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【初めての海外=中国への1ヶ月語学留学】<br />大学の夏休みを利用して、語学力向上を目的に参加した1ヶ月の短期留学。<br />滞在の丁度中間で、学校から小旅行に連れて行って貰うことになった。内モンゴルでパオに宿泊し、大同で雲崗の石窟を見るコースである。<br /><br />【メンバー】<br />同じ大学から同級生2名・下級生1名と社会人向け中国語会話教室の方々。総勢約20名。<br /><br />【見て回ったところ】<br />■呼和浩特郊外・紅旗人民公社(パオ宿泊、乗馬・ラクダ乗り体験など)<br />■呼和浩特市内(王昭君墓、五塔寺、イスラム教寺院、ラマ教寺院)<br /><br />【表紙の写真】<br />呼和浩特郊外の紅旗人民公社の馬の放牧。<br /><br />※この旅行記の写真はスキャン画像ですので、見づらいですがご了承下さい。

旅記録海外編1983 中国超短期留学〔07−呼和浩特編〕

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1983/08/12 - 1983/08/15

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Poppy

Poppyさん

【初めての海外=中国への1ヶ月語学留学】
大学の夏休みを利用して、語学力向上を目的に参加した1ヶ月の短期留学。
滞在の丁度中間で、学校から小旅行に連れて行って貰うことになった。内モンゴルでパオに宿泊し、大同で雲崗の石窟を見るコースである。

【メンバー】
同じ大学から同級生2名・下級生1名と社会人向け中国語会話教室の方々。総勢約20名。

【見て回ったところ】
■呼和浩特郊外・紅旗人民公社(パオ宿泊、乗馬・ラクダ乗り体験など)
■呼和浩特市内(王昭君墓、五塔寺、イスラム教寺院、ラマ教寺院)

【表紙の写真】
呼和浩特郊外の紅旗人民公社の馬の放牧。

※この旅行記の写真はスキャン画像ですので、見づらいですがご了承下さい。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
同行者
その他
交通手段
鉄道 観光バス
旅行の手配内容
その他

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  • ■北京駅出発<br />午前中は通常通りの授業を受け、夕方に学校をバスで出発して北京駅に着く。<br />これから内モンゴル自治区の呼和浩特まで、初めての列車の旅。<br />北京に到着して丁度10日目にして、北京以外の場所を訪問することになる。<br />駅構内はあまり人が多くはなかったのだが、列車内は大変混み合っていた。

    ■北京駅出発
    午前中は通常通りの授業を受け、夕方に学校をバスで出発して北京駅に着く。
    これから内モンゴル自治区の呼和浩特まで、初めての列車の旅。
    北京に到着して丁度10日目にして、北京以外の場所を訪問することになる。
    駅構内はあまり人が多くはなかったのだが、列車内は大変混み合っていた。

  • ■呼和浩特へ向かう列車<br />目的地・呼和浩特へは、翌日の早朝に到着する。車中1泊である。<br />私達の席は「硬臥車」。<br />3段ベッド向かい合わせ(6人分)が1ユニットとなっていて、ベッドの幅は狭い。<br />梯子で上段に上り下りするのだが、最上段ともなると、かなり寝返り要注意なのである。<br />一応、幅7〜8cmのベルトが胸と腰の位置に各1本、転落防止用に付いている。<br />最初はおっかなびっくり、それでも2時間も経てば十分に慣れ、ぐっすり眠ることができた。

    ■呼和浩特へ向かう列車
    目的地・呼和浩特へは、翌日の早朝に到着する。車中1泊である。
    私達の席は「硬臥車」。
    3段ベッド向かい合わせ(6人分)が1ユニットとなっていて、ベッドの幅は狭い。
    梯子で上段に上り下りするのだが、最上段ともなると、かなり寝返り要注意なのである。
    一応、幅7〜8cmのベルトが胸と腰の位置に各1本、転落防止用に付いている。
    最初はおっかなびっくり、それでも2時間も経てば十分に慣れ、ぐっすり眠ることができた。

