1983/08/12 - 1983/08/15
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Poppyさん
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【初めての海外=中国への1ヶ月語学留学】
大学の夏休みを利用して、語学力向上を目的に参加した1ヶ月の短期留学。
滞在の丁度中間で、学校から小旅行に連れて行って貰うことになった。内モンゴルでパオに宿泊し、大同で雲崗の石窟を見るコースである。
【メンバー】
同じ大学から同級生2名・下級生1名と社会人向け中国語会話教室の方々。総勢約20名。
【見て回ったところ】
■呼和浩特郊外・紅旗人民公社(パオ宿泊、乗馬・ラクダ乗り体験など)
■呼和浩特市内(王昭君墓、五塔寺、イスラム教寺院、ラマ教寺院)
【表紙の写真】
呼和浩特郊外の紅旗人民公社の馬の放牧。
※この旅行記の写真はスキャン画像ですので、見づらいですがご了承下さい。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- その他
- 交通手段
- 鉄道 観光バス
- 旅行の手配内容
- その他
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-
■北京駅出発
午前中は通常通りの授業を受け、夕方に学校をバスで出発して北京駅に着く。
これから内モンゴル自治区の呼和浩特まで、初めての列車の旅。
北京に到着して丁度10日目にして、北京以外の場所を訪問することになる。
駅構内はあまり人が多くはなかったのだが、列車内は大変混み合っていた。 -
■呼和浩特へ向かう列車
目的地・呼和浩特へは、翌日の早朝に到着する。車中1泊である。
私達の席は「硬臥車」。
3段ベッド向かい合わせ(6人分)が1ユニットとなっていて、ベッドの幅は狭い。
梯子で上段に上り下りするのだが、最上段ともなると、かなり寝返り要注意なのである。
一応、幅7〜8cmのベルトが胸と腰の位置に各1本、転落防止用に付いている。
最初はおっかなびっくり、それでも2時間も経てば十分に慣れ、ぐっすり眠ることができた。 -
■食堂車
席のある硬臥車からは、車内を歩いて移動することができない。
他の車両では、座席を確保できなかった乗客が通路に座り込んでいて、とても通行できる状態ではないのだ。
引率の先生から、次の停車駅で一度ホームに下り、食堂車まではホームを歩くように指示が出る。
食事が終われば、次の停車駅でホームづたいに自分達の車両へ戻ることになる。
炒め物ばかりの食事だったが、普段の学生食堂と味はあまり変わらず、十分おいしく頂けるものだった。 -
■呼和浩特駅ホーム
翌日早朝、呼和浩特に到着。
狭いベッドでの移動だったので、朝の空気を思い切り吸い込みながら身体を伸ばす。
中国の駅のホームは低い。
列車の乗降口に数段の上り下りがある。
引率の先生、まだちょっと眠たそう。
それに引きかえ、私達はなぜかハイテンションだった。 -
■呼和浩特駅舎
漢字で書いてあると分かるのだが、その左の文字はさっぱり読めない・・・。 -
■馬術を見る①
市内のホテルレストランで朝食を摂った後、早速観光に出かける。
まずは、騎馬民族には欠かせない馬から。 -
■馬術を見る②
並足、駆け足・・・。
走る馬も伸び伸びしている。 -
■紅旗人民公社へ①
郊外の紅旗人民公社へバスで向かう。
途中の道で工事があり、しばらくの間停車して開通を待つ。
既に周囲は何もないモンゴルの大地。
自転車のおじさん達は、どこまで行くんだろう? -
■紅旗人民公社へ②
上の写真から“回れ右”の方向はこんな風景。
本当に何もない・・・。 -
■紅旗人民公社へ③
ひたすらなだらかな風景が続く。 -
■今夜のお宿
再びバスが動き出し、しばらくして紅旗人民公社に到着した。
今夜はここのパオに1泊することになる。
中は仕切りのない1ルームなので、雑魚寝になる。
着て来た姿のまま1晩寝ることになる。
パオから顔を覗かせているメンバーのうち、お面をかぶっていないのは、同じ学校で学ぶイタリアからの留学生。
今回の旅行は、私達日本からの留学生のうち長期班(1ヶ月コース)のメンバーとイタリアメンバーの合同だった。 -
■馬に乗る
馬に乗るのは、6日に行った北京郊外・明の十三陵の参道以来?(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/pict/12557554/) -
■ラクダに乗る
実は、ラクダのコブを必死でつかまえている・・・。 -
■颯爽と・・・
疾走してきたのは、紅旗人民公社の村長さん。
さすが騎馬民族、乗りこなし方が決まっている。 -
■お茶タイム
村長さんの家に招かれ、お茶をご馳走になる。
アラレを浮かべて飲むお茶は、甘くておいしい。 -
■民族衣装を着る
足元は見ないで下さい(笑)。
本物のモンゴル娘達は、ブーツを履いている。 -
■歓迎会①
夜。
この日、紅旗人民公社に宿泊するゲストを集めて、歓迎会が開かれた。
ゲストは私達の他、中国内外からの観光客。
北京の四季青人民公社同様に、主に外国からの参観を受け入れているようだ(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10170706/)。
中央に立つのは、昼間に華麗なる乗馬を見せてくれた村長さん。
モンゴリアンと日本人は顔立ちが似ている上に、日本語がとてもお上手で、「知り合いの○○さんにそっくり・・・」という声もチラホラ。 -
■歓迎会②
歌や踊りでもてなしてくれた。 -
■歓迎会③
私達が彼につけたニックネームは「フーテンの寅さん」。
日本語で「北国の春」を熱唱した。 -
■モンゴル相撲を見る
翌日は、霧雨の中、モンゴル相撲を見る。
今や日本の相撲界にも、モンゴル出身の力士が増えた。
“がっぷり四つ”? -
■昭君墓
紅旗人民公社を後にし、呼和浩特市内へ戻る。
市内の観光は、まず「昭君墓」から。
前漢(紀元前206〜8年)の頃、この地の遊牧民族の君主に嫁いで来た漢族の王昭君の墓である。
今でこそ同じ中国だが、当時は他国。
心細かったのではなかろうか。 -
■昭君墓からの眺め
紅旗人民公社の周囲と違い、畑も樹木も見える。 -
■五塔寺①
文字通り、建物の上部に5つの塔が建っている。 -
■五塔寺②
近づいて見ると、壁面に細かな装飾が施されている。
中から塔の足元まで上ることができる。 -
■呼和浩特賓館
ここで1泊。
紅旗人民公社へ行く前の朝食や身支度もここを利用し、パオ1泊分の荷物以外はまとめて預けてあった。 -
■イスラム教の寺院
「望月楼」の文字が見える。
ここに上ることができた。 -
■望月楼からの眺め
一際高い建物なので、周囲の見晴らしがきく。
遠くに見えるのは陰山山脈。
手前の街並みは、今ではもっとカラフルになっているのだろうか。 -
■ラマ教の寺院①
こちらの寺院は、これまで見て回ったところの中では彩色豊か。 -
■ラマ教の寺院②
建物の姿自体は、他の寺院と大きな違いを感じなかったが、壁面の装飾は、何だかエキゾチック。 -
■ラマ教の寺院③
その装飾を正面からアップで。
ラマ教寺院の後は、呼和浩特駅から再び列車の旅で、大同へ向かう。
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