アラカン夫婦の1ヶ月スペイン旅行（個人旅行マドリッド編）

2009/12/01 - 2009/12/08

スペイン1ヶ月個人旅行。
バルセロナ1週間及びマドリッド1週間は個人旅行にバルセロナ発の西地中海クルーズ及びバルセロナからマドリッドまでの移動に日本発のツアーに現地参加。
ツアー仲間と別れて、12月1日〜8日までの1週間のマドリッド。
バルの梯子、フラメンコを堪能しました。


○実際にかかった費用（2人当たり）
・飛行機代：１６２０００円（日本手配）
・クルーズ代：１１００００円（日本手配、7泊8日）
・ツアー代：２５００００円（日本手配8泊9日）
・ホテル代（１２泊）：６２０００円（日本手配）
・現地食事代：７４０００円
・現地移動代：３６０００円
・入場料：３４０００円
・買い物、その他：７８０００円
●計：８０６０００円

エリア マドリード(スペイン)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: スイスインターナショナルエアラインズ

王宮。
マドリッド前半の３泊を王宮から歩いて５分ほどのところにとり、２度挑戦しましたが２度ともこのような公式行事とかで中に入ることが出来ず。

中心街から少し離れた、ラス・ペンダス闘牛場.

闘牛はシーズンオフのため、この日はサーカス会場となっていました。

ラス・ペンダス闘牛場近くの小さなバル。
闘牛に関する写真等壁一杯に張ってありました。

ゼゴビアの古代ローマ時代の水道橋。
真下で見ると圧巻です。
ローマで途切れ途切れの水道橋を見ましたが、これほど完全に残っているのは初めて。

マドリッドプリンシペ・ピオバスターミナルより長距離バスにて約1時間15分。

城壁の中に入って水道橋の終点。
この水道橋は現在水道管が入って今でも使われているとか。

セゴビア城壁内の街。
マヨール広場とカテドラル

白雪姫の映画のモデルになったというアルカサル。
塔まで登る入場料は€６。　塔を登るのはバチカンの教会の塔のように螺旋状になった狭い階段をクルクルクルクル・・・・・・
途中で断念するおばさんも、でも途中に武器等収める倉庫等もあり、中世の頃がしのばれます。騎士になったつもりで駆け足で！

塔の螺旋階段

塔の屋上（？）何て言うのか知らないが塔の上から撮ったカテドラル

マドリッド　プエルタ･デル･ソル広場　ここがスペインの中心地　0キロ地点のプレートが埋められている。

ソルのゼロ地点

カリャオ広場からプエルタ･デル･ソルまでの通りが一番賑やか。
12月に入って至るところクリスマスに向けてのイルミネーションで飾られている

カリャオ広場側からソル広場のツリーを眺める。

上記ツリーの中から取った写真。
この中で若い女の子は色々なポーズで写真を撮っていました。

シベーレス広場からアルカラ門に向けてのイルミネーション。
ここが一番気に入ったかな。奥のアルカラ門がライトアップされとても綺麗でしたが私のバカチョンカメラでは上手く表現できていない。このシベーレス広場からセビーリャ方面のイルミネーション、その先の建物のライトアップも最高です。
中央分離帯に三脚立てて一眼レフを構えている人が何人もいました。

シーベレス広場に面する中央郵便局。
あまりにも立派な建物なので、取り上げられて市役所になるそうな。

日曜の朝の蚤の市、ラストロ地区。
７ー８００ｍほどのメイン道路だけでなく、それと平行な3本の道路も満員電車内並。
こんなに人がどこから集まってくるのか、というほどでした。
衣料品から骨董品から、ガラクタまで、こんなものでも売り物?ってのがたくさん。
この後この近くで、マドリッド在住8年、という人に会い、近くのバルに連れて行ってもらいましたが、とても小さな、とても汚い、って感じのバルですが、席もカウンターも満員。そこで出される小皿のパエリアがとても美味しい。さすがその人のお勧めだけはある。スペイ
ン料理が全く合わなかった私も3皿食べました。
3人でビール7杯飲んで9.5€。こういうバルを最初から見つけていれば、バル梯子が出来たかも。でも今日が最終日、残念です。

