。私は日本語と指差しで注文。少しでいい時は親指と人差し指でちょっと、とやるとわかってくれた。
ホイリゲに関しての詳しい情報はKino_Sanさんの「ホイリゲへ行こう!」をご覧ください。
こちらのサイトには大変お世話になり、とても助かりました。
http://www.heuriger2005.com/index.html -
2012/7/24 2日目③ ソース ~ バーデン・バイ・ウィーン
キノコのキッシュ、にんじんのサラダ、めっちゃおいしかったフライドポテト、トマトのサラダ、スペアリブ、デザート、とよく飲みよく食べた。2人で27ユーロ。やっす~~。ホイリゲ最高!!
かなりいい気分になってフワフワとバス停まで歩く。まだ陽は高く気温も高い。
ホイリゲへ行くといつも感じることだが、結構飲んで酔っているはずなのに全然悪酔いしない。
やって来たバスに乗り込み、バスの運転手に地図のヨーゼフ広場を示して「行きますか?」と聞いた。彼は「ヨーゼフプラッツ」と言ってうなずいたので二人分の4ユーロを支払い車内へ。ワインでほてっているから涼しい車内が気持いい。
バスはあっという間にバーデンへ着き、ホテルの部屋に戻る。
いい気分は続いていて、ちょっとベッドでゴロゴロしていたら本格的に寝てしまった… -
2012/7/25 3日目① バーデン・バイ・ウィーン
またまた早朝から目覚めた。昨夜から雨が降り出しているのでハイキングは中止。
ホテルのプールを独占し、サウナに入って汗を流した。
お昼ごはんを求め、バーデンの町を傘をさして歩く。
目星をつけていたホイリゲは町はずれにあり、閑散としていた。夜には近所の人で賑わうんだろうな。ワインよりは料理がおいしかった。お肉の塊がとろっとろ!(昼食 20.66ユーロ)
外に出ると雨が上がっていたのでいい気分で散歩。ローズガーデンをぶらぶらして消化を促す。
ホテルに戻ってちょっとお昼寝。食べて飲んで寝ての繰り返し…後がコワイ。
でも後のことは考えず、3時のおやつに気になっていたカフェ・コンディトライへGO!
ケーキ屋さんに併設されたカフェ、みたいなお店。ショーケースのケーキを選ぶとお席に運んでくれる。コーヒーはおいしかったがケーキは…よく言えば素朴、別の言い方をすれば野暮ったい。やっぱり日本のケーキのほうが繊細で美味。(ケーキセット2人分 11.2ユーロ) -
2012/7/25 3日目② グンポルスキルヒェン
夕食は、4年前に訪れたホイリゲを目指して電車で10分くらいの村、グンポルスキルヒェンへ。自動券売機でチケットを買ったのだが結構苦戦した。小さな駅なので駅名を入力しなければならなかったのだ。帰りの分はバーデンの名前がすぐに出てきたので簡単に買えた。
目的のお店「h○○○」は残念ながら休業期間中であのワインを飲むことはできなかったが、この村のお店はどこも美味しいと聞いていたのでおススメの有名店に行ってみた。まだ時間が早かったので「A○○ Z○○」2階のテラス席(画像)に人はいなく、好みの雰囲気とはちょっと違ったので白ワインを1杯飲んだだけで次のお店に移動。営業しているお店をのぞきながら雰囲気のよさげなお店に入った。ホイリゲのはしご! -
2012/7/25 3日目③ グンポルスキルヒェン
「L○○ Heurigen Restaurant」はワインも食事もテーブルで注文する店だった。有名なウィンナーシュニッツェルはさっくりしていて美味しい。この家のおばあちゃんと思しき老婦人(画像)が大正琴のような楽器を爪弾いていた。ここでもいろいろなワインを試す。ちょっとお高いワインも飲んでみた。といっても1杯3.5ユーロ。こーれが美味しかったのでワインを運んでくれたにいさんに日本語で「これおいしいねー!」と言って誉めそやしたら通じたみたいで、別のグラスを持ってきて、さっきのは2009年のだけどこれは2010年のだから飲んでみろって。
うーわー!同じ品種のワインとは思えないくらい別物で格段においしい。大喜びする私たちを見てにいさんも得意そう。メニューには載っておらず、特別に出してくれたみたいだ。当たり前だがしっかり請求されていた。たぶん6~7ユーロくらい。
そして今夜もいい気分でふわふわとホテルに戻るのだった。(夕食 30ユーロ) -
2012/7/26 4日目① ウィーン ~ プラハ
今日は列車でプラハへ移動。バーデン駅へ行く途中お気に入りのスーパーBILLAで飲み物とお昼用のサンドイッチを購入。
Meidlingで国際列車を待つ。ホームには結構な人がいて、座席指定を取っていないのでちょっとあせる。遅れて入線してきた列車に乗り込むが、コンパートメントの入口には予約済みを示す黄色いカードが結構あって、座席を探す人がウロウロしてる。私たちもちょっとウロウロしたがはっと思い出した。黄色いカード6枚でコンパートメントは満席のように思えたが、内容をよく見るとドレスデン~ベルリン間の予約。プラハより先の区間の予約だと判断し、このコンパートメントに席を確保した。2人組が次々と入ってきて席がいっぱいになった。しばらくしてちょびっと会話をしたのだが、若いスペイン人のカップル、カナダ人の学生っぽいバックパッカーの男子二人組、全員プラハまで行くとわかった。その後特に会話もなく、静かに時が過ぎた。
