アムトラック サン・ホアキンス号でカリフォルニアをゆく

2008/03 - 2008/03

サクラメントへの出張中の土日を利用して、アムトラックのサン・ホアキンス号の、サクラメント〜ベーカーズフィールド間に乗ってきました。

最初は列車で単純に往復する予定でしたが…

エリア アメリカ

アムトラックのサン・ホアキンス号702列車、ベーカーズフィールド行きは、早暁6:35にサクランメト駅を発車します。

自動券売機で切符を購入。
日本のクレジットカードの中には、使えないものもあるようです。（セゾンカードは使えました）

暗闇の中にダブルデッカー客車４両＋機関車の編成が出発を待っています。

客車のうち、１両は２階が軽食が出る食堂になっていました。

その他の客車はゆったりとした２人掛けのシートが並んでいます。
リクライニングはできますが、座席の向きは変わりません。

早速、売店でコーヒーとホットドックを仕入れて朝食にしました。

途中の駅（駅名忘れた）では、踏切をまたいで列車が止まります。
乗客は駅舎から道路を歩いて列車に乗り込んでいます。

列車は機関車を後ろに、客車を前にして走ります。
２階席の端には、運転席が設けられています。

列車が通ることを意識しない自動車ドライバーが多いのでしょうか？
列車は常にブンワカと警笛を鳴らしながら走ります。

マーセド付近で気になる風景が。
これが後々の行程を変えることになります。

予定では11:58着ですが、若干遅れてベーカーズフィールド駅に到着。

殆どの乗客は、接続するバスに乗り継いで、ロサンゼルス方面へと向かいます。

我々はここで折り返し列車を待ちます。

ベーカーズフィールド駅は、こぎれいな駅舎になっていますが、中には切符の窓口と自動販売機があるだけ・・・。

駅周辺にも何もなく、１キロほどあるいて、ようやくマクドナルドを見つけ、昼食にありつくことができました。

折り返しの715列車オークランド行きは、13:20の発車

途中、BNSF鉄道のオレンジ色をした機関車とすれ違います。

15:20、若干の遅れをもってフレズノに到着。
我々はここで下車します。

ちょっとラテンっぽい風情のフレズノ駅舎

列車が出発して行きます。
我々はタクシーに乗って、今晩の宿へ。

宿は、フレズノ空港そばにある、「ホリディ・イン・エクスプレス」

プールを囲むようにして客室があります。
さすがに泳いでいる人はいませんでした。

明日は朝９時過ぎの列車でサクラメントに向かう予定でしたが、列車の中から見た飛行機が気になります。
そこで計画変更！

宿が空港のそばなので、歩いて空港の中のレンタカー会社カウンターに行きます。
私：「予約していないけど、車借りられる？」
係の女性：「もちろん！」

ということで、フレズノ空港→サクラメント空港へのワンウェイレンタルで、中型のシボレーを借りることに。

翌朝、借りたクルマで線路沿いを走りながら北上します。

アーモンド畑の中の踏切で待ち構えていると、３重連の機関車に牽かれたＢＮＳＦの貨物列車が、轟音と共にやってきました。

いや、そばでみるとすごい迫力！

この貨車の中には、自動車が３段積みになっています。

さて、昨日車窓で気になっていた場所は、マーセド郊外の「キャッスル航空博物館」です。

ＨＰ　http://www.elite.net/castle-air/

Ｂ−１７爆撃機

ボーイング ＫＣ−９７

Ｂ−２９の本物です！

Ｂ−２９の操縦席横には爆弾マーク
日本へ空襲に行った回数でしょうか？

Ｂ−５２爆撃機

これまた大きい、Ｂ−３６爆撃機。
エンジンが６つも付いてます。

写真は爆撃機ばかりですが、戦闘機の展示も充実しています。
車を借りて来てよかった！

元々はキャッスル空軍基地で、いまでも滑走路があります。
ただ、空軍基地としてはもう使われていない様で、滑走路脇にいるのはセスナ機ばかり。

後はサクラメントまでドライブ。
あすからまた仕事です。