2009/11/28 - 2009/11/28
81位(同エリア594件中)
ココアさん
ラインガウの、醸造所と木組みの家々からなる魅力の村々は、ホッホハイム、キートリッヒ、ハッテンハイム、ヴィンケルなどがありますが、そのうちの代表的なEltvilleの冬の雰囲気をアップします。
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先ずは、エルトヴィレ村で、最も有名な醸造所のひとつ、Weingut Freiherr Langwerth von Simmern フォン・ジンメルン醸造所へ参りました。
http://www.langwerth-von-simmern.de/
ジンメルン男爵家のラインガウでの歴史は1464年ハッテンハイム村のMannberg畑を拝領した時に遡ります。1472年には、ハッテンハイム城に居を移し、エアバッハ、ハッテンハイム、ラウエンタールの村々等に一級区画を持ちます。
楽天市場さんにも紹介されています。
http://item.rakuten.co.jp/miyakata/10001826/#10001826 -
入り口には、フォン・ジンメルンの紋章がみえます。
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醸造所へは、メイン通りから、この路地に入って直ぐです。
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醸造所の向かいの家。
決して観光客向けの街とは異なり、これら木組みの家々は、ドイツの有りのままの姿で、醸造所を中心とした、生活感溢れる、昔から時間が止まったままの雰囲気を味わえる、ラインガウならではの街。 -
さて、醸造所の中へ入ります。
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右の建物の中で、試飲と購入が出来ます。
(ドイツの場合、箱単位で沢山買うのが通常なので、試飲が出来るのだと思います。) -
中のディスプレーは、上品なオーナー夫人のアレンジなのでしょうか。
通常、他の醸造所の中は、味気ないものですが、ここは、色々なものを販売されています。 -
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ここのワインは、ちょっとだけ楽天市場さんのWebSiteでも紹介されていますね。
http://item.rakuten.co.jp/miyakata/c/0000000150/ -
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色々観ていて飽きないです。
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奥にあるのが、男爵家の住居です。
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親切なスタッフから、ビッグ・プレゼント。
素敵なこの建屋の中を、特別に見学させて頂ける、との事で、鍵を開けて下さいました。 -
魅力的なお屋敷です。
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わくわくしながら入ります。
通常は、何人か人数を揃えて、事前に電話予約して、中を見学します。 -
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昔のままのテーブル。
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昔のままの窓のデザイン。
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タイルの絵柄が一つ一つ異なるのが特徴です。
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搾汁装置。
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ろ過器。
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温度管理が求められる、醸造ステンレス・スティールタンク。
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本当はERSTES GEWAECHSを無理して買おうか迷ったのですが、その分でKabinett3本買えるので、ワイン全くド素人のわたくしめでも憧れの各畑、RauenthalのBaiken、ErbachのMarcobrunn、HattenheimのNussbrunnenを。
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やっぱりバイケンが欲しくて、Rauenthaler BaikenのAusleseを2003年と2007年。
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Feinherbの味覚も魅力的。
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庭から見える、向こう側へ行ってみます。
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門から出て、
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あちらへ行きます。
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ここまでちょっと歩いて、
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Eltville Burgへの標識の所を曲がります。
下には、ワイン・ラベルに使われている、唐草模様のマークも付けられています。 -
醸造所の裏に出ます。
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エルトヴィレ城の入り口があります。
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振り返れば、こんな感じの所。
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お城のそばの建物には、
