2025/09/11 - 2025/09/11
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frau.himmelさん
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3日間滞在したウィーンを後にして、オーストリア第二の都市グラーツに移動します。
ウィーンもグラーツも歴史的な世界遺産の都です。今回はこれも世界遺産のセメリング鉄道を通ります。
オーストリアには世界遺産がいくつあると思いますか?
11もの世界遺産に恵まれているのです。しかしその中の4か所は他国との共有ですから、オーストリア固有の世界遺産は7か所。
実は今回2025年の旅でその7か所のすべてを制覇したことに気が付きました。意図して世界遺産廻りの旅先を選んだわけではなかったので、驚きました。
順次旅行記でご報告してまいります。
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9月11日朝。
3泊したウィーンのホテルをチェックアウトしてグラーツに移動します。
窓を開けると目の前にはヴォティーフ教会が。
3日間朝晩眺めた教会なのに、とうとう内部見学ができなかったことはとても心残りです。 -
お天気が良くてウィーン旧市街もこんなに美しく見えます。
ウィーン、3日では足りなかったなー。
このホテルはどこに出るのも交通の便がよくていいホテルでした。ホテルのスタッフも親切でした。
そういえばこんなこともありました。 -
昨日ヴァッハウ渓谷に出かける朝、この丈夫なソファーの下に、ヘルシンキ空港の免税店で購入したお気に入りの口紅が転げ落ちて入ってしまったのです。
動かせば簡単に取れると思ったのに、固定してあるのでビクともしない。手を伸ばしてもハンガーで下を探っても感触がない。
仲間との待ち合わせ時間も迫っている。どうしよう・・。
そこで傍らにあったメモ用紙に『申し訳ありませんが、ソファーの下に口紅を落としてしまったので、探していただけませんか』と書いて出かけました。 -
ヴァッハウから帰ってくると、ちゃんとメモ用紙の上に口紅が置いてありました。うれしかったですね。
今朝は「口紅を探していただいてありがとうございました」と書いたメモとともに2ユーロ(少ないけれど・笑)を置いて、部屋を出ました。
何気ないことなのに、旅に出るとこういう親切がすごくうれしく感じられます。 -
フロントでタクシーを呼んでもらってウィーン中央駅に向かいます。
タクシーの運転手もとても親切でした。
ショッテン教会の前を通り・・。 -
フライウンク広場のオーストリアの噴水。
中央の人物はオーストリアを表す擬人像。像の下にはハプスブルク帝国が支配していた4つの川。 -
ここはヨーゼフ広場。
中央に皇帝ヨーゼフ2世の騎馬像。
後ろには2日目に訪れたプルンクザール(美しい図書館)の入り口が見えます。 -
2日前に朝食を摂ったカフェ・モーツアルト
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国立オペラ劇場。
運転手は有名どころを通ってくれる。 -
カフェ・ザッハーとザッハーホテル。
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ブルックテアター
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タクシーはリンク通りを走ります。
私たちがここはどこ、ここは来たわね~、なんて車内で話が弾んでいるものだから、運転手さんもニコニコしながら走っています。 -
ハウス・デア・インダストゥリ。
このあたりからリンク通りを外れます。 -
しばらく走ると見たことがあるような長い塀。
運転手の隣に乗っているK氏がベルヴェデーレ宮殿だよね?って後席の私に話しかける。
そうでしたね、いつだったかこの近くのホテルに泊まって、毎回この宮殿は目にしていたのでした。
ウィーン最後に懐かしい場所を通ってくれたタクシーの運転手さん、ありがとう。 -
ウィーン中央駅に着きました。
私たちは8時58分のレイルジェットに乗ってグラーツに向かいます。ホームは8AB。
5分ほど遅れているようです。 -
チケットはネットで予約しています。
2時間半ほどでグラーツへ着きます。 -
向かい側のホームにはプラハ行きの列車を待っている人。
私たちもあそこからプラハに行ったのよね、とK氏に話しかける。
懐かしい思い出がいっぱい詰まったウィーン。
今度はいつ訪れることができるだろうか。 -
いつまでも感傷に浸っていられません。
列車に乗ったら、次のミッションが待っています。
