西尾・一色・幸田旅行記(ブログ) 一覧に戻る
&#39;06年6月初め抹茶の里・西尾を歩いてきました。<br />西尾は、名古屋から車で約1時間。名古屋の東南約35km。矢作川の河口近くにあり、三河湾にも程近い平野にひらけた静かな城下町です。<br />これまでにも何度か訪れてはいましたが、用が済めばすぐ帰るか、吉良方面へ行くために通るだけでした。この日は、西尾で生まれ育ち、今も在住の知人が案内してくれると言うので、数人でお邪魔しました。西尾は、お茶の生産地。抹茶生産量が日本一だそうで、無知で恥をさらすことに・・。

小さな旅●抹茶の里 西尾

6いいね!

2006/06/01 - 2006/06/01

106位(同エリア156件中)

6

54

シベック

シベックさん

'06年6月初め抹茶の里・西尾を歩いてきました。
西尾は、名古屋から車で約1時間。名古屋の東南約35km。矢作川の河口近くにあり、三河湾にも程近い平野にひらけた静かな城下町です。
これまでにも何度か訪れてはいましたが、用が済めばすぐ帰るか、吉良方面へ行くために通るだけでした。この日は、西尾で生まれ育ち、今も在住の知人が案内してくれると言うので、数人でお邪魔しました。西尾は、お茶の生産地。抹茶生産量が日本一だそうで、無知で恥をさらすことに・・。

同行者
友人
交通手段
自家用車
  • 西尾城・鍮石門(ちゅうじゃくもん)<br /><br />昼前11:00に歴史公園内の旧近衛邸に集合。<br />梅雨時の晴れ間、蒸し暑い日でした。

    西尾城・鍮石門(ちゅうじゃくもん)

    昼前11:00に歴史公園内の旧近衛邸に集合。
    梅雨時の晴れ間、蒸し暑い日でした。

  • 旧・近衛邸(京都から移築)<br /><br />この座敷で抹茶を頂き、知人の奥様から建物を案内してもらった。ボランティアで案内をされているらしい。

    旧・近衛邸(京都から移築)

    この座敷で抹茶を頂き、知人の奥様から建物を案内してもらった。ボランティアで案内をされているらしい。

  • 旧・近衛邸の庭<br /><br />笹や竹が植えられていた。木陰が涼しい。<br />

    旧・近衛邸の庭

    笹や竹が植えられていた。木陰が涼しい。

  • 城址の新緑<br /><br />西尾城は、承久の乱(1221年)の戦功により、三河国の守護に任じられた足利義氏の築城が、始まりと伝えられている。<br />西尾城の特徴は、「総構え城郭城下町」であることだそうだ。土塁や堀で城下を全て囲み、家臣や町人、農民までもが、共に城内に居住したと言われ、全国的にも珍しい様式だそうである。<br />現在では、城郭の面影は殆ど見られないが、昔の西尾城下と、今の町と重ね合わせると面白い。市発行の「散策マップ」は新旧が重なって作られていて、地名や通りが以前のままだったり、路地が昔のままだったりしていて、古い時代が偲ばれる。<br />西尾には、旧城下に由緒ある神社やお寺が多くあり、戦いの時には重要な役割を果たしたそうだ。<br /><br />◇散策マップWeb<br />http://ksktsphoto.web.fc2.com/tizu-nishio.html

    城址の新緑

    西尾城は、承久の乱(1221年)の戦功により、三河国の守護に任じられた足利義氏の築城が、始まりと伝えられている。
    西尾城の特徴は、「総構え城郭城下町」であることだそうだ。土塁や堀で城下を全て囲み、家臣や町人、農民までもが、共に城内に居住したと言われ、全国的にも珍しい様式だそうである。
    現在では、城郭の面影は殆ど見られないが、昔の西尾城下と、今の町と重ね合わせると面白い。市発行の「散策マップ」は新旧が重なって作られていて、地名や通りが以前のままだったり、路地が昔のままだったりしていて、古い時代が偲ばれる。
    西尾には、旧城下に由緒ある神社やお寺が多くあり、戦いの時には重要な役割を果たしたそうだ。

