2011/08/13 - 2011/08/15
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ippuniさん
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結婚記念旅行第3弾は、
最後の夏を楽しむべく大西洋に浮かぶレ島へGO!GO!
ホテルは海辺のデザイナーズホテルを予約、
なぜかいつになく気合が入り、ワンピースまで購入、
天気予報は、久々の快晴&気温は25度位まで上がりそう!
あとは、行って楽しむのみ★
の予定だった。
が…、
旅行の前週に偶然ドイツに住む友人の帰国話を耳にし、
真相を確かめるべくメールをしてみると、
ある手術の為に韓国に帰るとのこと、
しかもいつまた戻ってこれるか全くわからないとのことだった。
聞くに、帰国は18日。もう時間がない。
会えるとしたら今週末の3連休のみ。
でもその3連休はレ島に既に予約済み。
しかもそれは結婚記念旅行。
西の果てのレ島と、友達の住むドイツは反対方向。
どうしよう…
と悩む間もなく、
私の手はレ島のホテルをキャンセルし、
キャンセル料を支払っていた。
***
(祝) 9年目の結婚記念日!!
毎年結婚記念日の年数分、結婚記念旅行をしよう!
と一人で決め、今年から実行♪
ということで、2011年の結婚記念旅行は9日間!
でも今年は夏の終わりに日本にも帰ることにしたので、
7月〜8月にかけて3回に分けて旅行をすることにしました。
第一弾は、アーカション湾とフランスで最も美しい村々
http://4travel.jp/traveler/ippuni-gm/album/10584033/
第二弾は、聖堂に泊まる聖なる1日&コルトレイクの街歩き
http://4travel.jp/traveler/ippuni-gm/album/10588057/
- 旅行の満足度
- 5.0
-
パリから東に真っ直ぐ進むこと約410キロ
ノンストップでドイツのザールブリュッケンへ!
いつもいると思っていた大事なお友達夫婦(韓国人)。
パリで偶然知り合い、旦那さんはうちの旦那の地元の人。
年も1歳違いなので、共通の知り合いも多く、
その旦那さんの姉は、うちの義父の教え子でもある、
そんな偶然な縁のある出会いだった。
そしてその奥さんは、バカがつくほど正直で真っ直ぐな人。
そしてパリからエジンバラまで夜通し運転した実力派(笑)
4人あつまれば全ての分野において不可能なことはない、
と言えるほど息の合ったナイスメンバーである。
その奥さんがある手術の為に韓国へ帰国、
そしてその旦那さんも、うまく行けば来年から韓国へ…
そんな状況に進展しつつあった。 -
ippuni夫婦の気持ちは、
真っ直ぐザールブリュッケンだけに向かっていた。
出発前に注油を済ませ、
ノンストップで400キロ走り続けた。
途中の原発地域ではナビの電波障害に遭ったが、
それでも直感で走り続けた。
宿所の話をしていなかったので
とりあえず、新しく出来た市内のホテルにチェックインした。 -
部屋は狭いが新しいからとにかく綺麗だった。
市内のメインストリートに近く、
川沿いに位置していて立地は抜群。
部屋から見える景色もドイツっぽく、
駐車場はセキュリティがバッチリだった。
Motel One Saarbrucken
1泊69ユーロ+駐車場12ユーロ、前払い。
2011年3月オープン。 -
部屋に荷物を置き早速友達に電話をして合流。
何故ホテルにチェックインしたのかと怒られながら、
まずは夕食のお買い物をすべくデパ地下でショッピング。
そして初日は友人宅でご飯を作って食べて
夜中の3時半過ぎまでお喋りに花を咲かせてホテルで寝る。 -
翌朝起きて準備をしてホテルをチェックアウト。
そしてすぐにまた友人の家に行って朝ごはん。
本当にホテルでは数時間寝ただけであった(笑) -
ブランチを食べて、
ティータイムをしながらまたお喋り。
16時から17時半まで友人夫婦はミサに参加すべく教会へ。
ippuni夫婦はその間市内をぶらぶらお散歩。 -
色々な人に猫みたいと言われる旦那。
この銅像を見て、まさに旦那だって指摘する。 -
まずは私の大好きなシュロス(城)へ。
-
可愛らしいお花がたくさん咲いていた。
-
少し曲がってしまったが、私の好きな風景だ。
-
ザールブリュッケンは観光地ではないが、
ドイツ国内からの観光客のグループが数組ほどいた。
写真はお城の前。 -
日曜日と言うこともあり、
家族連れがたくさんいた。 -
城は高台にあるから景色はとてもいい。
ドイツの城からはいつも町が見える。
フランスの城とは少し違う。 -
ザールブリュッケンには私の好きな教会が2つある。
1つめは、ここ。
シュロスキルヒェ(城の付属の教会)。 -
中の受付で写真を撮る旨を伝え許可書をもらう。
これがないと係員に周囲されてしまうのだ。 -
この教会内ではモダンなステンドグラスをたくさん見ることが出来る。
-
-
教会の2階部分。
教会の2階部分と別館は展示室になっている(無料) -
これは私の好きなステンドグラス
-
教会から別館への渡り廊下を通り別館展示室へ。
-
別館展示室はとても広く、
パリにある貴族の私宅の美術館以上の規模である。
展示品の数もとても多く見ごたえがある。 -
全てが綺麗で真新しい。
トイレがとてもきれいで、
水はもちろん自動に出てくるし、
手を拭く紙までもが自動に出てきて少々びっくり。
こんなところでパリとのカルチャーショックを感じるとは
思ってもいなかったippuni夫婦。
数千回、数万回とも口にした「パリは何故…?」
という言葉がまたしても口から出そうになる。 -
綺麗な教会に心を癒され、
多くの展示品を見て藝術に触れ、
いい気分で最後に入ったトイレでカルチャーショック。
教会を出てから、しばし無言で歩く… -
考えてみたら教会展示室の施設の良さにもショック。
ザールブリュッケンと言う観光地でもない田舎の展示室。
全てが綺麗ですべてがハイテクで、オーガナイズされている。
パリは観光客が多いからだ、と思うことにしよう。
でもフランスの田舎の教会の展示室はどうだろうか??
