2025/05/10 - 2025/05/12
283位(同エリア467件中)
A175さん
ゴールデンウイーク明けの週末を利用してフィリピンのクラークを再訪してきました。
昨年10月はMabalacatとクラーク経済特区のCleanな方?に行ったので、
今回はアンヘレスのDirtyな方?を訪問することにしました。
その間フィリピンの治安悪化のニュースを耳にする機会が増え、
クラークでも先月韓国人の観光客が白昼堂々バイクに乗った2人組の強盗に襲われ抵抗したところ射殺されるという事件が起きたというのを知ってしまったので、かなりドキドキの出発となりました。
やはり襲われたら抵抗しないというのが鉄則ですね。
ま、長年のサラリーマン生活で私は抵抗せず諦めるという訓練はできていると思うので大丈夫と思いますが・・・
さて、出発は10日(土)成田発クラーク行きのCebu Pacificです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
-
出発予定は定刻、Boading Timeは10:30時となってましたが、
10時半になっても搭乗機はゲートに到着しておりません。 -
そもそもClark発便の成田到着予定定刻は10:25時で、
この時刻はゲート着ではなくTouch Downだと思いますので、
定刻より早く到着しないと搭乗を10時半に開始することはそもそも不可能なんですよね・・・
成田空港のホームページによると当日の搭乗機の成田到着は10時18分、
ゲート付近に現れたのが10時40分頃、ドアCloseは11時半前、
到着次第降機と簡易清掃、そして搭乗を一気に行うというLCCの運航は大変だと思います。
尚、往路も復路も一番後ろの31番の通路側の席を予約していたのですが、
GW明けの閑散期のせいか往復共3席を占有できました。
Clarkへはポリロ島の北側から南西に向かい、San Fernandoの南側をグルっと回ってアポローチしたと思われます。
写真はSan Fernandoの南側にある湿地帯?ようなところにある集落ではないかと思います。 -
そしてClark国際空港に到着いたしました。
-
空港では雨は降ってませんでしたが、周囲には怪しい雲が立ち込めてました。
税関審査を通過してArrivalホールに出る前の間にある制限区域です。
誰もおりません。
ここにもトイレがあり、ATMもあるのでお金を引き出します。 -
空港からの移動はKlookで事前に予約してUS$10.59(1,542円)でした。
タクシーだと500ペソで100円ちょっと安く済むかもしれませんが、
観光客だと吹っ掛けられて500ペソまで値下げ交渉をしなくてはならなくなるかと思いますので、
その手間が省けるだけでも良かったと思います。
車での移動中ものすごい短期集中豪雨に見舞われ、フィリピンのスコールのすごさを思い知らされました。
日本のSquallといったら松本英子か、もしくは福山雅治のセルフカバーか。
どちらを推すかは恐らく自由だと思います。
今回お世話になるDeveraホテルに着きました。 -
到着した時はスコール中だったので、翌日撮りました。
Agodaで一番安い部屋だったStandard Queenを予約し、2泊で3,225ペソ、8,830円でした。
Agodaの写真にあった通り想像通り部屋は狭いです。 -
ですが、想像してたよりかは綺麗でした。
私としてはエアコンの利きに確証が持てないようなホテルでは部屋は狭い方が安全と思っているので問題ありません。 -
水回りチェックです。
-
小さな部屋にシャワーとトイレが直付けしてあるのですが、
換気扇がないのでシャワー側の窓を開けたいところですが、
そうすると虫が入ってきそうなので開けられない。
ということで必然と部屋の湿度が高くなってしまい、
ベッドとかがベトベトしてしまう感じでした。
エアコンの利きは問題ありませんでしたが、
ティッシュが部屋になく、また洗面所にコンセントはあるもののドライヤーもありませんでした。
短髪の私としては問題はなかったのですが。。
値段を考えれば満足ですが、またアンヘレスに行くことがあるなら次回はもう少し良いホテルに泊まりたいですね。
さて、部屋のチェックをして少し休憩をしたので外に出ます。
スコールの後で道路のあちらこちらに池ができていたのでビーチサンダルが必要でした。
とりあえずお腹が減ったのでご飯を食べに行きます。
街には交通量に対して横断歩道はほぼ皆無に等しく、
また横断できそうなとこには池ができて渡れなかったので
大回りをして出発前から目を付けていたLocal食堂、Lizanelさんに到着です。 -
当初は口コミで評判が良さそうだったフィリピン版ラーメン?のMamiを食べるつもりだったのですが、
着くまでに結構汗をかいてしまい、空調のない店内ではさすがにHot Noodleは無理と思い
Back Stopで考えていたSweet and Sour Port Ulamを注文しました。 -
出てきた料理がこちらです。
-
フィリピンの洗礼を思い出しましたが、
もちろん付け合わせの野菜としてキャベツやレタスといった概念はなく茶色一色でした・・・
ですが、わかり難いですがかろうじて人参のみじん切りのようなものが少し入ってました。
料理名からトンテキにスウィートチリソースのようなものがかかっているようなのを想像していたのですが、全く違いました。。
また豚肉も2月にマニラで食べたLechon Kawaliと全く同じで
角煮に使われるような脂身部分で1片半分以上は脂です。
ぶよぶよな食感から伝わる脂の量から体が自然と飲み込むのを拒絶しようとしますが、
脳からの指令でタイトな喉もとにねじ込みます。
恐らくフィリピンで豚肉というと脂身の角切りが一般的なのかと思ったので今度からは気を付けようと思います。
一方、お椀に入っているスープは意外に美味しかったので、
このお店で麺料理が人気というのは頷けました。
この価格帯のローカル食堂ですとスープにミネラルウォーターを使っているとは思えないのですが、
一応ろ過かなにか施した飲料用のPotable Waterは使っているのかな?