    ◇散策マップWeb
    http://ksktsphoto.web.fc2.com/tizu-nishio.html

  • 茶室<br /><br />茶室は、6畳で床の間は奥行き4尺(普通は3尺・・91cm)、床框は目測で20cmほどもあり、相当高く畳床で奥も深い。柱は面皮付きが多く使われ、天井は足代天井である。

    茶室

    茶室は、6畳で床の間は奥行き4尺(普通は3尺・・91cm)、床框は目測で20cmほどもあり、相当高く畳床で奥も深い。柱は面皮付きが多く使われ、天井は足代天井である。

  • 旧・近衛邸 花明窓をもつ床の間<br /><br />この施設は、京都の公家・近衛家の邸内にあった書院と茶室を平成7年に移築完成したもので、書院は10畳と8畳の一の間、二の間があり、1間幅の広い畳廊下が鍵の字にあり、茶室に続いている。<br />建物は、京間(関西間)寸法で造られており、全体がゆったりと広い。<br /><br />当時は公家が、この床の間に座られたそうだ。

    旧・近衛邸 花明窓をもつ床の間

    この施設は、京都の公家・近衛家の邸内にあった書院と茶室を平成7年に移築完成したもので、書院は10畳と8畳の一の間、二の間があり、1間幅の広い畳廊下が鍵の字にあり、茶室に続いている。
    建物は、京間(関西間)寸法で造られており、全体がゆったりと広い。

    当時は公家が、この床の間に座られたそうだ。

  • 一の間の床の間<br /><br />床の間と床脇。ここで抹茶を頂いた。奥様の流暢な説明に聞きほれながら、旧近衛邸を後にした。

    一の間の床の間

    床の間と床脇。ここで抹茶を頂いた。奥様の流暢な説明に聞きほれながら、旧近衛邸を後にした。

  • 庭に・・<br /><br />知人の案内で、城址を見学。<br />大木の楠の木が目立つ。<br />平地かと思っていたが、<br />南側の街はかなり下に見えた。<br />石垣でもあるような地形。<br /><br />ガクアジサイが咲いていた。

    庭に・・

    知人の案内で、城址を見学。
    大木の楠の木が目立つ。
    平地かと思っていたが、
    南側の街はかなり下に見えた。
    石垣でもあるような地形。

    ガクアジサイが咲いていた。

  • 神社と老木 <br /><br />城址には八幡宮が祀られていた。楠木の大木が影を落として、爽やかなそよ風。

    神社と老木 

    城址には八幡宮が祀られていた。楠木の大木が影を落として、爽やかなそよ風。

  • 八幡神社と楠。<br /><br />大木の楠の木や、<br />神社の佇まいに当時が偲ばれる。<br /><br />神社の傍には丑寅櫓(うしとらやぐら)があった。

    八幡神社と楠。

    大木の楠の木や、
    神社の佇まいに当時が偲ばれる。

    神社の傍には丑寅櫓(うしとらやぐら)があった。

  • 本丸丑寅櫓(うしとらやぐら)<br /><br />木造漆喰塗りの丑寅櫓に登る。<br />お城の施設は、<br />城門の鍮石門(ちゅうじゃくもん)と<br />本丸丑寅櫓(うしとらやぐら)が復元されている。<br /><br />今、本丸の復元も検討されているらしい。

    本丸丑寅櫓(うしとらやぐら)

    木造漆喰塗りの丑寅櫓に登る。
    お城の施設は、
    城門の鍮石門(ちゅうじゃくもん)と
    本丸丑寅櫓(うしとらやぐら)が復元されている。

    今、本丸の復元も検討されているらしい。

  • 丑寅櫓(うしとらやぐら)から<br /><br />西尾の町が360度見渡せる。<br />遠く吉良(きら)の町もかすかに見える。<br /><br />写真は、新緑をとったもの・・。<br />なぜか街の様子は撮りませんでした。