  • ■食堂車<br />席のある硬臥車からは、車内を歩いて移動することができない。<br />他の車両では、座席を確保できなかった乗客が通路に座り込んでいて、とても通行できる状態ではないのだ。<br />引率の先生から、次の停車駅で一度ホームに下り、食堂車まではホームを歩くように指示が出る。<br />食事が終われば、次の停車駅でホームづたいに自分達の車両へ戻ることになる。<br />炒め物ばかりの食事だったが、普段の学生食堂と味はあまり変わらず、十分おいしく頂けるものだった。

    ■食堂車
    席のある硬臥車からは、車内を歩いて移動することができない。
    他の車両では、座席を確保できなかった乗客が通路に座り込んでいて、とても通行できる状態ではないのだ。
    引率の先生から、次の停車駅で一度ホームに下り、食堂車まではホームを歩くように指示が出る。
    食事が終われば、次の停車駅でホームづたいに自分達の車両へ戻ることになる。
    炒め物ばかりの食事だったが、普段の学生食堂と味はあまり変わらず、十分おいしく頂けるものだった。

  • ■呼和浩特駅ホーム<br />翌日早朝、呼和浩特に到着。<br />狭いベッドでの移動だったので、朝の空気を思い切り吸い込みながら身体を伸ばす。<br />中国の駅のホームは低い。<br />列車の乗降口に数段の上り下りがある。<br />引率の先生、まだちょっと眠たそう。<br />それに引きかえ、私達はなぜかハイテンションだった。

    ■呼和浩特駅ホーム
    翌日早朝、呼和浩特に到着。
    狭いベッドでの移動だったので、朝の空気を思い切り吸い込みながら身体を伸ばす。
    中国の駅のホームは低い。
    列車の乗降口に数段の上り下りがある。
    引率の先生、まだちょっと眠たそう。
    それに引きかえ、私達はなぜかハイテンションだった。

  • ■呼和浩特駅舎<br />漢字で書いてあると分かるのだが、その左の文字はさっぱり読めない・・・。

    ■呼和浩特駅舎
    漢字で書いてあると分かるのだが、その左の文字はさっぱり読めない・・・。

  • ■馬術を見る①<br />市内のホテルレストランで朝食を摂った後、早速観光に出かける。<br />まずは、騎馬民族には欠かせない馬から。

    ■馬術を見る①
    市内のホテルレストランで朝食を摂った後、早速観光に出かける。
    まずは、騎馬民族には欠かせない馬から。

  • ■馬術を見る②<br />並足、駆け足・・・。<br />走る馬も伸び伸びしている。

    ■馬術を見る②
    並足、駆け足・・・。
    走る馬も伸び伸びしている。

  • ■紅旗人民公社へ①<br />郊外の紅旗人民公社へバスで向かう。<br />途中の道で工事があり、しばらくの間停車して開通を待つ。<br />既に周囲は何もないモンゴルの大地。<br />自転車のおじさん達は、どこまで行くんだろう?

    ■紅旗人民公社へ①
    郊外の紅旗人民公社へバスで向かう。
    途中の道で工事があり、しばらくの間停車して開通を待つ。
    既に周囲は何もないモンゴルの大地。
    自転車のおじさん達は、どこまで行くんだろう?

