2025/09/06 - 2025/09/07
7位(同エリア141件中)
yameさん
この旅行記スケジュールを元に
”揚州炒飯”
中国で暮らす日本人なら誰でも知っている。
日本発祥の”天津飯”と違い、揚州炒飯は実際に揚州の名物料理の一つ。
しかし、上海からそう遠くない地であるにもかかわらず、揚州の街についてはほとんど理解していない。
少し調べると「大運河により物資の集積地となり一躍繁栄」「清代に来訪する皇帝のもてなしのために商人らが作った人工湖である痩西湖」「大明寺は鑑真和尚が唐代に日本に来る前にいた寺」
今回の旅の主目的はホテルのラウンジを楽しむためですけど、街の観光処も少し確認することにしましょう。
◆高鉄(中国新幹線)
上海虹橋駅 8:52発 揚州東駅10:34着 G8302 2等車@157元
揚州東駅 18:06発 上海駅 19:59着 G8289 2等車@143元
◆ホテル
シャングリ・ラ 揚州(揚州香格里拉) 799元
1泊朝食付き+ラウンジ+記念撮影(結果的に饅頭セットに変更)
(中国ではホテル料金は一人当たりでは無く1部屋あたりが一般的)
1ドル=約150円、1元=約21円
投稿日:2025年10月7日
※上海在住者です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
9月6日(土) 8:30
上海虹橋駅
いつものように待合フロアの2階デッキ部から撮影。
人は多いものの大混雑では無さそうです。上海虹橋駅 駅
-
8:52発 G8302
揚州に向け出発。 -
我が家の定番、3-2座席配列の2等車。
9:15 蘇州駅
9:37 無錫駅 -
9:55 常州駅
常州を過ぎると進行方向北側は”鎮江”ですが、そこへは向かわず大きく東側に曲がります。
10:30 五峰山長江大橋
大河長江の川幅が少し狭くなった地に橋が架かります。橋を架けやすい所に作った関係で迂回しているのでしょうか。
狭くなったと言っても約1Kmはあります。 -
10:42 揚州東駅
(10:34着予定だったので遅れたのか?)街の外れの寂しい所の様です。
予想していた以上にこの駅で降車する人が多いです。大げさに言うと乗車中の半分はこの駅で降りているのですけど、そんな大きな町なのか? -
これも中国の定番、駅舎はとてつもなく大きく立派です。
写真駅舎の右側先の駐車場が、配車アプリで呼んだ車の乗り場です。揚州東駅(高速鉄道駅) 駅
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ものすごい数の人が車を呼んでいるので、駐車場内及び入口の道路は大渋滞。この日は蒸し暑く、駅舎の壁沿いの僅かの日陰に皆さん並ぶ感じで車を待ちます。
15分くらい待ったでしょうか、無事に到着し街中へ向け出発。
DD(配車アプリ滴滴)30.9元 -
11:30 東関街
特に目的は有りませんが、20分くらいで旧市街地的な東関街の西側に到着。 -
新吴記
「揚州炒飯」の看板が、車を降りる直前に目に入りました。
昼には少し早いですけど、やることないので入ります。 -
ファストフード的な店で、そう大きな店ではありません。たまたま1テーブル空いていて着席。
その後に何組かの客が来店し、あきらめて出て行ったり、待っていたりします。 -
炒飯の専門店です。
オープンな厨房では、若いお兄さん2人が中華鍋を振り続けます。
総ての客が炒飯を注文するので休む暇なく焼き続けます。 -
海鮮炒飯(イカゲソと小海老)+コーラ=9.9元
大衆点評(中国版食べログ)でのセット価格。
安過ぎませんか? -
イチオシ
揚州三香碎金炒飯 定価48元
蟹や海老の特殊な炒飯は168元します。
炒飯で3,000円以上は驚き。 -
ビール12元+19元
海鮮炒飯9.9元
48元の高級炒飯+38元の蟹粉獅子頭(肉団子)+デザートのセット68元
(蟹粉獅子頭、蟹が入ってるとは言え高い)
所詮炒飯ですけど大満足のランチ
総合計108.9元 -
揚州東関街
”蟹園”有名なレストランらしい、、、
炒飯以外興味なし。 -
中国各地に良くあ”老街”って言ったところでしょうか。
人通りはそう多くない。
しかし蒸し暑くて観光どころでは無い気候。 -
揚州三把刀
揚州の名物らしく3種類の刃物が自慢だとか。
3種とは何か?調べると各種言われあり、
三把刀(さんばとう、三刀)とは、かつて華僑が多く従事した、刃物を使用する料理人(包丁)、理髪師(剃刀など)、仕立屋(鋏)の三つの職業。
刃物の製造では無く、それを使う人の事の様です。 -
逸圃
言われは分かりませんが、庭園のある昔の家屋の様です。
本日は無料?らしいので、小雨も降ってきましたので雨宿りを兼ねて入ってみます。 -
蘇州庭園風ですね。
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家屋と庭がうまく配置されています。
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イチオシ
良い雰囲気です。
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溶岩的な石や竹などが使われた庭園です。
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大きくはないですけど、予想に反して良い所でした。
無料だったせいなのかも、、、 -
この立派な門が東関街で有名な庭園かと思いきや、民宿でした。
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个園(個園)
