大中遺跡と考古博物館

2012/07/12 - 2012/07/12

すっきりしない天気なので、近くの大中遺跡に出かけて行く。
近くを通ると古代の高床式住居を模したような高い建物が目に付く。
気になっていたが、なかなか行く機会がなかった。
専用の駐車場があって、料金は一日２００円。
その昔、ＪＲ土山駅から別府の間に電車がはしっていた。
廃線後の線路跡は遊歩道になっており、ちょうど大中遺跡の真ん中を通って土山駅に通じている。
広大な公園の西の端に当時の車両が保存されており、展示館もあって無料で見学できるので、興味のある人にはうれしい場所だ。

エリア 加古川・播磨・高砂(兵庫)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

加古郡播磨町大中にある大中遺跡は広大な敷地の中に考古博物館・竪穴式住居跡・別府鉄道の展示館などがある。

南の駐車場から

展示館の中

発掘された土器などが展示されている。

鉄道関係の資料が展示されている。

こんな斜めの石段は初めて

石段を上がると、考古博物館の屋上に出ます。

エレベーターで展望台に上がれます。

展望台から遠くを見ていると、品の良い老人が上がって来られた。
あいさつを交わして、じっと景色を眺めていると、別府はこちらですか？と、話しかけて来られた。
但馬地方で百姓をしていたが、近所の人に田んぼを任せて、今は息子が買ってくれた福里のマンションで一人暮らしをしているという。
マンションの中に老人会があって、色々と行事に追われて忙しいという。
朝は6：30のラジオ体操にはじまり、週代わりでゲートボールとかカラオケとかゲームなどもあって結構楽しいらしい。

若い頃は別府の多木化学に勤めておられたという。
背筋もぴんとしていて、とても８０歳を過ぎているとは思われない。
一人暮らしではあるが毎日、規則正しい生活をしておられる。
細身ながら風格がある方だ。

穏やかで物腰の柔らかい話し方をされる。
初めて出会った人と、こんなに次から次へと話が続くものかと驚いた。
この方の人柄の良さと徳の高さゆえであろうか。
誰にでも親しまれるような人生をおくり、歳を重ねていきたいものだ。

今日は良い出会いがありました。
この播磨地域は大きな災害のない、住み良いところだとも言われていた。

明石大橋が見えます。

別府鉄道の展示館

円満寺の五重塔が見えます。

東の突き当りには川が流れていて、橋を渡るとであい公園がある。

広い公園は芝生が敷き詰められ、自由に遊ぶことが出来る。
いろんな遊具も設置されているし休憩場所もある。

遊歩道に沿って季節の花が植えられている。

トレニアという花