成都の旅　～四姑娘山篇～

2005/10/09 - 2005/10/18

今回の成都への旅は九寨溝に行くのが目的で、
その後の日程はほぼ考えていなかった。
ラサに行くほどの時間も無かったし、
今回の旅のテーマは自然と決めていたので、
山登りでもしようと思い、四姑娘山に行くことに決めた。
成都で防寒用のジャケットを購入後、四姑娘山へ向かった。

景色もキレイだったし、
やっぱり山登りは気持ちイイ。

エリア 中国

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス ヒッチハイク
• 航空会社: 中国国際航空

成都からバスで4,487mの巴朗山峠を越え、四姑娘山のふもとの町まで、6時間ほど。
のはずだった・・・。
順調に道を進んでいくバスは4時間ほど走った山道の途中で音沙汰も無く止まった。
何か運ちゃんが叫んでいるが、中国語のほとんど出来ない自分には全く理解できず。
ま、何とかなるだろ、って思ってると乗客たちは各々ヒッチハイクを始めた。
ま、何とかなるだろ、って思って居眠りをしたが、ふと気付くと周りにたくさん居た乗客がほとんどおらず・・・。
さすがに焦ってバスの外に出ると高い山間なだけあって、なかなか寒し。
残っている乗客のほとんどは、きちんとした登山のカッコ。それに引き換え、自分は成都で買ったフリースジャケットどまり・・・。
彼らとヒッチハイクしてみるも、なかなか車は止まってくれない。
2時間ぐらいたったところで「あと1人は入れるぞ！」みたいな運ちゃんと目が合った自分が何とか乗れた。ほとんどスペース無かったけど我慢。

バスからバンに乗り換えてからは順調だった。
途中エライ霧に囲まれたけど、峠を無事に越え、
いよいよ見えてきた。
朝早く出たのに、もう夕方だよ。

同じ場所から四姑娘山を望む。
なかなかイイ感じ。

翌日、トレッキングへ。
町から歩いて山に入ろうとしたら意外と距離あった。
おまけに入場料払ってないとかで、途中で公安ちっくなヒトに捕まる。そのお陰で入口まで車で連れて行ってくれた。
ツイてないと思いきや、ラッキー。

いくつかあるうちの長坪溝を行ってみた。
写真は枯樹灘という枯れ木が浅い河床にたっている風景。

早いうちは霧がかかってしまっていたが、徐々に霧が晴れ、山々たちがその姿を見せ始めてくる。

道のコンディションはかなり最悪だった。
土壌が柔らかいのか、かなりぬかるんでいて、
足を降ろすごとに靴が20〜30cmほどめり込む。
オマケに馬に乗っている人たちも居て、ますます道なき道となっていた。

とにもかくにも、やっとの思いで羊満台という草原に出た。
サイコーに気持ちよし。

気持ちイイ山々が迎えてくれる。

本当は先の山に行きたかったが、
ここから5日はかかるとアッサリ言われ断念。
もうちょっと調べておけばよかった。

行きの道をまた行くのが辛かったから、ちょっと甘えて馬乗ってみた。
このおっちゃんらが、馬飼いさん。
ガイドブックを真剣に眺めてた。

トレッキング終了後、一休み中に写真を撮ってみた。
正面から撮りたかったけど、帰っちゃった。
ま、後姿もカワイイかも。