2018年　両国国技館で「大相撲初場所三日目」観戦記

2018/01/16 - 2018/01/16

「大相撲初場所三日目」観戦のため両国国技館へ出かけていきました。

４場所連続休場の稀勢の里の土俵入りを一度だけでも見ておこうと思い期待していたのですが、残念なことに３日目は私の御贔力士は　遠藤・阿武咲・稀勢の里と相次いで敗れ少しがっくりと来ました。

翌４日目には横綱稀勢の里（３１＝田子ノ浦）横綱白鵬（３２＝宮城野）が２日続けて敗れたり波乱が続き、これを契機に両横綱は休場に追い込まれました。

場所前から色々メディアを騒がしているため、観客も激減しているのではと心配していたのですが、そんな杞憂はどこ吹く風、全国各地からの応援に加え外国からの団体観光客で満員御礼が続いています。

エリア 両国(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 交通手段: タクシー JRローカル 徒歩

午後３時前に両国駅に到着。　国技館側出口には満員御礼の垂れ幕が・・。

午後３時前のJR両国駅。　国技館にて掲示されていた白鵬・武蔵丸の優勝額。

JR両国駅前にある　　力相撲力士のモニュメント

チャーターナイト１０周年記念　

いつものやぐらと幟がお出迎え。

駅前からの国技館眺望。右手にある江戸東京博物館は３月末まで建物改修工事のため休館中です。

駅前テントにて関西出身力士紹介イベント。

関西出身力士紹介イベント

大錦を筆頭に活躍した懐かしい関西出身力士の写真と戦績がずらっと展示されていましたがここでは掲載はほんの一部です。

国技館へ向かっていると・・・

北勝富士の場所入り、今日の対戦相手は横綱　白鵬

この時彼の場所入りに出くわしたのも何かの縁、この後波乱が待ち受けて・・・。

そんなことは　この時何も思いつきませんでしたが・・・。

チケット売り場の正面には水上バス乗り場　お台場や浅草行くには便利です。

場所前の色んな不祥事で客の入りが心配されましたが・・・。全くの杞憂でした。

今場所も観客の減少につながらなかった理由は、団体誘致。

この日も出身力士の故郷や外国人観光客が観光バスでわんさか押しかけていました。

初場所は　２０１８年１月１４日から開催されていますが、時節柄　とても相撲好きな天皇・皇后両陛下のご招待は見合わせることに。

この日まで休場は　　貴ノ岩・豊響・宇良の３力士だったのですが、この日照ノ富士も糖尿病で休場宣言。来場所は十両陥落の危機に

桝席も今回は正面の６列目　ど真ん中　今までで最高のポジションに

何しろ横綱土俵入りはこちらに向かって行われます。

到着するとちょうど十両最後の一番　妙義龍・碧山戦　碧山の勝ち

ついで　東方　幕内力士の土俵入り。

東方　幕内力士の土俵入り。

次は西方　幕内力士の土俵入り。

西方　幕内力士の土俵入り。

横綱　鶴竜　土俵入り。

横綱　鶴竜　土俵入り。

時節柄　日本髪の芸妓さんがちらほらと

横綱　白鵬　土俵入り。

横綱　白鵬　土俵入り。

お目当ての　横綱　稀勢の里　土俵入り。

横綱　稀勢の里　土俵入り。

横綱　稀勢の里　土俵入り。

この日も満員御礼の垂れ幕が・・・。

さてこの日の幕の内弁当は

幕の内弁当：ボリュームは適量で味も二重丸。

この日の幕の内弁当のお米は　天の粒　カバーの下に由緒書きが・・。

このほか　崎陽軒のシュウマイに

国技館地下で調理されている　焼き鳥もあって

さらに和食だけでなくサンドイッチもあります。

おつまみにはソラマメや　他にチーズ鱈　柿の種にピーナツも

さて土俵に戻って　私の一番の御贔屓　遠藤登場　今場所今のところ好調ですが、

不思議なことに観戦すると、勝ったことがないのでちょっと心配。

東前7 千代翔馬　3勝0敗 ○ 上手投げ ● 遠藤　2勝1敗 西前5

不安は的中　敗れました。

東小結「貴景勝」対西関脇「玉鷲」戦　

東小結「貴景勝」対西関脇「玉鷲」戦　

東小結「貴景勝」対西関脇「玉鷲」戦　

東小結　貴景勝　2勝1敗 ○ 押し出し ● 玉鷲　2勝1敗 西関脇

貴景勝の成長ぶりを感じます。

東関脇御嶽海　3勝0敗 ○ 突き落とし ● 阿武咲　0勝3敗 西小結

もう一人御贔屓　阿武咲は相撲巧者御嶽海にうまくかわされ、取り口の違いを見せつけられましたが、両者とも今後の角界を背負う人気者。
観客席の御嶽海応援団の数はすごく多くて毎場所感心させられます。

東前3 千代大龍　0勝3敗 ● 突き落とし ○ 高安　3勝0敗 西大関

この日西大関高安は無難に勝って勝ち名乗りを受けていましたが、ちょっともろいところがあってこの先ちょっと不安。 　

西前筆逸ノ城対西横綱稀勢の里戦

西前筆逸ノ城　1勝2敗 ○ 寄り切り ● 稀勢の里　1勝2敗 西横綱

この日敗れた稀勢の里はその後も復調せず負けが続き、痛々しいほど。

５日目に嘉風に敗れて４敗目を喫していた横綱稀勢の里（３１）はこの日、相撲協会に左大胸筋損傷の疑い、左前胸部打撲との診断書を提出し、５場所連続で休場。

この日感じたのは　白鵬の懸賞がすごく減少していたことです。
日馬富士の事件は　白鵬のイメージに悪影響？

東横綱 白鵬　2勝1敗 ● 押し出し ○ 北勝富士　1勝2敗 東前筆

場所入りに出くわした北勝富士が白鵬に完勝　館内に座布団が舞いました。
翌日も敗れた横綱白鵬（３２）も５日目に「左母趾（ぼし）ＭＰ関節靱帯（じんたい）損傷、右母趾末節骨骨挫傷・爪下血腫で全治２週間を要する」との診断書を提出し、休場に追い込まれました。

座布団を投げると　砂被りのお客さんにあたって危険なのですが、不思議なことに稀勢の里が負けても座布団は舞いません。場内に落胆とため息があふれるだけなのです。

初日から稀勢の里の相撲が気になって観ていますが、腰が高く、土俵上でもバタバタと落ち着かず慌てているさまが見て取れるし表情も不安げで・・・。

もともと大関時代から精神面のもろさが気になっていただけに５場所連続休場は本人もつらいのでしょうが・・・。

完治するまで休場して、腰高を直して慌てることなくどっしりとした相撲が取れるまで休養してほしいのですが、今まで横綱の連続休場は７場所が最長なので・・・

稀勢の里もしっかりしないと来場所は本当に進退を問われるかもしれません。

がんばれ稀勢の里！！