2004/09/26 - 2004/10/03
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yamada423さん
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ブダペストのくさり橋と王宮の夜景 2004.9.27
2004.9.26(日)〜10.3(日)
中欧3国ハンガリー(ブダペスト)・オーストリア(ウィーン)・チェコ(プラハ)
はじめに
イギリスおよび西ヨーロッパの国には出張その他で何度も訪れていたので、2002年は初めて中欧のハンガリー、オーストリア、チェコ3国のツアーに参加を予定し、8月初めに申し込んでいました。
ところが8月中旬になってこの地域が記録的な豪雨に襲われ、エルベ川が氾濫しチェコの首都プラハの世界遺産に指定されている旧市街が水没してしまいました。1ヶ月で復旧する見通しは無く、やむなく旅行先を学生時代にフランスの理工系大学の学生達と交流がありしばらく滞在したことのあるパリにしました。
翌々年の2004年に念願かなってこれらの3カ国を旅することができました。
初めての地域のため何の知識も経験もないため、JTBの8日間の添乗員付きツアーに参加しました。
どの国も初めての訪問が出張ではなく観光旅行であったため、時間的にも精神的にも余裕を持って見ることができ、思い出深い旅となりました。
このツアーはイヤホン・ガイド付きであったので写真を撮りたい私には大いに助かりました。30m程度離れても聞きとることができ、置いてきぼりにならずに済みました。
2009年にはオーストリア一カ国に絞って再度訪問しました。ウィーン・ザルツブルグ10日間の個人旅行です。(旅行記を公開しています)
2004年9月26日(日)曇り・小雨
7:25日暮里発のスカイライナーで成田へ。今回はフィンランド航空のヘルシンキ経由便です。9:20にF22カウンターに集合して搭乗券受け取り。このツアーには東京28名、福岡7名、計35名の満員です。出国審査、セキュリティ・チェックともに混んでいた。未使用のカートン入りのフィルムはX線を当てないようにしてもらった。10:25搭乗開始。出発は定刻の11時。60秒で離陸。座席は50C 左通路側。
水平飛行に入りフィンランド・ビールをいただいた。昼食はチキン・カレーがメインでサラダ、そば、おにぎり、パン、ブルゴーニュのワイン。なんと国際的なメニュー!
隣の席は新婚旅行の古山さん夫妻。
二度目の食事は6時半ごろの夕食で、五目海鮮ヌードル(焼きそば風)、パン、フルーツ、ジュース。
時計をヘルシンキ時間に合わせて6時間遅らせた。
F時刻で14:43に着陸。うす曇、16℃。予定より30分早く着いたので乗り継ぎ時間はたっぷりあった。ヘルシンキ空港は増設したばかりでガラガラの感じだった。
17:20に出発し、時計を更に1時間遅らせた。
定刻の6:40にブダペスト空港到着。入国審査後、荷物はポーターがバスに積み込んでくれるので添乗員付きツアーは楽だ。
ブダペストのガイドはアグネスさん。ホテルに向かう途中ライトアップされた王宮やくさり橋が美しかった。8時少し前に着いた。部屋番号は236(日本式では3階)
Danubius Health Spa Resort Helia
http://www.budapesthoteldesk.com/hotel/206327-danubius-health-spa-resort-helia-budapest.ja.html
すぐに水着を持って温水プールへ行ってみた。20mくらいの普通のプールと10m四方の温水プール、円形を二つに分けた温泉がある。男女は一緒なので水着着用だ。プールで泳いだのは10年ぶり以上だ。
温泉と言っても日本の温泉のように硫黄の臭いがしたり、アルカリ泉のようにヌルヌル(すべすべ)したり、錆湯のように赤く濁ったりしていないので、健康ランドのようで温泉に浸かった気分にはなれない。
ロッカー室の水着の脱水機がおもしろかった。Φ25cm×高さ40cmほどの円筒形で、水着を入れて蓋を強く押している間だけ回転して脱水する。
9月27日(月)くもり
時差のためか夜中に2度目覚め、6:15に早めに起床した。
7時から1階のレストランでビュッフェ式の朝食。コーヒー、ジュース、ヨーグルト、ソーセージ、ハム、パン、フルーツなど。
9時にバスで市内観光へ出発。英雄広場、聖イシュトヴァーン大聖堂、くさり橋、漁夫の砦、マーチャーシュ教会、三位一体の像などを見学した。
昼食はビヤ・レストランでグヤーシュ(肉入りスープ)、チキン、デザート。
午後はブダペスト中央市場を見学してツアーは自由行動に移った。市場ではうずたかく並べられた名物の赤・黄色のパプリカが印象的だった。
市内をぶらついた後、いったんホテルへ戻って一休み。ツアーのメンバーより一足早く夕食を摂り、午後大聖堂前でチケットを買ったフォルクローレのコンサートに出かけた。
民俗音楽風の演奏と踊りで大変素晴らしかった。(20:00〜21:50)
帰りにドナウ川のほとりまで歩き、ライトアップされたくさり橋の夜景を撮った。
地下鉄でホテルへ戻ろうとしたが、最寄の駅を降りてから方角を失い、夜遅くて尋ねる人もなかなか見つからずに困ってしまった。やっと見つけたホテルibisにいた日本人添乗員に頼んでタクシー運転手に聞いてもらった。
9月28日(火)
今日はウィーンに向かいます。
8:30に出発して北に向かう。最初に訪れた町はセンテンドレ。セルビア人が造った教会と芸術家の町と言われている。町のシンボルはギリシャ正教の教会の塔。ネコ好きの私は2匹の写真が撮れて満足。
次はビジグラート。標高315mの山頂にある要塞が見所だが、通過地点なので下から眺めるのみ。
3箇所目のエステルゴムはドナウ川の曲がり角Danube bentoにある聖イシュトバーン生誕の街でハンガリー最大のエステルゴム大聖堂http://miyoshi.web5.jp/slide306.htmが有名だ。