国際列車という響きはカッコイイがただの列車。でもせっかくだからと食堂車へ行ってみた。注文したのはコーヒーとザッハトルテ。運ばれてきたケーキにはフォークが2本ぶっさしてあって唖然。(コーヒー2杯とケーキ 8.6ユーロ)
国境の川を渡ってチェコに入ると荒れた畑とみすぼらしい建物が目につく。
4時間45分かかってプラハに到着。蒸し暑~い。駅でカードキャッシングに挑戦し、チェココルナを手に入れて窓口で切符を買う。地下鉄路線地図と日本語と英単語3つくらいで何とか入手できた。さっき出したばかりの1000コルナ札で払ったのだがおつりが合っているのかどうかすぐには判断できない。後でゆっくり数えたら952コルナあったので多分大丈夫。 -
2012/7/26 4日目② プラハ
地下鉄から地上に上がって周りを見渡すと…ここじゃない。降りる駅を間違えたと即座にわかった。というのもグーグルビューで駅の周りとそこからホテルまでの道を画像で確認してきていたから。つくづくスゴイ時代になったと思う。
地下に戻ってもう一駅、そうそうこの景色。プラハ城の近くなので観光客が多い。
予約したのはホテルに併設されたアパートメント。ホテルのレセプションでチェックインして、道の反対側にあるアパートメントに案内された。1階の部屋だったのだがこれがビックリ仰天の部屋!入口ドアを開けると充実したキッチンがあり、奥のドアの先にベッドルームとシーティングエリア、バスルームは岩をくり貫いたトンネルを通った先にあった。それにしても広い、広すぎる。洞窟っぽいせいか外よりは湿気が多い。部屋の外にはトラムや車がバンバン走っているけど音はほとんど聞こえない。ネット環境もよかったのでこれは嬉しい誤算。
ダブル食事なし3泊で285ユーロ)
一休みした夕方、レセプションで近くのスーパーを教えてもらい買出しに出かけた。まだ暑い。ブラブラと15分くらい歩いてTESCOという大きなスーパーに着いた。外国のスーパーってほんと楽しい。ぐるぐる回ってあれこれチェック。チェコは生活必需品がとにかく安い。飲み物の他パン、ハム、乳製品、野菜、卵など朝食の材料を買い求めた。ビールもめちゃ安。500ml缶で45円。(ビールは生活必需品ですよね!)
今夜は部屋でゆっくりすることに決め、夕食はある物で軽く済ませた。 -
2012/7/27 5日目① プラハ
今日は相方の希望をかなえる日。最大の目的である「KRオーディオ」という真空管工場を見学したいのだ。
まず午前中にプラハ城、カレル橋、ミクラーシュ教会などを見て回ったが暑い上に観光客がいっぱいでくたびれた。キオスクのような店でフランスパンサンドを買って部屋で食べる。ふ~
元気を取り戻していよいよKRにむけて出発。トラムで30分以上かかる。そこはもう観光地ではなく人々の生活の地。グーグルで調べてはきたが、イマイチ自信がなかったので古いビルの門にKRのプレートを見つけた時はほっとした。守衛さんが教えてくれた通りに行くと果たしてドアにKRの文字が!ノックしても返事がないのでそーっとドアを開けるも無人。時間は昼の12時過ぎ。ランチタイムだよね。アポなしで飛び込んでいったんだから仕方ないよね。と、そこに若い男性が通りかかったのですかさず日本語で呼びかけた。振り向いてくれた彼に相方が猛然としゃべりだした。(もちろんつたない英語で)かなり興奮している。なんとかわかってもらえたようで、案内してくれたのが社長室。亡くなった社長の代わりに今は奥さんが社長をやっているという。いきなり尋ねて行ったにもかかわらずとてもフレンドリーに対応してくれた。 -
2012/7/27 5日目② プラハ
社長さんはお茶を入れてくれ、そしてわざわざ視聴までさせてくれた。
工場(こうば)も見せてくれたのだが、今はバカンス期間らしく工員さんがほとんどいないとのこと。チラッとみたところ家内工業的な雰囲気。ひとつひとつ手作りしているのだろうか。
小一時間ほどおじゃましていたのだが、相方は終始異常なくらいのハイテンション。よっぽど来たかったのね。最後に社長さんとのツーショット写真を撮ってもらってご満悦。
画像は案内してくれた男性社員…というより職人さん? -
2012/7/27 5日目③ プラハ
再びトラムに乗って中心部に戻る。私の希望でミュッシャ博物館に寄った。昔から好きだった絵の大きな原画を見られてしあわせ。おみやげショップで絵葉書をたくさん買ってしまった。印刷もきれいだし紙も厚くておすすめ。1枚100円くらい。
