ミトーの市場で見た笑顔～ベトナムの旅1992

1992/02/27 - 1992/02/27

すっかり気に入ったミトーの町。

市場を歩くと、魅力的な笑顔に出会えます。

ベトナム戦争が終わって17年近くしか経っていないのに、人々の表情からはずっと平和だったような微笑が見られました。

サイゴンでは体調不良で寝込んだり、引ったくりにも遭いましたが、この笑顔に出会えただけでも、ベトナムに来た甲斐がありました。

エリア ミトー(ベトナム)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

1992年2月27日（木）

ミトー3日目の朝。

この町がすっかり好きになった。
　

今日は市場を見て歩く。

ごちゃごちゃして迷路のようだ。

さあ、何かいいものが見つかるかな。

まずは子供と母親の笑顔が見つかった。

モノは買わなくても、笑顔は無料で見せてくれる。

乾物類コーナーでは、魚の干物のにおいがプーンと漂う。

左のおばさん、たくさん買ってました。

何に使うのかわからない乾物系も目にする。もちろん食べるんだろうけど。

買い物客のベトナム笠（ノンラー）が素敵だ。

続いて野菜売り場のゾーンへ。

上からは乾麺が吊るされている。

アメ横のような混雑ぶり。

アオザイ姿もちらほら。

異国に来ていると感じる瞬間。

野菜の種類も数も豊富。

ベトナムは豊かな国だ。

砂糖を売る店。

白いの黒いの、丸いの四角いの、様々な糖類が売られている。

黒いのは干しぶどう・・・ではなく、蝿だった。

これだからヤワな外国人は腹を壊すのである。

漬物の魚を売るおばあさん。

こちらは青菜の漬物。

コルクの栓を売るおばあさん。

大きいのから小さいのまで色々ある。

市場の掃除をする人達。

この暑いのに、笑顔が爽やかです。

麺屋のお姉さんを撮ろうとしたら、隣の金物屋の男がじゃれついた。

お姉さん、大笑い。

売り物よりも、売る人を撮るほうが楽しい。

おばさん、満面の笑顔。

魚介類コーナー。

威勢がいいのは日本と同じ。

でも、なぜだろう？

ホイッと鯰を持ち上げた、魚屋のおばさん。

サービス良すぎ！

お姉さん、照れながら挟みでハラワタ取り出し。

すごく狭いスペースで作業をしていることにも注目。

鯰売りの夫婦。おじさんは後で控えめ。

そういえば、どの店も女性が主役だ。

海老を売るおばさん。

どことなく顔が海老に似ているような。

鯰売りのおばさんも、どことなく鯰に似ているような。

豚肉売りのおばさんも、どことなく豚に・・・・失礼。

皆さん、笑顔が素敵です。

日本人と間違えそうな、野菜売りのお姉さん。

香菜、豆類、青菜と、独特の匂いが鼻をつく。

それに比べて、日本の野菜は匂わなくなったな。

冬瓜の前に鎮座するおばさん。

アジア的なカッコよさがある。

麺やモヤシを売る女性。

この人、美人だったけど、ちょうど顔に日光が当たってしまった。

残念。

子豚を売っていたおばあさん。

撫でてあげる姿から、可愛がっているのが伝わってきた。

市場にある軽食スタンド。

地元客に人気があった。

こういう店は間違いなく美味しいはず。

フォー、生春巻、サラダ、焼き鳥と、ツボを押さえたメニューが魅力的。

私も遅めの朝食を食べよう。

私が頼んだ、お任せメニュー。

チキンライスみたいなやつ。

4000ドン。

ここも、毎日通った惣菜屋さん。

夜はここの料理と333ビールが最高でした。

こちらはテイクアウト専門の惣菜屋。

マダムがベトナム女性の力強さと色香とを兼ね備えていて、魅力的だった。

私もつい買っちゃいました。

果物に囲まれて睡眠体勢に入った、ベトナムおばさん。

こちらはすでに店員が熟睡中で閉店状態だった。

抱き枕がポイント。

瓜を売るおばさんは裸足。

暑いもんなー。

炎天下の下で、果物を選ぶ女性客。

蜂蜜売りのご婦人。

写真を撮らしてもらったら、なんと蜂蜜まで食べさせてくれました。

なんて親切な人。

もち米を売る女性。

カメラを向けたら照れて顔をそらしてしまった。

ごめんなさい。

2枚目はちゃんとポーズを決めてくれました。

最後はミルクフルーツを売る女性。

ひとつ買ったら、もうひとつオマケしてくれた。

ホーチミンへ帰るバスの中で食べたら、本当にミルクのような味だった。

現地では「おっぱいフルーツ」と呼ばれているそうな。


西盟から徒歩で馬散村へ　ワ族の世界を訪ねる（1）〜雲南の旅1993に続く
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