    丑寅櫓(うしとらやぐら)から

    西尾の町が360度見渡せる。
    遠く吉良(きら)の町もかすかに見える。

    写真は、新緑をとったもの・・。
    なぜか街の様子は撮りませんでした。

  • 西尾市資料館<br /><br />丑寅櫓から、お堀を隔てた東側に、西尾市資料館がある。館内には、西尾藩時代の資料や古文書、古美術品、武具などが展示されている。昔の人は字が上手かったんだなぁ・・と、みんなでため息!<br />客はいなく、涼しいので談笑しながら長居をしてしまった。<br /><br />庭に珍しい、黒檀(こくたん)の白い蕾を発見。間もなく咲きそう・・。

    西尾市資料館

    丑寅櫓から、お堀を隔てた東側に、西尾市資料館がある。館内には、西尾藩時代の資料や古文書、古美術品、武具などが展示されている。昔の人は字が上手かったんだなぁ・・と、みんなでため息!
    客はいなく、涼しいので談笑しながら長居をしてしまった。

    庭に珍しい、黒檀(こくたん)の白い蕾を発見。間もなく咲きそう・・。

  • 踊るクスノキ若葉がみずみずしい<br /><br />資料館で目に付いたのは、古い時代の西尾の地図と西尾の歴史年表であった。昔も今と変わらず転入、転出が多く、それもかなりの遠方が多い。どんな気持ちで新任地に赴任したことだろうか。そんなことが年表から読み取れる。今のように飛行機や新幹線で簡単に移動できても、一代決心が必要なのに・・と思ってしまう。<br /><br />

    踊るクスノキ若葉がみずみずしい

    資料館で目に付いたのは、古い時代の西尾の地図と西尾の歴史年表であった。昔も今と変わらず転入、転出が多く、それもかなりの遠方が多い。どんな気持ちで新任地に赴任したことだろうか。そんなことが年表から読み取れる。今のように飛行機や新幹線で簡単に移動できても、一代決心が必要なのに・・と思ってしまう。

  • お城から徒歩で、  <br /><br />尚古荘(しょうこそう)の日本庭園を横切り、地元企業の寄付で建てられた伝想茶屋(でんそうちゃや)で昼食。<br /><br />尚古荘にあった蹲。

    お城から徒歩で、

    尚古荘(しょうこそう)の日本庭園を横切り、地元企業の寄付で建てられた伝想茶屋(でんそうちゃや)で昼食。

    尚古荘にあった蹲。

  • きょうがのこ<br /><br />小さな花が集まって咲く京鹿の子。<br />日本原産。

    きょうがのこ

    小さな花が集まって咲く京鹿の子。
    日本原産。

  • 尚古荘の庭<br /><br />庭の一角に、<br />桂垣風の竹垣を背景に、水琴窟と水がめ。

    尚古荘の庭

    庭の一角に、
    桂垣風の竹垣を背景に、水琴窟と水がめ。

  • つくばい(尚古荘)<br /><br />錆御影石の丸い蹲。<br />和風のたたずまい。気分がなごみ落ち着きます。

    つくばい(尚古荘)

    錆御影石の丸い蹲。
    和風のたたずまい。気分がなごみ落ち着きます。

  • シラン

    シラン

  • 豆腐料理(西尾観光ガイドブックより転載) <br /><br />尚古荘(しょうこそう)の日本庭園を横切り、地元企業の寄付で建てられた伝想茶屋(でんそうちゃや)で昼食の豆腐料理を食べた。店内は、中年の女性客で賑わっていた。<br /><br />食後は、炎天下の街中散歩です。建物の蔭を探して蔭から蔭へ移動。

    豆腐料理(西尾観光ガイドブックより転載)