こちらが本物でした。 -
地図の下側が入口で家屋が並び、奥の方が庭園の様です。
ここで傘が必要くらいに雨が降ってきました。そして益々蒸し暑くなってきて、先ほどのビールのせいなのか汗も止まらず観光する気力も無くなります。
ここは無料では無い事もあり、ホテルへ行く決断を。
ちなみに入園料は46元。(ケチしたところもあり) -
33℃ 湿度72%
東関街のメインストリートは歩行者専用です。
揚州炒飯を食べた通りまで戻り、アプリで車を呼びホテルへ向かいます。
DD 25.2元 -
イチオシ
シャングリ・ラ 揚州(揚州香格里拉)13:40
約360部屋の大型ホテルです。シャングリラの安定したサービスで満足 by yameさんシャングリラ ヤンジョウ ホテル
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ロビーラウンジ
天井も高く立派なホテルです。 -
外国人慣れしていないのか、フロントスタッフも少し手間取りチェックイン。
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イチオシ
ロビーには大きな揚州の宣伝看板が。
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2517号室
清潔で落ち着いた雰囲気の部屋です。
広さも充分。 -
大き目なバスタブもありバスルームも良好。
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スタジアムビュー
窓からの景色がこれです。 -
部屋に用意されていたお菓子の中に、サッカーボール模様のチョコがあったのは、このスタジアムに関連したものなのか?
宿泊フロアにはシャングリラスイートなる部屋が有るのですけど、我々の部屋の5倍のスペースを使っていて、部屋のドアも観音開きです。中はどうなっているのか見てみたい。 -
HORIZONクラブラウンジ 14:15
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広くゆったりした配置です。
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他の町のシャングリラホテルのラウンジと同様に、ゆっくり寛げる感じです。
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窓からの景色は宿泊部屋のスタジアムビューと反対側で、公園・博物館・シティービューです。
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アフタヌーンティータイム
ゴージャスなタワー状の盛り合わせは有りませんけど、ミニケーキと多くのフルーツが並びます。 -
残念ながらアルコール類はありません。
コーヒーマシンとコーラや炭酸飲料などが冷蔵庫に。このほかに生ジュースみたいなものもあります。
コーヒーは淹れようとマシンに近づくと、スタッフが寄って来て何を飲みたいか確認し、席で待つように案内があります。 -
イチオシ
コーヒーカップも白無地ではなくお洒落です。
ミニケーキも各種いただきます。 -
ホテルのサービスマネージャーがご挨拶に来ました。
今回もシートリップのお安いクーポン的なプランで予約しています。
ラウンジプランに”ホテル庭園での記念撮影”みたいなものもおまけで付いていました。カメラマンの都合で事前予約が必要とのことで、数日前にホテルへ連絡しました。すると、それは以前のプランで今は無い、シートリップとの連携ミスとのこと。平謝りのホテルですけど、我々はそこまで撮影に拘っていないのでどうでも良いです。中国の撮影では決まって、ポーズをあれこれつけさせられ恥ずかしいです。お詫びのしるしとして、後日自宅へホテル特製の肉まんなどの饅頭せセットが送られてきました。 -
ビスケットや干果物などをお替り。
ラウンジスタッフのサービスも丁寧で暖かい対応です。
コーヒーも再度淹れて頂きます。
1時間ちょっとラウンジを堪能させて頂きました。 -
揚州博物館
特にやることも無いのでホテル周辺を散策。
ホテルの向かい、細い運河と大通りを挟んだ反対側に博物館があります。(写真の左側の建物がホテル)
中国の博物館は無料が一般的なので入ってみることに。入口の警備員が時計をちらちら見ながら、外に居る我々をにらんでいます。
最終入場が16時で今まさに16:00、10~20mくらいダッシュ。
入館させてくれました。揚州双博館 博物館・美術館・ギャラリー
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壺などの出土品やらマンモスみたいのが展示されています。
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印刷関係に歴史があるらしく、書物や版画の展示が多くあります。
博物館内の一角に”揚州中国雕版印刷博物館”なるコーナーも有ります。
看板の「雕」の文字は版画用に反転しています。揚州双博館 博物館・美術館・ギャラリー
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鑑真
日本でも良く知られる鑑真和上はここ揚州の出身で、揚州の有名な寺院”大明寺”住職。日本へ渡るための6度目の挑戦で成し遂げ、日本の仏教発展に貢献した人物。 -
日本側からは遣隋使や遣唐使が海を渡って中国を目指したのですけど、中国から日本へ渡ることは何と呼ぶのでしょうか?
