2025/09/01 - 2025/09/01
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hy-2217さん
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8月から猛暑日が続いている中、万博記念公園に出かけて ”見ごろ&見ごろ過ぎ”が入り混ざった「ナツズイセン見物」をして、「オッチャン達のOB会」を楽しんできました。
「ナツズイセン」と言う”優美&気品&可愛らしさ”を兼ね備えた花を知ったのは、今から8年前(2017年)になります。
万博記念公園内にあったフィットネス・クラブの仲間から”今、万博記念公園の「桜の流れ・北側」に「ナツズイセン」と言う可愛い花が咲いているよ。”と教えていただいたのが始まりでした。
早速、「ナツズイセン見物」に出かけ、花を見た瞬間から魅了され、一目惚れしてしまいました。以降、夏になると「ナツズイセン見物」をすることが楽しみの一つになっています。
花はその年の気候に大きく左右されますので、綺麗に咲いている年もあれば、不作の年もありました。
そして、今から3年前(2022年)、「ナツズイセン」が「桜の流れ・北側」だけでなく、「夏の花八景」にも咲いていることを知りました。
人それぞれ、好みがありますが、同じ「ナツズイセン」と言えども、花色等が随分違っていることを初めて知りました。
また、「ナツズイセン」は開花期間(”咲き始め~見ごろ”まで約一週間以内)が非常に短いため、開花状況を正確に把握する必要があります。
今年は、例年以上に猛暑が長く続いたため、「ナツズイセン」も大きな打撃を受け、例年の2割位しか咲いていませんでした。
そのような「ナツズイセン」見物でしたが、それなりに写真を撮りましたので、一見して、楽しんでいただければ有難く思います。
※写真は、「夏の花八景」に咲いていた、”薄紅色の花に水色が混ざって幻想的に見えている「ナツズイセン」”です。
☆ナツズイセン(夏水仙)の豆知識☆
学名:Lycoris squamigera
英名:resurrection lily、magic lily、pink ladies、
和名:ナツズイセン・夏水仙
「ナツズイセン(夏水仙)」は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草です。
和名は、葉がスイセンに似ていて、花が夏に咲くことから付けられています。
ただし、植物学上はスイセンではなく、ヒガンバナの仲間です。
また、花が咲いている時期に葉が無いことから、俗に「ハダカユリ(裸百合)」とも呼ばれています。
地下に鱗茎を持ち、葉は早春に芽を出し、帯状で30~50㎝程度伸びます。そして、葉は夏になると枯れ、8月上旬から下旬に鱗茎一つに対して1本、60cmほどの花茎を伸ばし、薄紅色の花を6~7輪まとまって咲かせます。
花は長さ7cm前後の筒状で、先端が6裂してラッパ状に開きます。
「ヒガンバナ(彼岸花)」は花を咲かせて、花が枯れた後に葉が伸びるのに対し、「ナツズイセン(夏水仙)」は春に葉を出して、葉が枯れた後に花が咲きます。
ほとんどの人は、植物の葉が枯れるとそれでおしまいと思いますが、その後に花茎が伸びて、きれいな薄紅色の花を咲かせる不思議な花です。
英名で「resurrection lily:復活・再起・盛り返しのユリ」と呼ばれていますが、全くその通りで、上手い名前を付けたものだと思います。
〈余談になりますが・・。〉
薄紅色の花に水色が混ざっている背景は下記のようです。
日本に自生している「ナツズイセン(Lycoris squamigera)」は、中国原産の「リコリス・スプレンゲリ((Lycoris sprengeri)」と「リコリス・ストラミネア((Lycoris straminea)」の自然交雑種で、古い時代に中国から渡来し、帰化したものと考えられているそうです。
交配親である「リコリス・スプレンゲリ」は中国雲南省原産のリコリスで、花弁の先が青味を帯びるのが特徴だそうです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
いつもの通り、「日本庭園前ゲート」から入園し、「大地の池」~「水の広場・西側」~「水すましの池・東側」を通って、「桜の流れ・北側」にある「ナツズイセン畑」を目指しました。
移動途中、「Park Cafe」の西側の花壇に咲いていた、「ひまわり・アポロン」を撮ってみました。 -
黄色の「ひまわり・アポロン」をズームで撮ってみました。
猛暑に負けず、元気よく、生き生きと咲いている「アポロン」を見て、パワーをもらいました。 -
移動途中、「水すましの池」の東側から、西側の景色を撮ってみました。
この景色を見たのは、4月の桜見物以来、5ケ月振りになります。
フサフサと成長した緑色の樹々を見て、樹木の生命力に驚かせられました。
池の真正面は「プラタナスの並木道」になりますが、その存在が判らなくなるほど周辺の樹々が成長していました。 -
「ナツズイセン畑」の東側に到着しました。
先ず、「東西を結ぶ遊歩道」の緩やかな上り坂を上ったとこらで、西南西方面の景色を撮ってみました。
例年であれば、緑色に見えているエリアにも、多くの「ナツズイセン」が咲いているのですが・・。
事前に開花情報が入っていましたので、特に、驚くことはありませんでしたが、ひいき目に見ても、例年の2割程度の開花でした。
眼の前で緑色に見えているのは「雑草」で、その生命力には驚かせられます。 -
ほぼ、同じ場所から、北方面の景色を撮ってみました。
このエリアも、昨年の2割程度の開花でした。 -
再び、南西方面に咲いていた「ナツズイセン」をズームで撮ってみました。
”見ごろ””見ごろ過ぎ”の「ナツズイセン」が入り混ざっています。 -
少し、ズームで撮ってみました。
これから、「遊歩道」から「ナツズイセン畑」の東側エリアを南方面へと移動して行きます。 -
移動途中、近くに咲いていた「ナツズイセン」を撮ってみました。
-
少し、ズームで撮ってみました。
「ナツズイセン」の咲き具合は例年の2割程度ですが、個々に見ると、いつもの「ナツズイセン」と同様、”優美&気品&可愛らしさ”が漂っていました。
