御蔵島

2006/06 - 2006/06

ドルフィンスイム

御蔵島は野生のイルカが通年棲みついている
世界でも大変珍しい、東京都にある島。
その為、世界中からイルカの研究者が訪れる。

素晴らしいのは海ばかりでなく、
山には巨樹と認定された幹が数多く存在し、
世界一のオオミズナキドリの繁殖地ともなっている。
外敵のいない御蔵島はオオミズナキドリにとって、
最高の棲みかであったが、
近年、人間が飼っていた猫が山で野生化し
オオミズナキドリを襲うようになった。

オオミズナギドリの糞が巨樹を育て、
巨樹が栄養を沢山含んだ水を山に蓄える。
御蔵島の地形は断崖絶壁。
海から吹いてきた風が御蔵島にあたり
急激な気圧の変化を起こし、雨を降らす。

その為、御蔵島は島にしては珍しく
降水量がとても高く、水量の豊富な島となっている。
その栄養分を豊富に含んだ水が山から海に流れ、
海では沢山のプランクトンが育つ。

そのプランクトンを食べる小魚も島周辺には豊富におり、
その小魚を食べる中魚も多く、イルカも安定した食事ができる。
また魚量の豊富さには黒潮も関係している。

通年を通じて豊かな海であると同時に、
断崖絶壁となっている島側からは
鮫などの外敵が襲ってくる心配もない為、
イルカにとっては最高な安心して棲める環境といえる。

全ての自然のバランスがうまく保たれ維持できている、
なんとも絶妙なバランスと言えるだろう。
しかし現在は野生化した猫による被害が心配され、
この絶妙な自然のバランスが崩れないとは言い切れない。

人間が島に連れ込んだペット、猫。
自然にとっていつも人間が一番の加害者である事は、
紛れもない事実である。

エリア 御蔵島・青ヶ島(東京)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 船

初めての御蔵島で初めてのドルフィンスイム

素人の私が、こんなに間近で野生のイルカに出会えるなんて・・・

正直思っていなかったから、凄く感動した！！

これでも台風の影響で砂が舞って濁っていると話を聞いたけど・・・

それでも私には十分綺麗な海だと思えた☆

イルカと泳ぐ事に憧れていたからっ

最高に素敵なヒトトキっ！！！

スゴイ沢山＝33

近いっ♪

・・・でもイルカに触れたらダメですよっ。

モミクチャニされそうっ！！
野生を感じまくりです！！！

近すぎますっ！！
触れてしまいそうっ！！

気持ちよさそうに泳ぐイルカたち

イルカの親子

私の下を通過する〜

ばいばーい☆

海面から空を見上げて・・・

ただ綺麗だったから

かめりあ丸

この船で竹芝桟橋から七時間半

御蔵島に上陸

御蔵島はフラットな場所などありません

急勾配な坂坂坂！！！

階段、坂、そしてまた階段・・・

日本映画で観る「田舎の夏休み」って雰囲気

歩くのは大変だけど
とても素敵な街並みだと思う

島に二箇所しかない貴重な食堂「やまや」の看板

こちらも御蔵島名物の木彫りのイルカ

島に三匹しかいないと言うワンコ

秋田犬
この子はまだ子供なんだとか

飼い主さんのお話だと、盛岡からわざわざ連れて来たそうです

綺麗なチョウチョ

村に咲く花

ココは東京都

よって品川ナンバー

山から御蔵島の桟橋を見つめて

遠くに見えるは三宅島

遠くにかめりあ丸が

今日は着岸できそうです

山に向かう道端に野生のユリ

オレンジ色

蛇の抜け殻

まるでグリーンのじゅうたん

大きな樹から木漏れ日

光を求めて周囲に負けじと背を伸ばそうと競い合う

植物の世界もまた
無言ながら弱肉強食の戦いをしている

山に入れば私よりもずっと長い何月を生きてきた
巨樹がたくさん

オオミズナキドリの巣

山の中のいたるところにボコボコ巣がある

隊長！！
キノコ発見しましたぁ〜！！

キクラゲ

これもまたキノコ

倒れた樹の枝がまた天に向かって成長し、
数を増やして地に根を張る

自然の力って凄い

台風で倒された巨木の中は、空洞となっている

山花

13メートルもある巨樹

写真だとその迫力が伝えられなくて残念・・・

森の中で山百合が沢山咲いていました

大きな山ユリ

御蔵島から流れ落ちる水

この水にはたくさんの栄養分が含まれていて
御蔵の海を豊かにしてくれている

御蔵島がどれだけ断崖絶壁で
街がどれだけ急勾配な坂で形成されているか
想像ができませんか？

実はこの下は急な崖で
海とは十メートル以上の落差がある

以外と島に近いトコロを泳いでいるイルカ

御蔵島の住人にとって
イルカは昔から島周辺にいて
あたりまえの生き物
珍しくもなんともない

船のしぶきで虹

見た目よりも波は荒れてます

酔い止め必須
飲めば大丈夫！！

午後、この旅最後のドルフィンスイムで

海面に太陽がキラキラ

漁船に乗って周囲から観た御蔵島

港に迷い込んだいるかの群れ

桟橋から見上げた御蔵島

御蔵島の日が沈む

桟橋から

バイバイ御蔵島
綺麗な海

御蔵島を離れる

かめりあ丸の足跡

途中三宅島でも乗客を乗せます


三宅島周辺は今でも硫黄の臭いが漂っていて
リアルに災害があった事を感じた

遠くに小さく東京タワー



望遠無しのカメラで撮影・・・

帰り
　
船からの夜景

レインボーブリッジ

橋の下をくぐったよ

かめりあ丸　ご苦労様！！


給油して暫くするとまた
伊豆諸島目指して出発します

働き者ダ