    尚古荘(しょうこそう)の日本庭園を横切り、地元企業の寄付で建てられた伝想茶屋(でんそうちゃや)で昼食の豆腐料理を食べた。店内は、中年の女性客で賑わっていた。

    食後は、炎天下の街中散歩です。建物の蔭を探して蔭から蔭へ移動。

  • ドクダミ<br /><br />日蔭の隅で・・。<br />嫌われ者ですが、花は綺麗です。

    ドクダミ

    日蔭の隅で・・。
    嫌われ者ですが、花は綺麗です。

  • 民家<br /><br />道に面して古い家がありました。<br />格子やすだれが懐かしい。

    民家

    道に面して古い家がありました。
    格子やすだれが懐かしい。

  • シャレタ店舗<br /><br />モダンな構えですが和風のデザイン。

    シャレタ店舗

    モダンな構えですが和風のデザイン。

  • 康全寺<br /><br />塩町通りから本町を北へ向かい、<br />家康ゆかりの康全寺を見たあと、<br />細い路地を順海町通りへ・・。<br />

    康全寺

    塩町通りから本町を北へ向かい、
    家康ゆかりの康全寺を見たあと、
    細い路地を順海町通りへ・・。

  • 土蔵<br /><br />路地を歩いていて見た古い土蔵。

    土蔵

    路地を歩いていて見た古い土蔵。

  • 傍にもう一棟<br /><br />近くの民家にもありました。

    傍にもう一棟

    近くの民家にもありました。

  • シオン<br /><br />空き地に咲く白い花。

    シオン

    空き地に咲く白い花。

  • 順海町通り1<br /><br />順海町通りの唯法寺(左)、<br />崇覚寺(右)を見学した。<br /><br />昔の面影を残すような、お寺の通り。<br />

    順海町通り1

    順海町通りの唯法寺(左)、
    崇覚寺(右)を見学した。

    昔の面影を残すような、お寺の通り。

  • 順海町通り2<br /><br />通りを進んでいきます。<br />

    順海町通り2

    通りを進んでいきます。

  • 順海町通り3<br /><br />更に進むと、見通しが効きました。<br />右手には路地が見えます。そこを曲がって崇覚寺へ。<br />

    順海町通り3

    更に進むと、見通しが効きました。
    右手には路地が見えます。そこを曲がって崇覚寺へ。

  • 崇覚寺<br /><br />境内を見学。<br />西尾はお寺が本当に多いです。<br /><br />庭には花がたくさん咲いていました。

    崇覚寺

    境内を見学。
    西尾はお寺が本当に多いです。

    庭には花がたくさん咲いていました。

  • アプチロン<br />

    アプチロン

  • 聖運寺山門<br /><br />中央通りに建つ聖運寺の山門。二層で立派です。

    聖運寺山門

    中央通りに建つ聖運寺の山門。二層で立派です。

  • 聖運寺山門<br /><br />細工が精巧です。木材は硬い欅のようです。

    聖運寺山門

    細工が精巧です。木材は硬い欅のようです。

  • 聖運寺山門の屋根<br />

    聖運寺山門の屋根

  • 境内からの聖運寺山門<br /><br />本堂を見てびっくり!!<br />地震対策で、耐震補強が太いピアノ線で×型に施されていました。見た目より安全を優先したようです。<br />

    境内からの聖運寺山門

    本堂を見てびっくり!!
    地震対策で、耐震補強が太いピアノ線で×型に施されていました。見た目より安全を優先したようです。

  • 栗の花<br /><br />街中にも畑があり、<br />野菜や果物畑がありました。<br /><br />人しか歩けない<br />抜け道を通り次のお寺に・・。

    栗の花

    街中にも畑があり、
    野菜や果物畑がありました。

    人しか歩けない
    抜け道を通り次のお寺に・・。

  • 縁心寺<br /><br />珍しい山門の縁心寺に立ち寄り、車の来ない路地をのんびり歩いて歴史公園に戻りました。暑い日の街歩きは修行ですね。今日のお寺周りはここまでです。

    縁心寺

    珍しい山門の縁心寺に立ち寄り、車の来ない路地をのんびり歩いて歴史公園に戻りました。暑い日の街歩きは修行ですね。今日のお寺周りはここまでです。

  • 西尾市岩瀬文庫<br /><br />レンガ造りの一部を残し、モダンな新館が建てられていた。旧館のレンガ積みの壁に、寄せ棟の瓦屋根の取り合わせがが面白い。

    西尾市岩瀬文庫

    レンガ造りの一部を残し、モダンな新館が建てられていた。旧館のレンガ積みの壁に、寄せ棟の瓦屋根の取り合わせがが面白い。

  • 街を散歩して<br /><br />町のほんの一部を歩いただけであったが、路地や昔ながらの鍵曲がりや古い民家、土蔵、重厚な歴史ある神社仏閣などが点在し、趣のある街である。しかしながら、空き家や更地、駐車場が結構目立った。知人の話では、市外に出て行く住民が多く、町の人口は、年々減少傾向にあるらしい。

