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 本来の目的は、烏山頭ダム、白冷土川、屏東の地下ダムを見に行く予定が、連れの体調不具合で日程変更した。でもこれって大正解で僕にしてもこの暑さで連続3日の移動は無理だったと思う。結果的に初日は台北市内観光、二日目は台中から竹山のお茶生産農家を訪問、三日目は最大の目的である烏山頭ダムを訪問した。<br /><br /> 特に今回は高鐵(台湾新幹線)の 3 days pass を購入して利用したので、移動は非常に簡単だった。また、台湾観光協会から、悠々パスを頂いたので 500元づつ連れとチャージ、MRT コンビニ、バス、さらには台鉄など小銭の要らない旅行ができた。台北絡みの旅行であれば絶対の必需品だと想う。台湾の鉄道は昔は時間が読めないなどの記載をされた方々も多かったけれど、この旅行で時間のズレを感じたことはなかった。時間通りに運行されていると思う。台湾は日本と変わらないと思う。つまり、日本精神の具現を目指した国が、まさに具現したのだと思う。<br /><br /> 特に烏山頭ダムへ行きたかった理由は、日本と台湾の絆を象徴する人が日本人の銅像で存在し、戦前の台湾へ行った人々の日本精神を具現した、そのものに接触したかったからかもしれない。連れはよくそのことを理解していたのか、この暑い中付き合ってくれたと思い、感謝。観光なのだから、5/9 にしたのも良かった。毎年5/8は慰霊祭が行われている。僕は関係者ではないから、外すのが当然だと思う。<br /><br /> それと今回は、台北駅の素晴らしさに感服。東京駅にも劣らないと思う。ここだけで一日二日は潰せると思うほどの広さと発見があると思う。そして、色々の観光名所も徒歩でもいける距離にあり、選んで訪問した総統府へは徒歩で行った。町中に歴史的建造物が混在する台湾の各都市の代表格といえるかもしれない。<br /><br /> その白冷土川への旅行は一年後というか、見に行った。残るは地下DAMになったけれど、先延ばししている。楽しみは先へに考え方を変えたからだ。その旅行記は以下、台湾の人々のやさしさに涙するほどの旅行だった。<br />http://4travel.jp/travelogue/10776597<br /><br />

台北とお茶と烏山頭ダムを訪ねて 2012/5/6~10

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2012/05/06 - 2012/05/10

186位(同エリア577件中)

2

20

HIT-O

HIT-Oさん

 本来の目的は、烏山頭ダム、白冷土川、屏東の地下ダムを見に行く予定が、連れの体調不具合で日程変更した。でもこれって大正解で僕にしてもこの暑さで連続3日の移動は無理だったと思う。結果的に初日は台北市内観光、二日目は台中から竹山のお茶生産農家を訪問、三日目は最大の目的である烏山頭ダムを訪問した。

 特に今回は高鐵(台湾新幹線)の 3 days pass を購入して利用したので、移動は非常に簡単だった。また、台湾観光協会から、悠々パスを頂いたので 500元づつ連れとチャージ、MRT コンビニ、バス、さらには台鉄など小銭の要らない旅行ができた。台北絡みの旅行であれば絶対の必需品だと想う。台湾の鉄道は昔は時間が読めないなどの記載をされた方々も多かったけれど、この旅行で時間のズレを感じたことはなかった。時間通りに運行されていると思う。台湾は日本と変わらないと思う。つまり、日本精神の具現を目指した国が、まさに具現したのだと思う。

 特に烏山頭ダムへ行きたかった理由は、日本と台湾の絆を象徴する人が日本人の銅像で存在し、戦前の台湾へ行った人々の日本精神を具現した、そのものに接触したかったからかもしれない。連れはよくそのことを理解していたのか、この暑い中付き合ってくれたと思い、感謝。観光なのだから、5/9 にしたのも良かった。毎年5/8は慰霊祭が行われている。僕は関係者ではないから、外すのが当然だと思う。

 それと今回は、台北駅の素晴らしさに感服。東京駅にも劣らないと思う。ここだけで一日二日は潰せると思うほどの広さと発見があると思う。そして、色々の観光名所も徒歩でもいける距離にあり、選んで訪問した総統府へは徒歩で行った。町中に歴史的建造物が混在する台湾の各都市の代表格といえるかもしれない。

 その白冷土川への旅行は一年後というか、見に行った。残るは地下DAMになったけれど、先延ばししている。楽しみは先へに考え方を変えたからだ。その旅行記は以下、台湾の人々のやさしさに涙するほどの旅行だった。
http://4travel.jp/travelogue/10776597

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
3.5
グルメ
5.0
ショッピング
5.0
交通
5.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
航空会社
チャイナエアライン
旅行の手配内容
個別手配

