与那国島でのんびり過ごす4日間

2025/04/27 - 2025/04/30

「Dr.コトー診療所」を観てロケ地に行きたくなった女房と一緒に、島でゆったりした時間を過ごしてきました。海ではなく台湾島に沈む夕陽を見るというレアな体験ができました。

エリア 与那国島(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

早朝の那覇行きフライトで出発。偶然”大谷ペイント”の機体でラッキー

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

石垣島で乗り継ぎが5時間もあるので、レンタカーで外出。前回興味あったけど行けなかった「マーペー岩」を目指す。登山口はここ。

すぐに結構な急傾斜の山道。雨が降った後で滑りやすいのでロープを頼りに慎重に登る。

山頂は雲がかかっているが「マーペー岩」が見えてきた

登頂！雲が一瞬切れたチャンスに岬を撮影

野底岳展望台 名所・史跡

下山してまだ時間があったので「フルーツランド」にも行ってみた。マングローブの幼生林の向こうに先ほどの山が見える

石垣島フルーツランド グルメ・レストラン

場内は「ペトレア」という花が満開だった

18時過ぎにようやく与那国島に飛ぶ。西だからこの時間でもまだ日が沈んでいない。

与那国空港 空港

今回泊まるのはこのゲストハウス。共有スペースでは毎晩宿の主人と地元の人たちがおいしそうな食材を焼きながら酒盛りをしていた。

あびゃん与那国島ゲストハウス久部良 宿・ホテル

最初の夕食は島料理の店

島料理 海響 グルメ・レストラン

やはりカジキの刺身は必食。

もずくの天ぷらも外せない。

2日目は雨模様だったが、島の東端「東崎」まで行ってみる。野生の馬の親子が草を食んでいた。

東崎展望台 自然・景勝地

昼はソーキそば。だしはカジキ？優しい味だった。

わかなそば グルメ・レストラン

今回のメイン目的、「Dr.コトー診療所」のロケ地を見学。いい感じに経年した建物の造形はテレビの通り。

Ｄｒ．コトー診療所 名所・史跡

浜から見るとこんな感じ

入場料300円を払うと「診察券」が発行され、中で白衣を着て撮影したりできる。

山中にある、与那国島固有種の蛾「アヤミハビル」の展示館も見学。観賞用に高く売れるので乱獲され絶滅寸前となったが、保護活動の成果でかろうじて存続しているとの説明だった。

アヤミハビル館 美術館・博物館

夕方、今度は西の端「西崎」へ。カジキのオブジェが駐車場でお出迎え

「日本最西端の碑」。既に北・東端は行ったから残りは南端だけだが、そこは南鳥島（無人島）なので、有人最南端の波照間島に今度行ってみたくなった。

日本最西端の碑 自然・景勝地

今日の夕食は「国境」という店。入口がなかなか見つからずぐるぐる迷ってしまった。

ビヤガーデン国境 グルメ・レストラン

地魚のカルパッチョ

カジキの唐揚げと今日は洋風。

3日目は宿の近くの「久部良フリシ」に行ってみた。海水の浸食の程度差でこのような形状になったそうだ。

「ダンヌ浜」は小さい砂浜だが、公衆トイレのデザインされた開口部からの借景がおもしろい。

ダンヌ浜 ビーチ

久部良港の漁協食堂には今もドラマの通り「志木那島漁協」の看板。ここで昼食。

漁協食堂 グルメ・レストラン

カジキの切り身＋とろろの丼

船底がガラス張りになっている”半潜水艇”で島の南部の海底地形を見る遊覧船は満員だった。

海底地形が自然にできたものか？人が作った”遺跡”なのか？が議論されているそうだが自分には自然地形のように見えた。

デッキから見る、入り組んだ地層の断崖も見ものだった。

午後は「与那国交流館」を見学。台湾の方が沖縄本島よりずっと近いのでその影響を強く受けたとか、明治政府が琉球を併合した”琉球処分”について学ぶことができた。

DiDi与那国交流館 美術館・博物館

今日は一番雲が少ないので「日本最後の夕日が見える丘」に行ってみた。多くの人が集まってきて、早めに場所取りしていてよかった。

日本最後の夕日が見える丘 自然・景勝地

結局水平線近くは曇っていたのだが”海ではなく台湾島に沈む”と言われた通り台湾の山影で欠けた夕日となっていた。

旅の最後の夕食は居酒屋「まるてぃ」

居酒屋 まるてぃ グルメ・レストラン

締めに、カジキのづけの握りを食べた。お酒は当然泡盛。

4日目は9時台のフライトで移動だけ。小さな島だが診療所以外にも自然の景色が良いところだった。