私はやはりパスタ類、パン類は合わない。
たまに食べるのであれば美味しいのですが、毎日毎日では･･･
中国やタイ等ではそんなことなかったのですが、イタリア、モロッコ、トルコ等やはり最後は全く食欲がなくなりました。そんな私にとって中華料理は救いです。
世界どこでもあるし、現地食より安い。
（海外の日本食は高くてまずい）
グランビアのカリャオ広場近くの中華料理屋の焼そば（€5.8）とチャーハン（€5.5）
何と美味しいことか!!　マドリッドでやっと見つけ,最後の3日間は毎日中華料理。
イタリアローマでも最後は毎日中華料理屋通い。私にとっては救いの神です。
それぞれ一人前ですが、こんなに量があっておいしくて安いのに、何でスペイン人は分からないんだろう・・・・もっとあちこちに中華料理屋が出来ればいいのに･･･
スペイン人の食べ方見てると、チャーハンにエビチリをかけて食べてる、又春巻きの真ん中をナイフで切り開き、中の野菜をホークで食べてる。　　もったいない・・

フラメンコを紹介します。
この写真はマドリッドではなくツアー中のグラナダのロス･タラントス。
フラメンコはツアーオプション(１万円)となっていましたが、私はホテルのフロントでロス･タラントスを予約しました(€２６）。ツアーグループ（３５名）中６名は日本でネットで予約してあったらしく、８名で送迎つき。
ツアーオプションと同じところでないことを祈りましたが、やはり同じところ。
ロス・タラントスは部屋が二つあり、提示写真とその隣に舞台とテーブル席の部屋があり、オプショングループはそちらの方で９時から。我々は１０時半から。
入れ替えのときに添乗員に顔を合わせちょっと気まずい羽目に。
舞台より目の前で見られるこの部屋の方がよさそう。

フラメンコはギター弾き、歌い手、踊り子（２〜3人)が一つのグループを組んでおり、写真の人は踊り手の一匹狼。
特別ゲスト、トリとして出てきましたがやはり一番旨く迫力がありました。
数日後、マドリッド　カルダモモでもこの人がトリで出ていました、全く同じ衣装で。

マドリッド王宮近くのカフェ・デ・チニータス、次の写真のカサ･パタス、カルダモモ4箇所にいきました。
1０時から12時までゆっくり見ることが出来ました。
客は10名程度、4箇所の中でグラナダ同様最も伝統的型を守ったダンスのように感じましたが、これでは採算が取れていない。
いつまでも守って欲しいと思いながら余計な心配をしつつ、大いに楽しめました。

上記カフェ･デ･チニータス入り口。
夜でこそ看板が出ていますが、昼間下見に行ったとき、門扉は閉まってるしネオンもなし。
何度この前を行き来しても分からなかった。
すぐ傍で人に聞いたら、「ここです｣って。

ここはマドリッド後半に泊ったホテルの近く、Ｍアントンマルティンの近くのカサ･パタス。
ほぼ満員で後ろのほうの席、すぐ前にドデカイ大男がいてまったく見えない。
店員に言って（言えないのでジェスチャー）大男の前に変えてもらいました。
ここでのフラメンコは王立音楽院近くの影響か（？）エレキベース、電子ピアノが入り、この人はジャズマン（？）と思われる人もセッションに入っていました。
結構現代風な感じで妻は一番ここが良かったといってます。
この後、カルダモモに行きましたが、撮影はなし。

●グラナダ　ロスタラントス：€２６　、チニータス：€３１　、カサパタス：€３２　、カルダモモ：２５

この旅行記へのコメント （5）

• MILFLORESさん 2013/01/16 22:20:11

  こんにちは

  さん太さん　こんにちは
  
  スペイン旅行記にたくさん投票いただきまして、ありがとうございます。
  
  2009年のスペイン旅行拝見しました。
  スペイン観光メインの地をゆっくりたっぷりとご覧になったのですね。
  
  今年はポルトガルも含めて再び長いご旅行とのこと。
  バスの件、お役に立てて良かったです。
  日本のガイドブックには載っていない素敵な町々に行けると良いですね。
  