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  •  台北駅の中心、吹き抜けの巨大な駅舎。旅行の拠点に選んだ関係で毎日ここからのスタート。地下は高鐵(新幹線)、台鉄(一般鉄道)、MRT(市内電車)、更には広大な地下繁華街など、さらに 2階は微風レストラン、台湾中の有名料理店が並ぶ。<br /> 一日過ごすことも可能だと思う。特徴とすれば座る場所が少ない。わざとそうしているのだろうと思う。混雑すればむしろ邪魔だという判断だろうか・・。外にはたくさんベンチがあるが、中には少ない。<br /><br />MRT でお隣駅が西門であり、歩いても近い。台湾の若者の街であり、歴史的なものもあるので足を向けるのなら、おすすめと思う。ちなみに西門駅は淡水線の始発駅にもなっていたりして、移動に便利です。<br /><br /> 所で、MRT の淡水線先頭車両には運転者がいないようです。全部遠隔操作での運転みたいですね。ホント台湾は進んでます。<br /><br /> 余談ですが、今回の旅行で楽しようと考えて「猫空」へと計画していたのですが、旅行直前になって、なんと5/2から一ヶ月間メンテナンスのため休止の告示を見てがっかりでした。このロープウェイの存在を見つけた時は、ちょっといいなあと悦にいって期待してましたが、残念でした。<br /> <br /> 所で、WiFi 環境についてはあまり調べずに行ったので、後から高額請求されました。ローミングはこわいなぁと思い出した次第。で、この次のために調査しました。台湾は日本より進んでいます・・。凄いと思う。次回はローミングなしでうまくいきそうです。<br /> TPE-Free (http://www.tpe-free.taipei.gov.tw/tpe/JP-TPE-Guide_FAQ.html)<br />は台北の無料の WiFi であり、実はiTaiwan 、(http://itaiwan.gov.tw/en/ )<br />と同様もののようです。つまりは、台北市内は TPE-Free を利用して、台湾の他の都市では iTaiwan を使うようです。同じ回線なのは、切り替えで回線選択できるようになっているからとても便利です。<br /> 残念なのは、回線の ID と PASSWORD はネット上からは登録できない様だということです。特に僕のような 080 から始まる iPhone の場合は、090 でないと受け付けないのかネット上からでは拒否されました。もっとも、台中市内の MRT 主要駅のインフォカウンター(http://www.tpe-free.taipei.gov.tw/tpe/JP-TPE-Guide_Foreigner.html)でパスポートとメールアドレスを書いて申請すれば、その場で利用できるようになると記載があります。何人もの日本人が出来たとブログ等で記載しています。<br /> 残るは音声通話ですが、skype (&lt;http://www.skype.com/intl/ja/get-skype/) か 050 NTT (http://050plus.com/pc/index.html) かセットしておけば何とかなりそうです。<br />まだ調査不足なのです・・、と言っているうちに 2012/8/11 試しにと思ってもう一回登録をチャレンジ。登録できました。080 も受け付けます。(http://www.tpe-free.tw/tpe/tpe_step1_jp.aspx) メニューが各国対応になって日本を選択すると +81 の数字がラジオボックス先頭に表示されます。WAO! この次は即座に利用できるようになりました。事前登録した方が簡単だと思います。

     台北駅の中心、吹き抜けの巨大な駅舎。旅行の拠点に選んだ関係で毎日ここからのスタート。地下は高鐵(新幹線)、台鉄(一般鉄道)、MRT(市内電車)、更には広大な地下繁華街など、さらに 2階は微風レストラン、台湾中の有名料理店が並ぶ。
     一日過ごすことも可能だと思う。特徴とすれば座る場所が少ない。わざとそうしているのだろうと思う。混雑すればむしろ邪魔だという判断だろうか・・。外にはたくさんベンチがあるが、中には少ない。

    MRT でお隣駅が西門であり、歩いても近い。台湾の若者の街であり、歴史的なものもあるので足を向けるのなら、おすすめと思う。ちなみに西門駅は淡水線の始発駅にもなっていたりして、移動に便利です。

     所で、MRT の淡水線先頭車両には運転者がいないようです。全部遠隔操作での運転みたいですね。ホント台湾は進んでます。

     余談ですが、今回の旅行で楽しようと考えて「猫空」へと計画していたのですが、旅行直前になって、なんと5/2から一ヶ月間メンテナンスのため休止の告示を見てがっかりでした。このロープウェイの存在を見つけた時は、ちょっといいなあと悦にいって期待してましたが、残念でした。
     
     所で、WiFi 環境についてはあまり調べずに行ったので、後から高額請求されました。ローミングはこわいなぁと思い出した次第。で、この次のために調査しました。台湾は日本より進んでいます・・。凄いと思う。次回はローミングなしでうまくいきそうです。
     TPE-Free (http://www.tpe-free.taipei.gov.tw/tpe/JP-TPE-Guide_FAQ.html)
    は台北の無料の WiFi であり、実はiTaiwan 、(http://itaiwan.gov.tw/en/ )
    と同様もののようです。つまりは、台北市内は TPE-Free を利用して、台湾の他の都市では iTaiwan を使うようです。同じ回線なのは、切り替えで回線選択できるようになっているからとても便利です。
     残念なのは、回線の ID と PASSWORD はネット上からは登録できない様だということです。特に僕のような 080 から始まる iPhone の場合は、090 でないと受け付けないのかネット上からでは拒否されました。もっとも、台中市内の MRT 主要駅のインフォカウンター(http://www.tpe-free.taipei.gov.tw/tpe/JP-TPE-Guide_Foreigner.html)でパスポートとメールアドレスを書いて申請すれば、その場で利用できるようになると記載があります。何人もの日本人が出来たとブログ等で記載しています。
     残るは音声通話ですが、skype (<http://www.skype.com/intl/ja/get-skype/) か 050 NTT (http://050plus.com/pc/index.html) かセットしておけば何とかなりそうです。
    まだ調査不足なのです・・、と言っているうちに 2012/8/11 試しにと思ってもう一回登録をチャレンジ。登録できました。080 も受け付けます。(http://www.tpe-free.tw/tpe/tpe_step1_jp.aspx) メニューが各国対応になって日本を選択すると +81 の数字がラジオボックス先頭に表示されます。WAO! この次は即座に利用できるようになりました。事前登録した方が簡単だと思います。

  •  高鐵(新幹線)の 3 days pass 、つまり三日間の乗り放題チケットであり、外国人専用に発行されている。現在は \7,200-で入手できる。今回の旅行のバックボーンであり、これがなければ毎日台北から往復の旅行は成立しなかった。(http://www.tabitabi-travel.jp/twtour/u0001.php)<br /> 地元の方には不評だ。当然、自分は使えない不満がある。もし JR が外国人専用でも同様のものを用意していたら、この不満は解決すると思うが、関係者の方ご検討ください。(もしかするとあるかも!! ありました。! http://www.japanrailpass.net/ja/ja002.html)<br /> このパスとパスポートを見せて、乗る列車のキップを購入するも、別ページの搭乗記録に記載されるだけで、キップはもらえない。さらに改札は係員用のドア付き入り口から開閉されて入るので、場所によっては警報がなるなど、周りの方から注目される事うけあいます。<br /> でも、便利だと思う。特に桃園からの高鐵利用での移動は時間が読める点で、渋滞なんか関係ない点でも有利。未確認なのだが、2012/5月、高鐵と台鉄のジョイントパス(つまりは両方乗り放題)が発売されたという話もあり、今後はこちらがおすすめになりそうです。5日間で5500元(約16500円)とのことです。台湾観光協会の<br />http://jp.taiwan.net.tw/m1.aspx?sNo=0017655<br />双鉄周遊券(台湾鉄路+高速鉄路)で確認できます。<br /><br />