もしかして水道水を使ってるなんて訳はないよね?
そうだったらお腹壊しちゃうのかな??
等と色々と思いを巡らすと箸、というかスプーンが進まなくなってしまうので細かいことは考えずとりあえず口に運び飲み込みます。
何とか食べきりとりあえずお腹は膨らんだので、
ショッピング・モール、SM Clarkを通過して西に向かいます。
東側からSMクラークまで伸びている歩道橋から撮った東側を撮った写真です。
この交差点にはストリートチルドレンが出没します。 -
モールに入ります。
-
モールに繋がる歩道橋には機関銃を装備して警備員がおり、
入り口では警備員が金属探知を行っていました。
モールを通過し西に進みます。 -
近代的でものすごい巨大なモールではありますが、隣は物騒な雰囲気です。
-
この空き地のモールの反対側の隣には軍人墓地のようになっています。
-
この墓地の入り口にはこのようなモニュメントがあります。
-
日本軍により攻略されたバターン半島のMarivelesから100kmということですね。
この軍人墓地にバターン行進の死者が眠っている訳ではないようですし、
当時Clarkは徒歩移動区間ではなかったと思うのですが・・・
こういうものを見るとやはり戦争はやるからには負けちゃいけないものだと痛感します。
さて、見るものは見たので東側へ来た道を戻ります。
SM Clarkの道路を挟んだ南側にもショッピングモールが建設されています。 -
SM Clarkに折角戻ったので、
モールの敷地内の端にある当初宿泊する予定だったRaddison Park-Innを見に行ってみました。 -
外観からして良いホテルであることがわかります。
1泊の料金で今回泊まるDeveraホテルだとたぶん4泊はできると思います(笑)
いつか泊まってみたいものです。
そこそこ歩いたので、ホテルに戻って少し休んだ後、
旅行の楽しみと言えばお酒、ということで事前にチェックしていたバーに向かいます。 -
Connell's Coffee & Cocktail LoungeさんでRed Horseを頂きます。
酒の肴は肉以外がいいですが玉子焼きに大根おろし、とかは勿論ないのでフィリピン料理っぽいConnell's Adoboを頼みました。 -
きゅうりの緑、トマトの赤、茹で卵の白と黄色、この色合いが心に平静を与えてくれます。
Red Horseを5本飲み気持ちもよくなってきたのでお店を出ます。
アンヘレスはタイのパタヤに次ぐ東南アジア第二の大人の歓楽街とのことなので、どのような感じか見に行きます。 -
ネット情報によるとゴーゴーバーが立ち並ぶ歓楽街はWalking Streetという名前だったと思いますが、Red Streetに名前が変わったようです。
人がいっぱいいるとこで写真を撮ると揉めるかと思ったので、人の少ないところで撮りました。 -
写真ではショボく見えますが、お店の外やストリートにセクシー衣装を纏った女性たちが群れているところも多々あり、さすが東南アジア第二の歓楽街、
大学時代に行った南半球最大の繁華街と言われてたシドニーのKing's Crossとは比べ物になりません。
初日はこの後ホテルに戻り就寝しました。
翌日はたっぷり寝て起床。
酔いも抜けて10時過ぎに外出しました。
外は東京の猛暑日と変わらない気候で外を散歩するのは無理なので
SM Clarkまで歩き施設の中を歩いてみることにしました。
さすが、フィリピン。
モールの中にMerry Go-Roundがありました。 -
その他施設のなかに噴水があったりもしました。
モールの中で昼食をとろうと思いぐるぐる回っていたのですが、
茶色い食べ物ばかりで食欲が出ず決め兼ねていたらランチタイムの混雑が始まり難民になってしまったので、
一度ホテルに戻り、昨日と同じConnell's Coffee & Cocktail Loungeを再訪しました。 -
昨日はAdoboを頼んだので今日はChili Lime Shrimpを頼み、
これでRed Horseにたどり着けると思ったらここでトラブル発生です。
ウェイトレスの女の子によると今日はリカーバン、とのこと。
リカーバン?最初何のことか理解できなかったのですが、
5月12日がフィリピンの選挙日だったらしく、10-11日は政府よりLiquor Ban令が出ておりお酒を提供できないとのこと。
とりあえず、料理が出てきたので頂きます。 -
料理を食べながらLiquor Banについて調べると一部の認可されたホテルを除き