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猫が居座っております。
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丁度醸造所の真裏の所です。
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木組みの家の角には、大抵こんなデザインが施されています。
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さて、今度はEltville村の西側に属する、Erbach地区へ(同じEltville村でも、Erbachエリアは、ライン川に面している分、開けて垢抜けた雰囲気があります)。
ここでは、シュロス・ラインハルツハウゼンが醸造所兼5ツ星ホテルとして有名ですが、以前の旅行記にアップしていますので、今回は省略します。 -
ラインガウの観るべきポイントが案内された掲示板。
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このライン川に面した所から、鉄道のErbach駅方面へと北へと歩くと、直ぐに、各醸造所が連続してあります。
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ここを過ぎると、
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直ぐにワインに関わる看板だらけ。
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反対側にも、ワイン関連の看板が一杯。
エーバーバッハ修道院の案内も見えます。 -
そのまま、北へと歩きます。
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中世も、ワインの街として、今と変わらぬ情景だったのでしょうね。
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どこまでも、木組みの家々が続きます。
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このままずっと進んで、踏切を渡って、左へ曲がると、
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ラインガウのワインが、低価格で買える、WINZER VON ERBACHに辿り着きます。
http://www.winzer-von-erbach.de/
楽天市場さんのWebSiteでも、大きく取り上げられている醸造所です。
http://item.rakuten.co.jp/miyakata/10001777/
ここまで来なくても、ヴィースバーデンのWEIN-FORUMでもWINZER VON ERBACHは買えます。
ヴィースバーデンには、木組みの家々のアルトシュタット(旧市街)は無い様に見えますが、実は、WEIN-FORUMの辺りは、そういった感じのなかなか良い感じの昔ながらの場所です。http://www.weinforum-wiesbaden.de/ -
普段、がぶがぶ消費するワインとしては、なかなかシュペトレーゼは手が出ないですが、ここのRiesling Spaetlese辛口なら、EUR6.30で、下手なスーパーのQmPを買うよりも断然お得です。(甘口シュぺトレーゼはいまいち。)
http://www.winzer-von-erbach24.de/cgi-bin/main.pl?m=si
以前、リューデスハイムのつぐみ横丁のおじさんのワイン屋で同じものを買ったら、このシュぺトレーゼEUR22だったので、醸造所から直接買うのがベターです。
ラインガウでの、トロッケン・ベーレン・アウスレーゼや、アイスワイン、アウスレーゼも、ここの価格が底値かと思います。 -
ここの葡萄ジュースは、蜜の様に甘いです。
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この旅行記へのコメント (7)
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- keyokoさん 2010/02/05 23:57:10
- 憧れの・・・・街歩き☆
- ココアさま
こんばんは。
ライン川周辺の街並、本当に素敵ですね・・。
特に今回は冒頭にワインの醸造工場(すごくお洒落な建物ですが・・)がUPされていて、ますます魅かれてしまいました。
味オンチなのに、ビールとワインが大好きなので・・・。
ココアさんの旅行記は、拝見していると本当にその街を歩いているかのような臨場感があり、すごくワクワクします。
3年以内に(遠い・・)必ずまとまった時間を取り、ストラスブールとラインン川周辺を実際に周って見たいと思います。
(この場合、言葉としてはフランス語、ドイツ語の両方が必要でしょうか?)
この夢が、実現しますように・・・(-人-)
またお邪魔させて頂きます。
失礼致します。
keyoko
- ココアさん からの返信 2010/02/08 01:48:51
- RE: 憧れの・・・・街歩き☆
- いつもカキコありがとうございます。
> ライン川周辺の街並、本当に素敵ですね・・。
> 特に今回は冒頭にワインの醸造工場(すごくお洒落な建物ですが・・)がUPされていて、ますます魅かれてしまいました。
日本人には、ライン川下りのための乗り場として、ラインガウ・エリアは、リューデスハイムが有名ですが、実は、このEltvilleの街の方が、ワインの街の雰囲気を楽しむ観光客が多いかもしれません。冬はリューデスハイムは誰も居ませんが、先日も、この街には、誰かしら三々五々ではありますが、居ました。
ここに載せた路地以外も、じっくり観察すると、結構見所が多くて、ワインの街を肌で感じられる筈です。私も、このエリア、何度も何度も行っているのに、未だ全部観切れていません。毎度、こんな路と木組みの家々があったんだ!と発見の連続です(かなり広いエリアなので)。
> 味オンチなのに、ビールとワインが大好きなので・・・。
> 3年以内に(遠い・・)必ずまとまった時間を取り、ストラスブールとラインン川周辺を実際に周って見たいと思います。
> (この場合、言葉としてはフランス語、ドイツ語の両方が必要でしょうか?)
