「メルキュール佐賀唐津リゾート」宿泊情報

2025/08/27 - 2025/08/28

佐賀の出張を機に唐津まで足をのばし、以前から気になっていたメルキュールホテルに宿泊しました。
（素泊まりのため、朝食の情報はありません）

エリア 唐津・虹の松原(佐賀)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: スカイマーク JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

羽田からスカイマークで福岡へ飛び、空港線（JR筑肥線に接続）で１時間20分、「東唐津駅」で下車。

ホームから左前方に見えるのは唐津湾？
いや、松浦川でした。

はるか向こうに唐津城。

メルキュールは東唐津駅から車で数分の場所にあります。
ホテルの公式サイトで「可能な限り送迎します」という文言を見つけたので、ダメ元で電話したところ、迎えに来てくれるとのこと。

南口で待つようにと言われました。

数分後、白いワゴン車がやってきました。
ありがたく乗車します。

ほんの数分でホテルに到着。

2024年4月、「ホテル＆リゾーツ佐賀唐津」から「メルキュール佐賀唐津リゾート」にリブランドしたそうです。

とても趣のあるロビーにテンションが上がります。

左に見える唯一の売店、営業時間は16時半～21時までです。
朝（チェックアウト時）は開いてないので、お土産を買うなら夜のうちに。

中央に見えるのはチェックインカウンター、右手にラウンジがあります。

ロビーのウェルカムドリンクは、冷たいハーバルウォーター。

ゆりかごのような椅子は「ハンギングチェア」と呼ぶらしい。
撮影スポットになっていました。

「Local Discovery：１」　唐津焼茶器使用のお点前体験（9:00～12:00）

まずは、どなたかの体験風景をチラ見してから自分も参加してみたかったのですが、残念ながらそのような場面に遭遇できず、チャンスを逃しました。

「Local Discovery：２」唐津くんちの采配作り（9:00～12:00）

唐津神社の秋季例祭大祭「唐津くんち」は、ユネスコ無形文化遺産です。
14の曳山（ひきやま）と曳子（ひきこ）達が３日間、唐津の城下町を練り歩く。
その際に指揮する道具として使用されるのが「采配」なのだとか。
采配の合図で曳山が走ったり止まったりするわけですね。

若いカップルが仲良く采配作りに挑戦していました。

ロビーの後方に設置されたセルフバゲージコーナー。
チェックイン前やチャックアウト後の荷物はこちらへ。

セルフバゲージの手間にあるのは、アメニティ。
歯ブラシや髭剃り、コットン＆綿棒など、必要な物はこちらで調達しましょう。

再び「唐津くんち」の話題です（曳山の構造について）。

木組みに粘土で型を作り、その上に和紙を重ね、型を抜き取り、竜骨を組む。
麻布と漆で固めて下地を作り、色漆を塗り、最後は金箔で仕上げます。
世界最大級の乾漆造（かんしつづくり）の美術工芸品なのだとか！
（唐津市ホームページより）

ホテルに飾られてる置物は、６番曳山の「鳳凰丸」や５番曳山の「鯛」などなど。

さて、私がホテルに到着したのは15時過ぎ。
ちょうど、ラウンジがオープンした頃でした。
宿泊者はこちらのラウンジでドリンクやスナックを無料で楽しめます（^^)

右から：ポン菓子、柿ピー、丸ぼうろ

カラフルなグミやマーブルチョコはチビッ子たちに大人気でした。

コーヒーマシンやドリンクバーのほか、アルコールも楽しめます。
15:00～18:00　ビール、スパークリングワイン
21:00～23:00　ウイスキー、焼酎、ジン、ウォッカなど
※ビールサーバーが利用できるのは昼間だけなのでご注意を～

ひと通り見学したので、そろそろ部屋へ向かいます。

エレベーターで７階へ。

各階のエレベーターホールにウォーターサーバーが設置されています。

エレベーターを降りて、右手、一番奥の部屋です（リバービュー）。

ちなみに、左手はオーシャンビュー。

エレベーターホールから、左側の景色を眺めてみました。
向こうに見えるのは「唐津シーサイドホテル」。
唐津湾が一望できますね～

クラシックルーム シングル リバーサイド（18㎡）
コミコミ7,268円
…を予約しましたが、クラシックツイン（34㎡）にアップグレード。
ありがたや～

１泊（しかもほぼ寝るだけ）の滞在なのに、、もったいないくらいです。

左側の景色（松浦川）。

右側に松浦橋が見えます。
さらに右方向に唐津城があるはず。

向かって右端が、私が滞在した部屋です。

クローゼットには木製の立派なハンガーが用意されています。
スリッパは布製。

昔々、一人暮らしを始めた頃に使っていたような小型の冷蔵庫。

ティーバッグは、緑茶＆ほうじ茶が２つずつ。

アコーホテルズ・シルバー会員の特典として、チェックイン時にウェルカムドリンクをいただきました。
ソフトドリンク or 日本酒どちらかをチョイス、ということで迷わず日本酒を(笑)。

