2010/10/27 - 2010/10/27
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TAKEおじさん
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鋸山は昔から何度も見ていた。
しかしながら、登ったことは無かった。
今日はなんとか晴れたので、鋸山に行ってみることにした。
横浜の自宅から、車で行くと1時間半かからない。アクアラインも800円と安いし、これからは千葉を少し開拓してみる。(ゴルフでは随分と行っているのだが)
鋸山の日本寺は、まさに山の斜面10万坪に点在して、急な階段を随分と登ることに成った。
頂上からの景観は絶景で、東京湾、富士山を眺望することが出来た。
帰りには海の幸も食し満足な旅だった。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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-
鋸山へ
天気も良さそうで、予てから一度行きたかった鋸山へ車で行く。
鋸山は図のように5つのエリアから分かれる。
(1)山頂エリア
(2)羅漢エリア
(3)大仏広場
(4)中腹エリア
(5)表山道エリア
浜金谷駅からロープウェイだと、山頂エリアから下に降りていく。ただし、戻るのは大変だが・・
車で行くと、道路が2つある。
(1)登山自動車道(1,000円)
駐車場は2つ。大仏口と山頂。歩き方の作戦が必要。
(2)鋸山観光自動車道(無料)
大仏広場の下に着く。頂上にすぐに登って降りながら観光が良い。ただし、体力が必要。 -
大仏口から
登山自動車道から、いろいろ考えて大仏口に行き、大仏さんを見る。大仏前山道は緩やかな道。すぐに大仏さんが見えてくる。 -
でかい大仏だ
この大仏、元は御丈8丈(約24メートル)あり、江戸時代1783年に大野甚五郎英令が建立した。しかし、江戸末期に風食で崩壊して、昭和41年に再建された。現在は、御丈21メートルだが、奈良東大寺の大仏は14.8メートルである。
それにしても、大きい! -
大仏さんは
正式には薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい) と称し、世界平和、万世太平を祈願して建立された。優しい穏やかな顔をしている。 -
お願い地蔵
大仏広場に安置され、様々な願いをかなえる。願いをかけた人の名前を書いた小さなお地蔵様に取り囲まれてる。 小さなお地蔵は売店で売っている。 -
これが願掛けの小さな地蔵
ところ狭しと無数におかれている。果たしてご利益は・・・
この後、入り口に戻り、山頂駐車場に車で行く。 -
山頂駐車場へ 西口から
山頂駐車場からこの西口管理所に入る。大仏口で買ったチケットを見せて入場する。すぐに、左の階段を登り十州一覧台へ。見晴らしが期待できる。 -
十州一覧台
見晴台には、小さな祠と世界救世教の碑が有る。世界救世教の教祖が、この山頂で天啓を受けて救世教を創立したとか。確かに、見晴らしが良く、朝日は素晴らしいと思われる。 -
対岸の三浦半島
やや曇り空だったが、対岸ははっきり見える。三浦半島の久里浜方面も良く分かる。 -
さらにズーム
東電の火力発電所と思われる。高圧線の鉄塔が沢山見える。 -
横浜みなとみらい
遠くに霞んで見えた。
浦賀水道を通る船もさすがに多い。 -
下の方にロープウェー
JR内房線浜金谷駅から、一気に山頂に運ぶ。昭和37年から運行で今は片道500円。山頂駅には展望台やレストランなどが有る。 -
百尺観音
昭和35年から6年の歳月をかけて昭和41年にかつての石切場跡に彫刻完成した大観音石像である。世界戦争戦士病没殉難者供養と交通犠牲者供養のために作られた。交通安全を守る本尊として崇めらている。 百尺だから30メートルはある。大仏も大きかったがこちらもでかい。 -
見上げると地獄のぞき
百尺観音から見上げると、崖の先端が突出しているのが見える。ここが地獄のぞきで有名な展望台に成っている。
また、長い階段を登っていく。 -
地獄のぞき
長い階段を登って近づくと、まさしく崖の庇が出ていて恐怖を感じる。人工的に作ったのか、自然なのか分からないが、がけ崩れは無いのだろうか心配になる。 -
のぞいて見た
崖から百尺観音方面をのぞく。ここが庇の上と想像すると恐怖からすぐに立ち去りたくなる。 -
降りるのも大変
落ちたら大変。へっぴり腰で慎重に降りよう。 -
富士山も見えてきた
勿論展望も絶景で、ついに富士山も見えてきた。大好きな富士山が見えると嬉しくなる。 -
パノラマで(5枚合成)
東京湾を5枚つなげて見た。
大きくして見てください。 -
