小学生ホームステイ in アデレード　

2010/03/24 - 2010/04/03

春休み期間を利用して、息子（小４）がホームステイに行ってきました。
場所はアデレードのパラヒルズ、期間は１１日間。

きっかけは、学校にあったチラシを持って帰ってきて「僕、これ行ってもいい？」と。　息子にとってのオーストラリアは２回目ですが、ホームステイは初めて。
出発までは渡航準備やら、おみやげの準備やらで親の方がドキドキでした。

＊以下、親の私達は行ってませんので、画像は子供が撮って来たもの、コメントは子供の話を参考にしています。

キッズのホームステイの旅行記は事情がら少ないので、この旅行記が少しでも参考になればと思います.

エリア アデレード(オーストラリア)

• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 航空会社: シンガポール航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

アデレードへ向け出発の日

関空に朝8：30に集合.
催行会社の説明を簡単に受けたあと、自分達でチェックイン.

ちなみに、催行会社は「アークスリー」
http://www.arc3ryugaku.com/home/417

小学生は2人１組で、ホームステイ.
小学生の参加者12人のうち、男子は2人だけ.
息子は１学年上のＲ君と一緒にお世話になった.
この日が初対面だったが、すぐに打ち解けていた。
そうそう、こんな所で恥ずかしがっていてはダメだもんな。

緊張感、ぜんぜんナッシング.

んじゃ、いってらっさ〜い(ToT)/~~~


親：パスポート無くすなよー.

＊後々、不安は微妙に的中することになる。

機内：シンガポール航空

もう、うっきうきである。
それはなぜかというと・・・

ゲーム三昧。

サービスが良いと有名なシンガポール航空。
シートもエコノミーながら、足置きもあったらすい。

我々がゴールドコーストにノンサービスのＪＥＴスターで行ったのと大違い。まぁ、安かったけど。

アデレードは直行便がないので、シンガポールでトランジット.


ここで、まず腕時計失くした、と(*_*;。
　
一応、添乗員の方が空港に紛失届を出してくれて、帰りのトランジットでも確認してくれたが出てこなかった。

トランジットで６時間待ち、空港内でご飯中.

現金は、シンガポール空港で使う分を２０US$と、オーストラリア現地用に１００AU$しか持たせていない.

はてさて、きれいに使い切って帰ってくるか、残して帰ってくるか･･･、嫁さんと賭けた(~_~;)

翌朝9：10　アデレードに到着.

受入れ先のスクールへ向かうバスの車窓から

綺麗な街だなぁ.

子供が撮った写真にしては、画が綺麗です.

カメラの性能？

スクールへの途中、バスはアデレードの海岸「グレネルグ」に寄った.

大きなエイや海ガメがいた.

グレネルグ周辺

現地受入れ校に到着.

Para Hills Primary School

http://www.parahillr7.sa.edu.au/home/welcome.php

スクールの様子

学校で

到着翌日からは現地受入校で授業に参加する。歓迎セレモニーなどをやってもらい、日本語の授業では教えてあげたり、と８時に行って１５時頃には帰宅.
10:50から15分間、リセスといって売店で買い食いＯＫである。息子は「一日3$持って行っていい」とホストマザーに言われたようで、毎日アイスを買っていたそうだ。

学校ではバディがついていろいろと教えてくれる.

左にいるのはバディ兼ホームステイ先の子。
歳も一緒で趣味も一緒で、ステイ先でも学校でもずーと一緒。　
気持ち悪いぐらい一緒(^^♪

Hi. Nice to meet you !

このあと各人はバラバラに、ホスト先に引き取られていく.

いきなり、ステイ先の家　（子供目線です）

誰かがくるから　とか、特別そういうのはないらしい(^^♪
いたってのんびりしていて、普段の生活に子供が増えた、みたいなイメージ.

ちなみに、Google地図でステイ先の住所を検索したら、ストビューで家の周辺が見れました.
「ああ、こんな環境でこの家にお世話になるんだなー」と、これだけでも安心できます.
すごいぞgoogle！

屋外タンクに雨水を貯め、飲料水にする装置があったと.

さすが、水不足対策国ＡＵ.
シャワーは５分以内目標だったらしい。

庭にある木に鳥たちがきて、「rainbow lorikeets」って呼んでいた。

あ、こちらがステイ先の兄弟

Dale１２歳　ブラピ似の超イケメン、優しいお兄さん
Brodie１０歳　息子と同い歳、いつも笑顔でやんちゃ

ま、こんな感じ

ウォシュレットはないよ.

ピンポン台まである.

ピンポン部の息子にとっては天国のような家である.
毎日朝夕、ピンポンしていたと

ホストマザー　Jillian

９日間、息子がお世話になります.