国家予算…
そう、フランスはお金がないのだ…
解決策のない壁にぶち当たった気分になる。 -
アンぺルマンの可愛い信号
信号機一つをとっても、
一晩中討論できるほどネタを提供してくれるフランス。
もう考えるのはやめよう… -
ザールブリュッケンで私の好きなもう一つの教会
-
教会前の広場の雰囲気もお気に入りだ
-
白くて清潔感溢れる教会
-
私の好きなフィンランドのミュールマキ教会と
様式は違うが雰囲気が似ている気がする。 -
なんてことのない野花であるが
このグラデーションが可愛らしい。 -
待ち合わせの時間までまだ少しあり、
ぶらぶらしていたらラットハウス(市庁舎)に出た。
中に入るほど時間がなかったのでパス。 -
メインストリート脇の私のお気に入りの路地
-
白い水の出ない噴水で会おう、とのことだったので
白い水の出ない噴水に向かう。
天気は快晴。 -
5分ほど早く到着したので辺りをぶらぶら。
クリスマスシーズンには
この広場一帯にマーケットが立ち並ぶ。
夏と冬では景色が全く違うのだ。 -
お友達夫婦と会い、川沿いを散歩した。
-
川沿いは緑いっぱいの遊歩道になっている。
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川沿いの壁画は有名だとのこと。
毎回絵が変わるんだよ、と友人は言う。 -
友達夫婦が良くいくという
川沿いの素敵なレストランに入った。 -
ダイエット中の旦那はエビサラダ。
-
肉を食べない私はベジタブルカレー。
-
ここでもお喋りに花を咲かせ、
あっという間に日が暮れて来たので退散。
わざわざ来てくれた、と友人夫婦が会計してくれる。
来たくて来たんだよ、と言ったが今回は友人の奢りに。 -
車に戻ったころにはすっかり夜になってしまった。
時刻はまだ22時前。
日の暮れるのも早くなったものだ。
この後お友達夫婦を家まで送り届けて、
次は、東京か、ソウルか、パリか、ドイツかわからないけど
近いうちに必ず会うことを約束した。
車から叫んだ「元気でね」という旦那の声が妙に心に響いた。 -
その後、ザールブリュッケンより50キロ北上し
Wadernという森の中の小さな町のホテルへ向かった。
口コミ評価が10点満点中9点であったこのホテル。
フラッシュセールで50%割引で泊まることが出来た。
広さ、清潔度、使い勝手、料金。
価格VS満足度が非常に高いホテルであった。 -
翌日、朝食ルームにて朝食。
種類は豊富ではないが、
お腹がいっぱいになる程度の品ぞろえであった。 -
朝食後、旦那はチェックアウトまで部屋で論文を読み、
私はその間、町を一周りする。
写真は私たちが泊まったホテル。 -
ホテルの前にある村の教会
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教会内部はとてもシンプルで明るかった。
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可愛らしい建物があったので近寄ってみた。
-
庭に通じる道
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中には広々とした素敵な庭が広がっていた。
-
Wadernの村の広場。
昨日は夜中まで賑やかだったが、朝は静か。
村の人々が黙々と片づけをしていた。 -
12時ギリギリにホテルをチェックアウトして
12キロほど離れたStauseeという湖に行ってみた。 -
お昼の時間だったけど、
全然お腹がすいていなかったので湖を1周することにした。 -
完全に開き直ったかのように空に向かって咲く花々
-
Seehotel(湖ホテル)
いつかまた来たらここに泊まってのんびりするのもいいな、と思った。 -
所々に鳥居のような木の門が…
-
晴れていて、暖かくて気持ちが良い午後。
-
なんだか最近の私たちの旅行パターンが、
リタイア後の生活のようになっていることに気付く。 -
今年は冷夏のせいか、
もう黄色く色づいている木々がたくさんあった。 -
青い空。
久々に見るなぁ… -
それにしてもよく整備された綺麗な遊歩道である。
-
2時間弱で湖を1週し、数あるレストランの中で一番モダンそうなレストランに入った。
-
私も旦那も野菜料理を注文した。
-
食欲が無いと言いつつ、
しっかりとデザートのアイスクリームまで頂く。 -
食後はレストランの中庭へ出てみた。
湖に面しているので眺めは最高。
オーナーの趣味なのか、あちこちにアートが見られた。 -
暖かい日差しと連日の寝不足で睡魔に襲われる…
-
ススキのような植物に秋を感じる
-
途中のレストランの前で吹奏楽の演奏をしていた。
なんとなく、スイスでの生活を思い出した。 -
眠気もピークに達していたが、
これからまた400キロ強の距離を運転して
パリに戻らなければならない。 -
眠気とともに出発。
途中ザールブリュッケンという標識を見るたびに、
ちょっと寄って友達の顔を見てから帰ろうか、
なんて本気の混じった冗談を言ってみたり。
倒れそうなくらい眠かった割には無事にパリに到着。
なんだかんだ言ってもパリの家が一番!と言いながら
早速パソコン開いて論文を読みだす旦那を横目に
魚に餌を与えせっせとスーツケースを整理するippuni。
第3弾に渡る結婚記念旅行はこうして幕を閉じました。
長々と見てくださってありがとうございました!
