2025年フランス パリ～南仏 個人旅行2人旅⑥ニース街歩き～エズ村へ

2025/02/04 - 2025/02/04

フランス旅行6日目。ニースで初めて迎える朝です。今日はホテル近くのコインランドリーで洗濯をしてからニースの街歩きと、コートダジュールの鷲の巣村の一つ、エズ村へ向かいます。

晴天のニースは大変過ごしやすく、プロムナード・デ・サングレ、旧市街、サレヤ広場、城跡公園と観光地でもほどほどの賑わいで、落ち着いて街並みを見て回ることができました。

しかし、ランチで訪れたレストランでは誤ってミネラルウォーターを注文してしまい、日本円にして2杯で1600円の水代が掛かってしまいました。調べてみると、勧められるまま「ウォーター」と発言すると、ガス入りか抜きかの質問をされ、それに答えると有料の水が出てきてしまうとのこと。パリでは飲みものを注文しなければ自動で水道水が出てきたのですが、ユーロ高の時期に痛い出費です。（一方で注文後はサービスが良く、記念写真も撮っていただきました）

エズ村については、村行きのバス停留所に到着したところ、インターネット上で表示されるバスの時刻表と実際の時刻表が異なっており、なかなかバスが来ず先に待っていたアジア系の観光客が困っている様子でした。

その後やってきたバスに乗車してからは、2、30分ほどでエズ村に到着しました。なお、フランスで行われる自転車ロードレースのステージレース、パリ～ニースではエズ峠が頻繁にコースに組まれおり、またツール・ド・フランスでも通過することが多く、その為かエズ周辺では自転車に乗っている人と多く擦れ違いました。

村を観光した後は、帰りのバス停に沿いニース側から遠ざかる形で北西、ホテル エルミタージュエズ（Hôtel Eze Hermitage）の近くまで歩きました。徒歩ではかなり遠く人気（ひとけ）もなかったため、エズ観光時での立ち寄りは個人的にはおすすめとは言えませんが、途中にツール・ド・フランス開催時の記念モニュメントを眺めることができました。夫がアマチュアの自転車の大会に出場していたほどの自転車好きなので、そういった面でも意味でもエズ村は思い出深い滞在となりました。

本日の覚書
・レストランで水道水で良い時は、はっきりと伝える
・バス停の時刻表は気を付ける。ネットでも最新情報を仕入れられる様にしておく

エリア ニース(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルの朝食。パリでは自炊かお惣菜だったので、初めてのホテル食です。どれもとても美味しくて感動しました。