ＡＵでは、ファッションは基本的にこだわらないらしい、アニマル柄が流行りとか･･･。

出発の前日にfrom　Jillという標題でメールが来て、ウイルスかと思った･･･ゴメン。

ホストファーザー　Richard

庭に防音コンテナが２台あって、ドラムセットが置いてあり、バンド練習していた。

Brodie専用ドラムセットもあって、息子が撮って来たビデオ見た。１０歳にしては結構やるねぇ。

CATが2匹　黒いのと茶色いの

NINTENDO　は世界共通で人気。

ＤＳも全員持っていて、マリオがはやっていて通信ゲームしまくったよ･･･。

ちなみに、お父さんの仕事はこんなロングトレーラーのドライバー.

毎日5時頃には家に帰ってきていたと。
ＡＵではそれが普通で、家族と過ごす時間をとても大切にしている。

週末はホストマザーの実家、York Peninsula　のファームへ.

アデレードから約200km　車で2時間ぐらい.

ファームへ行く途中？

だ〜か〜ら〜、
そういうとこ登るなっつーの！

....(*￣▽￣)

‥(;ﾟ艸ﾟ)ﾇｫｫｫ〜!!

ホストマザーの実家　にて

おじいさんが料理をふるまってくれた　と.

カンガルーの肉.

ちょっと生臭いけどおいしかった.

デザート

朝めしはシリアルとかパン

もも.
これが、「むっちゃおいしかった」と.

ファームで取れるんだって。

ファーム

ファーム

ファームのお宅

でかい.

地図でみたところ、周囲２ｋｍに家はない(^^.

にわとりも飼っている.

完全自給自足の生活なのかな.

翌日はファームから車で１時間の場所にあるビーチへ.

ヨークペニンシュラ半島の突端にある、「ホワイトハット」という所。

ここでキャンプ.

釣りをしたり、サンドサーフィンしたり.

サーモン５匹とその他ＧＥＴ

BBQ

パーティ　on the beach.

焚き火で、焼きマシュマロ。

この夜は残念ながら曇っていて、南十字星はみえなかった。

ファームからの帰路

エミューのいる所でえさやりをさせてもらう.

ここでファーム家に忘れたＤＳのゲームカセットを、おばあさんが追っかけて持ってきてくれた。

かなり車すっ飛ばしたんでは？･･･、お騒がせしてすいません　m(__)m

帰路

この風景、誰かのブログでみたことある.

マザーは１１０ｋｍでとばす

帰路

MINRANTONのヴィジターインフォーメーションにて

その翌日、マザーのお誕生日だったらしく、お家でパーティが.

Happy birthday mom!

イケメンDaleの彼女も参加.

これは動物園にいくバスの中かな？

動物園で撮った写真データのＳＤカードを失くしてしまったらしく、画像はない。

催行会社のＨ.Ｐにアップされていた画像より

アボリジニ美術館でのお昼。

カンガルー肉のソーセージは「かなり臭かった」、けどおいしい。

おかずにカップラーメンてのも有り。

学校から帰ってきたら、おやつ（たまにパン）をだしてもらい、一日４食だったとか。

ステイ先での夜ごはん。

ホスト家でのごはんはおいしかった。
んで、ほとんど毎日、肉＆ポテトは食べてたらしい。

お別れ前前日の夜。

ホストファミリーの人を学校に招いての、farewell event.

お別れの歌　「旅立ちの日に」を合唱.

farewell partyにて.

催行会社の専用Ｈ．Ｐで現地の様子は毎日見れるし、ホストマザーのJillともメールでのやりとりがあった.
いつしか、これが毎日の楽しみになっていたが、７日目の夜のメールで気になる記載が.

Hello. It has been a busy day, and S is now in bed. we had tea with all the students as a farewell tonight. He has lost his sd card so we have been looking for it.　Hopefully he has not lost it on the bus as it is all his photos, it will be upsetting if we can't find it. I will have a good look around here, but it is so small and it could be anywhere.　He is missing you and can't wait to get home. We have enjoyed having them here, it has been very interesting we have been learning from them too.　[from Jill]

うーん、ちょっと疲れてるなぁ.　中学出てすぐ寮に入った俺には、何だか判る様な気がして、「死んでも電話しないからね」と言ってたんだが･･･。

レストランをしているホストファミリーの人から、夜ご飯が提供された.

これがまた、すんごいおいしいらしい.

