滝メグラーが行く１０３　銚子の滝　愛媛県新居浜市

2010/08/29 - 2010/08/29

日本の滝百選の中でも難関滝の一つに数えられる御来光の滝は、遠望であれば石鎚スカイラインの展望台から見ることができます。その遠望を見ることで制覇したということにしようと思い、愛媛県へ。しかし、四国山脈は厚い雲に覆われておりとても遠望で御来光の滝を見ることができそうもありません。そこで矛先を変えて新居浜市、西条市近辺の滝めぐりをすることにしました。ところが、ここでも多くの滝が林道通行止めとか、滝見道の崩落などで滝めぐりをできない状況でした。滝めぐりできる唯一と言っていい滝が銚子の滝でした。

銚子の滝滝見難易度：２
参考　滝見難易度０：道路から見える、１：片道徒歩５分以内、２：片道徒歩１５分以内、３：片道徒歩３０分以内、４：片道徒歩１時間以内、５：片道徒歩２時間以内、６：片道徒歩２時間以上もしくは２時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。
注意　滝見難易度はあくまで私の主観によるものであり、また季節や天候により難易度が上がる場合もあります。私の旅行記を参考にされて、「違うかったやんけ」とおっしゃられても責任は負えませんのでご了承ください。また、難易度が高い場合はできる限り単独行は避けるようお願いします。

エリア 新居浜(愛媛)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩

国道１１号線から渦井川沿いの林道を走ること10分。林道の終点に駐車場があります。この林道も半年前までは災害で通行止めだったそうです。林道は完全舗装でした。

駐車場のすぐそばで滝の落ちる音がしていたので、川に下りてみると落差５mほどの滝がありました。無名滝ですが、大きな美しい滝壺を持つ滝です。

真正面から見た無名滝。

さて、銚子の滝へ向かいます。駐車場から数分で根性モミジに出会います。

１０分足らずで真正面に銚子の滝が見える場所に出ました。銚子の滝の下部は数多くの滝が連続してあり、トータルの落差は１００ｍを超えているものと思われます。

大木の陰になっていますが銚子の滝の姿が見えてきました。雄大な風景です。

この鉄製の階段を登ると滝の前に出そうです。

やはり階段を登ると目の前に銚子の滝が姿を見せました。落差は３０ｍです。

滝前まで行くことができます。大きな滝壺がありました。

とても清らかな水です。

滝壺。

滝の上部。

この滝の上流がどうなっているか興味深いところですが、行く道はなさそうです。

雨がポツポツと落ちてきたのを潮に引き上げました。