それでしたら、先ずは、ラインガウの中世の街で、ワイン飲んでライン川を眺めながら、Eltville⇒Erbach⇒Hattenheim⇒Oestrich⇒Winkel(シュロス・フォルラーツとシュロス・ヨハニスベルクがあります)⇒Assmansshausenへと、3日は必要でしょうね、そして、レンタカーでアルザスの村々へと行けば、完璧でしょう(アウトバーンや村々は運転は楽ですが、ストラスブールは路面電車、一方通行などで、レンタカーはお薦めできませんが)。
ドイツは基本的に、スーパーをはじめ、通常のシチュエーションでは英語は通用しません(日本で待ち行く人が英語通用しないのと同じ様に)。リューデスハイムの様な、観光客の街のレストランや交通機関などでは、特に若い方達は英語でバッチリ通じます。アルザスの方達もドイツ語はOKなのですが、基本的には英語は全然駄目です。ですが、挨拶をちゃんとすれば、気持ちが通じるので、わたしはいつも、笑顔とボディー・ランゲージで頑張っています。
ブランド品のお店は、英語が出来ます。びっくりですが、今は、ドイツのお店の人より、フランス・ストラスブールのお店の人の方が、ナチュラル・スピードの流暢な英語OKです。
ココア
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- ちょめたんさん 2009/12/25 00:01:00
- ラインガウ!!
- ここも渋くて素敵な町ですね。ココアさんのおかげでヘーヒストも楽しんで来ました、ありがとう御座いました。本当にドイツは素敵ですが寒いですね風邪大丈夫ですか?お大事に!
- ココアさん からの返信 2010/01/01 00:51:24
- RE: ラインガウ!!
- ちょめたんさん、あけましておめでとうございます。
ドイツでは、新年はまだこれからだというのに、あちこちで、気の早い人達が、爆竹をバンバンとうるさい限りです。深夜12時ぴったりに、路上で各家庭の人達が、一斉に打ち上げ花火と爆竹を、もういい加減にやめてけれ!と言いたくなるまで、続けます。(それ以外の日は花火は禁止なので、やりたい気持ちは判らないわけでもありませんが。)で、結局、朝、自宅前の駐車上スペースの掃除をやらなければならない羽目になりますが、これがドイツと割り切らなければなりません(頼むから片付けていってくれ〜っ!)。
> ここも渋くて素敵な町ですね。ココアさんのおかげでヘーヒストも楽しんで来ました、ありがとう御座いました。本当にドイツは素敵ですが寒いですね風邪大丈夫ですか?お大事に!
