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中国国境のカジノタウン③ 発展途上カジノ ボーテンで途中下車 (ラオス、モーハン)

旅行時期 2011/03/21 - 2011/03/21 (2012/01/09投稿

 中国の雲南省からラオスに抜ける道は、バックパッカーの定番ルート。このコース上にも、中国人のカジノタウンができたと聞き、立ち寄ってみることにしました。<br /><br /><br />** 1元=12.4円で計算。<br /><br />==中国国境のカジノタウン シリーズ一覧==<br />① 不夜城 ラオカイの過ごし方 (ミャンマー、老街、南傘)<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10573770/<br />② 桃源郷 モンラーの今 (ミャンマー、打洛)<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10574121/<br />③ 発展途上カジノ ボーテンで途中下車 (ラオス、モーハン) &lt;==<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10574274/<br /><br />==中国カジノ関係==<br />[雲南] 瑞麗の向こう側② 姐告 - スルッとミャンマー裏カジノ<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10537957/<br />

 中国の雲南省からラオスに抜ける道は、バックパッカーの定番ルート。このコース上にも、中国人のカジノタウンができたと聞き、立ち寄ってみることにしました。


** 1元=12.4円で計算。

==中国国境のカジノタウン シリーズ一覧==
① 不夜城 ラオカイの過ごし方 (ミャンマー、老街、南傘)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10573770/
② 桃源郷 モンラーの今 (ミャンマー、打洛)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10574121/
③ 発展途上カジノ ボーテンで途中下車 (ラオス、モーハン) <==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10574274/

==中国カジノ関係==
[雲南] 瑞麗の向こう側② 姐告 - スルッとミャンマー裏カジノ
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10537957/

写真 25枚

テーマ:
カジノ・ギャンブル
エリア:
中国 > 雲南省
エリアの満足度:
評価なし
  • 500_22300432

    [目次]

     モーハンへの道
     国境越え
     ボーテンへの道
     街の様子
     宿
     カジノ
     特区らしさ
     まとめ

  • 500_22300512

    [モーハンへの道]

     カジノタウンがあるのは、ラオス国境の街ボーテン。最寄の主要都市は、中国側がシーサバンナの景洪市。ラオス側がルアンナムターになります。僻地といえば僻地ですが、主要ルート上にありアクセスは比較的良好です。また、シーサバンナ、ルアンナムター共に観光地でもあります。


    地図: 雲南省シーサバンナ。青い点は 右から、モーハン/ボーテン国境、中国モンラー、景洪、モンハイ、打洛/ミャンマー・モンラー国境

  • 500_22300433

     景洪から中国側の国境モーハンに行くには、まずモンラーまでバス(2時間くらい?、40元=500円)で行き、乗り合いワゴンに乗り換えて、モーハンを目指します。モンラーといっても、ミャンマーのモンラーではなく、雲南のモンラー。どちらかといえば、こちらのモンラーのほうが有名です。

     このモンラー、以前は辺境の町らしくハチャメチャな所でしたが、今ではごく普通の落ち着いた町になっています。モーハン行きのワゴン乗り場は、バスターミナルから少し離れているので、市内バス(1元?=12円)か、バイタク(〜5元)で移動します。


    写真: 中国モンラーの市場。

  • 500_22300434

     モンラーから約1時間、国境の町、モーハンに到着です。この町は特にみどころがないので、すぐに国境ゲートに向かいます。入り口付近には両替屋のオバサンがいて、必要ならば人民元->ラオス・キップに両替できます。

  • 500_22300435

    [国境越え]

     何となくイミグレの掲示板を見ていると、指名手配リストが貼ってありました。ひょっとしてラオスは犯罪者に人気の逃亡先とか。でも、私が犯罪者なら、わざわざ正式な国境は通りません。各犯罪者のデータには、本名、原籍、身分証番号、生年月日、身長、言葉のなまり、懸賞金などの情報が載っています。リストに出ているのは福建省出身の男性が約半分。国外には、彼らを匿ってくれる華僑コネクションがあるのでしょう。

  • 500_22300436

     中国側で出国手続きを済ませた後、5分ほど道路を歩きます。黄金ゲート(写真右)を過ぎた後にある平屋の建物(写真左)がラオス側のイミグレです。ここに立ち寄り、入国手続きをします。日本人の場合、15日以内の滞在ならビザは不要。ちなみに、中国人は、ひとり4万キップ(5ドル)ほど払っていました。

  • 500_22300443

     イミグレのすぐ隣に旅行会社のカウンターがあり、旅行保険を販売していました。もしかすると自動車保険も扱っているかもしれません。というのは、車でやってきた旅行者が、保険を買っていたからです。中国人がラオスを旅する場合、自家用車という選択肢もあるのです。

  • 500_22300444

    [ボーテンへの道]