引き続き、少しずつ、南西方面に進んで行きます。 -
眼の前に咲いていた「ナツズイセン」を撮ってみました。
”見ごろ””見ごろ過ぎ”の「ナツズイセン」が入り混ざっています。 -
少し、ズームで撮ってみました。
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周辺に咲いていた「ナツズイセン」をズームで撮ってみました。
更に、南方面へと移動して行きます。 -
眼の前に咲いていた「ナツズイセン」を撮ってみました。
先程と同様”見ごろ""見ごろ過ぎ”の「ナツズイセン」が入り混ざっています。 -
少し、ズームで撮ってみました。
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更に、南西方面に移動して行きました。
この辺りまで来ると、花の数が随分少なくなってきました。 -
眼の前に咲いていた「ナツズイセン」をズームで撮ってみました。
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周辺に咲いていた「ナツズイセン」もズームで撮ってみました。
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同じ場所から、「あずまや」方面(北々西方面)の景色を撮ってみました。
例年であれば、「あずまや」の屋根の下に設置されているイスに腰掛けて、の~んびりと「ナツズイセン見物」を楽しんでいる人達の姿を見かけるのですが・・。 -
※写真は、昨年、ほぼ同じ場所から、西方面を見た景色です。
(参考写真 撮影:2024/08/25)
今年とは比較できない程、多くの「ナツズイセン」が咲いていました。 -
※写真は、昨年、ほぼ同じ場所から、北方面を見た景色です。
(参考写真 撮影:2024/08/25)
今年とは比較できない程、多くの「ナツズイセン」が咲いていました。 -
これから、「東西を結ぶ遊歩道」に向かって来た道を引き返します。
移動途中、左側に咲いていた「ナツズイセン」を撮ってみました。 -
少し、ズームで撮ってみました。
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もっと、ズームで撮ってみました。
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足元に咲いていた「ナツズイセン」をズームで撮ってみました。
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※写真は、「東西を結ぶ遊歩道」から見た、北方面の景色です。
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少し、ズームで撮ってみました。
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もっと、北方面に咲いていた「ナツズイセン」をズームで撮ってみました。
次は、「東西を結ぶ遊歩道」を西方面に進み、「あずまや」へと移動して周辺に咲いていた「ナツズイセン見物」をします。 -
※写真は「あずまや」から見た、東方面の景色です。
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少し、ズームで撮ってみました。
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もっと、ズームで撮ってみました。
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もっと、もっと、ズームで撮ってみました。
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少し、南西側に咲いていた「ナツズイセン」をズームで撮ってみました。
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もっと、ズームで撮ってみました。
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次は「あずまや」の南側に移動して、樹の下に咲いていた「ナツズイセン」を撮ってみました。
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少し、ズームで撮ってみました。
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もっと、ズームで撮ってみました。
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少し、右側に咲いていた「ナツズイセン」をズームで撮ってみました。
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もっと、ズームで撮ってみました。
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すぐ近くに咲いていた「ナツズイセン」をズームで撮ってみました。
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「あずまや」の南西角に咲いていた「ナツズイセン」をズームで撮ってみました。
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※写真は、「あずまや」から見た、西方面の景色です。
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西方面の景色をズームで撮ってみました。
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もっと、ズームで撮ってみました。
”見ごろ””見ごろ過ぎ”の「ナツズイセン」が入り混ざっています。
これで「あずまや」を引き揚げ、「ナツズイセン畑」の北西のコーナー部へ移動して行きます。 -