ベストウェスタン プラス ホテル マセナ ニース ホテル

マカロンは食感が苦手だったのですが、こちらのはサクサクで何個でも食べられてしまいます。

ミニピザ。朝からおつまみの様です。

種類豊富なチーズとハム。

特に美味しかったのが巣蜜とカヌレ。本当にいくらでもお腹に入りそうです。

毎朝食べたくなるメニュー。写真には写っていませんが、野菜もちゃんと採りました。

食事の後は、歩いてコインランドリーへ。

洗剤も洗濯機も全てカード決済です。

洗濯の合間に、プロムナード・デ・ザングレへ向かいます。

プロムナード デ ザングレ 散歩・街歩き

カジノや高級ホテルが並んでいました。何年か後に再訪できたら、一度は泊まってみたいですね。

海岸へ。なんと2月の海で泳いでいる人もいました。

海岸から大通り方面を望みます。

太陽がゆっくりと登ってきます。

洗濯が終わってから一度ホテルに戻り、そこからサレヤ広場へ向かうことにしました。

不動産屋があったので、プール付きのお家のお値段をチェック。（日本円で3億！）

芸術品のようなパン。折角なので買えば良かったですね。

広場ではお花が売っていました。真冬に目に嬉しい彩りです。

サレヤ広場 広場・公園

ニースと言えばやっぱりミモザですね。

城跡公園へ。エレベーターの場所が分からず徒歩で階段をのぼりました。

美しい海岸線が良く見えます。

高台にも関わらず水が流れています。城塞だったころから、水路として使われていたのでしょうか。

地面にはタコ君も。

城跡公園から見て東側のニース港。たくさんの船が停泊しており素晴らしい眺めです。

ニースの城跡 (城跡公園) 城・宮殿

公園にはお花も咲いていました。

ランチ予定のレストランが開店するまで街を歩きます。

野菜や果物があちこちで売っています。どれも新鮮でおいしそうです。

パリと同じく、街のいたるところに自由に入れる教会があります。

祈っている方も、カメラを持った観光客もいますが、特に信仰はしていなくても敬虔な気持ちになりますね。

無料で入れて良いのだろうかと思ってしまいます。

マリア像でしょうか。お花が飾られています。

鐘の音で白い鳥が飛び立ち、絵に描いたような素敵な町並みです。

ランチタイムはマセナ広場からほど近いビストロ・ダントワーヌ（Bistro d'Antoine）へ。予約はしていなかったため、開店と同時に入店しました。（フォートラベル上はダントインになっていますが、スペルと地図の位置からこちらのお店かと思われました）前半の概要で書いた2杯1600円の水のうち1本が写っています。食べきれなかったパンは持ち帰りにしていただけました。

ル・ビストロ・ダントイン 地元の料理

シーバス（スズキ）のセビーチェ、15ユーロ。スズキは新鮮でとても美味しいです。

牛肉のタルタル、19ユーロ。夫が絶賛していました。お料理は本当に全て新鮮で美味しく、これならお水代も目をつぶれます。

すっかりお腹が満たされた後は、バス停へ徒歩へ移動しそのままバスで鷲の巣村、エズ村へ向かいました。到着まで2～30分ほどでしょうか。自分たちの他には中国、韓国系のアジア系観光客が多かったです。

入り組んでおり、暗くなると道が解りにくくなりそうです。エズ村到着まではツアーのお客さん達について行く形で移動しました。なお行きのバスに同乗していたアジア系の若い男性が通路を譲ってくれ、紳士的でした。

オフシーズンで閉まっているお店も多いのですが、中世の物語へ入り込んだようでワクワクします。

エズの旧市街 旧市街・古い町並み

どこも綺麗に手入れされています。

夏場は人がぎっしりと言う小道も、悠々と歩く事ができます。

いずれも窓が小さいのは、侵略を防いできた鷲の巣村故でしょうか。

石窓からは地中海が見えます。

少し離れた場所から見た村の風景。

ニース方面のバス停へ向かいつつ、しばらく散歩。途中の道でも花が咲いていました。

村の北西、ホテルエルミタージュエズ（Hôtel Eze Hermitage）近くにあるツール・ド・フランス記念と思しき自転車のモニュメント。ここまで歩く間に自転車に乗っている人と数多く擦れ違いましたが、歩いている人は自分たち以外におらず、昼間でもかなり心細かったです。モニュメント近くのバス停からニース行きのバスに乗る予定でしたが、こちらもなかなかバスが来ず、心配になりました。仕事帰りらしき女性に「（バスは）もうじき来ると思うよ！」と声を掛けていただき安心しました。本当に観光客に声を掛けてくれる人が多くてありがたいです。

バスを待つ間不安ではありましたが、花が咲いていたり、近くのドッグランで犬が遊んでいたりと、眺め良くのどかな景色に癒されました。

その後は無事にバスでニース市街に戻りました。良かった…。トラムに乗ってホテル近くまで帰り、安定のモノプリへ立寄り。本日はロールサンドイッチとピザの夕食でした。

この旅行記へのコメント （2）

• ももであさん 2025/11/14 18:43:26

  旅先生

  Niwanoさん　こんばんは
  
  朝一でコインランドリーに向かい、「旅先での洗濯って案外アドベンチャー！」
  というエピソードに“旅のリアル”を感じて思わずくすり。
  
  ニースのコインランドリーがカード決済という点、
  「いよいよ未来に来たな…！」とも。
  
  そして“ミネラルウォーター2杯で1600円”事件（笑）
  「旅＝ロマンだけじゃなくて“油断＝財布のピンチ”」という教訓が
  ズシリと来ました。
  
  バスの時刻表がネットと実際で違うというオチも“旅あるある”ですね。

  Niwanoさん からの返信 2025/11/14 19:15:54

  Re: 旅先生

  ももであさん、こんばんは。
  旅行記にコメントいただき、ありがとうございます！
  
  すっかりフランスもカード社会でしたが、町のコインランドリーまでとは驚きましたね。
  お水の件も、良い勉強代金になりました（笑）
  バスの時刻表は国内旅行でも気を付けたいところですね。
  
  フォローもいただきありがとうございます！
  ゆっくりと更新しておりますが、よろしくお願いいたします。