タイ　バンコク ～　ハノイ　陸路移動　(No.5)

2008/09/26 - 2008/09/26

ベトナム中部で２日過ごしたが、ハノイに移動する。
今回の目的の一つである統一鉄道にのる。
統一鉄道は、サイゴン(ホーチミン）からハノイ間　1726kmをつなぐ鉄道。　サイゴンからハノイまで　40時間で走る。
サイゴンへ飛行機で飛び、始点から乗ることも考えたが、帰国便に間に合わないのでダナンから乗る。
フエのホテルで頼んで、ダナンからハノイまで　5,400,000ベトナムドン(3600円くらい）　夜行寝台なので、ホテル1泊分浮く。
16:20分発だが、サイゴンからの中間なので、相当遅れるのは無いかと思ったが、1分の違いも無く駅に入っていた。
先頭ジーセル機関車を撮影したかったが、すでにホームに入線していた。

エリア ベトナム

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道

ダナンの繁華街でバスを降り、駅に行く。
現地のバイクタクシーを捕まえ、行き先を伝えるが、ステーションと言って、向こうも頷くので分かっているのかと思ったら同じ所をぐるぐる回る。
しかたがないので、地図を出し指で示すが、東南アジアの人たちに多く見られるが、地図が読めない。
駅の写真が出ている本を出して指さしてやっとわかる。

以前、マレーシアで働いていたときの、女性アルバイトもぜーんぜん地図が読めなかった。

駅に来て、駅へ行きたい時は、ガ　ダナン と言えば良いのがわかった。

夕日を中を、列車にのる。

各車両は、1名の車掌が乗っているので、非常に細かい世話を焼いてくれる。
掃除ばっかりしてくれた。

列車に乗って、水と食べ物を買って無いことを忘れ売店に走る。
カップラーメンと水を買う。

列車の中は、木目調の落ち着いた雰囲気。
また空調もガンガンに効いているので、爽快である。
ただ、この車両は、使い回ししていたのを内部を改装したようであり、隣のコンパートメントの子供が夜泣きをするのが良く聞こえた。
音対策は、貧弱

コンパートメントは、6人収容で、ハノイまで夫婦と同室。

じゃましてすいません。

ガキをしめれば、専用空間になります。

ダナン　ハン川に沈む夕日。
窓が埃で汚れています。

ハイヴァン峠を、鉄道は海に沿って走ります。

機関車も馬力不足か、時速20km 程度ののろのろ運転

ハイヴァン峠は、ベトナム人に取っても重要な意味を持つのか車両に乗っているほとんどの人が海側の窓にへばりつく。
この山によって、ベトナムが南北に縦断されています。
また、ベトナム戦争時は、最前線に近いあたりだったとおもいます。

ハイヴァン峠の　ハイは、海　ヴァンは、雲という意味で昔から峠越えが大変だったと感じました。

遠くにダナンの町がみえます。

たぶん鉄道の近代化工事をやっているのでは無いかと思います。

無人のビーチ

夕食を売りに来る。
鳥の足を焼いたものとはんぺんみたいなものと野菜の煮付け。
現地の人が食べるのを見たらニョクマム（魚醤)をごはんにかけて食べていた。

においがあるが、なれれば、ニョクマムも美味しく感じるようになる。

夜８時頃、フエに到着

22時頃、ドンホイに到着
いずれの駅での車掌は、車両の入口に立ち、ドアの開け閉め、乗客の乗り降りを助ける。

すれ違い列車

朝　2時頃　ヴィンを通過
いずれも車掌はおりて待機
４０時間も続けるのは大変だと思う。

夜が明けると、雨期の田園風景だった。
ハイヴェン峠を越えると、気候も人も変わるというのは、正しいようだ。

ニンビンでおりる。