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蘇州市美術館
博物館の真裏には美術館がありますが、既に閉館しています。 -
17:00 楽しみなホテルラウンジのカクテルタイムのために戻ります。
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イチオシ
部屋でトイレなどを済ませラウンジへ急行します。
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ハムやチーズなどの冷菜は勿論、豪華の物ではありませんが各種料理が並びます。
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スパークリングは有りませんけど、赤白ワインにウイスキーなどの洋酒もあります。
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満席になり少し待つ客もいます。
中国の方は料理を一度に山盛りにして持っていく事も多くあり、種類によっては直ぐに無くなります。でもこのホテルはスタッフが良く管理していて、無くなると補充をしています。尚且つ、違った種類の料理も出てきます。
本来は当たり前なのでしょうけど、中国のホテルでは”ラウンジ”と言っても、無くなったら終わり的な所も少なくありません。(我々の宿泊できるレベルのホテルの話ですけど) -
獅子頭(肉団子)
アフタヌーンティーの時に、クッキーの一部が油の酸化したような変な臭いがしていた事をホテルスタッフに伝えました。
それをホテル内で共有していたのでしょうか、またもお詫びのしるしとしてメニューにはない特製肉団子をわざわざテーブルまで持って来て下さいました。
写真下段左”獅子頭”と言う揚州の名物料理で、固くないふわふわの肉団子でとても美味しいです。
追加で出て来た新種の”鶏手羽元の煮物”と”蒸魚”で各種お酒も進みます。
(報告しただけでクレーマー的な言い方ではありませんので念のため) -
良く食べて、良く飲みました。
白ワイン、赤ワイン、ビール、ウイスキー。
こんなに飲み食いしても、直ぐに部屋に戻れるので最高に大満足です。 -
19:45 混雑していたラウンジも、我々以外は1~2組くらい残すのみ。
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イチオシ
足球(サッカー)江蘇省リーグ
夕方にラウンジが混雑していて、その後はすいてきた理由はこれでした。
チェックインの時からサッカーチームのユニフォーム姿の方が多くいました。
この試合の観戦で宿泊していたようです。
後から分かったことですが、この部屋もサッカー観戦ビューとしての特別な部屋の一つでした。 -
揚州×南通
中国ではサッカーは人気のスポーツの代表格です。
この日のスタジアムは満員の様です。
しかし中国のレベルが世界と離れすぎていることで、中国中央リーグの人気より、近年ではこの様な地方リーグが盛り上がっているそうです。特に江蘇省は人気が高い地域です。
サッカーを盛り上げるため揚州市政府も応援しています。
この週末の各観光処では、江蘇省民は無料で入場できます。最近中国各地の観光地の入場料は高額になっています。揚州で有名な観光地の一つ”痩西湖”は、田舎町でも100元以上します。 -
両チームのチャンスになると地鳴りのような歓声が、締め切られた窓の部屋の中にも響いてきます。
残念ながら地元揚州が0-1で敗戦。
サッカー観戦が目的ではありませんが、楽しめる部屋で良かったです。
初日終了。
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この旅行で行ったホテル
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シャングリラ ヤンジョウ
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