     高鐵(新幹線)の 3 days pass 、つまり三日間の乗り放題チケットであり、外国人専用に発行されている。現在は \7,200-で入手できる。今回の旅行のバックボーンであり、これがなければ毎日台北から往復の旅行は成立しなかった。(http://www.tabitabi-travel.jp/twtour/u0001.php)
     地元の方には不評だ。当然、自分は使えない不満がある。もし JR が外国人専用でも同様のものを用意していたら、この不満は解決すると思うが、関係者の方ご検討ください。(もしかするとあるかも!! ありました。! http://www.japanrailpass.net/ja/ja002.html)
     このパスとパスポートを見せて、乗る列車のキップを購入するも、別ページの搭乗記録に記載されるだけで、キップはもらえない。さらに改札は係員用のドア付き入り口から開閉されて入るので、場所によっては警報がなるなど、周りの方から注目される事うけあいます。
     でも、便利だと思う。特に桃園からの高鐵利用での移動は時間が読める点で、渋滞なんか関係ない点でも有利。未確認なのだが、2012/5月、高鐵と台鉄のジョイントパス(つまりは両方乗り放題)が発売されたという話もあり、今後はこちらがおすすめになりそうです。5日間で5500元(約16500円)とのことです。台湾観光協会の
    http://jp.taiwan.net.tw/m1.aspx?sNo=0017655
    双鉄周遊券(台湾鉄路+高速鉄路)で確認できます。

  •  台湾観光教会(http://www.go-taiwan.net/index.php/campaign/68-welcome-present2012.html)から頂いた悠々カード。台北近郊の MRT バス、コンビニで利用可能で、小銭の必要がなくなります。しかも、現金で払うよりカード利用で値引きされる仕組みになってて、日本より進んでいると思う。後からポイントで返しますなんてけちなことしないんだ、台湾は。<br /> 実際、コンビニでもチャージできるから、すごく便利です。台鉄の利用にも使えます。ちなみに僕は変わったところで利用しました。つまり新設された高鐵台南駅から台鉄台南駅への台鉄沙崙線で利用しました。さらに桃園空港と新幹線駅を結ぶ 705 U-BUS でも利用できました。<br /> これも台湾の交通機関利用の移動では必需品だと思います。500元で購入できます。チャージだけなら、100元から可能です。<br /> さらに余談ですが、高鐵桃園駅では China Airline と Ever のチェックインが出来ます。つまり駅で航空券発行がされて荷物を預けて手ぶらで移動できます。

     台湾観光教会(http://www.go-taiwan.net/index.php/campaign/68-welcome-present2012.html)から頂いた悠々カード。台北近郊の MRT バス、コンビニで利用可能で、小銭の必要がなくなります。しかも、現金で払うよりカード利用で値引きされる仕組みになってて、日本より進んでいると思う。後からポイントで返しますなんてけちなことしないんだ、台湾は。
     実際、コンビニでもチャージできるから、すごく便利です。台鉄の利用にも使えます。ちなみに僕は変わったところで利用しました。つまり新設された高鐵台南駅から台鉄台南駅への台鉄沙崙線で利用しました。さらに桃園空港と新幹線駅を結ぶ 705 U-BUS でも利用できました。
     これも台湾の交通機関利用の移動では必需品だと思います。500元で購入できます。チャージだけなら、100元から可能です。
     さらに余談ですが、高鐵桃園駅では China Airline と Ever のチェックインが出来ます。つまり駅で航空券発行がされて荷物を預けて手ぶらで移動できます。

  •  台湾総統府。5/7 にここを訪問したのは台北市内観光に絞るという事情があったためですが、朝一の集合時間で午前中のみガイド付きで説明を受けられるという説明があったからです。もちろん現有の台湾の総統の官邸ですから、この写真をとった途端に、この周囲の歩道からの写真は厳禁なのだと注意を受けました。ぐるりと廻る歩道には僕ら以外の観光客はいませんでした。やばっ!! この写真はそういう意味で貴重かも・・。<br /> そして待つこと...30分、中国人を乗せたバスが3台到着、予約済の様でした。予約なしの僕らはしばらく待たされて、持ち物検査とパスポート提示の後、ボランティアの日本語ガイドさんに案内されました。同席した日本人は15名くらいかな・。一番の年寄りは僕でしたね、たぶん。内部は素晴らしいです。戦前から使われているとはいえ、整備管理されている建物の頑丈さに感服しました。日本の土木技術の結晶です。<br /> まだ9時前だったので、国旗は上がっていません。ヘルメットをした頭だけが写っています。さて、どこの国旗が上がるとおもいますか。台湾の国旗?? 中国の五星旗?? この国の複雑さを想像してみてください。<br />

     台湾総統府。5/7 にここを訪問したのは台北市内観光に絞るという事情があったためですが、朝一の集合時間で午前中のみガイド付きで説明を受けられるという説明があったからです。もちろん現有の台湾の総統の官邸ですから、この写真をとった途端に、この周囲の歩道からの写真は厳禁なのだと注意を受けました。ぐるりと廻る歩道には僕ら以外の観光客はいませんでした。やばっ!! この写真はそういう意味で貴重かも・・。
     そして待つこと...30分、中国人を乗せたバスが3台到着、予約済の様でした。予約なしの僕らはしばらく待たされて、持ち物検査とパスポート提示の後、ボランティアの日本語ガイドさんに案内されました。同席した日本人は15名くらいかな・。一番の年寄りは僕でしたね、たぶん。内部は素晴らしいです。戦前から使われているとはいえ、整備管理されている建物の頑丈さに感服しました。日本の土木技術の結晶です。
     まだ9時前だったので、国旗は上がっていません。ヘルメットをした頭だけが写っています。さて、どこの国旗が上がるとおもいますか。台湾の国旗?? 中国の五星旗?? この国の複雑さを想像してみてください。