大聖堂はトルコの襲来時に完全に破壊されたが19世紀に再建された。簡素なつくりが印象的だ。
12時半から昼食で、この日のメニューはスープ、魚のムニエル、ケーキ。
14:35 Komaromの交差点。15:10ガソリンスタンドでトイレ休憩。
16:10オーストリアの国境通過。18時少し前にホテル着。
撮影 メイン・カメラ CONTAX RX
Vario-Sonnar 3.4/35-70, Distagon 2.8/25, Planer 1.4/50
FUJI COLOR Pro400(ネガフィルム)
画像サイズ1840×1232にデジタル・データ化
サブ・カメラ NIKON COOLPIX5400
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- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
-
最初の観光は英雄広場。中欧の塔は建国千年記念碑で、頂には大天使ガブリエルの像がある。
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広場の反対側には、ハンガリー国内最大の展示館ミューチャルノクMucsarnok(近代美術館)が華麗な姿を見せる。
広場の広さに圧倒され、どこを集中して見ればよいのか戸惑う。 -
このツアーには東京28名、福岡7名、計35名の満員でした。
宮城県の体育系公務員と称する男性参加者(超リピーター)が人数が多すぎると添乗員にしつこく苦情を繰り返し、添乗員が気の毒でした。
ツアーのパンフレットに最小催行人数は書いてある場合が多いですが、最大人数35名が書いてあるのを見た記憶はありません。20〜25名に限定したゆったりツアーは時々あります。 -
立派な銅像ですがガイドの説明は忘れました。
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こちらは国立美術館。
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初めての記念撮影。
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緑豊かな市内の幹線道路。
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後から来るバスは小学生の団体です。この先何度も会いましたが同じコースを巡っていたようです。
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イチオシ
聖イシュトバーン大聖堂(裏側)
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イチオシ
聖イシュトバーン大聖堂のドーム内部。
豪華さに圧倒されてしまいます。 -
聖イシュトバーン大聖堂の内部。
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大聖堂の前でフォルクローレのコンサート券を売っていたので買いました。
チケットは23ユーロ(5800Fr)(当時で約2500円) -
有名なくさり橋
セーチェーニ鎖橋はハンガリーの首都・ブダペストを流れるドナウ川に架かる吊り橋である。全長375メートル。ブダペストのドナウ川で最初に架かった橋であり、西岸のブダ地区と東岸のペスト地区を結んでいる。
イギリス人の技師ウィリアム・ティアニー・クラークが設計し、建設はスコットランド人アダム・クラークの監督とハンガリー人セーチェーニ・イシュトヴァーン伯爵の支援のもとでなされた。1849年に開通した当時は中央径間(202メートル)が世界最長だった。夜間ライトアップされ、連なる電球が鎖のように見えることから鎖橋と呼ばれる。(Wikipedia)
別な説では今の鉄の橋の前は鎖の吊り橋であったのが由来だそうだ。
電球が発明されるより前からあったと思われるので、こちらが正しいでしょう。
※真空白熱電球はイギリスのジョセフ・ウィルソン・スワンが1878年に発明。
その報を知ったアメリカのエジソンが翌1879年に類似の電球を製造した。 -
王宮の丘への上り口にあるロータリー
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王宮の丘への上り坂です。
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王宮入り口
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王宮の建物の一部
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イチオシ
聖イシュトヴァーンの騎馬像が見えてきます。
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聖三位一体広場は、広場の中心にある聖三位一体像から名付けられた。三位一体像は ペストが終息した年に作られている。
余談ながら、三位一体で思い出すのは小泉政権時代に提唱された「三位一体改革」です。
内容は「国税から地方税への税源移譲、補助金の廃止・削減、地方交付税の見直しを一体として改革し、国と地方の財政関係を分権的に改めること」ですが今では全く話題に上りませんね。 -
マーチャーシュ教会
オーストリア=ハンガリー共和国が誕生したとき、ハプスブルク家のヨーゼフ皇帝とエリザベートがハンガリー王の戴冠式を行ったのもこの教会。 -
聖イシュトヴァーンの騎馬像
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イチオシ