今日はちょっとくたびれた日だったので、夕食はホテルのレストランでバーベキューディナー。ゆっくりはできたが料理はう~ん、って感じ。二人で1350コルナ(5400円くらい)はこの旅1番の贅沢。 -
2012/7/28 6日目① プラハ
朝食を食べながら、「この修道院へ行ってみたいんだけど」と提案すると、「教会はいいや」との返事。で、ひとりで歩いて行ってみることにした。
ガイドブックを見ていてここは行ってみたいなーと思ったのがストラホフ修道院の図書室。朝8時過ぎの人のいないプラハ城を抜け、開館前に着いた。庭で待っていると団体さんが続々と。午前9時になり、入場料80コルナ(320円)を払って1番のりで2階の「哲学の間」へ。すっ、素晴らしすぎる!入口から中を窺うだけだけど圧倒された。これは写真に撮っておかないとと思ったが撮影許可料を払っていない。1階まで降りるのは面倒だ。そのフロアにいたおばちゃんに私のチケットを見せ、カメラを出し、サイフを出し、指で下を指して頭をかしげた。おばちゃんは朗らかに「ノープロブレム」とか言って私の胸に黄色の丸いシールを貼ってくれ、許可料の50コルナ(200円)を要求した。ちゃんと見張りのおじさんもいて、勝手に撮っていた人に注意をしていた。隣の部屋は「神学の間」でこちらもステキ。部屋の中には像があって、確かエヴァンゲリオンという名前だったような…
別の場所には美しい写本もあって、「薔薇の名前」とカドフェルを思い出した。 -
2012/7/28 6日目② プラハ
いったんホテルに戻り、連れ立って市民会館へ。11時のガイドツアーに参加してみようと思ったのだ。目的はスメタナホール。ガイドツアーではスメタナホール、小ホール、そしてミュッシャがデザインした素晴らしい市長の間を見学できた。満足。ツアーの後にはワンドリンクがサービスで出た。出口のところで今夜の演奏会のチケットを売っていた。プログラムがよかったので購入したらスメタナホールではなく小ホールの方だった。がっくり。 -
2012/7/29 7日目 プラハ ? ヘルシンキ
今日は飛行機でヘルシンキへ移動する日。11:35のフライト、早めにルズィニエ空港へ行って空港でゆっくりしようということになった。荷物を預けて身軽になり、残った222コルナ(900円弱)を使い切ってしまうべく空港内のBILLAへ。空港内にスーパーがあるなんて超便利。自販機のコーヒーやお菓子を買って残りが1コルナ!
フィンエアーの快適なエアバスで2時間かからずヘルシンキに到着。あっつ??!なんだこりゃ。期待を裏切る異常な暑さである。フィンエアーのエアポートバスで中央駅まで行き、地下鉄に乗り換えてHakaniemiで下車。歩いて5分くらいのヒルトンに2泊の予定。そんなに広くはないけれど流石にアメリカのホテル、設備が充実している。一休みした後ホテルの中を探検、8階からの景色がきれいだ。(画像)
(中庭向きのツイン朝食付き2泊で190.2ユーロ)
夕食をどこで取ろうか色々調べたが近くにいい所がなかったのでスシバーにトライすることにした。店の外にイスとテーブルが出ていて、若い外人さんたちがワインを飲みながらスシをつまんでいる。私たちは店内の席でスシセットの中と小を注文。サーモンの味は抜群、他のネタもそんなに悪くない。しかしマグロだけは… イクラの軍艦を追加、のりは厚いが生臭くはない。予想以上にごはんがおいしい。物価が高い北欧にしてはお手ごろな値段だった。(28.7ユーロ)
食後はホテルの周りを散歩。日曜日だからか多くの人が海岸沿いでひなたぼっこしたりパーティーを開いたりしてのんびりしている。
ヘルシンキぐるナビ(英語) http://eat.fi/en/helsinki
部屋のテレビではオリンピックの中継をやっていたが、当然ながら自国の選手が出る種目が中心。日本の選手の様子はパソコンで確認するしかなかった。 -
2012/7/30 8日目① ヌークシオ国立公園
曇りの日で涼しい。今日は電車とバスを乗り継いで1時間くらいの所にあるヌークシオ国立公園に行ってみる。駅で昼食用のサンドイッチと飲み物を買い込みローカル電車に乗り込んだ。地図はもちろん、鉄道やバスのダイヤまでネットで下調べをしてきたのだが、エスポー駅で降りて乗り換えるバス停の位置で迷った。バス停が何箇所もあるので確認しながら探していたら、何と降りたホームの向いだった…ホームに柵などはないので歩いて10歩。
Hogbakaという停留所で下車、すぐに公園の入口が見えた。小道を歩いていくとケモノ道、木道、階段ありの山歩き。人影が見えない。30分くらい歩いてハウッカランピへ着くとやっと数人の人影。静かでとてもいい。中の島に渡り、べンチでランチ。その後は黄色コースを通ってSikaniemiを目指す。整備された広い道から岩の道になる。(画像は岩の道の脇の景色)黄色コースの出口辺りにはブルーベリーが自生していてたくさんの人がブルーベリーを摘んでいた。国立公園内でいいのか?