     入管のすぐ外に、ワゴン車とテンソウが客待ちしています。多くはルアンナムター行きの乗り合いワゴン(20-25元=250-310円)で、もちろん貸しきって別の町に行くこともできます。テンソウは、たぶんボーテン行きでしょうか。午後は本数が少なくなるので、注意が必要です。

     一般的なバックパッカーの場合、次の目的地はルアンナムター。ここから車に乗って出発します。でも、私が向かうのは国境の町ボーテン。そのまま徒歩で向かいます。

  • 500_22300445

     歩くこと3分。急に森の視界が開けて、派手な建物が見えてきました。僻地に突然現れる建物群に誰もが驚くことでしょう。ありゃ、いったい何だ? ルアンナムター行きの車に乗ってしまった人が、ちょっと後悔する瞬間です。

    写真: ボーテンの町。何もない所に人工的に造られた街のため、違和感アリアリです。整地が済んでいない場所は原っぱのまま。

  • 500_22300446

     街の中心までもう少しあるので歩きます。道路脇にはビエンチャン行きのバス(写真)が止まっていました。数は少ないですが、中国からラオスへの直通バスが出ています。中国側は、景洪、モンラー、モーハンなどから出発。ラオスのルアンナムター、ウドムサイ、ビエンチャンなどに向かいます。

  • 500_22300447

    [街の様子]

     道路沿いに歩くと、すぐに商店が集まるエリアに到着します。もちろん中国人の街なので、漢字の看板が並びます。この辺りは背の低い建物ばかり。遠くに見えるホテルやカジノの立派な建物とは対照的です。

     ここにも両替オバサンがいて、中国元ーラオス・チャットの両替ができます。でも、ここからラオスに向かわないのであれば、両替の必要なし。くどいようですが、ここは中国人の町。人民元しか使いません。

     壁に店舗のテナント料が貼ってありました。それによると、場所や広さにより、一ヶ月800元から2000元。だいたい、1万円かから2万5千円といったところです。

  • 500_22300448

     商店エリアから西に進んだところに、別の大きな通りがあります。この通りを中心に、ホテルやカジノが並びます。でも、よく見ると建物のほとんどは、普通の住居ビル。ホテルやカジノと関係あるのは、ほんの一部です。

  • 500_22300449

     さらに、この町のカジノ・ホテルのうち、いくつかは完成間近のまま放置されています。また、どっかの国から圧力がかかったんでしょうか。


    写真: 手前のオレンジ色の建物、奥に見える茶色の高層ホテル、共に未完成のままです。

  • 500_22300450

     カジノ需要を見込んでか、街の奥に大きな団地があります。現在の状況を考えると、少し供給過多でしょう。

  • 500_22300451

    [宿]

     小さな町ですが、カジノタウンということもあり、当然ホテルがあります。高級そうなローヤル・ホテルで300元(3700円)から。150元(1800円)前後の中級ホテルも3、4軒あります。今回は合法的に入国しているので、ホテルの宿泊は全く問題なし。

  • 500_22300452

     商店街の中にも招待所が2−3軒あります。料金は40元(500円)くらい。私の感覚だと、150元の部屋は高級過ぎるので、できれば50-100元クラスの宿が欲しいところです。

  • 500_22300464

    [カジノ]

     さて、本題のカジノです。ボーテンでは現在3軒ほどカジノが営業中。ひとつは、ローヤル・ホテル(写真)の中。そこから北に行ったところにもう一ヶ所カジノがあります。この2つのカジノは内部が10ほどの小部屋に別れており、それらを複数のカジノ運営会社に貸し出すスタイルをとっています。各部屋にはカジノ台が10台以上ありますが、独立型店舗ほど中が広くないため、少々窮屈さを感じます。

     ゲームは主にバカラでコミッション制。最低ベットは100元(1200円)からと少々高めです。客の半分は代行業者のようで、頭にヘッドセットをつけ、疲れきった表情でカジノをしていました。その他、インターネット用のバカラ台もあります。まだまだ一般客が少ないのか、部屋のテナントは半分も埋まっていません。

  • 500_22300465

     一方、商店街の中にあるカジノ「龍虎娯楽城」(写真)は、ゲームセンターにでも入るような敷居の低さです。広い入り口を入ると、ビリヤード台が並び、その奥にカジノコーナーがあります。店名の通り、まさに娯楽センター。カジノも所詮娯楽のひとつに過ぎません。

  • 500_22300466

     その他、商店エリアの隣の丘の上に、いかにもカジノ然とした建物(写真)があります。これが、カジノなのかKTVなのかは確認できませんでしたが、現在閉鎖中です。こういうタイプの設備がどんどん増えていけば、ボーテンもラオカイやモンラーを凌駕する日が来るかもしれません。

