2026/03/15 - 2026/03/15
358位(同エリア590件中)
アザゼルさん
カンボジアのシェムリアップからフーコック島まで直通便の運行が始まったので乗ってみました。
香港まで行く乗り換えで、20時間ほどあったので一晩でどこまでできるか観光してみました。
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【シェムリアップから直行便に乗ってみる】
エアアジア・カンボジアがアンコールワットで有名なシェムリアップから、映えるリゾート地として今話題のベトナムはフーコック島まで直通便を始めたというので乗ってみました。
シェムリアップから旅行で移動する選択肢として、今までは
①バスで首都プノンペン
②飛行機でバンコク※バスは戦争の影響で2026年3月現在サービス停止中
③飛行機でラオスのルアンパバーン
④飛行機でマレーシアのクアラルンプール
⑤ベトナムのハノイかホーチミン
…がメジャーな選択肢としてあったんですが、今回ここにフーコック島が加わったことになります。
実際どんな感じなのかみてみたいと思います。
シェムリアップ国際空港まではエアポートバスで。
空港は中国の雲南省のサポートが入っているので中国仕様。スーツケースの中にバッテリーが入っていると検知します。
今回、乾電池が入っているとのことで止められましたが、スタッフはにこやかで親切でした。
エアアジアは定刻通り。
特にストレスなくフーコック島に到着。 -
【ベトナム旅行の問題点】
①空港内の長い行列
フーコック島に着いて、早速壁にぶつかりました。ベトナムによくある「行列問題」です。
ベトナムの空港は、ハノイ、ホーチミンを複数回使ったことがあるのですが、いつも必ず長い行列に待たされます。
今回も出国に30分ほど並び、空港から出る際の荷物検査にもかなり並びました。
そういえば成田空港でもベトナム航空はかなり並びますし、フーコックから出国する時もかなり並びました。
私が住むカンボジアはそんなことは一切なく、いつも空いているので地味にストレスです。
②街中へのアクセスがタクシー一択
フーコック島の空港から観光・宿泊の中心となるサンセットタウンまで30~45分ほど。
ベトナム各地もそうですが、ここフーコックも例外ではなく、交通機関のインフラがまだ整っておらず、タクシーで移動するしかありません。grabを使えば便利ですが、片道1,500円以上かかるので、観光地を語るにはまだ地盤が弱いと言えます。 -
【フーコック島とは何か】
日本語ではまだフーコック島の情報が少ない気がしますので紹介していきます。
ベトナム領であり、カンボジア側にあります。
フランス植民地時代は刑務所が置かれ、ベトナム戦争時代にはアメリカ軍と南ベトナム軍が捕虜収容所としてこの島を利用していました。
その後、元々はベトナム人向けの観光地になっていたこの島を、コロナ禍にベトナム政府がこのフーコック島を国際的な観光地にする!と認定し、今の状態に至りました。
企業を誘致してインフラ投資し、ホテルが乱立したわけです。
この数年間で突然の国内向けサービスから、国際観光都市に舵を切ったので、歪さが感じられます。
【フーコック島の違和感】
①観光業サービス精神が培われていない
働いているベトナム人の訛りがそれぞれ違う。
調べてみると、雇用機会を求めて国中から人々がやってきているとの事。特に南部の漁師や農家が仕事につくこともあり、観光業としてのサービス精神が全く培われていません。
そのため、無愛想な人が多く嫌な思いをすることも。
クレジットカードは使えますが、お店側が使ったことがなかったり、高い手数料を請求する所もありますが。
②英語を含む外国語が通じない
突然国際観光都市化したため、英語で接客できる人はほとんどいません。
残念ながら、常に翻訳機を用いてお店とやり取りをする必要があります。
ただし、大きなホテルや、外国人からのレビューが多いレストランは英語を話すスタッフがいるとみていいでしょう。
③外国人向けのサービスが少ない
元々は国内需要向けの観光地だったため、どうしても嗜好がベトナム人寄りであるのは否めません。
インスタ映えが好きな方には向いているかもしれませんが、街中にインフォメーションもなく、街の地図はベトナム語しかありません。
また、文化や歴史的なエクスペリエンスを求めようとすると、どうしても郊外に自力で行かなくてはならなくなります。 -
と、まあ最初からネガティブな要素を並べてしまいましたが、フーコック島にいざ来てみると、ベトナム政府の本気度が垣間見れますので安心して下さい。
