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ハンガリーとスロヴァキアの国境に沿って大きく蛇行しながら東進して来たドナウ川は、ほぼ直角に南転し、直進しながらハンガリーを南北に縦断する。<br /><br />その直角に南転する基点にある街がヴィシャグラード。<br />ドナウベントのハイライトの街。<br /><br />ヴィシャグラードはハンガリーの初代の王イシュトヴァーン1世が開発。<br /><br />13世紀の初め、蒙古の再度の襲来に備え、ベーラ4世(1206〜1270)が要塞と宮殿を築く。<br /><br />15世紀の中頃のマーチェーシュ王(1431〜1476)の時代に改築されたルネッサンス様式の宮殿は”地上の楽園”と称せられ、ハンガリー外交の中心であった。<br /><br />しかしその後の国内の混乱とトルコによる占領により、ヴィシャグラードの街は廃墟となる。<br /><br />遺跡の発掘が始まったのは1934年。<br />宮殿の跡は博物館となっている。<br /><br />要塞を降りながら見上げると、小さいながら、いかにも頑丈な山城の雰囲気が心地よい。<br />

74さもあらん・昔”地上の楽園”だったヴィシャグラード要塞

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2007/09/30 - 2007/09/30

158位(同エリア186件中)

WT信

WT信さん

ハンガリーとスロヴァキアの国境に沿って大きく蛇行しながら東進して来たドナウ川は、ほぼ直角に南転し、直進しながらハンガリーを南北に縦断する。

その直角に南転する基点にある街がヴィシャグラード。
ドナウベントのハイライトの街。

ヴィシャグラードはハンガリーの初代の王イシュトヴァーン1世が開発。

13世紀の初め、蒙古の再度の襲来に備え、ベーラ4世(1206〜1270)が要塞と宮殿を築く。

15世紀の中頃のマーチェーシュ王(1431〜1476)の時代に改築されたルネッサンス様式の宮殿は”地上の楽園”と称せられ、ハンガリー外交の中心であった。

しかしその後の国内の混乱とトルコによる占領により、ヴィシャグラードの街は廃墟となる。

遺跡の発掘が始まったのは1934年。
宮殿の跡は博物館となっている。

要塞を降りながら見上げると、小さいながら、いかにも頑丈な山城の雰囲気が心地よい。

同行者
その他
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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