バスでレッパバーラへ行き、列車に乗り換えて中央駅に戻った。 -
2012/7/30 8日目② ヘルシンキ
ホテルの最寄の駅のスーパーで夕食用のビールやらお惣菜を買い込む。
量り売りのお惣菜売り場には気のいいおにいさんがいて、英単語で指差し、親指と人差し指で量を示し、希望通り購入。魚の酢漬けと熱々サーモンのグリル(?)はとても美味!ポテサラやらチキンソテーなどでおなかいっぱいになっちゃって沈没。 -
2012/7/31 9日目① ヘルシンキ ~ 成田
いよいよ帰国する日。フライトは17:15なので午前中に観光することにした。
ホテルに荷物を預け、観光船に乗ってみた。市街地の沖に点在する島々の間を巡る1時間半のコース。(一人20ユーロ)アナウンスは英語だが各国語の解説書が用意されていたので日本語版を読みながら海上からの景色を楽しんだ。
下船した後は港の屋台でサーモンと野菜のソテーがのったプレート(12ユーロ)を買って二人で食べる。サーモンうまい。
ここで別行動。私はトラムでテンペリアウキオ教会へ行こうとしたのだが、工事でトラムのルートが変わっていたらしくおおいに焦った。親切な人々に助けられ教会にたどり着いたが、多くの観光客でザワザワしていて残念な雰囲気。ほぼとんぼ返りで待ち合わせ場所のホテルに戻る。
早めに空港へ行き、出国してからゆっくりしてた。
AY073便は40分遅れで離陸。機内食を食べた後はお休みタイムだ。
旅行は大好きだけどこの長時間飛行だけは苦手だ。
とにかく10時間のフライトを終え、無事に帰宅した。ケガや病気・事故もなく本当によかった。
1から10まで自分達で決めた旅程だったので満足度は高い。また1ユーロ100円以下という円高の恩恵にも与れ、気持の余裕を持って回れた。
今回は小型のラップトップパソコンを持って行ったのだが、これは大変便利だった。多くのホテルでWi-Fiが使えるので調べ物やメール、Facebookを使いリアルタイムで家族に状況を伝えることができた。あー楽しかった!
<費用内訳> 1人分 (当時1ユーロ 約100円)
フィンランド航空 163,990
宿泊費(8泊分) 40,000
国際列車(ウィーン~プラハ) 3,900
交通費(含 国内) 11,300
飲食費 17,400
コンサート 3,880
雑 費 4,120
合 計 244,590円
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この旅行記へのコメント (2)
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- クッキーさん 2014/09/19 13:44:48
- ホイさんがホイリゲ訪問
- ホイさん、こんにちは
旅の計画をたて情報収集することが大好きだというホイさん、私も全く同じなんですよ。
この楽しみが全く味わえないツアー旅行は、楽といえば楽ですが、楽しみ半減でした。
計画を立てる段階のことや、旅の詳細が書かれていて、後に続く旅人の良きナビゲーターですね。
チェコを訪れる機会ができたら、また訪問させていただきたいです。
クッキー
- ホイさん からの返信 2014/09/22 22:08:04
- RE: ホイさんがホイリゲ訪問
- クッキーさん、こんばんは。
ちょっと遠出(国内)をしていてお返事が遅くなりました。
ベテラン・トラベラーのクッキーさんからメールをいただけるなんて光栄です。ありがとうございます!
クッキーさんの旅行記はずいぶん読ませていただいております。
あまり興味のなかった場所でもクッキーさんの文章で考えを新たにした場所も多かったです。
旅行の計画を立てるって本当に楽しいですよね!
これからもクッキーさんの旅行記を楽しみにしております。
お互い元気に旅をしたいものですね!
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