     ここまで見てきたように、ボーテンのカジノはいまいちパッとしません。質、量、価格、雰囲気、共にラオカイやモンラーに劣ります。その原因はどこにあるのでしょうか。後発というハンディがあるものの、軍閥コントロールのミャンマーよりは、ずっと融通が利くはずです。外国人も通れる国境で、アクセスは車でラクラク。

     あくまで私見ですが、ラオスののんびりした風土がカジノにマッチしないのだと思います。ミャンマー特区にうっすらと流れる殺伐感。カジノは健全すぎても、魅力が薄れます。

  • 500_22300467

    [特区らしさ]

     ここは中国の息がかかった町とはいえ、中国の外。国内の法律は適用されません。その辺りの「特区らしさ」を見て行きましょう。

     まずは風俗から。カジノタウンということもあり、風俗は元気に営業中。商店エリアをもう少し南に進んだ先に、置屋が数軒入居する建物があります。まあ、ラオスでも風俗は違法でしょうから、現地警察に賄賂を払っているのは間違いありません。

     ただ、営業活動は比較的自由なようで、カジノの近くを歩いていると、突然若い女性に話しかけられたりします。

  • 500_22300468

     さらには、アダルトDVDも普通に商店で売られています。台湾製のパッケージで、数本のタイトルをDVD2枚(10元=120円)にまとめたもの。大半は日本のものですが、洋物もあります。試しに買ってみるとメディアはDVDではなくCD。つまりDVDの映像をCDに載せたmimiDVDです。パッケージにプリントされていた8本のタイトルのうち、実際に入っていたのは4本だけ。せこい、せこすぎる!

     そんなことより私が驚いたのは、台湾の業者が日本のAVをわざざわ中国語に吹き替えていることです。字幕の追加はよくあります。台湾で日本のテレビ番組を放映する場合は、たいていそうです。そこから、さらに一歩進めて、会話の中身までアフレコしているのです。

  • 500_22300481

     一方、特区ならではの不便さもあります。最大の問題は銀行。一旦、中国から出てしまうと、銀行のATMはありません。これでは、客もカジノも困ります。では、どうやって現金を引き出すかというと、代行サービスを使います。これらの店はラオカイやモンラーにもありましたが、不法入国という後ろめたさから試しませんでした。なお、仕組み上、これらのサービスは、中国発行の銀行カードに限定されます。

     写真のような看板を掲げる店に入り、出金を依頼してみます。その手順を見てみると、まずパソコンでhi-card.cnのサイトにつなぎ、金掌柜なるサービスを立ち上げます。次に、USB接続された読み取り機にカードを通し、テンキーで暗証番号を入力します。認証されたら、引き出したい額を入力。これらの処理が問題なく終われば、店の人が手数料(30-50元=370-620円)を引いた額を、手持ちの現金から渡します。さて、私の口座から引き落とされたお金はどこに消えたんでしょう。デビットカード扱い?それとも送金扱い? もう取引記録が消えてしまったので何とも言えませんが、おそらく銀聯デビットのショッピング扱いだと思います。

     それにしても便利なシステムです。このデバイスとネット接続さえあれば、世界中どこにいてもお金が引き出せるわけです。地下銀行にも使えそうです。

    中国での銀行開設方法:
    http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10608450/

  • 500_22300482

     もう一つ、特区で試したいことがあります。それはインターネット。中国国内からだと、ファイアーウォールがあるため、Youtube, Facebook,Twitter、さらには日本のブログサイトなど、多くのサービスがアクセスできません。この特区ではどうでしょうか。

     商店街にあるネットカフェに入ってみました。国内と違い、身分証の提示は不要です。さっそくサイトをいくつか試しましたが、すべて問題なし。パケットの流れを追ってみると、まずラオスのビエンチャンのプロバイダーに行き、そこからベトナムや中国のバックボーンを経由して各サイトまで行くようです。

     中国国境の経済特区では、携帯電話や電気など、多くのインフラを中国に依存していると聞きます。しかし、ネットに関しては、自国で賄っているようです。

    写真: Tracert

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    [まとめ]

     ボーテンの町を一通り探索した後、ルアンナムターに向かうことにしました。イミグレで客待ちしていたワゴンに乗り出発です。車はあっという間にボーテンを通り抜け、舗装道路を快調に走って行きます。車窓から見えるのは質素な平屋が並ぶだけの貧しい集落(写真)。これこそが北ラオスの原風景。ボーテンがいかに特殊な町かよくわかります。

     なぜだか、ボーテンには一泊する気になりませんでした。ここのカジノが今ひとつというのもありますし、ラオス北部のほうがホテルが安く、期待度が高いというのもあります。それ以上に大きいのが、アクセスの容易さ。交通至便で国境通過もらくらく。いつでも来れると思うと、どうでもよくなってしまうものです。まだまだ発展途上のボーテン・カジノ、これからの成長を遠くから見守りたいと思います。

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