トイカメラでも1枚
色が強調されて楽しい。 -
羅漢エリア 東海千五百羅漢を行く
展望台から降りていくと羅漢エリア。小野甚五郎英令が安永8年(1779年)から門弟27人と21年間掛けて石仏を作った。各地で五百羅漢などを見たが、これだけの羅漢が有るのは世界一とされている。崖のあちらこちらに点在されている。
ひとつひとつ表情を見るのが楽しい。
これは、西国観音。 -
百体観音
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百体観音
保存状態が良く、綺麗なお顔。 -
岩がせり出し
階段道を行く。羅漢はこうした奇岩の下に有る。 -
あせかき不動
本当に汗をかいているみたい。 -
大野甚五郎英令の墓
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宝筐印塔
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奥の院無漏窟
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維摩窟(ゆいまくつ)
ふ〜む。 -
聖徳太子
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弘法大師護摩窟
ここで、羅漢エリアは終了。本当に沢山の石像が有って驚く。羅漢の表情を見ているのが楽しい。
ここから、中腹エリアの移るのだが、ここで山頂エリアに止めてある車をカミさんを残して私が取りに行く。急な近道階段をダッシュして、山頂駐車場から大仏口駐車場に車を戻し、再び中腹エリアに向かう。 -
中腹エリアスタート 薬師本殿
昭和14年の大火によって焼失された後、平成十九年に再建され、長い間仮本堂にあった日本寺の御本尊が移されている。様式は鎌倉時代の禅宗様式。
再建されたばかりなので、綺麗な建物だった。 -
乾坤稲荷(けんこんいなり)
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頼朝蘇鉄
源頼朝が再起を図った折に日本寺で武運を祈願し、自ら蘇鉄を手植えしたと伝えられる大蘇鉄。樹齢800年。 -
日本寺鐘(国指定重要文化財)
初めに下野国佐野庄堀籠郷(栃木県佐野市掘米町) の天宝寺鐘として寄進され、60年を経て鎌倉五山の浄妙寺鐘となり、のち江戸湾を渡って日本寺鐘となった。銘文を書いた大きな看板が有った。口径62cmの小さな鐘だが由緒ある。 -
日本寺は再興中
日本寺は今から約1300年前、聖武天皇の勅詔と、光明皇后のお言葉を受けた行基菩薩によって神亀2年(725年)6月8日に開山された。日本寺は開山当時、七堂十二院百坊を完備する国内有数の規模を誇り、良弁、空海、慈覚といった名僧も滞在したとか。
昭和14(1939) 年の登山者の過失による山火事により、仏像や本堂を含む建造物など文化財を焼失し、本堂は復興中である。 -
通天窟
当山曹洞九世高雅愚伝禅師と道元禅師、瑩山禅師を祀る。
今にも朽ち落ちそうだった。 -
呑海楼
呑海楼は江戸時代の建物で、休祭日に茶屋として公開しているらしいが、今日は閉まっていて残念。かなり傷んでいるから仕方ないか。 -
ここから表山道エリア 心字池
本堂から下って、表参道エリアに。まず、心字池。こころの字を表しているのか? -
観音堂
元禄十三年の建立と古い。扁額「円通閣」は旗本曽根懶斉の書。安房国札八番の十一面千手観音像が祀られている。 -
仁王門
仁王門は元禄七年の再建。
仁王門の偏額「乾坤山(けんこんざん)」は韓国の王族李曙郁公の書である。 -
仁王門を表参道から
趣のある絵に成る。 -
仁王門 金剛力士像
仁王門には金剛力士像。ここの仁王門の金剛力士像は慈覚大師作と伝えられる。
フラッシュに驚いたのか目玉がギョッロとして睨まれた。
ここから、再び車を取りに、大仏口まで駆け上る。今日一日千段以上は階段を上り下りした。 -
鋸山 全景(パノラマ3枚)
鋸山観光を終えて、下から鋸山全景を見る。ロープウェーの左側が地獄のぞきである。鋸の歯の様に見えるか? -
これが地獄のぞき
ズームするとこうなる。ここから見ても断崖絶壁で怖いくらい。 -
最後は磯料理
すこし南に下って、山田屋で磯料理。FREEで乾杯とは情け無いが。
磯料理は美味しかった・・ -
おまけ
バームクーヘン「のこぎり山」。
美波亭、金谷のカーフェリーで製造、販売していた。
バームクーヘンの世界大会、モンドセレクション2年連続最高金賞のバウムクーヘンだそうで、思わず買ってしまった。
美味しかった。
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