    街を散歩して

    町のほんの一部を歩いただけであったが、路地や昔ながらの鍵曲がりや古い民家、土蔵、重厚な歴史ある神社仏閣などが点在し、趣のある街である。しかしながら、空き家や更地、駐車場が結構目立った。知人の話では、市外に出て行く住民が多く、町の人口は、年々減少傾向にあるらしい。

  • 茶畑<br /><br />西尾で見逃してはいけないものがある。<br />それは抹茶・・。<br /><br />ついこないだまで、<br />抹茶の生産が日本一であることは知らなかった。<br /><br />機械で茶の木を選定しています。<br />エンジンの音も軽やか。

    茶畑

    西尾で見逃してはいけないものがある。
    それは抹茶・・。

    ついこないだまで、
    抹茶の生産が日本一であることは知らなかった。

    機械で茶の木を選定しています。
    エンジンの音も軽やか。

  • 選定された茶の木<br /><br />茶畑の上には、黒い日覆いの寒冷紗。<br />オジサンが黙々と作業中でした。

    選定された茶の木

    茶畑の上には、黒い日覆いの寒冷紗。
    オジサンが黙々と作業中でした。

  • 稲荷山周辺<br /><br />写真は摘み取が終わり、剪定された茶畑。<br />かなりの強剪定です。

    稲荷山周辺

    写真は摘み取が終わり、剪定された茶畑。
    かなりの強剪定です。

  • 西尾の茶畑<br /><br />稲荷山を中心に広がっている。<br /><br />一般の茶畑と違って、<br />黒い遮光ネットで覆われていた。<br />解放状態の畑は、<br />枝が剪定された畑のようです。

    西尾の茶畑

    稲荷山を中心に広がっている。

    一般の茶畑と違って、
    黒い遮光ネットで覆われていた。
    解放状態の畑は、
    枝が剪定された畑のようです。

  • 茶畑の風景<br /><br />右手には矢作川が流れ、霧が絶えず発生するようだ。<br />

    茶畑の風景

    右手には矢作川が流れ、霧が絶えず発生するようだ。

  • 丸坊主<br /><br />寒冷紗で覆いをされた茶畑。手摘みの茶のようです。

    丸坊主

    寒冷紗で覆いをされた茶畑。手摘みの茶のようです。

  • 寒冷紗に守られて<br /><br />少し若葉が伸びだしています。

    寒冷紗に守られて

    少し若葉が伸びだしています。

  • 茶畑の風景<br /><br />

    茶畑の風景

  • お茶の若葉と抹茶<br /><br />抹茶の生産量は、<br />全国の50%を占めているそうです。<br /><br />キャッチフレーズ、<br />「和の心を愉しみ、香りと味に癒される西尾の茶は、<br />730余年の歴史があります」<br /><br />実相寺と言うお寺には、<br />西尾茶の原木が大切に育てられているそうです。<br />今回は残念ながら見られなかったですが、<br />是非見てみたいものです。

    お茶の若葉と抹茶

    抹茶の生産量は、
    全国の50%を占めているそうです。

    キャッチフレーズ、
    「和の心を愉しみ、香りと味に癒される西尾の茶は、
    730余年の歴史があります」

    実相寺と言うお寺には、
    西尾茶の原木が大切に育てられているそうです。
    今回は残念ながら見られなかったですが、
    是非見てみたいものです。

  • 抹茶工場<br />  <br />稲荷山茶公園から細い茶畑の農道を抜け、お茶屋さんの並ぶ通りに出た。一軒のお茶屋さんに寄り、抹茶の工場を見せてもらった。抹茶を頂いて待つこと5分、愛想の良い綺麗な案内嬢に案内されて、工場に入るとお茶のいい香りがする。工場は外観も室内も抹茶色一色に塗装され、清潔感が漂う。