  •  説明された幾つかのボードに驚いたのですが、写真は日曜のみ可とのとで取れませんでしたので話しだけを・・。1941年の日本の領土地図がありました。でかい・・太平洋の大部分が日本の領土です。樺太の半分南、千島列島のアラスカ近くまで全部、韓国、満州、台湾、そしてオースラリアの北東に位置するパラオを含む日本統治区、まるっきり太平洋を囲む広大な領土・・想像できますか・・。アメリカと戦争になる訳だと妙に納得してしまいました。<br /> 2012年の今、中国が同じ大きさの覇権を遂げようとしているのであれば、それは60年前の日本の愚行である事を思い起こすべきだと思います。かつての日本の愚行は、想定したアジア各国のの西欧からの独立を促したかもしれませんが、いまさら、他国に支配されたいとなど、どのアジアの国も思ってはいないと思います。<br /><br /><br /> そのガイドさんに、一年もたってあの瓦礫の山は何ですかと詰問された時には、自国の政治家の無能さを自戒させられた気分でした。200億円以上もの義援金を送ってくれた台湾に、台湾人が日本人を同胞だと思っていてくれるからこその発言だとさえ思ってしまいました。日本人が台湾の人々に同じ感情を持っているだろうか・・貴方はどうですか??<br /><br />写真&コメントの<br /> その総督府の内部で唯一、写真をどうぞといってくれる場所の写真です。記念に撮ってもらいました。ガイドさんがこの写真こそが、来場した証明ですと言わないけれど、そう言う目をしていました。中庭の写真です、かつ平日はカメラがこの時以外、許されていないようです。投稿者自身が写っていますが気にせず閲覧願います。

     説明された幾つかのボードに驚いたのですが、写真は日曜のみ可とのとで取れませんでしたので話しだけを・・。1941年の日本の領土地図がありました。でかい・・太平洋の大部分が日本の領土です。樺太の半分南、千島列島のアラスカ近くまで全部、韓国、満州、台湾、そしてオースラリアの北東に位置するパラオを含む日本統治区、まるっきり太平洋を囲む広大な領土・・想像できますか・・。アメリカと戦争になる訳だと妙に納得してしまいました。
     2012年の今、中国が同じ大きさの覇権を遂げようとしているのであれば、それは60年前の日本の愚行である事を思い起こすべきだと思います。かつての日本の愚行は、想定したアジア各国のの西欧からの独立を促したかもしれませんが、いまさら、他国に支配されたいとなど、どのアジアの国も思ってはいないと思います。


     そのガイドさんに、一年もたってあの瓦礫の山は何ですかと詰問された時には、自国の政治家の無能さを自戒させられた気分でした。200億円以上もの義援金を送ってくれた台湾に、台湾人が日本人を同胞だと思っていてくれるからこその発言だとさえ思ってしまいました。日本人が台湾の人々に同じ感情を持っているだろうか・・貴方はどうですか??

    写真&コメントの
     その総督府の内部で唯一、写真をどうぞといってくれる場所の写真です。記念に撮ってもらいました。ガイドさんがこの写真こそが、来場した証明ですと言わないけれど、そう言う目をしていました。中庭の写真です、かつ平日はカメラがこの時以外、許されていないようです。投稿者自身が写っていますが気にせず閲覧願います。

  •  その後、訪問した台北大學のやしの大道・。一番奥が大學図書館。戦前に建造された建物を大事に利用してきた台湾の方々に感謝。そして当時の日本の建築技術に再度感心。<br /> 図書館の左脇には学生中心、つまりは食堂があり、昼飯を頂きました。さすがに量が多い、若者向けです。食べきりませんでした。また、この大道の右通りには瑠公土川の灌漑溜池跡が現在でも残っています。清の時代から何度も改修されて、現在に至ります。また多少は離れているものの、川沿いの自來水博物館(http://www.tabitabi-taipei.com/more/2003/0806/)は台北の水道用水を引き上げてきたポンプなどの展示がされているが、この建物も素晴らしいものだ。残念ながら 5/7(2012年)は月曜日のため休館、さらに内部は回覧できないとのこと。<br />

     その後、訪問した台北大學のやしの大道・。一番奥が大學図書館。戦前に建造された建物を大事に利用してきた台湾の方々に感謝。そして当時の日本の建築技術に再度感心。
     図書館の左脇には学生中心、つまりは食堂があり、昼飯を頂きました。さすがに量が多い、若者向けです。食べきりませんでした。また、この大道の右通りには瑠公土川の灌漑溜池跡が現在でも残っています。清の時代から何度も改修されて、現在に至ります。また多少は離れているものの、川沿いの自來水博物館(http://www.tabitabi-taipei.com/more/2003/0806/)は台北の水道用水を引き上げてきたポンプなどの展示がされているが、この建物も素晴らしいものだ。残念ながら 5/7(2012年)は月曜日のため休館、さらに内部は回覧できないとのこと。

    国立台湾大学 建造物

  •  淡水から見た対岸、八里左岸の写真。MRT でタイペイ駅から40分。車窓から圓山大飯店を右に見て、あっという間に到着。船で河口へ向かったが、まあ、観光船らしくない所が台湾らしい。帰りはバスで淡水駅に向かったが、バス停が工事中で、乗る場所が変わっていた。これから行く人は注意。<br /> ここは、夕日が綺麗な場所として有名ではあるも、もう暑くて適当に退散した。もっとも、冷たいジュースがうまいーーーっ。

     淡水から見た対岸、八里左岸の写真。MRT でタイペイ駅から40分。車窓から圓山大飯店を右に見て、あっという間に到着。船で河口へ向かったが、まあ、観光船らしくない所が台湾らしい。帰りはバスで淡水駅に向かったが、バス停が工事中で、乗る場所が変わっていた。これから行く人は注意。
     ここは、夕日が綺麗な場所として有名ではあるも、もう暑くて適当に退散した。もっとも、冷たいジュースがうまいーーーっ。

  •  台北駅の近くのホテルをとった関係で、すぐ近くに台北舊城門---北門(承恩門)が存在する。その街並みだ。毎晩この辺をウロウロして、連れが足もみマッサージしている間の徘徊道路。<br /> こういう遺跡が町なかのそこいら中にあるのだから、とても歴史の長さを感じる・。清朝時代の城壁の一部、つまりは門なのだ。駅前の新光三越ビルから徒歩3分のところに混在している。これにて2日目は暗くなってきた。

     台北駅の近くのホテルをとった関係で、すぐ近くに台北舊城門---北門(承恩門)が存在する。その街並みだ。毎晩この辺をウロウロして、連れが足もみマッサージしている間の徘徊道路。
     こういう遺跡が町なかのそこいら中にあるのだから、とても歴史の長さを感じる・。清朝時代の城壁の一部、つまりは門なのだ。駅前の新光三越ビルから徒歩3分のところに混在している。これにて2日目は暗くなってきた。

