2025/03/31 - 2025/04/02
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rairaiさん
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今回は高雄駅から台湾鉄道に乗って、初めての街へ行ってみようと計画を立てました。
初日は客家文化で栄えた歴史ある小さな街「佳冬」。
翌日はMRTレッドラインの終点、羊肉で有名な「岡山」。
どちらも駅から徒歩圏内に見どころがあるのがポイント。
車窓ののどかな光景に癒され、地元の方との片言中国語チャレンジが楽しく、ますます台湾が好きになった旅となりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
セブパシフィックでマニラから2時間のフライトで高雄空港へ。
気合を入れて臨んだ「台湾ラッキーランド」は秒で落選(涙)
隣でジャンプしつつ大喜びのフィリピン人お姉さんを横目に、MRTにて美麗島に21時過ぎ到着。 -
今回の宿は高雄駅からも美麗島駅からも徒歩5分、七賢一路の「La Inn」。
1泊朝食付9000円のダブルルーム。清潔で照明が明るくデザインも素敵。 -
洗面台が室内にあり便利。トイレとシャワーがなぜかめっちゃゴージャスなデザイン。
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翌朝、高雄駅に到着してびっくり!
工事中のイメージしかなかった高雄駅が生まれ変わっているでは。
旧駅舎を中央に左側がショッピングモール、右側がホテルになる予定とのこと。 -
初めて乗る区間車で初めての街へ。ワクワクのはじまり。
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意外にもスタイリッシュな電車がやってきた。
車内はご老人のグループの楽しそうな笑い声が響いている。
車窓からは檳榔の木と水田、時々集落。のどかな南国の風景が続く。 -
佳冬の駅を降り立つと人が全く見当たらない。懐かしい田舎の匂い。
ブーゲンビリアの燃えるようなピンクだけが私を歓迎してくれているようだ。 -
駅から10分ほどで目的地の「蕭家古厝」へ到着。
こちらは1846年に造られた客家の伝統式家屋。
台湾唯一の五堂六院の大きなお屋敷で、客家の豪商一族が暮らしていた。
バロック様式の入り口は日本統治時代に造られたとのこと。 -
受付の女性に50元を支払う。どこから来たのと聞かれ、日本からだと答えると、91歳の男性が現れた。
そして、ゆったりした流暢な日本語でこの建物について解説して下さった。
現在もこの建物の一部で生活していらっしゃるそうだ。
この模型からも邸宅の規模が伝わってくる。 -
一人の男性の写真を指し「この人は早稲田大学を卒業しました」。
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まるで迷路のよう。
右側に小さな部屋がいくつも並んでいて、各部屋ごとに当時の暮らしぶりが紹介されている。 -
左側には整然とした中庭。
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当時の一族の裕福さを想像しつつ再び建物の奥へ進んでいく。所々に見られる装飾も見事だ。
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大家族で食卓を囲んだのであろう広々した食堂と台所。
なんと室内に大きな井戸まで掘られていた。 -
庭掃除をしていた男性が「中国語はわかるか?」と近づいてきた。
「少し」というと、ある部屋に案内された。そこは抗日戦争に関する展示室。
彼の早口の中国語はほぼ聞き取れなかったが、日本人の私に見てほしいという想いは強く伝わってきた。
見るのも辛い写真も多数あったが、事実を知ることが現代の自分にできる唯一の事だと思い目に焼き付けた。 -
帰り際「また来てくださいね」と先ほどの男性から声をかけられた。
「日本語がお上手ですね」と伝えると
「ぼくは91歳。11歳まで日本人でしたから」とはっきり言われた。