この路線は世界遺産のゼンメリング鉄道を経由するのです。
15年前にも同じ路線でグラーツに行っていますが、その時はついに見つけられなかった。今回はぜひ探したい。
お二人にも窓の外を凝視して世界遺産を探してね、と伝えています。 -
ゼメリング鉄道とは、世界で初めてアルプスを越えた山岳鉄道です。ハプスブルク帝国時代に造られたもので、2万人の作業員が投入され、そのうち1,000人が工事中に犠牲になりました。
地図に示してありますが、アルプスのふもとの町グログニッツから始まり、最高地点はゼンメリング駅、そして徐々に下りミルツツーシュラークまでの約41キロメートルの区間です。 -
窓の外を見つめます。
しかし始点のグログニッツには列車は止まらないので、どこからゼメリングなのかわからない。 -
本当はこういうところやこういうところを走っているはずなのです。この画像は10年ほど前に撮りためたビデオ、NHK番組「シリーズ世界遺産100」よりお借りしました。
当時は現在のような土木機械もましてや材料も石しかなかった時代、橋やトンネルも全て石造りです。6年の工事中に2万人の作業員が投入され、そのうち1,000人が犠牲になったそうです。 -
でも、はるか下の方に石橋を見つけました。今通ってきた石橋なのでしょうか。
結局今回もゼメリングの成果はこれだけ。
旅行記を書きながら検索していると、進行方向の左側に座らなければゼメリングの石の橋や急峻な地形は見えないのですって。私たちは右側に固まって座っていましたから誰も気が付かなかった。
またしても調査不足が露呈してしまいました。 -
そうこうしているうちに列車は最高地点のゼンメリング駅に着きました。
標高895m、建設当時は世界で最も高い位置にあった駅です。 -
駅には、ハプスブルク家に請われて、ゼメリング鉄道の設計をしたイタリア人技師カール・リッター・フォン・ゲーガ(1802-1860)の記念碑が見えます。
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その隣にはモニュメントとして1938年製のクリーム色とブルーの車両が置かれています。手前には世界遺産のマーク。
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ゼメリング駅を出発した列車は徐々に高度を下げて美しい町や村を通り・・・、
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ゼメリング鉄道の終点ミュルツツーシュラーク駅に到着しました。
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それから1時間ほどで目的地グラーツ駅に到着。
ああ、駅構内のこの大胆な幾何学模様、覚えています。
2009年から変わっていない、懐かしい~。 -
今回のホテルは駅から歩いて数分。
スーツケースをガラガラ引っ張って着きました。
EKONOホテル、こじんまりとしたホテルです。 -
ホテルにチェックインしたらすぐに出かけます。世界遺産のエッゲンベルク城へ。
(エッゲンベルク編は別編で取り上げます。) -
エッゲンベルク城より路面電車1番に乗りグラーツの中心街ハウプト広場へ。
そして今私たちは城山(シュロスベルク)に上るためのケーブルカーに乗っています。 -
シュロスベルク。
当時ハプスブルク帝国はオスマントルコの侵攻を防備するために、この城山を中心に要塞化しました。 -
目の前にどーーんと聳える塔。
あれぇ、時計がついていない、どうして??
(私はこれを時計塔と思いこんだ) -
説明書き。
これは探している時計塔ではなく鐘楼でした。
高さ38メートルのこの鐘楼は1588年に建てられ、約5トンもの大きな鐘があるそうです。
また地下室には当時、牢獄があったそうです。 -
勇猛なブロンズのライオン像「ハッカー・ライオン」。
1809年ナポレオン戦争で、わずかな兵士とともに、圧倒的優勢のフランス軍の包囲に耐えたハッカー少佐に捧げられた像。 -
ここに詳しい説明が。
グーグル翻訳を付けておきます。 -
ここが要塞。
2009年に訪れた時はあの上まで登りました。
中には大砲が並んでいました。そしてあの展望台から眺めるグラーツの街は美しかった。
説明文を読むと、現在はグラーツ・シュロスベルク博物館だそうです。あれから16歳も齢をとりましたので、今回は昇るのを止めておきます。 -
当時の要塞の絵図。
高さ20メートル、壁の厚さは10m、この堅牢な要塞の建設は1544年に始まりました。
先ほど見たライオン像のハッカー少佐はこの要塞でナポレオン軍の攻撃から守り抜いたのですね。 -
あ、あったあった!