  •  さて、三日目の行程、台北 =&gt; 台中 =&gt; バスにて台湾烏龍茶として有名な「凍頂烏龍茶」の産地である台湾南投県鹿谷郷へ。農事組合の事務所。観光用にお茶も販売されていた。<br /> ここでお目当ての方と接触して、一部商売の話などもした。お昼ごはんを完全にごちそうになってしまいました。林さん、ごちそうさまでした。でも途中で見た杉の木・、つまりここは標高1500m 以上で温帯なんだと理解しました。山頂までのお茶畑に圧倒される。観光ではほとんどこないだろうと思ったら、この先には台北大學の林業研修林があるとのことで、避暑には最高のようです。道理で台中からは一時間に一本のバスが出ている訳です。<br /><br /> 総督府でのガイドの言葉を思い出しました。阿里山から伐採された木が日本に運ばれて、靖国神社の鳥居になっています。鳥居のすぐわきにそのコメントが小さく提示されているそうです。確かに、ここの杉を含む森林の木は太いです。前回の旅行で直径2m もの丸太を見た経験がありました。<br />

     さて、三日目の行程、台北 => 台中 => バスにて台湾烏龍茶として有名な「凍頂烏龍茶」の産地である台湾南投県鹿谷郷へ。農事組合の事務所。観光用にお茶も販売されていた。
     ここでお目当ての方と接触して、一部商売の話などもした。お昼ごはんを完全にごちそうになってしまいました。林さん、ごちそうさまでした。でも途中で見た杉の木・、つまりここは標高1500m 以上で温帯なんだと理解しました。山頂までのお茶畑に圧倒される。観光ではほとんどこないだろうと思ったら、この先には台北大學の林業研修林があるとのことで、避暑には最高のようです。道理で台中からは一時間に一本のバスが出ている訳です。

     総督府でのガイドの言葉を思い出しました。阿里山から伐採された木が日本に運ばれて、靖国神社の鳥居になっています。鳥居のすぐわきにそのコメントが小さく提示されているそうです。確かに、ここの杉を含む森林の木は太いです。前回の旅行で直径2m もの丸太を見た経験がありました。

  •  そのごちそうになったものの一つ。竹筒のなかにおこわ飯がびっちり詰まっていて、とても美味しい。地元の自慢の料理の様だ。たけのこや山菜、川魚など新鮮で美味しかったです。<br />

     そのごちそうになったものの一つ。竹筒のなかにおこわ飯がびっちり詰まっていて、とても美味しい。地元の自慢の料理の様だ。たけのこや山菜、川魚など新鮮で美味しかったです。

  •  その林さんの家の近辺を魚眼レンズでとったものだろうと思う。溜池を中心に全体の山がお茶畑で覆われている。景色の良い所だった。やっぱり山奥は空気も水も綺麗だ。<br /> それでもって、三日目は終了。帰りは台中駅まで送っていただいたので楽ちんでした。その後、台中=&gt;台北と高鐵で移動。

     その林さんの家の近辺を魚眼レンズでとったものだろうと思う。溜池を中心に全体の山がお茶畑で覆われている。景色の良い所だった。やっぱり山奥は空気も水も綺麗だ。
     それでもって、三日目は終了。帰りは台中駅まで送っていただいたので楽ちんでした。その後、台中=>台北と高鐵で移動。

  • 4日目の行程、台北=&gt;台南=&gt;台鐵隆田車站。そこでタクシー、幸い昨日の 5/8 の慰霊祭の次の日でもあり、日本語をしゃべるドライバーさんがいたので中を案内してもらった。呉さんという人で、もし尋ねるならば、タクシーのドライバーさんに探してもらえば見つかると思う。地元のドライバーであり、陳元総統の家まで知っていて、最後はそこも案内してくれた。<br /> さすがに前日の献花がたくさん残っていた。昨日を避けて正解だったようだ。八田與一については台湾で最も有名な偉人であり、日本人が知らないことが日本の教育が間違いだらけなのを証明しているようなものだと思う。日本人の銅像として台湾に現存する唯一の銅像であり、この銅像の今あるをもって台湾の人々の感謝の心の深さを思い知る。(長く、地元の方々が隠していた・・、戦中、戦後の蒋介石時代をすり抜けた事に貴方は畏怖さえ感じるだろうか?)<br />

    4日目の行程、台北=>台南=>台鐵隆田車站。そこでタクシー、幸い昨日の 5/8 の慰霊祭の次の日でもあり、日本語をしゃべるドライバーさんがいたので中を案内してもらった。呉さんという人で、もし尋ねるならば、タクシーのドライバーさんに探してもらえば見つかると思う。地元のドライバーであり、陳元総統の家まで知っていて、最後はそこも案内してくれた。
     さすがに前日の献花がたくさん残っていた。昨日を避けて正解だったようだ。八田與一については台湾で最も有名な偉人であり、日本人が知らないことが日本の教育が間違いだらけなのを証明しているようなものだと思う。日本人の銅像として台湾に現存する唯一の銅像であり、この銅像の今あるをもって台湾の人々の感謝の心の深さを思い知る。(長く、地元の方々が隠していた・・、戦中、戦後の蒋介石時代をすり抜けた事に貴方は畏怖さえ感じるだろうか?)

    烏山頭水庫風景区 建造物

  •  八田與一夫妻のお墓、その右に中島さんの生前墓。中島さんは大分県宇佐市に生存していると聞いている。嘉南平野の三年輪作を教えた偉人であり、この二人の功績は 16000km にも及ぶ灌漑用水路とともに、この地で永遠に讃えられていくであろう。この花の数量に圧倒される。<br /> 台湾の方々がなぜ、日本人を好きなのかの確実な理由の一つになっていると思う。そして、そのことをそのまま感謝として教科書で教えている台湾に深く感謝。どこぞの国とは大違いだと思う。

     八田與一夫妻のお墓、その右に中島さんの生前墓。中島さんは大分県宇佐市に生存していると聞いている。嘉南平野の三年輪作を教えた偉人であり、この二人の功績は 16000km にも及ぶ灌漑用水路とともに、この地で永遠に讃えられていくであろう。この花の数量に圧倒される。
     台湾の方々がなぜ、日本人を好きなのかの確実な理由の一つになっていると思う。そして、そのことをそのまま感謝として教科書で教えている台湾に深く感謝。どこぞの国とは大違いだと思う。