    抹茶工場
     
    稲荷山茶公園から細い茶畑の農道を抜け、お茶屋さんの並ぶ通りに出た。一軒のお茶屋さんに寄り、抹茶の工場を見せてもらった。抹茶を頂いて待つこと5分、愛想の良い綺麗な案内嬢に案内されて、工場に入るとお茶のいい香りがする。工場は外観も室内も抹茶色一色に塗装され、清潔感が漂う。

  • 臼で挽く<br /><br />見学者通路と工場内は区画され、大きなガラス窓から工場内を覗けるようになっている。工場内は、当然ながら厳しく管理されたクリーンルームである。蒸す、乾燥、選別などの行程は見られなかったが、石臼で粉にする行程を見せてもらった。茶の軸を除いた葉だけの「てん茶」500gを一日かけて挽くらしい。そんな石臼がズラッと並んで、高速で回っていた。

    臼で挽く

    見学者通路と工場内は区画され、大きなガラス窓から工場内を覗けるようになっている。工場内は、当然ながら厳しく管理されたクリーンルームである。蒸す、乾燥、選別などの行程は見られなかったが、石臼で粉にする行程を見せてもらった。茶の軸を除いた葉だけの「てん茶」500gを一日かけて挽くらしい。そんな石臼がズラッと並んで、高速で回っていた。

  • もう一つの名所<br /><br />町の東のはずれに<br />源氏ホタルの生息場所があり、<br />案内してもらった。<br /><br />そばの梅林には<br />丸々と育った梅の実が生っていた。<br /><br />「青梅は絶対食べるな!」・・と、<br />子供のころ、親から何回も聞いた。

    もう一つの名所

    町の東のはずれに
    源氏ホタルの生息場所があり、
    案内してもらった。

    そばの梅林には
    丸々と育った梅の実が生っていた。

    「青梅は絶対食べるな!」・・と、
    子供のころ、親から何回も聞いた。

  • 源氏ほたるの里<br /><br />国道23号線を少し南に外れた潅木や孟宗竹の生い茂る沢の湿地に、木道やデッキが設置され、「源氏ほたるの里」があった。<br />絶えず流れくる山からの水は綺麗だった。地元の小、中学生や保存会が、蛍の餌であるカワニナを養殖し、源氏蛍を育てている。6月中旬には「蛍まつり」で賑わうそうである。

    源氏ほたるの里

    国道23号線を少し南に外れた潅木や孟宗竹の生い茂る沢の湿地に、木道やデッキが設置され、「源氏ほたるの里」があった。
    絶えず流れくる山からの水は綺麗だった。地元の小、中学生や保存会が、蛍の餌であるカワニナを養殖し、源氏蛍を育てている。6月中旬には「蛍まつり」で賑わうそうである。

  • 桑の実<br /><br />半日かけて西尾の一部を案内してもらいました。<br />西尾には、これからもチャンスをつくって訪れ、<br />じっくりと散策してみたいと思っています。<br /><br />◇西尾市観光協会<br />http://www.gld.mmtr.or.jp/~kanko/<br /><br />◇工場見学した「あいや」<br />http://www.matcha.co.jp/<br /><br />最後までご覧いただきありがとうございました。<br /><br /><br />〜end〜

    桑の実

    半日かけて西尾の一部を案内してもらいました。
    西尾には、これからもチャンスをつくって訪れ、
    じっくりと散策してみたいと思っています。

    ◇西尾市観光協会
    http://www.gld.mmtr.or.jp/~kanko/

    ◇工場見学した「あいや」
    http://www.matcha.co.jp/

    最後までご覧いただきありがとうございました。


    〜end〜

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この旅行記へのコメント (6)

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  • rokoさん 2007/07/24 23:20:27
    西尾の抹茶
    ここ西尾が抹茶生産量が日本一なんですか、
    全然知らなかったです。
    名古屋にこのようなところがあるんですね。

    それにしても、どの画像もはっきりしていてとっても美しいですね、
    シベックさんにかかれば、野草のドクダミやシオンも立派なお花ですね。
    黒檀の白い花、初めて見ました。
    アブチロンはオレンジ色が家で咲いてますが、白も可愛いですね。