キンキンに冷えていました。
「からつくんち曳山」（ホテルの売店で330円で販売されていた）

その名の通り「クラシック」な部屋です。

バスルームを見てみましょう。

蛇口は２つ。
昭和の雰囲気が漂います。

バスタブは、足をのばせるような、のばせないような…
（大浴場に行ったので、部屋風呂は利用せず）

ベッドの上には浴衣とタオルが用意されています。
大浴場ではほとんどの方がこちらの浴衣を着用していました。

明るいうちに、さっそく入ってみよう！
大浴場は２階です。

マッサージチェアが３台。

12分で300円（利用者を見かけることはありませんでした）。

２階には卓球場もあるようです。

扉を開けると、すぐ手間に電子レンジが１台。

その奥が卓球スペースです（9:00～22:00)。
無料で利用できるようですが、誰もいない。

一方、コインランドリーは夜はフル回転でした。
洗濯機＆乾燥機がそれぞれ４台ずつ。
ホテル近隣にあるコインランドリーの案内も貼ってあるので、時期によっては混雑するのでしょう。

洗濯機は１回300円。
洗剤は売店で購入できるようですが、ホテルの横にコンビニもありますよ。

乾燥機は30分で100円。
ランドリー内の貼り紙に「海の砂をよく落として」と注意書きがありました。

さぁ、入浴です。

と、その前に「リラクゼーションラウンジ」をのぞいてみましょう。

営業時間は大浴場と同じです（15:00～23:00/6:00～10:00）。
ウォーターサーバーと、ローカルティーのサービスがあります。
この日の茶葉は、緑茶と紅茶でした。

湯上りアイス（20:00～22:00）のサービスも。
４種類のアイスキャンディ（ソーダ、メロンソーダ、コーラ、レモンソーダ）がありました。

私が感動したのは、こちらの「甘酒サービス」！
提供時間はアイスキャンディと同じです（20:00～22:00）。
「幸姫酒造」の甘酒が冷やされていて、トッピング用にドライフルーツが用意されています。

この日のドライフルーツは「マンゴー」と「ストロベリー」。
冷えた甘酒に２種のドライフルーツをトッピングすると、まるでデザートのよう！
これまで甘酒はノーマークでしたが、こんなふうに美味しく楽しめるとは！

帰宅後、米麴（ノンアルコール）の甘酒を買いました。ドライフルーツと混ぜてヨーグルトのように食べています。

大浴場は温泉ではなく、沸かし湯です。
サウナもありますよ。

脱衣所にもウォーターサーバーがあるので、便利です。
スキンケアは雪肌精。
願わくば、営業時間が延長されるとありがたい。

部屋から夕陽を眺めることができました。

橋から見ている人も。

夜の「唐津シーサイドホテル」。
ちょっとビーチにおじゃましてみようかな、と徒歩で向かうことに。

とても広い敷地に、シーサイドホテルの西館と東館、その先には「虹の松原ホテル」があります。

夜の海。真っ暗で、水の透明度や砂の形状はよくわからない。
明朝、出直すことにしました。

（花火を楽しむファミリーや、私のようにメルキュールから散歩に来ている人もいた）

夜のラウンジです。
たくさんのリキュールが並んでいます。

カンパリソーダを１杯。

大浴場で心身を温め、おやすみなさい～

翌朝７時。
自転車を借りようとするも、すでに暑く、チャリ散歩は断念。

徒歩で昨晩と同じ場所へ。

「東の浜海水浴場」

日本三大松原の「虹の松原」と「唐津湾」に囲まれた「白砂青松」の海水浴場
（唐津観光協会HPより）

砂浜に無数の小さな砂団子。
カニが食事をしたあとなんですって。

水は確かに綺麗だけど、白砂ではない。

ホテルに戻り、朝風呂へ。

チェックアウトは11時ですが、シルバー会員の特典でレイトチェックアウトを適用、その後、東唐津駅まで送ってもらいました。

以上、「メルキュール佐賀唐津リゾート」の宿泊情報でした。

クラシックルームの他、「プリビレッジルーム」もあり、こちらはリニューアルされているようなので、次回はプライベートで再訪＆ゆっくり過ごしたいです。
呼子まで足をのばして美味しいイカを堪能したい！

≪追伸≫

今回の自分へのお土産は、ホテルの売店で買った香蘭社の「有田焼」。
（当初は「唐津焼」を買うつもりでしたが、気に入った物が見つからず…）

帰宅後、色々調べていたら銀座に直営店がありました（苦笑）。