  •  追悼碑。例のトンネル爆発で亡くなった方が大半だろうと思う。いずれ台湾人も日本人も別け隔てなく書かれている。八田の人柄だと思うが、それ以上に当時の台湾へ渡った人材が誰も彼も優秀な人々だったことが幸いしたのだと思う。<br /> どなたかの本の受け売りではあるも、北海道大学のクラークが渡台する学生に「何を持っていればよいか」ときかれて、「何もいらない、ただ紳士たれ」といった言葉の重みを感じ入る。<br /><br /> そういう意味では、烏山頭ダムは日台を結ぶ重要な架け橋なのだと思う。ようやくこのダムを訪問するバスツアーが組まれるようになったけれど、4名以上とのことで、一度申し込んだけれど2名では成立しなかった。つまりは、観光地としての価値は、まだないということだろう。<br />(http://www.pelican-travel.net/tourDetails_Opt.php?frCd=taiwan&amp;tourCd=KT_KHH12)<br /> 一部、八田の故郷、金沢の高校生が修学旅行で来ているということを聞き及んだけれど、台湾の最大の偉人が日本人であることを、日本の先生たちが<br />伝え広めるべきだと、つくづく思う。<br /><br /> 地元の方たちにしても、夏場のプールを含む避暑地としての価値が一番だろうと思う。植樹した桜が満開になる日はやがて来るだろうけれど、10年はかかるだろうと思った。このページを見た皆さんが、八田の功績について、是非広めてくれたらと、祈念します。

     追悼碑。例のトンネル爆発で亡くなった方が大半だろうと思う。いずれ台湾人も日本人も別け隔てなく書かれている。八田の人柄だと思うが、それ以上に当時の台湾へ渡った人材が誰も彼も優秀な人々だったことが幸いしたのだと思う。
     どなたかの本の受け売りではあるも、北海道大学のクラークが渡台する学生に「何を持っていればよいか」ときかれて、「何もいらない、ただ紳士たれ」といった言葉の重みを感じ入る。

     そういう意味では、烏山頭ダムは日台を結ぶ重要な架け橋なのだと思う。ようやくこのダムを訪問するバスツアーが組まれるようになったけれど、4名以上とのことで、一度申し込んだけれど2名では成立しなかった。つまりは、観光地としての価値は、まだないということだろう。
    (http://www.pelican-travel.net/tourDetails_Opt.php?frCd=taiwan&tourCd=KT_KHH12)
     一部、八田の故郷、金沢の高校生が修学旅行で来ているということを聞き及んだけれど、台湾の最大の偉人が日本人であることを、日本の先生たちが
    伝え広めるべきだと、つくづく思う。

     地元の方たちにしても、夏場のプールを含む避暑地としての価値が一番だろうと思う。植樹した桜が満開になる日はやがて来るだろうけれど、10年はかかるだろうと思った。このページを見た皆さんが、八田の功績について、是非広めてくれたらと、祈念します。

  •  追悼碑の後ろにあった、吸い上げポンプ機構。現在は動いていないとのタクシーの運転手さんの話。ただ、かつてはこの嘉南平野の飲料水を供給していたとのこと。貯水部分も完全に干上がっていた。<br /> そしてこれらがちゃんと保存されて管理されていることに驚いてしまう。歴史を大切にする国、台湾をまさに象徴していると思う。この塗装をだれがしたのだろう。日本では解体してしまうほうが管理が要らないという発言に遭遇しそうだ。

     追悼碑の後ろにあった、吸い上げポンプ機構。現在は動いていないとのタクシーの運転手さんの話。ただ、かつてはこの嘉南平野の飲料水を供給していたとのこと。貯水部分も完全に干上がっていた。
     そしてこれらがちゃんと保存されて管理されていることに驚いてしまう。歴史を大切にする国、台湾をまさに象徴していると思う。この塗装をだれがしたのだろう。日本では解体してしまうほうが管理が要らないという発言に遭遇しそうだ。

  •  伏流水路を吊り橋からみる。投稿者本人まで写っているが、気にせず拡大して確認ください。ダムの水が多すぎる場合にはここから海まで放水するための水路だと思う。本当にうまくできている。

     伏流水路を吊り橋からみる。投稿者本人まで写っているが、気にせず拡大して確認ください。ダムの水が多すぎる場合にはここから海まで放水するための水路だと思う。本当にうまくできている。

  •  復元された八田邸、内部も拝見したが、素晴らしい。まだ整備中で近辺の公園はやがて綺麗になると思う。ちなみに 2012/4/14 200本の桜の木が森元首相や李登輝氏やたくさんの現地の方々の手で植林されており、やがては桜の名所ともなると思う。<br /> 投稿者自身がまたも写っているけれど、気にしないでください。

     復元された八田邸、内部も拝見したが、素晴らしい。まだ整備中で近辺の公園はやがて綺麗になると思う。ちなみに 2012/4/14 200本の桜の木が森元首相や李登輝氏やたくさんの現地の方々の手で植林されており、やがては桜の名所ともなると思う。
     投稿者自身がまたも写っているけれど、気にしないでください。