漁夫の砦
漁夫の砦はハンガリーの首都ブダペストのブダ地区・王宮の丘の一角にあります。ドナウ河の漁師がこのあたりを守っていたこと、このあたりに魚市場があったから名付けられたとのことです。
1896年、建国1000年を記念して建造された回廊展望台で、中世の城壁の上に建造されています。砦として使われたことはなく、内部にはレストラン、ワインセラー、バーなどがあります。
白い石造りのネオ・ロマネスク式の建物で、三角のとんがり屋根をもつ丸塔が7つあります。ハンガリーを建国したマジャール人の7部族を表わしているとのことです。(ネット記事引用) -
漁夫の砦での記念撮影
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漁夫の砦から眺めたドナウ川とペスト地区
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右手にくさり橋が見える。
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対岸のペスト地区の中央には国会議事堂が見える。
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三位一体広場全景
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木々が黄葉を始めています。
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イチオシ
マーチャーシュ教会の塔とペスト収束の記念碑、三位一体像
ペストとは伝染病のことで、ブダとペストのペストではありません。ヨーロッパの各地にあるペスト終息の記念碑です。マーチャーシュ教会の前にあり、大小さまざまな石像とてっぺんには光輝く十字架があります。三位一体とは、父と子と聖霊は一体なるものという意味で、猛威を振るったペストの終息を神に感謝し、魔よけ的な意味もあるのでしょう。 -
中央はヒルトンホテル
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三位一体広場の舗装は昔ながらの石畳です。
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フォルトゥナ通り
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マーチャーシュ教会のステンドグラス
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マーチャーシュ教会
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イチオシ
レースの店のハンガリー美人
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三位一体広場前のデリカ
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ここにもハンガリー名物のパプリカ(とうがらし)が並んでいます。
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PAPRIKAはなくてはならないようです。
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カラフルな模様のレースです。今思えば買えばよかったのに。
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今回のブダペスト、ウィーン、プラハのいずれも観光馬車がありました。
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おしゃれなショーウィンドウです。
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イチオシ
扉の模様はまさに芸術品です。
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どれも個性的で職人技を感じます。
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ゲレルトの丘
対岸の国会議事堂付近に白いアドバルーンが見えます。 -
ゲレルトの丘
王宮の丘の南には、同じく小高い丘があり、ゲレルトの丘と呼ばれている。ゲレルトは、ハンガリー王国初代王イシュトバーンによって招かれた宣教師。丘の中腹にはゲレルトの像がある。
ドナウ川の上流の中央に見えるマルギット島に宿泊したホテルがあります。 -
ランチの前菜のグヤーシュ。
牛肉、ジャガイモ、ニンジンなど具沢山で、赤パプリカの風味と色のスープ。
最も有名なハンガリー料理です。 -
ランチのメイン料理はチキンのソテーのトマトソース添え。
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ランチに立ち寄ったレストランの売店
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ランチに立ち寄ったレストラン入り口
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緑の自由橋はフランツ・ヨージェフ橋とも呼ばれる。
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マーチャーシュ教会の塔
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ドナウ川のクルーズ船(レストラン船?)