私たちが探していた時計塔がありました。
ケーブルカーで上に登ればすぐに見えると思ったのに、あそこまでどうやって行くのだろう。
上から眺める世界遺産のグラーツの旧市街の街並みは美しいですね。 -
ムーア川の方を眺めます。
右端の黒いナマコみたいな建物はクンストハウス(現代美術館)です。 -
やっと時計塔へ降りる道を見つけました。
さすがにグラーツのランドマーク、時計塔には大勢の観光客が。
ここから市内の美しい風景を眺めている人も。 -
ここから眺めるグラーツの町、懐かしいところを見つけました。
中央付近に二つの塔を持つ教会が見えます。マリアヒルファー教会(聖母教会です)。
2009年にグラーツを訪れた時にお世話になったホテルがあの近くにありました。とても親切なオーナーご夫妻、お元気にしていらっしゃるかしら。 -
時計塔の近くにに設置してあった像。説明文を読むと、第一次世界大戦で戦った歩兵第27連隊を称える記念碑だそうです。
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これがグラーツのシンボルの時計塔です。
シュロスベルク要塞の端にありグラーツの街を見守っています。
1809年のナポレオンの軍隊が攻め入った時はハッカー少佐などの活躍でしばらくは持ちこたえましたが、その後結局破壊されることになりました。
しかし時計塔と鐘楼はグラーツ市民の強い要望で身代金を払って破壊を免れました。 -
時計塔の壁にはハプスブルク帝国の紋章。
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今、何時?
2時25分ではありません。5時10分なのです。
この時計の特徴は短針と長針が入れ替わっていること。面白いですね。
えっ、5時10分!、それじゃ急いで下に降りなきゃいけません。 -
何度見ても美しい赤い屋根瓦が連なるグラーツの街並み。
しっかり目に焼き付けて、シュロスベルクを後にします。 -
下りはシュロスベルクの地下トンネルを通り、リフトに乗ります。
このトンネルは第二次世界大戦時に市民を空襲から守るための防空壕でした。 -
下に降りてから城山を見上げる。さきほどの時計台が見えます。
-
シュロスベベルクの急斜面を縫うように時計塔へ登る階段が見えます。
リフトやケーブルカーを使わないで、260段の階段を登っている人もいました。元気な人はいいな~。 -
ハウプト広場に出ました。
レース編みやモザイク模様みたいな美しい建物が気になる。でも私たちはゆっくりしてはいられません。後でまた来ます。 -
今、5時40分。
私たちは6時のグロッケンシュピールが見たいので急いでトラムに乗り込みます。 -
トラムで場違いなところで降りて、道行く人に「グロッケンシュピールはどこ?」「グロッケンシュピールはどこ?」って何人かに聞いて、走って走って辿りついたらちょうど始まったばかりでした。
それを見上げている大勢の人々。
よかったねー、間に合って。
ここでは1日3回、11時・15時・18時にグロッケンシュピールが動きます。 -
時計塔の中では、民族衣装を身につけた男女がワイングラス片手に、音楽に合わせてクルクル回りながら踊っています。
最後は、時計の上の金鶏が羽を広げて鳴いて終わりです。 -
グロッケンシュピールの館も素晴らしい。
壁に飾られた豪華な金箔のレリーフ、1806年に建造されたようです。
そして窓には「Glöckl Bräu」の文字。(下の写真。←がみえますか) -
これはもう飲まない訳にはいかないでしょう。
幸い席が空いていたので、ここ「Glöckl Bräu」で夕食にします。
K氏M子さんはビールを、私はワインをいただきます。 -
お料理は白ソーセージとフランクフルター、それにサラダ盛り合わせシュニッツェル添えみたいなもの。
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それにサラダも別途付いていたのね。
これはもう2杯目のビールとワインです。 -
周りはいつの間にやら満員盛況。
気が付けば私たちも、雰囲気が良くて1時間半くらい長居をしていました。 -
帰るころには行列ができていました。
いいお店でした。 -
酔い覚ましにぶらぶらと歩いて、電車通りに出ます。
すごい落書き!
でもちゃんとアートになっています。 -
ここは何屋さんだろう?
ハウプト広場から路面電車に乗り、中央駅に出てホテルに帰り着きました。
世界遺産を満喫した長い一日でした。
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