本当に、寒波の時にクリスマスマーケット巡り、大変でしたね。わたしは12月から、体調壊したままで、なかなか回復出来ないです。
フランクフルト市のへーヒストから、リューデスハイムの手前まで、DBの路線上には、魅力の古い町が、どんどん続きます。観光の方には、リューデスハイムに行く前に、それらの駅で、下車して、本当のドイツの姿を見て貰いたい限りです。
へーヒストでしょ、そして、一押しのひとつ、しぶ〜い木組みのワインの街、ホッホハイム、エルトヴィレ、エアバッハ、統一された綺麗さのハッテンハイム、エストリッヒ、ヴィンケル(ここにはシュロス・フォルラーツとシュロス・ヨハニスブルクがあります)などなど、たまらないですね。
本年も何卒よろしくおねがいします。
ココア
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- マチャさん 2009/12/16 21:30:56
- ワインの街
- ココアさん、今日はワイン片手にお邪魔します。
もちろん、甘〜い白です。ただしオージーワイン笑。
旦那が昨日アメリカに旅立ちました。
ワインセラーは残して行ったのですが、お酒に弱い私は栓を抜いて1本も飲めないので、オージーのBOXをチビチビ頂いております。
今年ドイツで買ったワインは、来年のクリスマス休暇に旦那が帰国してからですね。
ワインの街も随分寒くなったでしょうね。
街が凍えて見えます。
そして醸造所のショップ、行ったら色々買っちゃいそう♪
最後の葡萄ジュース、ちょっと飲んでみたいです。
マチャ
- ココアさん からの返信 2009/12/17 01:16:34
- RE: ワインの街
- こんばんは。
> ココアさん、今日はワイン片手にお邪魔します。
おぉっ!有閑マダム風アプローチですね。
> ワインセラーは残して行ったのですが、お酒に弱い私は栓を抜いて1本も飲めないので、オージーのBOXをチビチビ頂いております。
フランスワインと比して、低い地位のレッテルを貼られているお蔭で、ドイツワインの高品質ものも、安く買えて、有難い限りです。自宅で飲む分には、どうしてもボトルを一気に空けられませんが、安いから、気にせず残りを捨てられる所も、ドイツワインの良いところです。
> ワインの街も随分寒くなったでしょうね。
> 街が凍えて見えます。
もっともっと、冷えて行きます。今週は氷点下が続きます。
そうそう、Erbach地区のはじめの一枚、マクシミリアンズ・ホフの前の駐車場で撮ったものです。覚えていらっしゃいますでしょうか?
> そして醸造所のショップ、行ったら色々買っちゃいそう♪
フォン・ジンメルン醸造所 (Weingut Freiherr Langwerth von Simmern)のオーナー(男爵夫人)の、お目に適った物がDisplayされているみたいで、ここのVinothekは、他の醸造所と雰囲気や店内レイアウトが全然違っています。超有名で大型醸造所の、ロバート・ヴァイル醸造所 (Weingut Robert Weil)、シュロス・ヨハニスベルク醸造所 (Schloss Johannisberg)、クロスター・エバーバッハ州立醸造所 (Hessische Staatsweingueter Kloster Eberbach)は、広いですが、ただ、ワインを買うだけみたいなイメージ。ホッホハイマー・ケーニギン・ヴィクトリアベルグのブランドとして、日本人にも有名なワイングート・フープフェルト(Weingut Hupfeld)は、如何にもドイツの伝統的な醸造所の典型、重厚な木造家屋の室中にあり、ワイン以外は売っていない、大抵のドイツのお店はそんな感じでしょう。
ちょっとだけ違っていたのは、同じErbach地区の、五ッ星ホテルでもある、ラインハルツハウゼン醸造所 (Weingut Reinhartshausen)。ここなら、色々とジャムやら小物も売られていました。ただ、欧州の歴史、上品さ、接客態度への教育など、フォン・ジンメルン醸造所は、最高です。いつかは、(こちらも低く見られないために)ネクタイでもしてオシャレな服装でここを訪れ、キレル会話をしてきたいものです。
> 最後の葡萄ジュース、ちょっと飲んでみたいです。
なんか、風邪で喉が痛いため、蜂蜜代わりに、これを飲んでいます。通常の醸造所の葡萄ジュースは、酸味が利いてサッパリしていますが、Winzer Von Erbachのは珍しい位、とろ〜り甘いです。
ココア
- マチャさん からの返信 2009/12/17 18:29:08
- RE: ワインの街
- > そうそう、Erbach地区のはじめの一枚、マクシミリアンズ・ホフの前の駐車場で撮ったものです。覚えていらっしゃいますでしょうか?
ホントだ!どこかで見た看板と思ったら、私も同じの写してますね。
あの広い駐車場に車がたくさん止まってると思ったら、みなさん夜になったら運転して帰ってしまうんですね。
私も旦那も少し飲んだだけで真っ赤になってしまうのに、ドイツの方は全然酔ってない。すごいです。
マチャ
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