その言葉をどう受け止めたらよいのか。
「どうぞお元気で。」心を込めて挨拶した。「また来てくださいね」もう一度言ってくれた。 -
「詩人の道」に寄ってみた。
観光客はたぶん私ひとり。すれちがうたび街の人の視線を感じる。 -
鮮やかな客家文化の花模様。
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佳冬の街では色とりどりの花が育てられている光景を多く見かけた。
鹿児島の実家近くの光景のようだ。 -
お昼ご飯は名物を食べたい。この街は客家名物「板篠」が有名とのこと。
駅前の老舗店を訪れた。 -
美味しそうなおかずとテキパキ働くご夫婦の姿が目に入った。
中国語で「板篠ひとつ、スープで」というと「どこから来たの?」
「日本」と答えるとにっこり笑ってくれた。 -
注文した「板篠」。
米粉の麺は予想より太くコシがあり、スープは魚介風味のあっさり優しい味。
にら、もやし、そぼろ、チャーシューと具沢山。
思ったよりも量がありお腹がいっぱい。 -
時間は12時過ぎ。ついでに有名なかき氷を食べに「潮州」で途中下車しよう。
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深緑のシートと長い窓がレトロな雰囲気。乗客は3人。
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いったいどんな街なのか。予備知識はかき氷のみ。
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その有名店は駅から徒歩10分、ロータリー沿いにあった。
「潮州冷熱氷」熱くて冷たい氷って? -
おすすめの「総合冷熱冰」65元を注文。
テーブルに「かき混ぜないで食べてね」と注意書きが貼ってあった。
かまくらを掘るように氷を食べると、中には温かい汁、あずき、タロイモ、お餅がぎっしり。 -
歩き疲れてホテルで休憩。この時点で15000歩。
夕飯は「塩埕駅」の有名な「鴨肉珍」へ行こうと決めていた。が、シャッターが降りていて大ショック。他のお店をふらつきつつ探して15分、この看板をやっと見つけた! -
お店の方に注文用紙を渡すと何か言われた。
何だろうと戸惑いつつ「ネイヨン(ここで食べる)」と言ってみる。
すると片言の日本語で「5時から。中で待ってて」と優しい口調で言われた。
座って待つこと15分ほど、どんどん客が入ってくる。 -
初めての鴨肉飯と下水湯。肉は弾力があり脂がのっていてとてもおいしい。レバーとハツが入ったスープは、あと一つまみ塩が欲しいなあと思いつつも完食。
家族経営なのか、小さな女の子が店内でお絵描きをしていた。 -
3日目、ホテルのチェックアウトが11時のため、午前中は近くの観光地へ。
MRTオレンジライン「衛武営」駅徒歩数分の「衛武迷迷村」。 -
古い団地が壁画によって活性化し芸術地区になっている。
壁画も素晴らしいが、古い団地のレトロな建築も興味深い。
住人がそれぞれゴミ袋を持って通りに集まってきた。そうか、回収車を待っているんだな。 -
大きな団地ゆえ壁画の種類も色々あり、メルヘン風、現代アート風、落書き風と面白い。
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チェックアウト後は荷物を高雄駅の行李坊に預けた。一つ50元。「どこの国から来たの?」「日本」すると流ちょうな日本語で説明してくれた。
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MRTでも岡山に行けるが、車窓を楽しみたく「莒光号」を選んだ。昭和の特急のようなレトロ感。
私の横に若い男性がやってきた。切符を見せつつ「ぼくあまり電車に慣れていなくて、この座席で合っていますか?」と聞いてきた。私も切符を見せてお互い「オッケー」とにっこり。 -
「岡山」は「ガンシャン」と読むが脳内では「オカヤマ」になってしまう。
羊肉料理が有名とガイドブックに書いてあったが、どんな街だろう。
駅を出て数分、公共市場の建物が見えた。 -
市場の中はピークを過ぎて休憩モード。
バイクが市場内を走行しているのに衝撃を受ける!!