※写真は、「ナツズイセン畑」の北西のコーナー部から見た、南西方面の景色です。
例年であれば、周辺は薄紅色の「ナツズイセン」が多く咲いているエリアですが、残念ながら、ご覧の通りです。
周辺に見えている緑色の植物は、すべて、「雑草」になります。”猛暑なんて何のその!!!”、雑草の生命力には驚かされますね。 -
少し、ズームで撮ってみました。
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もっと、ズームで撮ってみました。
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「ナツズイセン畑」を引き揚げる前に、東方面の景色を撮ってみました。
「ナツズイセン」の花は僅かだけ。事前の情報は入手していましたが、いざ、現実を見ると、少し、寂しい気持ちがしますね。
私は、何の努力もしていませんが、日々、花を育てられている公園担当者の気持ちを考えた場合、”いくら猛暑と言えども普段の努力が報いられず、残念・無念の気持ちが伝わってきますね。
こらから、「ナツズイセン畑」を後にして、「オッチャン達のOB会」が開催される「日本庭園」へと移動して行きます。 -
※写真は、移動途中、「水すましの池」&「水の広場」の間にある「遊歩道」から見た、南東方面の景色です。
青い空をバックにして、万博のシンボル「太陽の塔」と「EXPOCITY」エリアにある「観覧車」が見えて、万博公園らしい落ち着いた景色です。 -
「日本庭園・中央休憩所」に到着しました。
先ず、「OB会」が始まる前に、「中央休憩所」の2階から、北方面の景色を撮ってみました。
「白色の雲と青い空」&「築山」&「心字池」、そして、満開状態の「サルスベリ」、心の汚れを洗うには申し分無い景色でした。 -
「心字池」の畔りに咲いていた、紅色の「サルスベリ」を撮ってみました。
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満開状態の「サルスベリ」をズームで撮ってみました。
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次は、「心字池」の北西方面の景色を撮ってみました。
周辺の素晴らしい景色を眺めて、心の汚れを洗った後、「オッチャン達のOB会」に約2時間30分参加して、ボケ防止&その他のことに役立つ「情報交換」をしました。 -
「オッチャン達のOB会」解散後、少し、時間があったため、「夏の花八景」に行って、数年振りに「ナツズイセン見物」をすることにしました。
「桜の流れ・北側」エリアに咲いている「ナツズイセン」は大規模グループとして咲いていますが、「夏の花八景」エリアに咲いている「ナツズイセン」は小規模グループに分かれて細々と咲いています。
また、同じ「ナツズイセン」と言っても、「桜の流れ・北側」に咲いている「ナツズイセン」と比較すると、花弁の先がより水色を帯びているのが特徴です。 -
先ず、夕日を浴びながら咲いていた「ナツズイセン」をズームで撮ってみました。
「桜の流れ・北側」に咲いていた「ナツズイセン」と比較すると、薄紅色の花に少しだけ水色が混ざっていました。 -
すぐ近くに咲いていた「ナツズイセン」もズームで撮ってみました。
「桜の流れ・北側」に咲いていた「ナツズイセン」より、随分、水色が目立っていました。 -
夕日を浴びながら、日陰になりつつあった「ナツズイセン」を撮ってみました。
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夕日が沈み、日陰になったところに咲いていた「ナツズイセン」をズームで撮ってみました。
薄紅色の花に水色が混ざっている「ナツズイセン」が幻想的に見えていました。 -
もっと、ズームで撮ってみました。
ズームで見ると、より幻想的に見えていますね。 -
すぐ近くに咲いていた「ナツズイセン」もズームで撮ってみました。
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先程と同様、夕日が沈み、日陰になったところに咲いていた「ナツズイセン」を撮ってみました。
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右側に咲いていた「ナツズイセン」を、少し、ズームで撮ってみました。
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左隣りに咲いていた「ナツズイセン」もズームで撮ってみました。
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足元に咲いていた「ナツズイセン」もズームで撮ってみました。
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近くに咲いていた「ナツズイセン」をズームで撮ってみました。
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右側上部に咲いていた「ナツズイセン」を、もっと、ズームで撮ってみました。
薄紅色の花よりも、濃い水色が目立ち、より幻想的に見えていました。
次回チャンスがあれば、夕日が沈んで日陰になったところで咲いていた「ナツズイセン」ではなく、太陽の陽射しの下で咲いている「ナツズイセン」も見たいですね。
これで、本日の「ナツズイセン見物」は終了しました。
今年の「ナツズイセン」は、例年よりも過酷な猛暑の下での開花となりましたので公園関係書の方々も、随分ご苦労されたことと推察致します。
いつものことですが、日々、素晴らしい花を育てていただいている万博記念公園の園芸関係者の人達や施設を管理されている方々のご努力に対して感謝致します。
皆様のご努力のお陰で、お気に入りの「ナツズイセン」をそれなりに楽しむことが出来ました。
”Thank you very very very much!!!”でした。
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