  • ■紅旗人民公社へ②<br />上の写真から“回れ右”の方向はこんな風景。<br />本当に何もない・・・。

    ■紅旗人民公社へ②
    上の写真から“回れ右”の方向はこんな風景。
    本当に何もない・・・。

  • ■紅旗人民公社へ③<br />ひたすらなだらかな風景が続く。

    ■紅旗人民公社へ③
    ひたすらなだらかな風景が続く。

  • ■今夜のお宿<br />再びバスが動き出し、しばらくして紅旗人民公社に到着した。<br />今夜はここのパオに1泊することになる。<br />中は仕切りのない1ルームなので、雑魚寝になる。<br />着て来た姿のまま1晩寝ることになる。<br />パオから顔を覗かせているメンバーのうち、お面をかぶっていないのは、同じ学校で学ぶイタリアからの留学生。<br />今回の旅行は、私達日本からの留学生のうち長期班(1ヶ月コース)のメンバーとイタリアメンバーの合同だった。

    ■今夜のお宿
    再びバスが動き出し、しばらくして紅旗人民公社に到着した。
    今夜はここのパオに1泊することになる。
    中は仕切りのない1ルームなので、雑魚寝になる。
    着て来た姿のまま1晩寝ることになる。
    パオから顔を覗かせているメンバーのうち、お面をかぶっていないのは、同じ学校で学ぶイタリアからの留学生。
    今回の旅行は、私達日本からの留学生のうち長期班(1ヶ月コース)のメンバーとイタリアメンバーの合同だった。

  • ■馬に乗る<br />馬に乗るのは、6日に行った北京郊外・明の十三陵の参道以来?(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/pict/12557554/)

    ■馬に乗る
    馬に乗るのは、6日に行った北京郊外・明の十三陵の参道以来?(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/pict/12557554/

  • ■ラクダに乗る<br />実は、ラクダのコブを必死でつかまえている・・・。

    ■ラクダに乗る
    実は、ラクダのコブを必死でつかまえている・・・。

  • ■颯爽と・・・<br />疾走してきたのは、紅旗人民公社の村長さん。<br />さすが騎馬民族、乗りこなし方が決まっている。

    ■颯爽と・・・
    疾走してきたのは、紅旗人民公社の村長さん。
    さすが騎馬民族、乗りこなし方が決まっている。

  • ■お茶タイム<br />村長さんの家に招かれ、お茶をご馳走になる。<br />アラレを浮かべて飲むお茶は、甘くておいしい。

    ■お茶タイム
    村長さんの家に招かれ、お茶をご馳走になる。
    アラレを浮かべて飲むお茶は、甘くておいしい。

  • ■民族衣装を着る<br />足元は見ないで下さい(笑)。<br />本物のモンゴル娘達は、ブーツを履いている。

    ■民族衣装を着る
    足元は見ないで下さい(笑)。
    本物のモンゴル娘達は、ブーツを履いている。

  • ■歓迎会①<br />夜。<br />この日、紅旗人民公社に宿泊するゲストを集めて、歓迎会が開かれた。<br />ゲストは私達の他、中国内外からの観光客。<br />北京の四季青人民公社同様に、主に外国からの参観を受け入れているようだ(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10170706/)。<br />中央に立つのは、昼間に華麗なる乗馬を見せてくれた村長さん。<br />モンゴリアンと日本人は顔立ちが似ている上に、日本語がとてもお上手で、「知り合いの○○さんにそっくり・・・」という声もチラホラ。

    ■歓迎会①
    夜。
    この日、紅旗人民公社に宿泊するゲストを集めて、歓迎会が開かれた。
    ゲストは私達の他、中国内外からの観光客。
    北京の四季青人民公社同様に、主に外国からの参観を受け入れているようだ(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10170706/)。
    中央に立つのは、昼間に華麗なる乗馬を見せてくれた村長さん。
    モンゴリアンと日本人は顔立ちが似ている上に、日本語がとてもお上手で、「知り合いの○○さんにそっくり・・・」という声もチラホラ。

  • ■歓迎会②<br />歌や踊りでもてなしてくれた。

    ■歓迎会②
    歌や踊りでもてなしてくれた。

  • ■歓迎会③<br />私達が彼につけたニックネームは「フーテンの寅さん」。<br />日本語で「北国の春」を熱唱した。

    ■歓迎会③
    私達が彼につけたニックネームは「フーテンの寅さん」。
    日本語で「北国の春」を熱唱した。

  • ■モンゴル相撲を見る<br />翌日は、霧雨の中、モンゴル相撲を見る。<br />今や日本の相撲界にも、モンゴル出身の力士が増えた。<br />“がっぷり四つ”?

