いざ南アルプス、北岳へ～ウォーミングアップ：秋葉山編～

2013/07/21 - 2013/07/21

7月26日、今週の金曜日に中央アルプスの北岳に登る予定。
そもそも東京の本社勤務の時に、会社の共済会のグループ旅行で尾瀬に行く予定だったのが転勤で参加できなったことが北岳に登ろうと思ったきっかけ。
共済会の旅行で押し付け幹事を引き受け、ニッコウキスゲの咲く時期に照準を絞り、ガイドブックも3冊買って宿の手配までしたのに…。
転勤でクルマを買うつもりだったので転勤が決まった時から北岳に行こうと思っていた。
山頂の山小屋から夕焼け時、朝焼け時の富士山を撮ってみたいし。
今回の秋葉山はそのウォーミングアップ。
アパートからもそう遠くないし、標高も800mあまりで手軽に登ることができるから行った次第。
学生の頃に走っていた高尾山に毛が生えたくらいの山と気軽に考えていたけどどうしてどうして。
ここ一年で体重増えたもんで息も絶え絶え登ってきた。
そういえば去年登った谷川岳はロープウェイで結構な標高まで下駄が履かせてあったから労力的には今回の秋葉山とそう変わらないかもしれない。
今回の秋葉山は標高差700mあまり、来週登る北岳は1600mそこそこ。
大丈夫なんだか…。
まぁなるようになるかな。

エリア 森(静岡)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩

磐田から浜松市の天竜区へ。
遠州の平野が終わり、山岳地帯に。
船明ダム。

道の駅、花桃の里で一服。
すぐ近くの夢の吊橋。

カーナビつけて無いもんで道を間違う間違う。
ようやく着いた秋葉山本宮秋葉神社下社。

登山口って秋葉山本宮秋葉神社下社のすぐ裏じゃなかったんだ…。
600mほど歩き九里橋にたどり着く。
この先が登山口。

山里、風情があって良いね。

ここの石畳の坂道で息も絶え絶え。

石畳の道が終わり、山道に。
見渡す限りの杉林。
何の変哲もない山です、ハイ。

汗かきまくり。
手拭いを頭に巻いてやる気モードにギアチェンジ（？）。

初っ端から急こう配。
ようやく尾根の上にたどり着く。

ここって山道ならぬ参道だったんだっけ。
昔の鳥居の跡。

唯一の見晴らしが良い場所。

標高500m。
登り始めが160mで山頂が866m。
途中、200mから400mの標識ってあったかな？
ちょうど半分登ったんだなぁ。

600m。

700m。

お、あれが山頂の秋葉神社かな？
でも標高866mだったし。

秋葉寺だった。
もう気分は登り切った感じ。
タバコで一服して水分補給してもう降りるかって気分。

本尊の脇にあった仏像。
結構ぞんざいに置かれてあったけど端正な感じだったのでパチリ。
正直、京都の寺にある国宝級の仏像と秋葉寺のこの仏像の良さの違いがつかない。
苦労して登った分、この仏像の方が私には良いと思えるかな。

降りようと思ったもののやはり山頂を目指すことにした。
せっかくここまで来たんだしね。
1.6?だったかな、あと160m登ればいいんでしょ、ってな思考回路。

あとちょっと。

門が見えた。もう少しだね。

山火事の後で再建され、ひなびた山に似つかわしくない立派な神社。
おんぼろの秋葉寺の方が個人的には好きだなぁ。

なんて美的感覚なんだか…。
新興宗教じゃあるまいし。
でもそんなにケバケバしい感じは受けなかった。
食堂があったのでとろろそばで栄養補給。
汗散々かいたからね。

今度こそ下山。
霧が立ち込めてきた。
良い雰囲気。

お、良いねぇ。

これも鳥居の跡。

ようやく登山口に。
太ももガクガク。
来週の北岳大丈夫なんだか…。

帰り際に撮影した天竜川の支流、気田川。

道の駅、花桃の里の近くの夢の吊橋。

この旅行記へのコメント （8）

• *ちょこ*さん 2015/04/03 22:36:30

  風情ありますね〜！

  下社から登るとこんなにいい雰囲気なんですね。
  門とかいい感じ。
  でも霧が濃くなると車も怖いけど、身ひとつの登山も怖いですね(^_^;)
  秋葉寺なんてのもあるんですね。全然知らなかったです。