これなんかポルトガルな雰囲気がありますよね。 -
お昼、夕暮れ時、夜とで街の雰囲気がガラリと変わります。
朝は静かなことが多いです。 -
こんな感じでサンセットタウン内は、偽物のヨーロッパの雰囲気を醸し出し、何処を撮ってもいい感じの写真が撮れます。
そのため、女性の白いワンピース率が非常に高いです。
写真に全力を傾けている方々ですね。
こういう人たちも空港に向かう時には、パジャマみたいな服を着てやって来るわけですからね。はい。
【サンセットタウンの移動方法】
この写真にある車はバギーと呼ばれる車両。
サンセットタウンは西海岸沿いにあり、丘陵地帯にあるので坂の上にあります。そのため歩くのが嫌な方は有料でこのバギーに乗ると、移動が便利です。料金も高くありません。
またこれとは別に2階建てバスも走っています。
では歩いて移動できないのか、というとそういうわけでもありません。
坂の上り下りはありますが、サンセットタウン内であれば南北の端から端まで歩くことができました。
ただし、歩道がなかったり、段差が急だったり、バイクを歩道に駐車されて車道を歩かざるを得なかったりと、少し不便します。
飽くまで、海岸沿いの道を歩くのが一番楽です。
私は夜に車道沿いを歩いたのですが、段差が急で、しかも道を照らす薄暗いランプがあちらこちらに複数あるせいで、階段の影がよく見えず、足を踏み外して足を挫いてしまいました。
ですので階段を歩くときは気をつけて下さい。 -
【お土産】
正直、深い歴史も文化もない島です。
偽物の真珠に貝殻、編み物くらいしか売っていない状態でした。
ヨーロッパのリゾート地であれば、チープなお土産屋さんの隣に、アーティストのお店やギャラリーがあってそれなりに楽しめるのですが、ここフーコック島ではそうしたアーティストの作品は見受けられませんでした。
また、共産主義国家の中にある観光地であるためか、他の観光地で見られるような信仰の場所が1つもありません。
モデルとしているイタリア、スペイン、ポルトガルには必ずあるであろう教会の類がここには全くありません。 -
【ホテル】
サンセットタウンの真ん中にあり、好立地のThe Nice Hotelに泊まりました。
1人だったため、レセプションの真裏の部屋に通されました。
ゴミ箱はなく、前に宿泊したであろう客のゴミが床に落ちています。
とはいえ、スタッフは英語を話したので助かりました。
1階の部屋だったため、蚊が大量に部屋にいました。
そのため朝の5時まで寝ることができませんでした。
結局、レセプションで蚊よけスプレーと、電気ラケットを借りて蚊を退治し、数時間だけ寝ました。
3階以上であれば蚊の出現が減るんですけどね。
スタッフが親切だっただけに、この点は残念でした。
とはいえ、フーコック島は海底ケーブルを通してあるため夜でもインターネットはサクサク、シャワーの水圧もお湯も問題なし。 -
ホテルの外見
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【街の様子】
せっかくなのでもう少しサンセットタウンの様子を紹介します。
おしゃれカフェもあります。お花がたくさん咲いていてテンションが上がります。
そのため、おしゃれスポットは、白ワンピースの女の子たちと写真を撮らされる男の子たちで混み合います。
このフーコック島は、他のベトナムの場所と違い、特別にビザの規制が緩和されています。そのため、中国人やインド人、ロシア人などが観光に多く来ているそうです。日本人はもともとベトナム入国にビザは要らないので、あまり旨みはありません。 -
坂の上からの眺め。キスブリッジと呼ばれる、海上の橋が遠くに見えます。
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どんなにオシャレにしてもあくまでベトナムバイクが道路をビュンビュン走っています。
カンボジアと違い、フルフェイスのヘルメットがいません。 -
この島名物のロープウェーです。夜でも朝でもやってるみたいです。今回特に興味がなかったので乗りませんでしたが、評判は良さそうです。
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サンセットタウンの1番南側に行くと、ロープウェーを支える柱にぶつかります。仮に蹴飛ばしたとしても、びくともしなさそう。
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キスブリッジに向かう人たち。