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午後はブダペスト中央市場を見学してツアーは自由行動に移った。
ブダペスト中央市場は中央駅と勘違いしそうな立派な建物です。
市場ではうずたかく並べられた名物の赤・黄色のパプリカが印象的だった。
<参考サイト>
http://www.ii-tavi.net/good-info/budapest/_-vasarcsarnok-.html
http://blog.goo.ne.jp/olive-leaf/e/cea985f0111347aef3f71f7b1e6bbae0 -
宿泊はドナウ川の中ノ島マルギット島にある温泉施設のあるリゾートホテル。
Danubius Health Spa Resort Helia 部屋番号は236(日本式では3階)
http://www.budapesthoteldesk.com/hotel/206327-danubius-health-spa-resort-helia-budapest.ja.html -
ホテルの窓から夕暮れのドナウ川を望む
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市内をぶらついた後、いったんホテルへ戻って一休み。ツアーのメンバーより一足早く夕食を摂り、午前中に大聖堂前でチケットを買ったフォルクローレのコンサートに出かけた。
チケットは23ユーロ(5800Fr)(当時で約2500円)
民俗音楽風の演奏と踊りで大変素晴らしかった。(20:00〜21:50)
フォルクローレのコンサート1 -
フォルクローレのコンサート2
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フォルクローレのコンサート3
フォークダンスのイメージです。 -
フォルクローレのコンサート4 フィナーレのあいさつ
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フォルクローレのコンサートに母親と来ていた地元の少女。
わわいい民族衣装に身を包んでいました。 -
イチオシ
コンサートの帰りに撮ったくさり橋
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NIKON COOLPIX5400の画像です。
三脚がないため街灯の柱に当てて撮りました。 -
コンサートの帰りに撮ったくさり橋入り口
昼間と違って交通量も人通りも少ない。 -
朝のホテルの窓からドナウ川の眺め
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ホテルの前の記念撮影
Danubius Health Spa Resort Helia
http://www.budapesthoteldesk.com/hotel/206327-danubius-health-spa-resort-helia-budapest.ja.html -
9月28日(火)
ウィーンに向け出発しました。ドナウ川を渡ります。 -
市内の住宅団地が見えます。
ハンガリーは右側通行です。 -
ローマ時代の水道橋の遺跡。
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平野ではなく山に囲まれているようです。
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最初に訪れた町はセンテンドレ。セルビア人が造った教会と芸術家の町と言われている。
町のシンボルはギリシャ正教の教会の塔。 -
街を流れる小川のほとりにはマロニエ(栃の木)や柳がありました。
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住宅の中庭
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ずいぶん古い車も見られます。
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住宅街の舗装も石畳です。
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明り取りのある屋根のカタチがユニークです。
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赤いゼラニウムがいかつい鉄格子を優しく見せます。
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ネコ好きの私は2匹の写真が撮れて満足。その1
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ネコ好きの私は2匹の写真が撮れて満足。その2
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町のシンボルはギリシャ正教の教会の塔。
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ギリシャ正教の教会の塔をバックに記念撮影。
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イチオシ
子供を学校(幼稚園)に送ってきた母親
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こんにちは!
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VAROSHAZAは英語でCity Hall
ここはセンテンドレ市役所のようです。 -
次はビジグラート。標高315mの山頂にある要塞が見所だが、通過地点なので下から眺めるのみ。
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ほっとする木陰
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3箇所目のエステルゴムはドナウ川の曲がり角Danube bentoにある聖イシュトバーン生誕の街でハンガリー最大のエステルゴム大聖堂http://miyoshi.web5.jp/slide306.htmが有名だ。
大聖堂はトルコの襲来時に完全に破壊されたが19世紀に再建された。簡素なつくりが印象的だ。
12時半から昼食で、この日のメニューはスープ、魚のムニエル、ケーキ。
個人で訪れるにはブダペストからのバスで2時間です。(毎時発車) -
3箇所目のエステルゴムでの昼食のレストランで、ガイドのアグネスさんと添乗員の高堂さん。アグネスさんをご存じの方は少なくないでしょう。
中欧3カ国の旅の第1回はこれで終わります。じっくり写真が撮れる一人旅ではないため、私の他の旅行記とは趣きが違うと思われるでしょう。
初めて訪ねる国には添乗員付きのツアーは最適です。今回も十分楽しみました。
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