あのマニラの混沌とした市場でさえ、バイクで走行する強者はいないぞ。 -
新鮮そうだ。
-
店頭においしそうなお菓子が並んでいるパン屋を発見。
縁起物の形のパンとレモンケーキを購入。
写真を撮っていいかと聞くと、またしても「どこから来たの?」と。
「日本」と言うと嬉しそうに「わーそうなの!たくさん撮ってね。」 -
ガイドブックに載っていた「岡山老街」へ。
予想に反して古い建物はあまり見当たらず、唯一この建物だけが老街にふさわしかった。 -
名物の羊肉料理を食べようと探していると満席の繁盛店を見つけた。その通り向かいには閑散としたライバル店が。
待つのは嫌だしきっと似たような味だろう、と空いている方へ。
羊肉湯とごはんで85元。羊肉は柔らかく脂がのっていて臭みもなくとてもおいしい。
スープは薬膳スープでマレーシアのバクテーのようだ。
豆板醬も岡山名物らしく、これがご飯にも合いとても気に入った。 -
ご主人はまったく愛想のないかんじだったが、そこが行列店との差だろうか。
帰りはMRTに乗った。延伸されたばかりの駅はピカピカで、地下鉄だと思ったら途中までは高架だったので存分に景色を楽しめた。 -
空港へ向かいがてら、ちょっとライトレールに乗ってみる。
「籬仔内(リーズネイ)」と言う駅で降り、行列の出来ていたお店で夕飯用に鶏肉飯弁当100元を購入。空港のベンチでいただく。
今回の旅の食事の中でこれが一番おいしかった。
ここの店員さんもとても優しい対応。混んでいるのに分かりやすくゆっくりおかずの選び方を説明してくれた。
「台湾人は変な中国語を話す外国人には優しいのか、私がおばさんだから優しく対応してくれるのか」そんなことを考えつつ完食。
セブパシフィックのカウンターは大荷物のフィリピン人ファミリーで大行列だった。2泊3日の高雄旅、無事終了。 -
一人旅は気楽でよいのですが、人との会話がなく寂しくなる場面もあります。
一向に上達せず足踏みしている中国語学習にカツを入れたく、今回は現地の人に話しかけようと「中国語チャレンジ」の旅でした。
私の怪しい中国語の発音にピンとくるのか、色々な方から「どこから来たの?」と聞かれました。
そして日本人と知った後の温かい反応。とても嬉しかったです。
これを機に中国語頑張ろうと思いました。
潮州駅でみかけた謎のカエルくんのじわじわくる可愛さを最後にシェアさせてください。
お読みいただきありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ぜにさん 2025/10/26 22:09:48
- 佳冬~♪
- rairaiさん
初めまして。ブログのタイトルに「佳冬」が入ってたのでつられて
いきなりこれ読んじゃいました。私も二年前に行きまして、
小さいところだけど、いろんなものが詰まってる感じがしました
「蕭家古厝」は多分私が早く行き過ぎて開いてなかったので
中見れなかったんですが、こうなってるんですね。
抗日戦争は確かに、、日本人としてはね。。おじいさんにも
何か思いがあって見せてくれたんだと思います。
あと、潮州も岡山も行ったんですけどこれもまた、ほとんど
素通りで終わっちゃったので、もう少し時間かけて回れば
良かったかな~なんて思いながら読ませていただきました!
他のブログも拝見したいので、フォローさせていただきます~
よろしくお願いします(^^♪
- rairaiさん からの返信 2025/10/27 07:16:05
- Re: 佳冬~♪
- ぜにさん
はじめまして。コメントとフォローどうもありがとうございます。
佳冬は台湾の素朴な日常が詰まった場所で街歩きがとても楽しかったです。ぜにさんの佳冬旅行記も拝見しました。同じ街でもぜにさん視点の写真や感想が新鮮で、とても興味深く読ませていただきました。
ぜにさんは台湾の色々な街に行かれているのですね。旅のスタイルやぜにさんのあたたかい文章がとても魅力的に感じました。
他の旅行記もゆっくり読ませていただきます。
今後ともよろしくお願いいたします。
rairai
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