    八田與一記念館 博物館・美術館・ギャラリー

    台湾の偉人 by HIT-Oさん
  •  終戦後に、台湾を去ることになった婦人が、戦死した夫を追って身を投げたという放水路。放水量の勢いに驚くけれど、嘉南平野の大きさが要求しているのだろう。一節によると、最初の放水が末端まで到達するのに2日もかかったと聞き及んだ。僕にはその巨大さは想像の域をでない。<br /> そしてこのダムは遺跡ではない。現在も営々と稼働中の灌漑ダムであるということだ。戦前に作られたダムが今も稼働していることに驚きを感じてしまう。<br /> 台中にある白冷土川(http://verone.blog.so-net.ne.jp/2012-05-13)もそうだが、僕は過去の財産を使い続ける執念さえ台湾の人々に感じてしまった一人だ。<br /><br /> この国の教育者たちは、つまりは日本国の教育者たちは子どもたちに教えるべき内容を、戦後の誰かに常に規制されるという事態を享受した。GHQ は当然米国に有利な内容を、民主主義国に当然の内容を憲法をも制定して模範とした。その後は、周辺国を刺激しないようにという、上可思議な教育方針をとったのだと思う。かの戦争を正当化してはいけないという、謙虚なこの国の誠実さは、いまや覇権を競う国々に囲まれてかつての日露戦争前夜のようにも思える。つまり、自分できめられなくなった・・、いじめがあっても、いじめと認識することができなくなった。つねに他者が決めてくれるから、楽ができると思ったかもしれない。馬鹿馬鹿しいことではあるが、これが日本という国の2012年現在だと思う。<br /><br /> ここに[台湾は台湾だ、中国ではない]いう表現を掲載しておこう。台湾の方が皆、口をそろえてそう言う。[日本は終戦後、1951 年にそれらの領土を放棄したのであって、中国に譲渡したという記録は皆無だ] <br /> これが、台湾の方の主張だということも申し添えておくことにする。なぜこんなことを記載するだとおもわれるのかも知れないので、日本では教えない歴史を記載しておくことにする。<br /><br /> かの太平洋戦争後の毛沢東と蒋介石は中国国内の覇権争いで、当時のソ連とアメリカの代理戦争を余儀なくされた。結局、蒋介石は敗走し台湾へ逃げた・・。支援した米国はそれを容認、ちょうどうまく日本が領土を放棄して空いた場所だった。つまり、日本国は降伏文書に台湾という国土の一部を現在の中国になどと配慮して記載する余裕などは全くなかったのだ。日本という国は、台湾の方にすれば裏切りをもって放棄して捨てた・・。このことは、僕も日本人として恥じるしかない。映画『海角七号/君想う、国境の南』(http://www.youtube.com/watch?v=ebyB-Ty2ATg)には、まさに台湾と日本の純血が今も残っていることの証明を突きつける。<br />この台湾中を涙で覆い尽くした一本の映画の最終章(http://www.youtube.com/watch?v=rS_oYyl17dk&amp;feature=related)が公開されている。日本人として、僕自身も歴史の重さを何度も反復させられる思いだ。<br /><br /><br /> 途中の田んぼは、やや頭を垂れて稲刈り前だと思った。やがて黄色い絨毯に変化するのだと思う。二期作地域だと思う。<br /><br /> その現地の「蓬莱米」も戦前の品種改良が生み出したおいしいお米だ。僕は帰国の桃園空港のセブンイレブンで台湾独自のすし飯を食べたが、とてもうまい。第一、「便當」と記載されてたくさん並ぶ弁当を確認できた。<br /> この駅弁については、高鐵(新幹線)のなかでも時間に寄って販売されているから食べてみるのも一考だと思う。僕はタイミングが合わなかったのでご相伴には預かれなかった。<br /> また、台北駅では便當専門店もあって、評判は良い様だ。試す機会があればお勧めだと思う。

     終戦後に、台湾を去ることになった婦人が、戦死した夫を追って身を投げたという放水路。放水量の勢いに驚くけれど、嘉南平野の大きさが要求しているのだろう。一節によると、最初の放水が末端まで到達するのに2日もかかったと聞き及んだ。僕にはその巨大さは想像の域をでない。
     そしてこのダムは遺跡ではない。現在も営々と稼働中の灌漑ダムであるということだ。戦前に作られたダムが今も稼働していることに驚きを感じてしまう。
     台中にある白冷土川(http://verone.blog.so-net.ne.jp/2012-05-13)もそうだが、僕は過去の財産を使い続ける執念さえ台湾の人々に感じてしまった一人だ。

     この国の教育者たちは、つまりは日本国の教育者たちは子どもたちに教えるべき内容を、戦後の誰かに常に規制されるという事態を享受した。GHQ は当然米国に有利な内容を、民主主義国に当然の内容を憲法をも制定して模範とした。その後は、周辺国を刺激しないようにという、上可思議な教育方針をとったのだと思う。かの戦争を正当化してはいけないという、謙虚なこの国の誠実さは、いまや覇権を競う国々に囲まれてかつての日露戦争前夜のようにも思える。つまり、自分できめられなくなった・・、いじめがあっても、いじめと認識することができなくなった。つねに他者が決めてくれるから、楽ができると思ったかもしれない。馬鹿馬鹿しいことではあるが、これが日本という国の2012年現在だと思う。

     ここに[台湾は台湾だ、中国ではない]いう表現を掲載しておこう。台湾の方が皆、口をそろえてそう言う。[日本は終戦後、1951 年にそれらの領土を放棄したのであって、中国に譲渡したという記録は皆無だ]
     これが、台湾の方の主張だということも申し添えておくことにする。なぜこんなことを記載するだとおもわれるのかも知れないので、日本では教えない歴史を記載しておくことにする。

     かの太平洋戦争後の毛沢東と蒋介石は中国国内の覇権争いで、当時のソ連とアメリカの代理戦争を余儀なくされた。結局、蒋介石は敗走し台湾へ逃げた・・。支援した米国はそれを容認、ちょうどうまく日本が領土を放棄して空いた場所だった。つまり、日本国は降伏文書に台湾という国土の一部を現在の中国になどと配慮して記載する余裕などは全くなかったのだ。日本という国は、台湾の方にすれば裏切りをもって放棄して捨てた・・。このことは、僕も日本人として恥じるしかない。映画『海角七号/君想う、国境の南』(http://www.youtube.com/watch?v=ebyB-Ty2ATg)には、まさに台湾と日本の純血が今も残っていることの証明を突きつける。
    この台湾中を涙で覆い尽くした一本の映画の最終章(http://www.youtube.com/watch?v=rS_oYyl17dk&feature=related)が公開されている。日本人として、僕自身も歴史の重さを何度も反復させられる思いだ。


     途中の田んぼは、やや頭を垂れて稲刈り前だと思った。やがて黄色い絨毯に変化するのだと思う。二期作地域だと思う。

     その現地の「蓬莱米」も戦前の品種改良が生み出したおいしいお米だ。僕は帰国の桃園空港のセブンイレブンで台湾独自のすし飯を食べたが、とてもうまい。第一、「便當」と記載されてたくさん並ぶ弁当を確認できた。
     この駅弁については、高鐵(新幹線)のなかでも時間に寄って販売されているから食べてみるのも一考だと思う。僕はタイミングが合わなかったのでご相伴には預かれなかった。
     また、台北駅では便當専門店もあって、評判は良い様だ。試す機会があればお勧めだと思う。