この島ではいくつかの賞が行われるので、それらの賞を目当ての人たちは、劇場やこの橋に集まります。時間と場所がそれぞれ異なりますので、知りたい人はチケットオフィスやホテルに聞くのがいいと思います。
なお大抵は有料ですが、キスブリッジで行われるKiss pf the Seaは、無料でも遠目から見ることができます。
また、別枠で無料の打ち上げ花火も行われますが、打ち上げ数が少なく、建物が邪魔で見えないことがあるので、やはりホテルの方に聞くのが1番です。 -
しばらく海を眺め佇む…。
夜の海でこのボートは何をしているのだろうか…。 -
繁華街に行くと、このように主だったショーの看板が現れます。
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こちらはシアターで行われる、Symphony of the Kissという別のショーです。かなり金額が高かったのですが、食事が含まれているそうです。
案内はベトナム語、英語、韓国語、ロシア語でした。 -
有料のKiss of the Seaの花火を無料で見たければ、サンマルコ広場がいいかもしれません。
ただし、お金を払ってる人と区別するため、わざと大きな看板がつけられており、完璧に見ることはできません。
なんとも皮肉な、共産主義の国あるあるですね。 -
古代ローマのテアトロを模したコロッセオ風シアター。
サンセットタウンは、小さな空間の中にポルトガル風、スペイン風、イタリア風の風景や建物がギュッと詰まっているので、一度でもこれらの国を訪れたことがある方であれば脳がバグると思います。 -
ベトナムの残念なところ。
英語が通じない。
共産主義国家が自国の町を国際観光地化するとどうなるかということを如実に示したこのアイスクリームのお店蜜雪。
有名な中国の激安アイスクリームのお店のため客で混んでいる。しかし店員は英語がわからないため、列が乱れると割り込んで来るベトナム人の注文を先に取ってしまう。
そのため、インド人や中国人の客が不満そうにしていた。
案の定私の注文も無視され、しばらく待たされてしまった。 -
歩道を歩いてると、さも当然のように、道を塞ぐバイク
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サンセットタウンは、人口の街なので、東南アジアなら必ずいるヤモリがあまりいない。
野犬もあまりいない。
やっと1頭だけ見かけたこのワンチャンはしっぽが可愛かった。 -
サンセットタウン北側にある夜市。
ベトナムのおしゃれなお土産を売っているスーパーもあります。 -
無料の花火。2026年3月時点で夜の9時半から打ち上がりました。サンセットタウンの北側の夜市から打ち上げ花火がよく見えるという情報を得たので行ってみましたが、どうもガセだったようです。
花火を打ち上げるところは、やはり南側のほうにあるみたいですね。 -
食事はここがおいしかったです。ブルーテーブルは外国人に人気のお店で、特に韓国人のお客さんが多かったように思います。
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スタッフさんは英語を話したので助かりました。スパゲッティーをいただきましたが、とてもおいしかったです。
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今回、サンセットタウンで1番気に入ったもの。
桟橋を作っているのか、海の上で、夜でも働く男たち。
筒の中に支柱のようなものを入れていた。
空港からサンセットタウンまで走ると、建造中の建物や整備中の道路をたくさん見かける。
このサンセットタウンに海外からお金が流入し、それを地元に還元して、さらに外国人を誘致しているのでしょう。
急成長によるいびつさが見られる島ではありますが、国としては確実に成長しているところを見られて楽しくもあります。
ベトナムが日本みたいに成長できるか、それともタイのように中進国の罠に嵌り成長が止まってしまうか、これから見守りたいところです。 -
【フーコック島まとめ!】
・陽キャ向け、ディズニーシーが好きな人向け
・文化や歴史が好きな人にはつまらないかもしれない
・フォトスポットは無限にたくさんある
・暖かい
・1泊2日で充分
・英語があんまり通じないので、ベトナム語の勉強だと思おう
最後までお読みいただきありがとうございました!
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