  銭形幸一さん からの返信 2015/04/05 19:04:51

  年配の方も登ってる山です

  こんばんは。
  地元の人なんかも散歩がてら登っている山で安心できます。
  
  また磐田に転勤することもあるかもしれません。
  素敵な場所、たくさんUPなさってください。

• こあひるさん 2013/07/23 08:49:57

  杉林と苔・・・

  銭形幸一さん、おはようございます。
  
  久々の登山・・・お疲れさまでした。
  
  雑多な森林ではなく、杉林がキレイないい風景の山ですね。苔むした色彩も美しいです。
  
  登山口あたりの家並みも、なかなか良い感じです。
  
  本番の中央アルプスが楽しみですね〜。
  
  こあひる

  銭形幸一さん からの返信 2013/07/23 20:58:31

  書き込みありがとうございます

  今回登った山は関東南部にあるようなありふれた山で特筆するような観光スポットではありません。
  クルマで1時間ほどで行ける場所ですので定期的に登ろうと考えております。
  今住んでいる場所は遠州灘から1?ほどの場所ですが3〜40?も行けば、のんびりした山里があり、天竜川や大井川の渓谷にも行くことができます。
  天竜浜名湖鉄道や大井川鉄道沿線は風情があって良さそうです。
  少しずついいスポット、イベントなんか見つけられたらなぁと思います。
  
  そうそう、京都までの距離、運賃が半分で済むようになったのはラッキーです。
  その代り、羽田や成田に行くのがホネですが…（川口の実家に立ち寄っていくことになりそうで）。

• アルデバランさん 2013/07/23 05:46:22

  北岳！

  銭形幸一さん こんにちわ
  
  「北岳」と聞いて胸が躍りました。
  その前哨戦だったのですね…
  山とﾗﾝﾅｰやってた20年ほど前に、暗いうち広河原から登りました。
  フラフラになりながら最後のハシゴを上った覚えがあります。
  たしか9時過ぎには頂上に立てて、1時間近く頂上に居ました。
  富士山が遠望できたからです。
  その後、間ノ岳、農鳥岳と縦走して農鳥岳の天場で幕営。
  奈良田に下って温泉に入って帰りました。
  そのころは写真に興味なくてほとんど映像はありません。
  あったらいろいろ思い出すのに…と思います。
  
  山行記録の報告楽しみにしてます。
  お気をつけて行ってくださいな。
  アルデバラン
  
  

  銭形幸一さん からの返信 2013/07/23 20:38:12

  がっかりさせて申し訳ございません（笑）

  以前走ってらしたんですね。
  私も同じです。高校、大学と陸上部で長距離をしておりました。
  社会人になって現役時と比べ16?近く体重が増え、おまけに喫煙するようになったため散々ですが…。
  今の会社に入社し、共済会のグループ旅行で毎年トレッキングに参加し始めたのが山に興味を抱いたきっかけです。
  日光白根山、八海山、谷川岳。どの山もゴンドラで飛車とびできる山ばかり。
  実際の標高差は600m程でしょうか。
  今回の北岳は1600mですからしんどそうですね。
  山頂の山小屋に宿泊予定ですがどうなることやらってところです。
  あまり無理せず登ろうと思います。
  
  長いビルマの旅行記、お疲れさまでした。
  私は8月に中国、嘉興の友人のところに行ってきます。
  上海、嘉興、湖州、西塘そして上海と回る予定です。
  今回は特典航空券を取れ、上海のホテルもポイントが貯まって一泊分無料宿泊でかなり割安な旅になれそうです。
  掲示板への書き込みありがとうございました。

  アルデバランさん からの返信 2013/07/23 23:17:33

  RE: 北岳！

  おっ！嘉興市
  懐かしい…
  デカい街ですよね。
  中山東路に竹炭の店があって数回行きました。
  嘉興西汽車駅や嘉興長途汽車駅からバスで水郷古鎮に日帰りしました。
  中でも西塘は一番のお気に入りだったのですが、
  いかんせん大挙して観光客が訪れるようになってしまい、西塘よお前もかでした。
  最近の西塘の様子の報告も、北岳ともども期待してます。
  
  アルデバラン

  銭形幸一さん からの返信 2013/07/24 18:43:17

  4回目の西塘

  今回は嘉興市はバスに乗るために立ち寄るのみです。
  同じ嘉興市の杭州湾沿いの海塩市に一泊する予定です。
  市の中に市があるのも変な感じですよね。
  嘉興西汽車駅や北駅、私も利用しました。
  西塘、行く度ごとに中国国内の観光客が増え、観光地然とした感じになっていくのは私も実感します。
  QQ（チャット）で知り合った住宿のコを通じて宿が予約できますし、以前食事した飲食店のご主人が私の親父の友人にそっくりで親近感が湧くので西塘に今回もまた行く次第です。
  何よりも上海と嘉興の間で便利なので。
  今回は友人がクルマを手配してくれ、湖州で渓流のボート下りに連れて行ってくれるようです。
  クルマからの江南の風景もまた楽しみです。
  9月末には北京の友人夫妻が来日し、伊豆か箱根あたりを案内するつもりです。
  北京にまた行ってみたくなりました。