  •  ついでというか、タクシーの運転手さんが案内してくれた。小学校ですね、それでも、びっくりこの椰子の木の道を見て、さすがの年月に圧倒されます。この通学路を歩いて登校した、登校する子どもたちの未来は素晴らしいと思いました。この光景を提供する学校の存在に乾杯!!。思い出が人を豊かにさせることが・・、思い出を作ることが学校の使命だということをいつの間にか日本の教師がわすれたのだと自戒しました。<br /><br /> すでに書いたが、タクシーの運転手さん(呉さん)はとても親切な人で、陳前総統の家まで案内してくれました。それに帰りの駅では、区間車(鈍行列車)が先に入るから間違えて乗るなと、わざわざホームまで来てくれるほどで、台湾、特に南部の方の人懐っこさは、聞き及んでいた以上でした。<br /><br /> いずれ、暑いです。タクシーで回らないとへたばることうけあいます。エアコン必須です。ダムそのものが広いのと、北回帰線より南の熱帯である当地の温度は 30度、バスもあるけど一日二便のようですから、現実的になった方が無難です。

     ついでというか、タクシーの運転手さんが案内してくれた。小学校ですね、それでも、びっくりこの椰子の木の道を見て、さすがの年月に圧倒されます。この通学路を歩いて登校した、登校する子どもたちの未来は素晴らしいと思いました。この光景を提供する学校の存在に乾杯!!。思い出が人を豊かにさせることが・・、思い出を作ることが学校の使命だということをいつの間にか日本の教師がわすれたのだと自戒しました。

     すでに書いたが、タクシーの運転手さん(呉さん)はとても親切な人で、陳前総統の家まで案内してくれました。それに帰りの駅では、区間車(鈍行列車)が先に入るから間違えて乗るなと、わざわざホームまで来てくれるほどで、台湾、特に南部の方の人懐っこさは、聞き及んでいた以上でした。

     いずれ、暑いです。タクシーで回らないとへたばることうけあいます。エアコン必須です。ダムそのものが広いのと、北回帰線より南の熱帯である当地の温度は 30度、バスもあるけど一日二便のようですから、現実的になった方が無難です。

  •  八田與一記念館で見つけた、台湾全土の水利組合詳細図。写真は ok ということなのでパチリした。このダムを含めてすべての水利工事が日本の援助もあるが、地元の関係者の負担で持って作られて、その水利権は台湾の関係者で所有されている。<br /> この九州程度の面積の島に、3000mを越える山々がそびえ立っている。水の利用が、この地の繁栄に重大な影響を与えてきたのは間違いないと思う。華南大土川がその筆頭ではあるも、この土編に川と書く(しゅう)とは人工の川を意味するとのこと。急流な川の水を利用するために島中に灌漑工事が存在する・。<br /> 今回の旅行の目的はまだ始まったばかりで、行く所はたくさんあることを確認できた。いずれ、白冷土川(台中市新社)、二峰土川(屏東県)の今回行けなかった場所を見に行く旅は次回の楽しみにもなった。<br /><br /><br /> 尚、この旅行記のさらに詳細な説明は [MS-DOS のたそがれに] (http://hit-oishibashi.cool.coocan.jp/page1.html) の左メニュー23番に記載されているので、もっとくわしく見たい方は click してください。

     八田與一記念館で見つけた、台湾全土の水利組合詳細図。写真は ok ということなのでパチリした。このダムを含めてすべての水利工事が日本の援助もあるが、地元の関係者の負担で持って作られて、その水利権は台湾の関係者で所有されている。
     この九州程度の面積の島に、3000mを越える山々がそびえ立っている。水の利用が、この地の繁栄に重大な影響を与えてきたのは間違いないと思う。華南大土川がその筆頭ではあるも、この土編に川と書く(しゅう)とは人工の川を意味するとのこと。急流な川の水を利用するために島中に灌漑工事が存在する・。
     今回の旅行の目的はまだ始まったばかりで、行く所はたくさんあることを確認できた。いずれ、白冷土川(台中市新社)、二峰土川(屏東県)の今回行けなかった場所を見に行く旅は次回の楽しみにもなった。


     尚、この旅行記のさらに詳細な説明は [MS-DOS のたそがれに] (http://hit-oishibashi.cool.coocan.jp/page1.html) の左メニュー23番に記載されているので、もっとくわしく見たい方は click してください。

    八田與一記念館 博物館・美術館・ギャラリー

    台湾の偉人 by HIT-Oさん

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  • kyon2 and ku-さん 2015/09/26 18:00:12
    総統府、休日参観について
    こんにちは。

    総統府は月1回のペースで休日参観日を設けていますが、日曜日とは限りません。
    ■2015年の参観日
     1月1日(木)、2月7日(土)、3月7日(土)、4月11日(土)、5月10日(日)、6月6日(土)、7月4日(土)、8月1日(土)、9月19日(土)、10月17日(土)、11月7日(土)、12月5日(土)

    時間は8:00〜16:00で、平日参観とは異なり事前予約は不要です。

    なお、同日に近くの外交部の迎賓館「台北賓館」(日本統治時代の台湾総督官邸)も公開され、こちらも見どころが多い場所です。

    総統府WEBサイト→http://www.president.gov.tw/
    台北賓館WEBサイト→http://www.mofa.gov.tw/tgh/default.html

    以上、ご参考まで。

    HIT-O

    HIT-Oさん からの返信 2015/10/23 17:16:47
    RE: 総統府、休日参観について
    ありがとうございます。


    > こんにちは。
    >
    > 総統府は月1回のペースで休日参観日を設けていますが、日曜日とは限りません。
    > ■2015年の参観日
    >  1月1日(木)、2月7日(土)、3月7日(土)、4月11日(土)、5月10日(日)、6月6日(土)、7月4日(土)、8月1日(土)、9月19日(土)、10月17日(土)、11月7日(土)、12月5日(土)
    >
    > 時間は8:00〜16:00で、平日参観とは異なり事前予約は不要です。
    >
    > なお、同日に近くの外交部の迎賓館「台北賓館」(日本統治時代の台湾総督官邸)も公開され、こちらも見どころが多い場所です。
    >
    > 総統府WEBサイト→http://www.president.gov.tw/
    > 台北賓館WEBサイト→http://www.mofa.gov.tw/tgh/default.html
    >
    > 以上、ご参考まで。
    >

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