チュニジア旅行～トズール＆ショット・エル・ジェリドの辺をMTBで走ってみた

2010/01/06 - 2010/01/13

　２０１０年1月にチュニジアに行ってきました。
行程は山口宇部→羽田→成田→ローマ→チュニス→（バス）トズール＆ショット・エル・ジェリドでプチMTBツーリング→（夜行列車）→チュニス→（近郊電車）→カルタゴ＆シティ・ブ・サイド→（近郊電車）→チュニス→ローマ→成田→羽田→山口宇部。
　印象に残ったのは塩湖であるショット・エル・ジェリドまでレンタサイクルで回ったことでした。
　帰りのアリアリア航空は出発が遅れて、ローマ空港で乗り遅れそうになり、かなりやばかったですが、関西からのツアー客の皆様に混じってなんとか間に合いました。
　で、そこで知り合ったある方が北海道の方で、なぜか２週間後に私の地元に宿泊する予定になっていて、後日再開し旅の思い出話に花が咲きました。世間ってせまいいっすね・・。

エリア トズル(チュニジア)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 自転車 タクシー

　チュニスへの到着はすでに夜２３時を越えており、どのみち朝早くバスに乗ってトズールに向かうことになっていたので、空港で朝５時まで仮眠。
　深夜の飛行機はないみたいだが、一応２４時間空港で、カフェもオープンしていて明るくて、やばい雰囲気もなかったです。
　市内へは２階の出発口でタクシーをつかまえて移動。ちなみに1階到着口のタクシーは外国人からがっつりぼるみたいです。
　ここはチュニス市内の南部行きのターミナル。英語はタクシーもバスのチケット売り場もかなり厳しいです。

　朝食にバスターミナル近くで食べたリブラブ。
　ひよこ豆やオリーブ油の入ったスープ、生卵とちぎったフランスパンを入れてかき混ぜて食べます。４ディナール（２８０円）でした。かなりおなかにたまって昼飯不要でした。

　長距離バスのドライブインの揚げお菓子。甘そうです。

　ちょっとかわいそうですが・・・。日常の風景です。

　郊外は荒地が広がります。

　トズールのレストランで食べたサラダ。

　同じく多分？羊のグリル。

　翌日、ランクルをチャーターして、山岳オアシス、オング・エル・ジュメル等巡りました。
　ここはネフタのオアシス。

　だんだん砂漠っぽい雰囲気になってきます。
　

　スターウオーズのロケのあったオング・エル・ジュメル。
　セット自体はたいしたことないですが、ここまでの荒涼とした道のりはなかなかよいです。

　らくだ。そこら中に放し飼いです。

　山岳オアシス、シェビカのハイキングコースの見晴らしのよい場所で。昔の集落の廃墟が見えます。

　シェビカのハイキングコースのいちばん高いところより。なかなか良い風景です。

　昔の集落跡。手前は涸川です。

　砂漠のバラ。適当に山積みになっていました。ショックです。この寸前に買いましたが多分ぼられたかな？

　チュニジアのファーストフード、シャワルマ。２.５ディナール（約１８０円）ボリュームたっぷりです。

　トズールの土産物屋。小さな店が多く、特にドレス等は種類も少ないので帰りにチュニスで買った方がいいような気がしました。

　静かな路地。

　夕暮れのトズール市内。ホテルに屋上があって撮影にはもってこいでした。

　朝焼けのトズール市内。

　サンライズ。

　雑貨屋。サッカーは人気があるので、どこでもユニホームやフラッグを売ってます。ユニフォームは２５ディナールぐらい。観光客向きでない店は結構値札がついていたりします。

　バスターミナル近くの青空市。古着がいっぱいあって高くても１０ディナールとのことです。

　その他いろいろありました。

　馬車も現役です。

　トズールのミュージアムでのじゅうたんおりの実演。館内なども英語で親切に説明していただけました。

　マウンテンバイクを借りて、ショット・エル・ジェリド塩湖へ向かいます。

　追い風に乗って湖の中央を走る道路をいけることろまで走ってみます。

　進行方向の右側の風景は静かな湖面と水平線が広がり、空は広いです。

　左側の湖面は塩の結晶で覆われています。

　トズール側からの最初の休憩所にある、モニュメント。ここまで約３５ｋｍ。ここで折り返しです。
　ここまで追い風でしたが、ここからはものすごい逆風で、自転車はこいでもほとんど進みませんでした・・。
　ここのカフェではコーヒーぐらいは飲めました。
　

　日没時間を逆算すると、明るいうちに戻ることはできなくなったので、ヒッチを試みてダットサンの親子連れに運よくのせていただきました。（逆風地帯の１０ｋｍぐらい短縮できました。）

　山並みがきれいです。湖に映る姿もきれいでした。

　猛スピードで走るトレーラーは恐怖でした。

　結局走ったのは行き３５ｋｍ、帰り２５ｋｍぐらいで、プチツーリングのつもりが結構走ってました。
レンタル代は半日（１１時〜１８時半）で２５ディナールでした。

　ドゴンの村？っぽい門構え。

　水たばこ屋さん。

　行きつけのファーストフード屋さん。チキンのグリルが店先で回転してます。

　トズールで夜行列車にのって、早朝チュニス着。
メディナ前のフランス門。

　モノクロな感じで。

　朝のメディナは猫天国です。

　キュートな子猫です。

　カルタゴの遠景。見所のエリアはかなり広いです。

　シティ・ブ・サイドのカラフルなドア。白い壁と青い空に映えます。

　

　名物の揚げドーナツ。

　夕暮れも雰囲気がありました。シティ・ブ・サイドの土産屋はかなりふっかけてくるので、いい値の１０分の一スタートでOKかなと思いました。

　やっぱりここも猫天国です。

　最後のチュニスの夜の何かのフェスティバル。

　なんだか楽しそうでした。

　チュニジアではアルコールも飲めます。でもフランス語できないと注文も一苦労です。
　この日はカルタゴで偶然であった一人旅の方と夕食を食べました。

　最終日、中央市場のぱん屋さん。美味しかったです。

　魚屋さん。

　あんまりみたことない魚屋さん。

　オリーブ屋さん。

　野菜屋さん。

　ホテルの朝食。コーヒーより、ミルクの方が多いです。

　チュニス発、ローマ行きの飛行機の出発が遅れ、後部座席の客は格納扉のような後方出口から降りました。
　乗り継ぎのローマ空港では何も買えませんでしたが、そのおかげで楽しい旅仲間にも知り合えて面白い旅でした。