翌日、電話した。

電話で息子とR君とも少し話した。　息子は親の声を日本語で聞いて安心したのか、嬉しいのと悲しいのといろいろあったのか、突然、電話口で泣きはじめた。

これはその直後に撮った写真だろう。
ホストファミリー全員、さよならも混じってもらい泣きしていたらしい。

さよならの日。

学校にお迎えのバスがきて、皆ハグしながら涙・涙のお別れだったよ。

９日間、息子達をありがとう。
キャンプやら、ショッピングやらに連れて行ってもらって、とってもとっても優しいホストだったと。

また会えるといいね。

Dale & Brodie、
大人になった君たちは、どういう未来を歩んでいるだろうか。

帰りもシンガポールでトランジットして、翌日の朝空港に着く。
花見観光者でごったがえす京都駅でラーメンを食べ、お昼過ぎにやっと帰着。

おみやげを整理していたら...

なんと、ホストマザーからサプライズが。

イースターエッグ（復活祭）のお菓子がたくさん。

そうか、今年は明日４／４が復活祭の日だ。

遠く赤道の向こうに友達ができて、そしていい経験ができて良かったね。いっしょに行ったR君もありがとう。
帰国して一番に「僕、また行きたい！」と言ってくれたから、とーちゃんかぁちゃんは安心したよ。

息子はひとしきり、ＡＵでの出来事を喋ったら疲れてたのか爆睡してしまいました。

深夜、ホスト家にサンキューメール。

「息子はたくさんの思い出と貴重な経験を持って帰ってきました。もし、あなた方が日本にくる機会があれば、必ず連絡ください･･･。」

ちなみに、お小遣いの残額は２AU$でした(*^^)v
子供ながらに気を使い、おみやげばっかり買ってきていた。

うーん、賭けはオレの負けだ。

この旅行記へのコメント （4）

• モモタさん 2010/09/25 19:07:24

  見習いたいです。

  はじめまして。
  
  お子さん頑張ってすごいですね。
  
  家も小５女の子いますが、来年あたり行かせたいとおもっていても、本人がその気がないと・・・・。
  
  ホームステイの受け入れなどやっているのですが、なかなか自分が行くとはいわないのですよね。
  
  でも凄く貴重な体験でよね。子供にとってもお子さんにとっても。
  こちらを拝見させていただいて、やっぱり、行かせたくなってしまいました。
  

  ＪＩ-GEN☆さん からの返信 2010/09/26 15:51:21

  こんにちわ

  モモタさん、はじめまして。
  コメントありがとうございます。
  
  ＡＵにホームステイに行くと言った（言わせた？）発端は、その半年前にＡＵに連れてった経験から「ま、何となく大丈夫だろう」って変な自信？がついたからかなぁと思っています。
  
  同じホームステイプログラムに参加した女の子（小４）は、飛行機はもちろん海外も初めてっていう子もいてちょっとびっくりしましたよ！
  
  ホームステイが英語を勉強するきっかけになってくれれば、なんて思いましたが・・・全然です(~_~;)。
  やっぱり「ま、何とかなるっ」って自信だけ持って帰ってきまして。
  
  ホームステイ、お子さんが行きたがらない理由は、「不安だから」の一言につきると思います。
  これを払拭すべく、私の会社の人は母子で参加するプログラムで一ヶ月イギリスに滞在されてました。
  時間的＆経済的に負担も大きいですけど、ご検討されてはどうかと思います。
  
  我が家もモモタさんのようにホストファミリーをやりたいって思っていて、ちょっと羨ましいです(^^♪
  
  

• かずりさん 2010/04/05 20:45:42

  たくましいですね♪

  はじめまして〜♪　ＪＩ-GEN☆さん
  
  息子さん、たくましいですね♪
  
  うちにも次、小４の息子がいますが、まだまだ甘えん坊さんで、
  一年お兄さんで、こんなにもたくましく、
  未知のことに挑戦してきた息子さんに感動しました。
  （読み終わったとき、感動して涙がでました）
  すごく感動したので、思わず、コメントします。
  
  親としては、こんな風に成長してきてくれると嬉しいですよね。
  お父さん目線の旅行記もすごく良かったです。
  
  これからも、素敵な旅行記楽しみにしています♪

  ＪＩ-GEN☆さん からの返信 2010/04/05 23:08:14

  ありがとうございました

  はじめまして〜。
  
  自分で「ホームステイに行きたい」って言ってきた時、ひとつ返事でＯＫしました。本人の性格もあるんですが、実はそうするように導いているのも事実なんです、それとなーくですけど　(^^
  
  現地では仲の良いパートナーに恵まれて、だけどやっぱり寂しくなって、すごい良く判ります。うちは一人息子なんで、家で待ってる親もそわそわと何だか寂しいものでした。
  
  彼らが大人になったとき、世界は更に身近になってるだろうと最近良く思います。国を超えて活躍してくれればいいなぁなんて、勝手なことを考えてしまいます。
  
  
  ご覧頂いてありがとうございました。<(_ _)>