    お抹茶は大好きで、最近山の清水で沸かしていただいたお抹茶は最高でした。
    この西尾はいつか訪ねてみたいと思いました。

        roko




    シベック

    シベックさん からの返信 2007/07/25 03:31:57
    RE: 西尾の抹茶
    rokoさん、おはようございます。
    抹茶の里、見ていただいたようで・・投票もありがとうございます。

    >ここ西尾が抹茶生産量が日本一なんですか、全然知らなかったです。
    >名古屋にこのようなところがあるんですね。

    地味な愛知県ですが、西尾市の抹茶生産量は一位だそうです。
    最近は有名アイスクリームメーカーの抹茶アイスにも使われているとか・・。

    >それにしても、どの画像もはっきりしていてとっても美しいですね、
    >シベックさんにかかれば、野草のドクダミやシオンも立派なお花ですね。
    >黒檀の白い花、初めて見ました。
    >アブチロンはオレンジ色が家で咲いてますが、白も可愛いですね。

    ありがとうございます。町並み写真は光が強く露出オーバーでした。
    花はなんとか写ってくれました。
    黒檀は我が家にも鉢植えがありましたので、葉っぱですぐ分かりました。
    アブチロンは、今では赤やオレンジなどいろいろな花を見かけますね。
    俯き加減で咲き、涼やかな感じがいいですね。

    >お抹茶は大好きで、最近山の清水で沸かしていただいたお抹茶は最高でした。
    >この西尾はいつか訪ねてみたいと思いました。

    抹茶は年数回しか頂けませんが、甘い和菓子にはぴったりですね!
    野点もいいですね。作法はさっぱりですが・・。

    西尾はお寺の多い町でした。
    西尾茶の原木もお寺にあるそうで、私も見たいと思っています。
    街中には何箇所か無料で抹茶が頂ける茶所があるそうです。
    抹茶を頂きながら街の散策もいいかと思います。
    是非、どうぞ・・。

       シベック
  • ユキゴローさん 2007/07/23 16:50:27
    知りませんでした
    シベックさん こんにちは!

    抹茶の西尾…全く知りませんでした。抹茶といえば宇治かと思ってました。
    西尾城址の景観もなかなか趣があり、日本の伝統文化ここにありって感じですね!
    狭い日本とは言っても、知らない所が一杯ありますよね、というより普通の人なら未知の所のほうが圧倒的に多いわけで、だから人は始めての風景や文化に感動するのかもしれません。

                       ユキゴロー

    シベック

    シベックさん からの返信 2007/07/23 19:54:00
    RE: 知りませんでした
    ユキゴローさん、こんばんは。

    「抹茶の里」見ていただき書き込み、投票ありがとうございます。
    全国に茶所は沢山ありますね。宇治茶は有名ですが、
    抹茶は西尾市が全国の出荷量の50%を占めているそうで、灯台元暗しでした。

    思い出したように年数回抹茶をたててもらって飲んでいますが、
    泡立った緑の抹茶を眺めながら西尾を思い出しています。
    確かに狭い日本ですが、知らないことがまだまだ多いですね〜。

       シベック
  • 旅猫さん 2007/07/21 12:07:46
    抹茶の里
    シベックさん、こんにちは。

    抹茶の生産量が日本一という西尾。
    地名すら聞いたことがありませんでした。。。
    お城の跡もあるのですね。
    日本情緒溢れる町並みもあり、とても良いところですね。
    まだまだ日本も深い。

    旅猫

    シベック

    シベックさん からの返信 2007/07/21 14:49:26
    RE: 抹茶の里
    旅猫さん、こんにちは。

    抹茶の里見ていただき、書き込み&投票あリがとうございました。
    茶畑が目立ち、茶の産地であることは知っていましたが、
    抹茶が日本一の産地だったとは、恥ずかしながらこの時知りました。
    私たちの食べている名のあるアイスクリームにも、
    西尾の抹茶が使われているそうです。
    城址も少しですが残っていますし、本丸の復元計画もあるようです。
    街には、昔の面影をのこす場所や建物も多く残っています。
    市民参加で街の整備計画も、着々進んでいるようです。

       シベック

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