レストランでの提供だけでなくスーパーマーケット等でも販売も禁止とのこと。
ですので、コンビニで買ってホテルで飲むこともできないようです。
そういえば前日コンビニでミネラルウォーターを買う時に大量のRed Horseを買い込んでいる一団がいたのですが、
あれはこのLiquor Banに備えるためだったのかと合点がいきました。
これでクラークの旅オワたぁー、
でも、ゴーゴーバーでは恐らく酒を提供しているハズなので
これでゴーゴーバーにいく正当な理由ができたなぁ、とか色々と考えていると先程のウェイトレスの女の子がやってきて、
「本当に飲みたいなら、バレないようマグカップでいいなら出せる」との悪魔のささやきが。
どうやら食べている間にオーナーの方が店にやってきたようで、了解を得てくれたみたいです。
いやー、アンヘレスでAngelに出会った気分です。
もちろん注文しました。 -
他に客がいなかったのでオーナーの方やウェイトレスの女の子達とも会話したのですが、
とりあえずアンヘレスは危ないから気をつけろ、とのことでした。
現地の方が言う位ので、恐らく本当に危ないんだと思います。
ちなみに私は日本ではいつもお尻のポケットに財布と携帯を入れてますが、アンヘレスでは前のポケットに入れて手を突っ込んで防備しました。
その他、ウェイトレスの女の子からは私がシングルか、という問い合わせも・・・
ま、この風俗の街にいい歳の男が一人で来てるなんてどうせ家族がないんだろうという哀れみから聞いてきたものとは思いますが、、、
(自称)年齢よりかは若く見えている(ハズ)と思うので
少しでも男として見てもらえてたならオジさんは嬉しいです(笑)
気分が良くなったので、タコスとRed Horseを煽ります。 -
良く寝て体調が良かったせいか、日本で飲む時と変わらぬペースで進んでしまい、かなり気持ち良くなってしまいました。
酔っぱらうと途中から何本飲んだかいつも覚えていられなくなるのですが、 -
レシートみたら8本飲んだことになってました。
恐らくそこまでは飲んでないと思うのですが・・・
でもま、禁酒日にも関わらずご厚意で提供してくれたので1本位は追加請求されてもいいと思います。
気持ちよくなったので、Liquor Ban日の夕方のRed Streetを見に行きました。 -
-
人は少ないですが、やはり営業はしてました。
この後の記憶が一切ございません。
翌日は朝5時のフライトでAM3時にホテルからPick Upを予約していたので、
気が付いたら2時にセットしたアラームが鳴ってました・・・
日本では記憶が無くなるのはいつものことですが、
どうやってホテルまで帰ったのか全く思い出せません。
極度に酔っ払った状態でアンヘレスの街でよく事故にあわず、また強盗もされずにホテルまで帰ってこれたなと、
思い返すだけで背筋が凍ります。
体にはまだ酒が残っており二日酔いで
記憶がないことに対する不安感に苛まれますが、
この不安感はHangxiatyといって科学的に根拠があるということを以前知ってから気持ちが楽になりました。
年々Hangxietyの度合いが強くなっている気がするのですが、
お酒を飲み過ぎてしまっているのか、それともミッドライフクライシスの影響なでしょうか・・・
とりあえず、送迎に乗りクラーク国際空港に着きました。 -
クラーク国際空港も成田同様セルフチェックインができるようになっていて、ノーストレスで搭乗することができました。
成田到着後はそのまま千葉の実家に戻り、Hangxietyの不安定な精神状態のまま在宅勤務。
火曜は会社に出社したのですが、週末には男と女それぞれ異なる欲望が交差する人間丸出しの街にいたのに、火曜には虚構の理性を纏った会社人間達の中にいると、なんだかアンヘレスに居たことが夢だったように感じる不思議な気分になりました。
近年新しく出会う人、男だけでなく女性に対しても興味が持てなくなってきていて、
このままお酒を飲んで終わる人生なのかなぁなんて思うことが多々あるのですが、
アンヘレスに行って少し女性に対する興味を取り戻せたような気がして、
このまま時の流れに身を任せて枯れていくだけの人生でいいのかと
考えさせられる良いきっかけになった旅になりました。
でも、この日記を書いてる時点で既にまた興味が薄くなっちゃってるんだよなぁ。。
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