  では、また！
  MILFLORES

  さん太さん からの返信 2013/01/17 11:51:49

  RE: こんにちは

  MILFLORESさん　
  
  こちらこそ拙い旅行記に投票ありがとうございます。
  ポルトガルまでのバスの紹介、大変助かりました。
  MILFLORESさんの旅行記、大変参考になります。
  まだすべて見ていないのですが、アルバラシン、アルケサルなどとても素晴らしいですね。
  地球の歩き方を見ても載ってなくて、又行き方もよく分からず断念しましたが、トルヒーリョはマドリ・・カセレスの間に入れ2泊を考えています。
  しかしそれぞれの訪問地に宿泊日数をあてがうと36泊。
  バルセロナから1週間の恒例のクルーズも考えているのでまた45日程となりそう・・・
  ついつい貧乏根性で欲張ってしまい、旅行は長期になってしまいます。
  毎回旅行が終わるたびに、3週間がベスト、と反省するのですが…
  全く会話ができないと疲れます(笑)
  
  2009年の旅行はまだ個人旅行の手始めで、バルセロナからマドリまでの移動は現地参加の形でパックツアーに参加しましたが、その後は全く会話ができなくとも図々しさで楽しんでいます。
  またMILFLORESさんの旅行記、訪問させていただきます。
  
  さん太
  
  

• gachinさん 2012/08/29 23:29:25

  疑問に思ったのですが。。。

  こんにちは。タイに始まり、イタリア、スペインと読んできてずっと思っていたのですが、現地語も英語も堪能でなくても電車やバスに乗れるものなんでしょうか？
  レストランのオーダーは何とかなるかもしれませんが、ホテルでフラメンコを予約したりするのもパンフレットを見たりしながら？
  常に言葉の不安が先にたってしまうのですが。。。

  さん太さん からの返信 2012/09/02 19:34:56

  RE: 疑問に思ったのですが。。。

  gachinさん　こんばんわ
  
  私の性格を自己診断するに、楽観的で慎重派で冒険好き。
  何とかなる、と思いながらも結構十分下調べをしていきます。
  昨年のドイツ・オーストリア・スイス・イタリアはすべて鉄道で移動したのですが、時刻表をネットで調べてコピーしていきました。
  会話ができれば都度聞きながら行けるのでしょうが、それができず残念です。
  時々電車が遅れて予定通り乗り継ぎができなかったりすると、ドギマギしますが、これもいい思い出です。
  トラブルを何度も経験すると大分慣れてきました。
  
  逆にレストランには入れません。
  レストランに入ってもメニューが分からず、何度も失敗しているし、あまりヨーロッパ料理が口に合わないので、大抵の場合はスーパーでワインと食べ物を買ってホテルで済ましています(笑)
  これも貧乏旅行の極意(笑)
  
  会話は何とか単語を並べて、意志を伝えることはできているようですが、返事を聞き取ることはできません(泣)
  しかし、道を教えてもらう場合など、何とかジェスチャーで理解できるものです。
  
  旅行の楽しみの一つは冒険心です。
  慎重さを失わずに、楽観的に何とかなるものですよ。
  

  gachinさん からの返信 2012/09/03 22:39:45

  なるほど！

  さん太さん　こんばんわ
  
  おっしゃることがよ〜く解ります。
  せっかく行くなら効率的に周りたいですものね。
  
  私事ですが25年ほど前にヨーロッパをバックパックで半年間周る計画を立てていましたが、ある事情で流れてしまいました。
  その時はガイドブックを片手に、レポートに情報をまとめていました。
  若かったので怖いもの知らずで何でもできると思ってました（汗）
  
  そう思うと体力的にも今は半年というわけにはいきませんが、情報も入りやすいですし宿の予約もどこからでも出来るので、ずいぶん楽になりましたよね。
  
  十分な下調べと柔軟なカラダとココロが大切だということですね。
  私も早く色んな所へ出かけていけるようになりたいです。