    ■モンゴル相撲を見る
    翌日は、霧雨の中、モンゴル相撲を見る。
    今や日本の相撲界にも、モンゴル出身の力士が増えた。
    “がっぷり四つ”?

  • ■昭君墓<br />紅旗人民公社を後にし、呼和浩特市内へ戻る。<br />市内の観光は、まず「昭君墓」から。<br />前漢(紀元前206〜8年)の頃、この地の遊牧民族の君主に嫁いで来た漢族の王昭君の墓である。<br />今でこそ同じ中国だが、当時は他国。<br />心細かったのではなかろうか。

    ■昭君墓
    紅旗人民公社を後にし、呼和浩特市内へ戻る。
    市内の観光は、まず「昭君墓」から。
    前漢(紀元前206〜8年)の頃、この地の遊牧民族の君主に嫁いで来た漢族の王昭君の墓である。
    今でこそ同じ中国だが、当時は他国。
    心細かったのではなかろうか。

  • ■昭君墓からの眺め<br />紅旗人民公社の周囲と違い、畑も樹木も見える。

    ■昭君墓からの眺め
    紅旗人民公社の周囲と違い、畑も樹木も見える。

  • ■五塔寺①<br />文字通り、建物の上部に5つの塔が建っている。

    ■五塔寺①
    文字通り、建物の上部に5つの塔が建っている。

  • ■五塔寺②<br />近づいて見ると、壁面に細かな装飾が施されている。<br />中から塔の足元まで上ることができる。

    ■五塔寺②
    近づいて見ると、壁面に細かな装飾が施されている。
    中から塔の足元まで上ることができる。

  • ■呼和浩特賓館<br />ここで1泊。<br />紅旗人民公社へ行く前の朝食や身支度もここを利用し、パオ1泊分の荷物以外はまとめて預けてあった。

    ■呼和浩特賓館
    ここで1泊。
    紅旗人民公社へ行く前の朝食や身支度もここを利用し、パオ1泊分の荷物以外はまとめて預けてあった。

  • ■イスラム教の寺院<br />「望月楼」の文字が見える。<br />ここに上ることができた。

    ■イスラム教の寺院
    「望月楼」の文字が見える。
    ここに上ることができた。

  • ■望月楼からの眺め<br />一際高い建物なので、周囲の見晴らしがきく。<br />遠くに見えるのは陰山山脈。<br />手前の街並みは、今ではもっとカラフルになっているのだろうか。

    ■望月楼からの眺め
    一際高い建物なので、周囲の見晴らしがきく。
    遠くに見えるのは陰山山脈。
    手前の街並みは、今ではもっとカラフルになっているのだろうか。

  • ■ラマ教の寺院①<br />こちらの寺院は、これまで見て回ったところの中では彩色豊か。

    ■ラマ教の寺院①
    こちらの寺院は、これまで見て回ったところの中では彩色豊か。

  • ■ラマ教の寺院②<br />建物の姿自体は、他の寺院と大きな違いを感じなかったが、壁面の装飾は、何だかエキゾチック。

    ■ラマ教の寺院②
    建物の姿自体は、他の寺院と大きな違いを感じなかったが、壁面の装飾は、何だかエキゾチック。

  • ■ラマ教の寺院③<br />その装飾を正面からアップで。<br /><br />ラマ教寺院の後は、呼和浩特駅から再び列車の旅で、大同へ向かう。

    ■ラマ教の寺院③
    その装飾を正面からアップで。

    ラマ教寺院の後は、呼和浩特駅から再び列車の旅で、大同へ向かう。

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