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この旅行記へのコメント (4)
-
- oneonekukikoさん 2011/08/17 08:02:55
- 思いのたくさん詰まったザールブリュッケン
- ippuniさん
思い切って出かけてよかったですね。
そう、思い立った時に行動するのが
悔いが残らない。
ご友人との楽しい語らいが浮かんできます。
モダンなステンドグラスの教会
秋を感じる郊外の風景
400キロひた走りのご褒美でしたね。
oneonekukiko
今年も「ねぶた」で跳ねるべく
ホテルを予約しておりましたが
諸事情で直前キャンセルとなりました、
来年に期待です。
年甲斐もなく
こちらも長距離ドライブ続けておりますよ。
oneonekukiko
- ippuniさん からの返信 2011/08/17 19:51:25
- RE: 思いのたくさん詰まったザールブリュッケン
- oneonekukikoさん
見てくださってありがとうございます!
いつも本能的に、考えるより先に右手がクリックしてしまうんです^^;
でも今回は深く考えたとしてもきっと結果は同じだったように思います。
今では島に行く為に買い揃えたグッズや、
毎日にらめっこしていた天気図を見るたびに
楽しみにしていたあの日々を懐かしく思います。
本能のままに動くippuniにとってドタキャンはいつものパターンです^^;
ねぶた、残念でしたね。
でも来年また旅行記が見れるのを楽しみにしています!
ドライブ旅行の醍醐味をこれからも味わっていきたいです^^
ippuni
-
- ちょびれさん 2011/08/17 03:21:14
- 締めくくりは素敵なドイツへの旅でしたね!
- ippuniさん
こんばんわ!
眠れなくなってドイツへの旅にたどり着きました^^
旅行記を拝見して・・・じーんとしちゃいました。
同じ状況になったらわたしだったらどうするかなあ・・・と。
大事な楽しみにしていた記念日旅行、素敵なホテル、わたしが右手でパソ
画面をクリックできるかなあ。
でも、もし大事な親友の事情なら・・・同じようにするかもしれないなあ
なんて思いました。
400キロの道のりをノンストップで駆けつけてくれたご夫婦を迎えた
お友達ご夫婦がどれだけ感激なさったか、想像できます!
そして一緒に買い物して作った美味しそうな手料理を口に運びながら語り
尽くせぬお喋りは、きっとどんなに素敵なホテルに泊まった記念旅行より
素敵だったに違いない♪
ヨーロッパを知らないわたしですが、フランスとドイツの風景の違いは
あるんですねえ、って変だけど^^;
田舎であってもとても整備されているってところがドイツ人気質なのかな?
ご主人がお仕事されている間に奥様がふらっとお散歩って読んでご夫婦の
距離感が絶妙で素敵だなあと思いました☆
遠く離れるお友達が早く元気になられますように・・・
ちょびれ
- ippuniさん からの返信 2011/08/17 06:05:31
- RE: 締めくくりは素敵なドイツへの旅でしたね!
- ちょびれさん
真夜中のご訪問、ありがとうございます^^!
お友達のこと、バカがつくほど正直で…なんて言っておきながら、
私は本当にお墨付きのアホだとよく言われます(笑)
このお友達夫婦、なんといっても私たち夫婦と周波数が合うんです。
全力でぶつかり合えるお友達ってなかなかいないじゃないですか…
しかも夫婦同伴で^^
修学旅行生のように夜中まで寝ずにお喋りに夢中で、気付いたら3時半。
お友達夫婦は、ぶっ倒れるまで語り合って、そのまま家でダウンして、
朝はまた一緒にご飯作って食べて…と思っていたらしく、
何の確認もせずにホテルに突っ込んでいった自分がつくづくアホに思えました。
ただ寝てシャワーするためだけにホテルに戻らねばならないという…
話しても話しても話しても話し足りない何故1日は24時間なの?と言う感じでした。
ドイツとフランスの違い…
あぁ、考えるだけでまたため息がでそうなのでご想像にお任せします(笑)
ippuni
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